キャンプ場でひときわ目立つ、あの真っ赤なタープ。
そのかっこいいタープを張っているキャンパーさんのサイトは、テントから道具まで何から何まで全てががおしゃれ。
センスがいい彼らが選んだタープは、HILLBEG(ヒルバーグ)というブランド。
スウェーデンのテントメーカーで独創的なデザインと高い耐久性を持ち合わせるテントは、世界中に愛好者がいるほどの人気なんです。
ヒルバーグのおしゃれなテントはたまに目にしていましたが、なにせ値段が高いんです・・・。
憧れはあっても、そう簡単に手が届かないので、いつの間にかタープ選びの選択肢から外れていました。
しかしいつかは、ソロキャンプでHILLBEG(ヒルバーグ)のテントやタープを使ってみたいと、夢見ているおじさんがここにいるんです。
今回は、ソロキャンプで使ってみたいHILLBEG(ヒルバーグ)のタープの魅力を紹介します。
こちらの記事は「あっちゃんの時々ソロキャン」で2021.6.17に公開した記事を引っ越しして一部修正したものです。
目次
ソロキャンプで使うタープは軽量なHILLEBERG(ヒルバーグ)がおすすめ!
HILLBEG(ヒルバーグ)とは
出典:楽天
アウトドア好きの創業者Bo Hillebergが、北欧の過酷な環境に耐え、さらにインナーとアウターを同時に設営できるテントを作れないかと始めたのがきっかけで、のちに出会うRenate Neunerと共に1973年に、インナーとフライシートが一体となった世界初のテントを発表しました。
それがヒルバーグというブランドの始まり。
1975年には、「ケルロン」をフライシートに採用。
ケルロンはリップストップナイロンにシリコンを含侵させた素材で、経年変化がほとんど無く、防水で軽量という優れモノなんです。
そして、この素材は通常のナイロン素材の約7倍の引き裂き強度を誇るもので、とても高い耐久性を誇っています。
HILLBEG(ヒルバーグ)は、創業から40年たっても常に信頼され続ける品質を提供し続けている何気に老舗のブランドなんです。
HILLBEG(ヒルバーグ)のタープの特徴
①軽量
ヒルバーグのタープは、登山やソロキャンプに持っていきやすい軽量設計というのが特徴となっています。
僕の中で、ヒルバーグのテントやタープって、ファミリーキャンプで使われているというイメージはあまりなく、やっぱり登山をしている方に愛用されているという印象が強いんです。
過酷な登山に重量があるテントやタープってやっぱり運びにくいですよね。
軽量であることが選ばれる前提にあり、その中で認められているというのは、やっぱり品質が高いんだと思います。
ソロキャンプに使えそうなサイズのウルトラライトのタープ5では、サイズが3.15×2.15mで重量が320gとメチャクチャ軽量なんです。
バイクや電車移動でのソロキャンプでは、凄く助かる軽さですよね。
②強度が高い
創業者が、北欧の過酷な環境に耐えられるテントを作り出したのが最初ですが、その理念が今でも引き継がれていて、ヒルバーグのテントやタープは強度が高いんです。
ヒルバーグではケルロンという素材が使われていて、メチャクチャ引裂き強度が高いのも特徴。
例えば、ウルトラライトタープに使われてるのはケルロン1200で、一般テント素材の4倍強度があるんです。
これなら多少風が強い日のキャンプでも安心ですよね。
ちなみにヒルバーグのケルロンは、リップストップナイロンにシリコンを含有させた素材で、一般的なテントは、シリコンではなく ポリウレタン等でコーティングされているようです。
引裂き強度と共に撥水性も高く、しかも軽量と、ソロキャンプにぴったりとマッチする素材だと思います。
ソロキャンプにおすすめのヒルバーグのタープ
タープ ウルトラライト
出典:楽天
ヒルバーグのタープのウルトラライトは手の上に載るほどコンパクトになり、さらに軽量という特徴がとても魅力的です。
生地には、一般テント素材の4倍強度がある引き裂き強度1平方メートル当たり12kgを誇るケルロン1200を使っています。
出典:楽天
ウルトラライトタープのサイズは3種類あり、一番小さいサイズがソロキャンプにおすすめです。
その一番小さいサイズのタープ5は、3.15×2.15mで重量が320gとなっています。
次に小さいのがタープ10で、サイズは300×350cmとなっているので、広くゆったりと使いたいソロキャンプに使えそうです。
または、ファミキャン用としては少し小さめなので、1〜3人ぐらいの少人数のときに使うのが良いかも知れません。
タープ10の重さはわずか750gとなっています。
一番大きいサイズのタープ20は、サイズが450×450cm。
形は違いますが、大きさ的にはコールマンのXPヘキサタープと大体同じぐらい。
ファミリーキャンプならこの大きさが良さそうです。
タープ20の重さは、こんなに大きいなサイズなのに1100gと軽くなっています。
ウルトラライトに使われている素材はケルロン1200で、名前の通り軽量性を重視した素材です。
軽量性、耐久性はありますが、遮光性は重視していないようです。
最近の遮光性を高めた素材やTC素材に比べたら、日差しを通してしまうと思います。
色はレッド、グリーン、サンドの3種類です。
ヒルバーグ タープ エクスペディション
出典:楽天
ヒルバーグのタープ エクスペディションの素材は、ケルロンSPを使用しています。
ケルロンSPは、リップストップナイロンにシリコンコーティングを5回したもので、一般テント素材の6倍ほどの強度の20kgとめちゃくちゃ高い引裂き強度がある素材です。
ウルトラライトが軽量性なら、こちらは遮光性を重視した素材になっています。
サイズは2種類で、タープ10とタープ20があり、ウルトラライトにあったタープ5はないようです。
タープ10は300×350cmなので、ソロキャンプでもちょっと余裕がある感じ。
重さはタープ10で850gとなっていて、ウルトラライトタープの750gよりはわずかに重くなっています。
タープ20は450×450cmで重量は1600g、ウルトラライトのタープ20の1100gと比較すると大分重たくなっています。
色はグリーン・レッド・サンドの3色になっています。
HILLEBERG TARP 設営動画(英語)
ヒルバーグのタープの収納ケースは、タープ本体に縫い付けてあります。
タープを張ると、ちょうど端っこにきます。
これなら、収納ケースを無くさなくても良い、とても良くできたアイデアですよね。
まとめ
今回はソロキャンプにおすすめの、ヒルバーグのタープを紹介しました。
キャンプ場で ひときわ目立つヒルバーグのタープ。
選ばれるのにはおしゃれ以外にも、軽量、耐久性と機能面でも優れているからなんです。
ウルトラライトは、軽量でコンパクト。
カラーも3種類から選べますが、遮光性は少し低いです。
直射日光の下では少し厳しいので、林間サイトなどでの利用がおすすめです。
エクスペディションは、遮光性が高いタープ。
軽量性もそこそこ。
夏場に利用するならエクスペディションの方がおすすめです。
人気があるといっても、普通のキャンプ場ではあまり見かけることはないと思います。
タープの購入を考えているなら、検討してみてはいかがでしょうか?(ポールは別売りです)
それにしてもやっぱりちょっと値段が高くて、僕には手が届きそうにありません。
おしゃれにはお金がかかります・・・よね。
アイキャッチ画像 出典:楽天