せっかく買ったキャンプ道具。キャンプ中には飾りつけて、写真を撮ったり、それをSNSに投稿したりしますよね。
しかし、キャンプが終わって家に帰ってきたら、どうしてますか?
キャンプの撤収時に、細々としたキャンプ道具は収納ボックスに、それぞれ用途別に分けて片付けますよね。
それを家に持って帰ってきたら、お決まりの場所に置いて完了。
我が家だと、それは廊下にあるクローゼットになるのですが、次のキャンプまで中身を取り出したりする事はありません。
でもそれって何かもったいないですよね。
どうせだったら、家でもキャンプ道具を眺めてニヤニヤしたいところ。
今回は、そんな見せるキャンプ道具の収納術の3つのポイントとアドバイスを紹介したいと思います。
目次
キャンプ道具の見せる収納術
見せる収納
お気に入りのキャンプ道具って、キャンプ場ではどうしていますか?
やっぱり写真を撮ったり、見えるところに飾ったりしてますよね。
キャンプ道具は、何気なく買った物1つだけをとっても、自分の好みや考えが影響しているハズ。
ただ安いから買った物でも、他と多少は比較して選んでいると思います。
特にこだわりもなく、キャンプ道具を買っているという人もいるとは思いますが、ほとんどの人が大好きなキャンプで使う物だから、ちゃんと選んでいますよね。
キャンプ場で棚に並べて飾るのは分かりますが、それをおうちでも同じように飾ってみてはどうでしょう?
でもただお気に入りを1つだけ飾るのでは、これっぽっちも収納になりません。
収納する為には、ある程度の数を揃えた方が見栄えも、収納的にも良いんです。
そしてその見せる収納には、いかにもキャンプっぽい道具を1つでも飾るのがおすすめです。
キャンプ道具を並べるなら、それがキャンプっぽいのは当たり前ですが、キャンプと言えばで連想する物、例えば飯盒やメスティン、現在ではゴールゼロとかも良いかも知れません。
自分だけではなく、キャンプを知らない人でもパッと見て、キャンプ道具が飾ってあると認識出来れば、その場所の存在意義も増すハズです。
ちなみにこの写真の飯盒は、キャンプではご飯を炊くなどに使っていません。
中には、あまり空気に触れさせなくない固形燃料を収納してあります。中蓋の上の段にはライターを入れてあるんです。
見せる収納術3つのポイント
①コーナーを作る
ラックの上に並べて飾るのも、棚に置くのも、キャンプ道具コーナーを作るのがポイント。
キャンプ道具をひとまとめにして飾ると、収納を兼ねて見せる事も出来るハズ。
キャンプ道具を置くスペースが広く取れれば、それに越した事はありませんが、既存の台などを使って収納スペースを作る場合は、あまり広げ過ぎるのも考えものです。
②ジャンル分け
キャンプ道具コーナーを作っても、あれもこれもバラバラに置いて(飾って)しまっては、ちょっと統一感がなく見栄えが悪くなってしまいます。
キャンプ道具は、あれもこれもごちゃ混ぜにせず、ある程度同ジャンルの物をまとめて置きましょう。
キャンプをしていると、何故が増えていく照明器具。ガソリンランタンやオイルランタン、またはLEDランタンなど、複数所有している人も多いのではないでしょうか?
例えば、そんな照明関係のジャンルの物をまとめて飾れば、それだけでオシャレな感じになります。
見せるだけではなく、収納する事を前提としているので、同じジャンルでひとまとめ。
違うジャンルのものはその隣とした方が良いと思います。
例えば、キャンプのテーブルの上みたいに意識して、ダッチオーブンを置いて、その周りにマグカップ、そしてテーブルランタンとしてLEDランタンを置いたとしましょう。
多分、そうやって並べたら、キャンプ中にありそうな光景になっていると思います。
見た目も良く、インスタにアップしても良い写真が撮れるかも知れません。
でもそれって飾ってるだけで、収納とは違うと思うんです。
ガンプラを飾る時、ジオラマにするか、ガラスケースにたくさん並べて立てておくかの違いと同じなんです。
アイテムやブランド、シチュエーションごとにまとめて置くと、雑多な感じがなくなって良いと思います。
③収納袋はしまっちゃおう
おしゃな人の写真を見ると、ラック(棚)にテントやタープ、テーブル、チェア、シュラフなどの収納袋をそのまま収納して見せている物があります。
でもあれって、かなり高度なテクニックが必要なんです。
今現在、収納庫やクローゼットの中に仕舞ってあるテント類は、ドアを開けた時に、「あっオシャレに片付けてあるな」って思いますか?
それをそのまま部屋に持ってきても、オシャレにはならないと思います。
収納袋のヨレヨレな見た目、棚いっぱいに詰まったテント、これらを良い感じに見せるのは大変です。
なので、最初の内は、これらの収納袋に入ったキャンプ道具は、収納庫やクローゼットの中に仕舞って見えないようにしておきましょう。
収納袋のままオシャレに飾れるのは、ナンガなどのシェラフぐらいかなと思います。
ナンガなどのシェラフなら、収納袋がパンパンに張っていて、スッキリして見えるという事もあると思います。
ランタンにも収納袋(ケース)がありますが、それらを飾るのなら、もちろん取り出して並べましょう。
ケトルやメスティンなども同様です。シェラカップなら専用の収納袋(ケース)は、オシャレな物が多いのでそのままでもいいし、キャンプの時と同じ様に棚などに引っ掛けて飾るのも良いと思います。
使わないキャンプ道具をインテリアに
見せる収納は、現役で使っているキャンプ道具を並べて収納するのにおすすめです。
しかし、キャンプに行くたびに、台の上や棚から回収して持ち出すのは大変です。
ランタンなどは収納ケースに戻したり、シェラカップやメスティンは収納ボックスに詰め直したりと、手間がかかってしまいますよね。
なので飾るキャンプ道具の全てを現役で使ってる物にしなくても良いと思うんです。
ちょっと出番が減ってしまっているキャンプギア、売るに売れないキャンプ道具など、全体の三分の一ぐらいでも良いので、キャンプに持ち出さない物を並べておくとキャンプの時は楽ができます。
気に入っている道具は、現役で使っている物が多いです。
僕の場合では、コールマンのガソリンランタンは大のお気に入りですが、毎回キャンプには持って行きません。
気にいっているけど出番が減ってしまっている、そんなキャンプ道具があれば、おうちのインテリアとして飾って収納しておくのもおすすめです。
1つの収納ボックスに収められるもの
上記の事を考えると、見せる収納をしているキャンプ道具を、バラバラに収納し直してキャンプに持ち出すのは大変だし、面倒くさいです。
帰ってきてから並べる直すのも、あっちの収納ボックスからこれ、こっちの収納ボックスからあれっていう感じでかき集めなければなりません。
それだったら、見せる収納をしているキャンプ道具は、同じ1つの収納ボックスに入れて持ち出すようにしておけば、かき集める手間が省けるし、分かりやすいと思います。
そうなると、飾るキャンプ道具の量も、その収納ボックスに収まる程度が良いかも知れません。
壁一面、ガレージ一面にラックや棚を用意して、キャンプ道具を一個一個並べれば見た目は良いですが、キャンプの時は結構大変です。
まずは部屋のワンコーナーに置けるぐらいの量にしておけば、おうちでもキャンプでも手間を少なくしておけるはずです。
まとめ
キャンプ道具は、おうちでは見せる収納として飾りつつ収納しておくのがおすすめです。
今回は、そんなキャンプ道具の見せる収納術の3つのポイントと、アドバイスを紹介しました。
お気に入りのキャンプ道具は、月一回のキャンプの時だけ登場させるのはもったいないですよね。
普通の人なら、キャンプより家にいる時間の方が長いので、おうちでも常に見える場所に置いておきたいと思いませんか?
ただお気に入りを1つ飾るだけでも良いんですが、キャンプ道具コーナーを作って、そこにまとめて置いておく事で、見せる収納としても役立ちます。
収納庫がキャンプ道具で溢れていれば、多少の解消にも繋がるかもせれません。
また、同じジャンルのものをまとめて飾ると、統一感が出て、見た目にスッキリして見えます。
さらに必要なもの以外は、見える収納にしないで、仕舞える物はできるだけ収納庫やクローゼット内に隠しちゃいましょう。
あれもこれも飾りたいとなると、煩雑でカオスな空間になってしまいます。
飾るものは、大のお気に入りのキャンプ道具をピックアップするのがおすすめです。
何を飾るかもセンスが問われるので、難しいところではありますが、是非チャレンジしてみましょう。
部屋のインテリアにも貢献するキャンプ道具、仕舞っておくのはもったいない。
収納しながらどんどん見せて、お部屋の雰囲気アップに繋げてみてはいかがでしょうか?