2014年に観たカンブリア宮殿のスノーピーク特集で、地味で目立たないと思っていた僕のペグに対する概念を変えた、最強のペグがあります。
それは燕三条に伝わる鍛造製法で製作されたスノーピークの『ソリッドステーク』です。
硬い鉄製のペグなので、どんな固い地面も確実に突き刺さってテントやタープをしっかりと固定するので、とても安全なんです。
そしてテレビでは、実際にコンクリートに打ちつけていたんです。まっすぐと突き刺さるソリッドステークは、かなりの強度を併せ持っていたんです。
気になって調べてみると、同じ燕三条では同じ村の鍛冶屋が販売する鍛造製法の『エリッゼステーク』というペグもあるようです。
これがソリッドステークより少し安い。
その上表面は、カチオン電着塗装が施され防錆性能に優れ、さらには色々なカラーバリエーションがあるって事が魅力的でした。
赤や黄色、ピンクなどペグが塗装されていてかわいいんです!
そこで今回は、ソリッドステークとエリッゼステークの両方を買ってみて、その違いを見比べてみていと思います。
目次
鍛造ペグのソリッドステークとエリッゼステークの違いはなに?
ソリッドステークとエリッゼステークを買ってみた
鍛造で作られたエリッゼステークとソリッドステークを購入しました。
エリッゼステークは、キャンプ場の土や芝の上で見つけやすい赤色の28cmを、ソリッドステークは30cmを購入しました。
エリッゼステークは、カラーバリエーションが多く、この他にも沢山のカラーがあります。
ソリッドステークは黒一色です・・・。
赤色のエリッゼステークと黒色のソリッドステークを芝の上に置いてみると一目瞭然、断然赤色の方が目立ちます。
キャンプ場の芝、または土の上でも、赤色なら高いペグを失くすことも減りそうです。
太さの違い
太さを比べてみると、エリッゼステークの方が少し太いです。
エリッゼステークの太さなのか、穴が小さいのかわかりませんが、撤収時に同じペグを頭の穴に通して引き抜くということが出来ません。
ペグが穴に入りませんでした。
ソリッドステーク同士は、ペグを入れ抜くことができます。
エリッゼステークの穴に、ソリッドステークは入ります。
追記:ブログを読んでいただいた方から連絡がありました。
今年の初めに購入されたエリッゼステークは穴自体が楕円になっていてエリッゼステークを横に倒して刺せば根元まで刺さるようです。
僕の持っている物は3年前に購入したもので、再度試しましたが刺さりませんでした。
仕様変更があったかも知れません・・・。
もぞさんのブログで詳しく説明されています。
mozo777.naturum.ne.jp/e2663678.html
(2016.9.10)
小川キャンパルのアイアンハンマーのペグ抜きも、ひっかける所に入りませんでした。。。
ペグ抜きなしでも、なんとか簡単に抜くことができないかと紐を通してみました。
これで、紐を引っ張れば簡単に抜けるはずです。
ソリッドステークを塗装してみた
ソリッドステークを、なんとか目立つ赤色にしようと塗ってしまいました。。。
赤いソリッドステークの出来上がり!
と意気揚々と、その後キャンプで使ってみました。
しかし、幾度かキャンプで使うとやっぱり塗装が剥げちゃいました・・・。
赤と黒が混ざり、なんとも言えない残念な感じ・・・。
ソリッドステークは、無理して全体を塗らない方が良いかも知れません。
ソリッドステークを塗装するのなら、ロゴの部分だけ赤色にした方がいいかもです。
その点、エリッゼステークはさすがカチオン電着塗装。
塗装の剥げは、ほぼありません。
強度には触れませんが2種類共に、今のところ曲がったことはありません。
さすが燕三条製です!
〜2022.3.8〜
現在では、3分の2はエリッゼステークを使っています。
長年使い続けて、エリッゼステークの1本だけ使用中に曲がってしましました。
それは、強風時にタープのペグとして使った時でした。
地面からペグは抜けることはなかったのですが、後から抜いてみると地中で曲がっていたようです。
タープが風に煽られて、かなりの力がかかったんだと思います。
まとめ
●ソリッドステークの方は 同じペグを頭の穴に通して引き抜くということが出来る!
●エリッゼステークは 色の種類が豊富で、かわいくて探しやすい。
●2つとも 強度はいいはず
それぞれ良いところがあるので、あとは好みかなと思います。
なにげに、ポイントでもらったブロンズのソリッドステークも気に入ってます。
お気に入りのペグの収納はどうしてますか?
日本刀のような、このペグも購入しました。