キャンプで過ごす時間って、あっという間に過ぎ去ってしまう時間とのんびりゆったりと感じる時間がありますよね。
キャンプ場に着いてから、テントの設営をしてお昼ごはんや夕ごはんの支度をしている時は、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
しかし、一通りやることが終わってしまえば、急に時間が引き伸ばされたかのようにゆっくりと時間が流れると思いませんか?
それが、昼食が終わった15時ぐらいだっり、夕食後だったり、または朝起きた時だったりと感じる時間は人それぞれ違うと思います。
そんな時、自然の中で景色を眺めつつのんびり楽しむコーヒーは、いつもよりおいしく感じますよね。
キャンプで楽しむコーヒーを淹れる方法はいくつかあるのですが、時間があればいつもより丁寧に淹れてみたりと、普段と違った楽しみ方もできます。
でも、たまには面倒くさくなてしまう時もあります。
そんな時は、簡単にできるインスタントのドリップコーヒーや、お湯で溶けるインスタントにしてみても、淹れる作業は簡単になってもそれはそれで美味しく飲めます。
しかし今回は、時間もあり面倒くさくもなっていない時に淹れるコーヒー、特にキャンプでも自宅と変わらないくらい美味しいコーヒーを淹れられるドリップ式について注目したいと思います。
キャンプでは、お洒落で見栄えもよくてコンパクトで持ち歩きしやすいおすすめドリッパーもご紹介したいと思います。
目次
キャンプで淹れるコーヒーにはドリッパーがおすすめ?!
キャンプでコーヒーを淹れる方法とは
出典:楽天
キャンプでコーヒーを淹れる方法にはいくつかあります。
まずキャンプで古くから人気のコーヒーの淹れ方と言えばパーコレーターが挙げられると思います。
ケトル型の容器で、直火にかけることにより沸騰したお湯が、内部のパイプに吸い上げられてバスケット内のコーヒーの粉へ噴出して循環することにより、コーヒーが抽出されるという仕組みです。
パーコレーターのコーヒーは香ばしい香りと力強い味が特徴なのですが、抽出方法の関係上薄くなりやすいため、使いこなすのが難しいと感じる人が多いようです。
しかし、ちゃんとした手順を覚えちゃえば、パーコレーターでも美味しく淹れることができるようです。
試行錯誤を繰り返してコーヒーを淹れる作業が、パーコレーターの醍醐味かも知れません。
そんなパーコレーターも以前紹介しています。
詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
凄く濃いエスプレッソを楽しみたい方は、モカエクスプレスを使って淹れるのがおすすめです。
モカエクスプレスは、イタリアのビアレッティ社の商品で、髭おじさんのトレードマークが側面に描かれています。
アルミニウム製のモカエクスプレスを直火にかけて、沸騰した水の蒸気圧でコーヒーを抽出する方式をとっています。
かなり濃いコーヒーなので、ミルクと砂糖をたっぷり入れて飲むのが美味しいです。
スタバのコーヒーのような美味しいコーヒーが楽しめるのが魅力です。
ただ、モカエクスプレスには、1cup用、2cup用などサイズがあり、それぞれ決まった容量しか淹れることができません。
その度に粉を入れ直したりする手間がかかるので、キャンプ場ではそれが面倒に感じることも。
またたっぷりのミルクを用意するというのも手間かも知れません。
古いレビュー記事ですが少し書き直してあります。
僕もたまに使っているので、読んでみてください。
お手軽さを求めるのなら、インスタントコーヒーが一番簡単です。
コーヒー豆から抽出されたものを粉末化したインスタントコーヒーはお湯に溶かして飲むだけで超お手軽!
ゴミも少なく済むし、特別な器具もいらないので持ち運びも片付けも楽ちんです。
1杯ずつ包装されたものなら飲みたい分だけ淹れることもでき、ミルクや砂糖が入ったものもあるので、牛乳を買ったりポーションミルクを買ったりと荷物も増えなくていいと思います。
インスタントでは味や香りが物足りないと感じる人にはドリップコーヒーがおすすめです。
紙製のフィルターをセットしたドリッパーという器具に、コーヒーの粉とお湯を入れて抽出を行います。
キャンプにも使いやすいドリッパーにはアウトドア用として販売されているものもあり、軽く小さく折り畳めるものも沢山あるんです。
このドリップ式にはお手軽にインスタント感覚で美味しいコーヒーを楽しめるドリップバッグコーヒーもあります。
個別包装されたドリップバッグの上部を切り取り、カップに引っ掛けてお湯を注ぐだけでOKなので、ドリッパーを持ち歩く必要がなくお手軽に美味しいコーヒーを淹れることができます。
僕も以前、幾つかのドリップバッグコーヒーを飲み比べしました。
9商品のドリップバッグコーヒーをその日に飲み比べしたらお腹がガボガボになっちゃいました(笑)
また新聞の広告などでよく見かけるブルックスコーヒーも飲み比べしたたことがあります。
それ以外にも、ちょっとドリップ式とは違いますが、ティーバッグ式のコーヒーなどもあったりします。
ドリップ式でコーヒーを淹れるのに必要なアイテム
①コーヒーの粉
出典:楽天
焙煎したコーヒー豆をコーヒーミルで粉末にした粉状のものです。
市販されているすでに粉になったコーヒー粉は手軽で便利ですし、焙煎された豆をキャンプ場で自分で挽くこだわり派の人もいるようです。
持ち歩きしやすい小型のコーヒーミルもあるので、その場で必要な分だけ挽くことができるようになっています。
挽きたての方が、香りが豊かで美味しいんじゃないかなと思います。
②紙フィルター(ペーパーフィルター)
ドリッパーに取り付け、コーヒーの粉がカップへ流出しないようにする紙製のフィルターです。
小さめな1人用から大きな複数人用まであるのでドリッパーのサイズに合ったものを使用するのも美味しいコーヒーを淹れる秘訣です。
機種によっては、ペーパーフィルターが必要ないものもあります。
それなら後片付けも簡単そうです。
③ドリッパー
ドリッパーは、コーヒーを抽出するために使用する専用の器具のことで、その多くは台形や円錐型をしています。
カップに引っ掛けるようにセットし、紙フィルターをセットしてコーヒーの粉を入れます。
フィルター内の粉にお湯を注ぐとドリッパーからコーヒーが抽出されカップに落ちるという仕組みです。
④マグカップ
出典:楽天
キャンプでは扱いやすく冷めにくいカップを使用すると良いと思います。
普通の陶器のマグカップでは、破損してしまう恐れもあるし、なにより冷めるのが早いんです。
冬キャンプなどでは、淹れたての熱々のコーヒーも、ゆっくり飲んでいるうちにすぐアイスコーヒーに変わってしまいます。
⑤ケトルなど
ケトルが無いとお湯が沸かせません。
メスティンやクッカーなどで、お湯を沸かしても良いのですが、それではちょっと味気ないですよね。
コーヒーを美味しく見せる為には、ケトルも必要です。
キャンプ用ドリッパーの選び方
①持ち運びやすくかさばらないものを選ぶ
一言でドリッパーと言っても穴の数や形状により様々な種類があり、抽出時間やコーヒーの味にも違いがあります。
キャンプで使用するのなら、まずは持ち運びしやすい軽いものがおすすめです。
特にソロキャンプなら、折り畳み可能なものであればより便利に使えると思います。
さらに最近人気のドリッパーはデザインにもこだわりがあるものが多いので、見栄えも写真映りも抜群なんです。
②カップと相性の良いものを選ぶ
ドリッパーと使用するカップの直径にも注目する必要があります。
使用するドリッパーとの相性次第ではうまく淹れられないことがあったり、バランスを崩して倒れてしまう恐れもあるんです。
③淹れる量で選ぶ
1人用の小さなドリッパーで一度に多くの量は抽出できないのは当然のことですよね。
なら大は小を兼ねるかと言えばそうでもなく、大きなドリッパーで少ない量を淹れるのは使い慣れた人でも難しいようです。
1人で飲むなら1人用、みんなで飲むなら大きめをと使い分けるがおすすめです。
また、大きなサイズのフィルターを買ってしまった場合は、ドリッパーのサイズに合わせ折ったり切ったりして対応することができます。
キャンプで使うドリッパーのおすすめ商品
ミュニーク テトラドリップ 01S MUNIEQ Tetra Drip
出典:楽天
ミュニーク テトラドリップ 01Sは、見た目がとにかくオシャレ!
上からみたら、三角形の形をしているんです。
ミュニークのテトラドリップ 01Sの素材は、丈夫なステンレススチール製でサイズは約103x69x0.9mm。
折りたたんだ収納時はなんとパスポートより小さくて、胸のポケットにも収納できるほどのコンパクトなサイズになります。
重さも約25gとキャンプでも気軽に持ち出すことができますよね。
直径40~95mmのカップ1.5杯分のコーヒーを抽出する事が可能で、市販の円錐型フィルターに対応しています。
おしゃれなドリッパーは、何故か美味しいコーヒーが淹れられるような気がしちゃいます。
ミュニーク テトラドリップ 01S スペック
サイズ | 106×69×0.9mm |
適応サイズ | 直径40~95mmのカップ・容器 |
重量 | 約25g |
容量目安 | 1.5cup |
材質 | ステンレス |
UNIFLAME/ユニフレーム コーヒーバネット cute キュート
出典:楽天
ユニフレームのコーヒーバネット cuteは、バネのような形で折り畳める伸縮可能なドリッパーです。
本体の一番外側のバネを3か所の台の部分にくぐらせるだけでわずか1cm前後の厚さまで畳むことができるので、持ち運びしやすく収納にも便利。
素材はステンレス製なので、樹脂や陶器より丈夫です。
普通のドリッパーのように壁面がないので金属製でもとっても軽量なんです。
水切れがよいので丸洗いもしやすいと思います。
しかもお湯を注いだ時発生するガスを逃がしてくれるので、雑味がないすっきりとした味わいに仕上がります。
コーヒーバネットはsierra(シェラ)、cute(キュート)、grande(グランデ)の3サイズ展開。
こちらは真ん中サイズのキュートで2人分まで淹れることができます。
ユニフレーム コーヒーバネット cute スペック
サイズ・使用時 | 約横110×厚さ70mm |
サイズ・収納時 | 約横110×厚さ20mm |
重量 | 46g |
使用フィルター | 2人用 |
材質 | 18-8ステンレス |
キッカーランド KIKKERLAND ブラスコラプシブルコーヒードリッパー
出典:楽天
個性的でかっこいいデザインにこだわりたいのなら、キッカーランドのドリッパーもおすすめです。
キッカーランドのブラスコラプシブルコーヒードリッパーは、ステンレス製のワイヤーを組んで作った籠のようなデザインでとてもかっこよく個性的。
フィルターとドリッパーの壁面の設置面積が少ないため安定して美味しいコーヒーを淹れられると、キャンプだけでなく家庭用ドリッパーとしても人気がある商品です。
使用しない時はコンパクトに折り畳んで収納できるので持ち運びにも便利。
コーヒーバネットより重さがありますがその分安定感は抜群です。
キッカーランド ブラスコラプシブルコーヒードリッパー スペック
サイズ・使用時 | 直径10×H8.3cm |
サイズ・収納時 | 直径14.6×H2.5cm |
素材 | ステンレス |
スノーピーク フォールディングコーヒードリッパー 「焚火台型」 CS-113
出典:楽天
その名の通り、焚火台の形をしたスノーピークのコーヒードリッパーです。
折り畳みすることができ、収納時は薄型コンパクトで重さはわずか140gとなります。
ハイキングやキャンプはもちろん、、荷物を減らしたい登山やツーリングのお供にもおすすめです。
使い方は本体を組み立てたのち、付属の型紙に沿って3~4人用の紙フィルターを折って装着して使用します。
フィルターの折り方はコーヒーの濃さなどにも影響するので、自分好みになるように色々試してみたくなりますよね。
スノーピーク フォールディングコーヒードリッパー 「焚火台型」 CS-113 スペック
サイズ・使用時 | 104(W)×104(D)×96(H)mm |
サイズ・収納時 | 170(W)×140(D)×14(H)mm |
重量 | 140g |
材質 | ステンレス(SUS304) |
リバーズ コーヒーポアオーバーセット(ケイブR/ポンドF)
出典:楽天
リバーズ(Rivers)はドリンクウェアにフォーカスした日本のブランドです。
こちらの商品はコーヒードリッパーとドリッパーホルダーがセットになっています。
原材料はシリコーンゴムとポリプロピレンで壊れにくく柔らかな質感。
紙フィルターを取り付けコーヒードリッパーケイブリバーシブル(ケイブR)をドリッパーホルダー(ポンドF)にセットして使用します。
しかもこのシリコン製ドリッパー、裏返して使用することでコーヒーの味をコントロールすることができるんです。
A面で淹れると抽出スピードが緩やかになり酸味を抑えた味わいに、B面で淹れると抽出が早くなり強い苦みが軽減されます。
柔らかく軽いので持ち歩きにも便利です。
出典:楽天
同ブランド商品ウォールマグの中に折り畳んで収納することができるので、セットでの購入もおすすめです。
ウォールマグ スリークは蓋付きで、ポリプロピレンとシリコーンゴムで出来ているので軽くて丈夫なんです。
落としても割れない素材を使用しているので、キャンプなどアウトドアに最適なアイテムです。
リバーズ コーヒーポアオーバーセット(ケイブR/ポンドF) スペック
サイズ・ケイブR | W102mm×H85mm |
サイズ・ポンドF | W115mm×D66mm×H5mm |
重量 | 88g |
材質 | シリコーンゴム(ケイブR)、ポリプロピレン(ポンドF) |
耐熱温度 | 200℃(ケイブR)、160℃(ポンドF) |
まとめ
キャンプでコーヒーを淹れるにはいくつかの方法がありますが、味の安定感や簡単さにこだわるのならドリップ式がおすすめです。
ドリップ式は、ドリッパーという専用の器具に紙製のフィルターを装着して使用します。
ドリッパーに空いた穴の数や形により抽出される時間や味にも違いが出るので、コーヒー豆の個性に合わせてドリッパーを選んでみたり、自分好みの味や香りになるようこだわりぬいてみるのも楽しいと思います。
キャンプに持っていくのなら、折り畳み可能でコンパクトに持ち運べるものがおすすめ。
素材はステンレスやシリコン製が良さそうです。
荷物を少なくしたいキャンプでも、かさばりにくく壊れにくいので気にせず持ち運ぶことができます。
ドリッパーは、製品ごとに1度に抽出できるコーヒーの量が異なります。
またマグの直径に合うサイズや形のドリッパーでないとうまく淹れられなかったり、安定しにくかったりするので注意してください。
キャンプで飲むコーヒーは、美味しいですよね。
ドリッパーなら、コンパクトで持ち運びが便利なのでおすすめです。
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アイキャッチ画像 出典:楽天