最近のキャンプ人気で、テレビや雑誌でもほとんど毎日のように見かけるようになったキャンプ特集。
SNSや動画でも楽しそうなキャンパーさんの姿を見かけることが増えていますよね。
目にする機会が増えてくれば気になってしまうのが人というものですよね。どんな年齢層の人でも、キャンプと聞けば少しは興味が沸くはず。
キャンプに行ってみたい!だけど身近にキャンプ経験者がいなければ、何をどうすればいいのかすらわからない・・・な~んて人も多いと思います。
そこで今回は、そんな迷えるキャンプデビュー前の初心者の皆様へ、キャンプを始めるにはどうしたらいいのか?どこへ行ったらいいのか?何を準備したらいいのか?などなど、つまづきがちな疑問についてFAQ形式でお答えしたいと思います!
目次
キャンプ初心者FAQ キャンプを始める前の悩みや疑問に答えちゃいます
Q1.キャンプにおすすめの季節ってあるの?
まず最初に気になるのが、キャンプにいつ行ったらいいのか?
キャンプなんて1年中楽しめるんだし、思い立ったらその日に行っちゃえばいいんじゃない?なんて思っていませんか?
四季のはっきりした日本では、春には花や新緑が楽しめ、夏には爽やかな緑や暑さが楽しめ、秋には紅葉が、冬にはきりっとした寒さにより美しい星空や雪景色が楽しめたりするんですよね。
ですがキャンプには、その季節に合った装備や準備が必要になります。
そして社会人も学生もいつでも休みが取れるわけではないので、どうしても長期休みに合わせたくなってしまいます。
キャンプ場が混み合う季節は、やはり夏休みやお盆のシーズン。
大人が休みを取りやすい時期でもあり、子どもの長期休みとも重なるからです。
しかし夏には虫や暑さの対策が必要になりますよね。
そうすると、次に混みあうハイシーズンと言えば、やはりゴールデンウィーク頃の4月下旬から5月上旬頃。
キャンプ場によっては朝晩冷え込むこともありますが、暑さが控えめで虫も少ない、しかも連休なのでキャンプ場も道路も非常に混みあいます。
これらキャンプ場のハイシーズンと呼ばれる時期には、人気のキャンプ場では多くの人が集まり賑わいを見せるので、自分のテントを見失ってしまうこともあるほどなんです。
盛夏には暑さ対策や虫の対策などが必要だし、冬には衣類や寝具、テントなどにも寒さ対策が必要。場合によっては暖房器具の準備も必要になります。
人が多く混みあう、準備が多く難しい。
いきなりチャレンジするには少し難しい季節であると感じてしまうかもしれないことを考慮すると、初心者がチャレンジするのに一番適していると言える季節は「5月から梅雨入り前」なんです。
この季節は虫も少なめ、朝晩の寒さ対策と寝具の寒さ対策を怠らなければ比較的軽装でキャンプを楽しむことができます。
ただし、標高の高いキャンプ場や高原は寒さを感じやすいので注意しましょう。
そしてこの時期の装備でキャンプを楽しむことができれば、9月から10月頃までの寒くなる直前までのキャンプも楽しむことができます。
Q2.初めてのキャンプは誰と行く?
次に決めておきたいのは、キャンプに誰と行くかです。
家族ですか?友人とですか?それとも流行中のソロキャンプもいいですよね。
何故誰と行くか、行きたいかを先に決めておくかというと、誰と行くか、何人で行くかにより準備品とその量、場所が変わってくるからです。
キャンプ場によっては同じ初心者向けでもソロキャンプに向いている場所、ファミリーに向いている場所と違いがあります。
Q3.初めてのキャンプはどこへ行く?
誰と行くかが決まったら、次はどこに行くかを決めましょう。
仮に東京都近郊に住んでいる人が初めてのファミリーキャンプに行く場合、初心者に人気のおすすめのキャンプ場はこちらです。
ちなみにオートキャンプ場では自家用車やキャンピングカーをテントサイト(テントを張る場所)まで乗り入れることができるので、駐車場からテントサイトまで荷物運びをする必要がないので楽ですよ。
富士山麓 朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
広大な敷地に広がる富士山という絶景が楽しめる日本有数の区画なしのフリーサイトオートキャンプ場です。
400サイト張れる広大な敷地内に200サイトの予約制なので、初心者でも周囲を気にせずキャンプを楽しむことができます。
イベントや貸し切りのも多いので、予約時は日程を確認するようにしましょう。
- 静岡県富士宮市猪之頭1162-3
- TEL 0544-52-2066
- FAX 0544-52-2077
設備も綺麗で芝のサイトもいい感じです。
ふもとっぱら
ゆるキャン△にも登場したふもとっぱらも人気があります。
こちらもキャンプサイトまで車で乗り入れ可能なオートキャンプ場です。
おしゃれキャンパーさん達が集まるので、色々と参考になる事もたくさんあります。
区画なしのフリーサイトなので自由さはありますが、利便性の高いトイレ周辺は人気が高く、すぐに埋まってしまいます。
現在感染症対策のため予約制となっています。
利用したい場合は事前予約が必要なので、事前に公式サイトをチェックしておきましょう。
- 静岡県富士宮市麓156
- TEL:0544-52-2112 (08:30~17:00)
- FAX:0544-52-2113
ふもとっぱらでは度々キャンプイベントが行われます。
千葉県 袖ヶ浦 森のまきばオートキャンプ場
東京湾アクアラインを渡ってすぐ。
東京都からアクセスしやすいオートキャンプ場といえばおすすめはここです。
敷地内にはブルーベリー畑やドッグラン、ジャブジャブ池や花畑などもあり、ACサイトも。
近隣にはアウトレットやマザー牧場もあるので家族の思い出作りにおすすめのキャンプ場でもあります。
森の牧場オートキャンプ場も事前予約制です。
- 千葉県袖ケ浦市林562-1-3
- TEL:0438-75-2966
千葉県 成田ゆめ牧場オートキャンプ場
成田ゆめ牧場オートキャンプ場は、全面オートサイト。
一般サイトは区画のないフリーサイトで、電源サイトは8m×8mの区画サイトとなっています。
電源サイトは区画内にテント類や車両を収めてください。
予約はオンラインまたは電話。予約解禁初日は電話予約は不可となっています。
すぐそばには牧場があり日中遊ぶこともできるし、キャンプギアのレンタルも行っています。
- 千葉県成田市名木730-3
- TEL:0476-96-1001
茨城県大子町 大子広域公園オートキャンプ場
キャンプギアの貸し出しも行っているオートキャンプ場です。
自然の多い広大な公園の敷地内の一角にあり、プールやテニスコートなど様々な施設が周辺に充実しているオートキャンプ場です。
サイトの種類が充実しているので、初心者からキャンプ上級者まで自分のレベルに合わせて場所を選ぶことができます。
- 茨城県久慈郡大子町矢田15-1
- TEL:0295-79-0031
群馬県 北軽井沢スウィートグラス
ほとんど手ぶらで宿泊可能なコテージ、最小限の家具を備えたキャビン。
AC電源を備えたテント区画から、シンプルなテント区画まで、キャンパーのニーズにあわせたキャンプスタイルを楽しめるキャンプ場です。
キャンプだけでなくワークショップアクティビティや手ぶらキャンプも可能なキャンプギアのレンタル、多彩なアウトドア料理をそろえた食材セット、個室貸し切りのユニットバスまで、初心者、特にキャンプ慣れしていない女性や子ども連れにも安心しておすすめできるキャンプ場となっています。
- 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
- TEL:0279-84-2512
Q4.初めてのキャンプにはどうやって行く?
電車やバスで行けないこともないけれど、キャンプに必要なキャンプギアは大きいものが多いので荷物の運搬という意味でもやはりおすすめは車です。
現在はキャンパーさんのほとんどが、車を利用しているようです。
慣れてきたらソロキャンプ、軽装でのツーリングキャンプに挑戦してみるのも楽しいと思います。
初めてのキャンプでは何かと荷物が増えてしまうものなので、車であれば荷物の積載量にも余裕が出るので安心ですよね。
オートキャンプ場であればキャンプサイトまで車で乗り入れることができるので、荷物の運搬の必要もありません。
Q5.ルールや何か必要な手続きはある?
ネット予約が必要な場所では必ずネット予約を行いましょう。
電話かメールで予約を受け付けていることもあります。
特に感染症対策により事前予約を必須としているキャンプ場が増えています。
行きたいキャンプ場の公式サイトは必ずチェックしておきましょう。
キャンプ場により、混雑状況なども異なります。
その季節の気温・天気の情報や、施設、周辺案内を行っている公式サイトも多いです。
キャンプ場によって施設の使い方、ごみ捨てなどのルールが異なる場合もあります。
焚き火を禁止している、禁止するようになったキャンプ場もあります。
事前に公式サイトはくまなくチェックしておきましょう。
わからないことは事前に確認を行って、ルールとマナーを守って初キャンプを楽しんでください。
なお、野外だからとマスクを装着しなくてよいわけではありません。
マスク装着と手洗いうがい、こまめなアルコール消毒を呼び掛けているキャンプ場がほとんどです。
トイレなど共有スペースではソーシャルディスタンスを保って、マナーを守りましょう。
自分のテントではマスクを外して首からかけておけるマスクコードや、除菌グッズ、持ち歩ける石鹸などがあると便利ですよ。
特にキャンプ場もこれから気温が上がる季節です。
装着時に通気性がよく涼しく感じるマスク、マスクにハッカ油のスプレーを吹きかけると爽快感が増し気持ちよく過ごせるのでおすすめです。
Q6.何を準備したらいい?
キャンプ初心者が春・秋キャンプをする場合、必要最低限となる道具を一覧にしてみました。
季節やキャンプでしたいことの内容、人数、キャンプ場の設備やキャンプ場側の準備品により、荷物の量は増減します。
簡単に列挙すると以下の持ち物が必要になります。
でももっと細かく見てみると、以下のリストでは全く足りません。
初心者のキャンプの持ち物をまとめているので、そちらを参考にしてください。
もっと詳細に必要なものをリストアップしています。
- テント
- チェア
- テーブル
- マット
- シュラフ
- ランタン
- バーナー
- クーラーボックス
- 調理器具
Q7.いくらくらいかかる?
キャンプ場利用料金
キャンプ場の規模や設備、当日の夕食の献立(チェックイン時間によっては昼食代を含む)、朝食の有無によっても変わってきます。
キャンプ場の利用料は人数(大人料金、子ども料金で違いあり)、駐車場代金、テントの大きさや数によってもそれぞれ違いが出るので、利用料金についても事前にチェックしておきましょうね。
なお、ネット予約などで割引が効く場合があります。
例えば朝霧ジャンボリーオートキャンプ場の場合、入場料が大人(中学生以上)で1人1,100円。
子ども(4歳以上中学生未満)で550円。
サイト利用料は車1台込でトップシーズンで4,070円、レギュラー(休日前)で2,970円、通常営業日で1,870円。
これがネット予約の場合割引が効いてそれぞれ3,850円、2,750円、1,650円となります。
AC電源付きサイトや電話予約のみのプレミアムサイト、DAYキャンプエリアなど同じキャンプ場でもサイトの使用料はそれぞれ違います。
なお、これらの料金は1泊分の価格です。
他のキャンプ場と比較してみても、大体大人2人、子ども2人でファミリーキャンプをした時のキャンプ場の使用料は1泊あたり5,000~10,000円程度。
ハイシーズン(ゴールデンウィークや夏休み期間)を避ければここから値段をおさえることもできますし、家族4人の旅行代金としたら安い方と考えることもできますね。
交通費
これは自宅からどこのキャンプ場に出かけたかによりますし、交通手段にもよります。
例えば車で東京都から軽井沢や富士山麓に出かけた場合、当然ですがガソリン代と高速代がかかります。
遠方に出かけたときは高速代だけで往復1万円くらいかかるイメージを持っておきましょう。
キャンプ用品
前述したキャンプで最低限必要なキャンプギア一覧も参考にしてみてください。
キャンプギアにもピンキリがあり、高性能なものやブランド品にこだわればやはり快適さが増す分値段も上がります。
テントはただテントを張ればいいわけではなく、季節によっては地面からの底冷え対策にマットなども必要になります。
シュラフを購入する場合、家族でキャンプをする場合は人数分。
夏場など日差しが強い季節はタープも必要になりますし、食事をするためのテーブルやチェアも購入しなければなりません。
ランタンは夜間明かりのないキャンプ場では必須ですし、クーラーボックスも必要でしょう。
調理器具は最初のうちは自宅用を持参して、必要に応じて徐々にそろえていくと良いと思います。
これら必要なものをざっくりと計算して、標準的なものをそろえた場合、ファミリーキャンプの場合節約して揃えて12万程度、もう少しきっちりそろえようとすると20万円以上が妥当な金額と言えそうです。
ソロキャンプの場合、テントのサイズもマットのサイズもテーブルやチェアのサイズもコンパクトになり、金額も抑えることができます。
シュラフもランタンも1人分で済みますし、クーラーボックスも小さめで大丈夫。
費用もうまく抑えることができれば5万円程度で始めることもできるかも?
ファミリーキャンプ用のものを兼用することでさらに抑えることもできますね。
Q8.キャンプギアはレンタル可能?
出典:hinataレンタル
ここまで読んできた初心者の皆さん。
と驚いていませんか?
そうなんです、キャンプグッズは最初に良いものを購入して大切にお手入れすれば長く使用できますが、良いものってやっぱりそれなりの金額がかかってしまうんですよね・・・。
だけど「ちょっと興味があるんだよね」くらいの興味では、結構怖気づいてしまう金額ではありませんか?
そんな「ちょっとやってみたいんだよね」な初心者の皆さんにおすすめなのが「キャンプギアのレンタル」です。
キャンプギアや調理器具などをレンタルすることができます。
キャンプ場によっては現地でレンタルすることもでき、手ぶらでキャンプを楽しめるので、是非試してみてくださいね。
自分で購入する前の参考にすることもできますよ。
まとめ
テレビやネットでよく見るキャンプをしてみた~い!でもどうしたらいいの?何をしたらいいの?
せっかく興味を持っても、なんだかピンとこないキャンプ初心者の皆さん、いかがでしたか?
少しでもキャンプを始めてみるきっかけや、疑問を晴らすきっかけになったでしょうか。
キャンプを始める前には、まず誰と(何人で)、どこに行くかを決めましょう。
キャンプ場が決まったら、公式サイトをチェックして、服装や必要なキャンプギアをチェックしてみると、キャンプ実現がより具体的になります。
でもキャンプギアを揃えるのってどれだけ節約してもかなりのお金がかかりますよね。
そこに不安を感じる方は、キャンプギアのレンタルを活用しましょう。
キャンプギアのレンタルを行っているキャンプ場なら手ぶらのキャンプも可能です。
今後ますます盛り上がりを見せるキャンプ、是非皆さんで楽しんでみてください!
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