TSBBQのチタン製カードコンロは、携帯型のキャンプ用コンロなんです。
キャンプ好きな人の為のキャンプギアで、カードのように薄くコンパクトになるので、いつも肌身離さず持ち歩く事が出ちゃういます。
よくよく考えてみても、キャンプで使うギアって、普段持ち歩くような物ってなくないですか?
おうちでは使う事があっても、それをバッグやポケットに忍ばせて、仕事には行かないと思います。
それこそ、ナイフなんて持っていたら捕まっちゃうし、その他のギアはサイズが大きな物ばかり。
キーホルダーにLEDライトならありそうですが、ゴールゼロでもちょっと大きいような気がします。
しかしTSBBQのチタン製カードコンロなら1cmの薄さになるので、そこに名刺を入れておけば、名刺入れとしても使えるんです。
何でコンロなんて持っているの?という、不思議な状況の理由説明にもなるんです。
さらにこのチタン製カードコンロ、名刺入れとコンロ以外に、コーヒードリッパーとしても使えるんです。
今回は、TSBBQのチタン製カードコンロの紹介と、コーヒードリッパーとして使ったレビューをしたいと思います。
目次
TSBBQのチタン製カードコンロをレビュー!
TSBBQのチタン製カードコンロとは
TSBBQのチタン製カードコンロは、その名前の通り素材にチタンを使った、カード型に収納できるコンロです。
カード型の収納は、縦6×横9.5×厚さ1cmとコンパクトになり、携帯性が高い作りになっています。
コンロとしては、収納状態から3つのパネルを広げて、三角柱の形にします。
プレートを底面にセットし、その上に固形燃料を置けばコンロとして使う事が出来ます。
上にはフライパンなどを置いて調理出来るので、まさにソロキャンプにピッタリな携帯型のコンロとして使えるんです。
このTSBBQのチタン製カードコンロは、コンロとしての使い方だけではなく、収納時のカード型の時には、名刺入れとしても使えます。
キャンプ用のコンロと、ビジネスで使う名刺入れに共通点はなさそうに思えますが、唯一あるとしたら、使用者がキャンプ好きだというところ。
キャンプ好きではないと、コンロとしても名刺入れにもなるというギアは使わないですよね。
名刺入れとして使うなら、毎日の仕事中に肌身離さずに持ち歩くので、キャンプ愛に溢れている方なら嬉しいハズ。
また取引先でもキャンプ好きな方がいれば、話が盛り上がるかもしれません。
さらに、村の鍛冶屋の山谷さんに聞いたのですが、このチタン製カードコンロは、コーヒードリッパーとしても使えるようなんです。
Makuakeのプロジェクトページに掲載されていたチタン製カードコンロの情報には、コーヒードリッパーとしての使い方に付いて全く触れていませんでした。
まさか、コンロと名刺入れ以外に、こんな使い方も出来るなんて、驚きですよね!
名刺入れとして
TSBBQのチタン製カードコンロを収納時の状態にすれば、名刺入れとしても使えます。
チタン製カードコンロは3面の外壁の他に、中に1枚プレートが入っています。
そのプレートを仕切りとして使えば、プレートの下側に頂いた名刺、上側に自分の名刺と分ける事ができます。
- ①左手で持つ
- ②人差し指で下から軽く押す
- ③親指で押し出すと1枚だけ出てくる
これで、かっこいい使い方できます!
山谷さんに、名刺入れとしての使い方のアドバイスを頂きました。
名刺を取り出す所作がスマートだと、やっぱり仕事が出来そうにみえますよね。
ちょっと練習してみます!
コンロとして
TSBBQのチタン製カードコンロのメインの使い方は、やっぱりコンロとしてだと思います。
収納時の状態から、本体のパネルを広げて三角柱の形にし、底面にプレートをセットするだけでコンロの準備は完成です。
本体の3面ある内の1つは、大きく穴が開いた形状になっているので、そこから固形燃料を差し込みます。
コンロ本体にフライパンなどを置いてなければ、上からも固形燃料を置き、点火する事もできます。
後は通常のコンロとしての使い方と同じです。
固形燃料に点火して調理を進めて、固形燃料が燃え尽き、本体の熱が冷めたら後片付けをする流れです。
コンロとして使ってみたのですが、特に使いにくいとかデメリット的な事はあまりありませんでした。
仕方ないことですが、固形燃料によって、チタン製の本体は熱により変色はあります。
しかし、変形して収納時に噛み合わせ悪くなってしまったなどの事はありませんでした。
使用後は、もちろん熱くなっているので、すぐに収納して名刺入れにするという事はできませんが、固形燃料では煤が出ないと思うので、洗わなくてもそのまま使えると思います。
コーヒードリッパーとして使ってみた
TSBBQのチタン製カードコンロを、コーヒードリッパーとして使ってみようと思います。
普段、名刺入れとして使っていると色々な所を触った手で触れているので、正直、表面が綺麗なのか分かりません。
コーヒードリッパーとして使った時はフィルターを中にセットすると思いますが、いくら外壁に触れないとは言え、口にするものなのでちょっと気になってしまいませんか?
潔癖症の僕は、それが気になってしまうので、念のために洗っておきました。
特に、1枚単独であるプレートは、抽出したコーヒーが落ちる所なので、念入りに洗っておきます。
セットの仕方は、コンロの組み立てと同じで、3面ある外壁を三角柱の形に広げ、単独であるプレートを下側に置いたら完成です。
これをマグカップの上に置き、後はフィルターとコーヒー粉を用意するだけ。
マグカップに設置
マグカップの縁に、このチタン製カードコンロを置くのって、ちょっと不安定な気がしませんか?
僕も、何だか滑り落ちちゃいそうな気がして、実際に置いてみるまで不安でした。
しかし、これがよく考えられていて、ちゃんと縁にハマるようになっていたんです。
チタン製カードコンロの底面に凸凹があり、それがマグカップの縁に引っかかるようになっていました。
3面あるプレートの、大きく穴が開いてるのとは別の2つのプレートの内1つに、同じように凹凸があります。
穴が開いているプレートを前側にしたとすると、奥になる部分が、縁に引っかかります。
三角柱の形状なので、奥になる頂点付近は安定しますが、手前側になった2つの頂点には、縁にハマるような凹凸はありません。
しかし、これがあると無いとでは大違い。
キャンプ場の傾斜がある場所では、滑り落ちてしまう方向にこの凹凸があれば、マグカップからコンロ(ドリッパー)が落ちてしまうような事を防げると思います。
今回は、ハリオ商事が立ち上げたブランド「ゼフラン」の真空二重マグにチタン製カードコンロをドリッパーとしてセットしました。
マグカップの縁の部分の直径を測ってみると、約8.4mmぐらい。一般的なマグカップとサイズ的には、大きな違いはないと思います。
その上にチタン製カードコンロを置いてみたら、ちょうど良い感じ。
ドリッパーが大き過ぎる事もなく、また小さ過ぎる事もなさそうです。
使用するフィルターは、ユニフレームのコーヒーバネット専用のフィルター。先が尖っているタイプで、ちょっと小さめかも知れません。
それをチタン製カードコンロのドリッパーにセットすると、プレートの穴に刺さるような感じになりました。
このプレートの穴は、太陽光のように円の周りに線が放射状にあるデザインをしています。これはドリッパーとして使った時のことを考えて製作されています。
確かに、これなら抽出したコーヒーが流れ出た時に、プレートの上に溜まってしまうような事はなさそうです。
しかし一般的に販売されてるコーヒーフィルターは、底面が尖っているタイプではなく平になっているものですよね。
それだと、普通にドリッパーにセットすると上手く入りません。
そもそも、プレートの穴にフィルターが刺さるようにすることはできないんです。
このようなフィルターは圧着されている部分を折り返して使うのが常ですが、そこを折り返したとしても穴には入りません。
放射状の溝に、フィルターが入るようにするのかなとも考えましたが、それも上手くできません。
なので、先端が穴に入るように自分で上手く巻いてみるしかないと思います。
でも、これが意外と難しいんです。
コーヒー粉を入れる場所のことなどを考えて、上手く巻いたつもりでしたが、かなり歪な形になってしまいました。
上の写真は、穴に刺さるように上から押さえつけたら、グチャってなってしまったところです。
多分コレでも使えないことはないと思いますが、ちょっと手こずるかも知れません。
コーヒーを抽出してみる
それではコーヒー粉をフィルターに入れて、お湯を注いでみます。
実験ですが、はじめはちゃんと少量のお湯で蒸らします。
この時点では、あまり大きな変化はありません。フィルター内のコーヒー粉もあまり膨らんでないようです。
プレートの穴にも余裕があります。
蒸らし終わった後に、お湯を注いでみます。すると今度はフィルター内のコーヒー粉の体積が増え、お湯を含んで分重くなったので、フィルターの先端はプレートの穴いっぱいになっていました。
しかし、プレートの穴の形状から、お湯が外側に溢れてくる様子はありません。
フィルターの上部は、コーヒー粉が重たくなるに連れて、内側に引っ張られるように変形してしまっています。
この現象は、このチタン製カードコンロを使っているのが原因ではなく、ドリッパーで淹れるコーヒーなら、当たり前のように起こる事ですよね。
使用後に、フィルターを取り外して、プレートの穴付近を見てみましたが、コーヒーが垂れたような染みなどの形跡は確認出来ませんでした。
多分プレート上部に溢れることなく、マグカップの中に落ちているんだと思います。
コーヒードリッパーとしても、なかなか使い勝手が良さそうです。
TSBBQ チタン製カードコンロ スペック
- サイズ:縦6×横9.5×厚さ1cm
- 重量:66g
- 素材:チタン
まとめ
TSBBQのチタン製カードコンロは、Makuakeでプロジェクトを公開していたコンパクトなカード型に収納できるコンロです。
名前の通り、コンロとしての使用がメインになると思いますが、その他には名刺入れとして使う事ができます。
さらには、プロジェクトページには掲載されていない使い方としては、コーヒーのドリッパーとしても使えるんです。
そこで今回は、コンロのレビューではなく、コーヒードリッパーとして使ったら、どんな感じになるのかレビューしてみました。
ドリッパーとして使った感想は、予想以上にちゃんと使えるという事。使い勝手は悪くはありません。
ドリッパーとして使った時に、やはり液ダレなどしてしまったら、あまり使い勝手が良いとは言えないですよね。
しかし今回使った時では、抽出したコーヒーが漏れる事なく、しっかりとドリッパーとしての役割を果たしてくれました。
でも、この良かった使い勝手も、フィルター次第になってしまいます。
先が尖ったフィルターなら難なく使えますが、一般的なフィルターだと、セットするのにちょっと大変だと思います。
また、普段名刺入れとして使っていたら、コーヒーを淹れる時、汚れがちょっと気になる人もいるかも知れません。
またドリッパーとして使った後に、名刺入れとして使う場合も、コーヒーの汚れがもしあったら困るので、一度洗っておきたいところです。
その洗う手間も無ければ、1台3役で使えるので、かなり便利だし、キャンパーとしては嬉しいギアになると思います。
とは言え、ドリッパーにもなるのなら、荷物を減らす事が出来るので、それこそソロキャンプにピッタリなアイテムだと思いました。
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