キャンプ場に到着して、まずはテントの設営。さっさとテントを建てて、良いところを見せたいのに・・・。
その場で取り出した説明書を読んでもよくわからなし、困ったな〜。
ニュータイプじゃない僕にもわかるです・・・背中越しに感じるプレッシャーを。
説明書を読んでは、ポールと睨みあい・・・アムロ・レイみたいに初めてでも直感で出来たらどんなにいいか。
そんな事を考えていると、いつの間にか時間が経過してしまっていて、子供たちにもカッコいいパパを見せることができません。
初めてのキャンプでは、初めて買ったファミリー用の大きなテントを持ってキャンプに望むと思います。
でもどうせだったら、そんな経験したく無いですよね。
と、家族に言われたら、仕事で疲れた顔も笑顔でほころんじゃいますよね。
でも僕らは連邦の白い悪魔と呼ばれるエースでもないし、通常の3倍のスピードで動くこともできないんです。
しかし、難しいと思っていたテントの設営が簡単だったら・・・?
自分が速く動かなくても、設営が簡単なテントなら、短い時間で建てる事ができちゃうんです。
そんなオールドタイプのお父さんや、初心者の方に優しいテントがあるんです。
モビルスーツ(テント)の性能の違いが、戦力の決定的差に・・・なるんです。
今回は、そんな設営が簡単なテントを紹介するとともに、ファミリー用のテントの設営が1人で出来るか経験談を併せて説明します。
ファミリーテントは1人で設営できる?テントを建てれるか不安を解消!!
ファミリーテントの種類毎に設営方法は違う
キャンプ初心者のお父さんが、家族のために購入したファミリー用のテントは大きくて重たいものもあります。
リビングと寝室が一体になったツールームテント、設営が簡単だと言われているワンポールテント。
ファミリー用と言われるテントは様々な種類があり、設営方法も色々です。
初心者の方がおすすめされる、エントリーモデルと言われるテントは、スリーブとポールが色分けされていて、比較的設営しやすいとされています。
いくら設営が簡単だと言われているテントでも、説明書に一回目を通しておかなければ、現地ではあたふたしてしまう恐れがあります。
ワンポールテントも、センターポールを立てるだけって聞いたのにヨレヨレになっちゃったり、トンネル型テントも簡単だって言ってたのにって、ネットで調べた情報と違ってくることも多々あると思います。
それぞれのテントに、それぞれの設営方法があり、また設営する順番なども決められています。
エントリーモデルだから、設営が簡単だからと、何も見ずにいきなり現地に持っていって設営すると、それはやっぱり難しいと思います。
初心者の方なら必ず1回は、説明書を見たりYouTubeで設営している動画をみたりすることをおすすめします。
不安なら説明書や動画を確認
説明書を見たりYouTubeで設営している動画を見ても、いざ自分でやってみると何か違っている気がしてきます。
そう言えば以前こんな失敗談を聞きました。
その人は実店舗でテントを購入し、そこで店員さんに簡単な設営方法を聞いて分かった気になってしまったらしいんです。
実際にキャンプ場に行って設営してみたらよく分からなくなってしまって、結局2時間以上掛かってしまったようなんです。
それも1人ではなく、家族と協力して設営して2時間以上・・・。
次にそんな失敗をしないために、店員さんが設営しているところを動画に撮ったと言うんです。
キャンプに行く前に説明書に目を通しても、少しでも不安があるようなら、説明書や設営動画をキャンプ場に持っていくことをおすすめします。
また現在では、メーカーによっては説明書をネットで見ることも出来るので、予め準備しておくと良いと思います。
ファミリーテントは1人で建てられる?
トンネル型のツールームテント
僕の経験談になりますが、僕は幼い子供と2人でキャンプに行く事が多かったので、テントの設営は基本的に自分1人でやっていました。
初めてスノーピークのツールームテントを買った時には、初めての設営で約40分かかりました。
汗だくになり疲れてしまいましたが、子供の喜んでいる顔をみたら、それも満足に変わったんです。
同じテントを繰り返し設営することで、手順やコツを掴むようになります。
最終的には大きなツールームテントは15分程度で立てることができるようになりました。
確かにツールームテントはトンネル型のような形状が多く、スリーブを通したポール(フレーム)の両側をピンに留める必要がでてきます。
片側づつ順調にピン留めができれば良いのですが、ポールに力を加えてカーブを作る必要がある時は、反対側が動かないようにする必要ができてきます。
そんな時は、反対側をペグダウンしておけば大丈夫。
力を加えてポールを曲げる作業も、これなら1人でやることができます。
撤収作業で、ファミリーテントを畳む時も、幼い子供に手伝わせる事ができれば良いのですが、なかなかそれもできません。
そんな時は、ペグを全部抜かないで、もう1人が持つであろう場所のペグを残しておきます。
それを基準にテントを畳めば、1人でもテントを畳むことはできます。
大型のワンポールシェルター
大型のワンポールテントも、1人で設営と撤収をします。
ワンポールテントなので、設営は比較的簡単です。
幕の4隅をペグダウンしておき、そしてテントに潜り込んでセンターポールを立てるだけ。
後は周囲にペグを打ち、必要なところにサイドポールを立てたりロープを張れば大丈夫。
ファミリーテントにも使える大型のシェルターも、1人で10分ぐらいで設営することは出来るようになると思います。
トンネル型のツールームテントと比較すると、個人的には大型のシェルターの方が、1人で設営しやすいです。
大きなファミリーテントを1人で設営できるようになるには、やっぱり慣れと経験だと思います。
お父さんに優しい設営が簡単なファミリーテント
ファミリーテントを1人で設営できると聞いても、やっぱり慣れだといわれてしまっては不安が残りますよね。
説明書や動画を見たところで、ちゃんと1人で設営できるかわかりません。
説明書を読まないと理解できないようなテントは、難しい部類に入ると思う。
それだったら、はじめから簡単に設営できるテントを購入したいというお父さんも多いと思います。
そこで、おすすめしたいテントがあります。
ケシュア 2 SECONDS EASY 3 FRESH&BLACK ポップアップテント
出典:Amazon
簡単といったら、フランスのアウトドアブランドのケシュアがおすすめです。
ワンタッチテントが有名なブランドで、値段もリーズナブル。
毎年夏なると、売り切れ続出の人気のブランドです。
そんなケシュアの『Quechua(ケシュア) 2 SECONDS EASY 3 FRESH&BLACK ポップアップテント』は、たった2秒で設営できちゃうんです。
テープを外して、パッと投げるだけ!
ドラゴンボールのポイポイカプセルの様に、あっという間に広がります。
広がったあとは、隅をペグダウンするだけ。
出典:Amazon
でもケシュアのポップアップテントは簡単に設営できるだけが売りじゃ無いんです。
フライシート素材に「Fresh&Black」 テクノロジーを採用しているので、直射日光の下でもしっかりと暗い遮熱性と、機能的なベンチレーションで熱ごもり軽減しています。
防水性も抜群で、シャワー水量 200 ℓ/sqm/hのシミュレーションテストにも合格しています。
設営時の高さが低いので耐風性もよく、風速50 ㎞/時の風にも耐えられちゃうんです。
3人用なので、ファミリーテントと言ってもちょっと小さめですが、設営時間はメチャクチャ短縮することが出来ると思います。
ケシュア 2 SECONDS EASY 3 FRESH&BLACK ポップアップテント | |
サイズ | 幅 180 × 長さ 210 × 高さ(最高部) 101 |
収納時サイズ | 直径74cmのフラットディスク型カバー付 |
質量 | 4.02 kg |
DOD おうちテント
出典:DOD
大人気ブランドDODのおうちテントは、ワンタッチテントです。
設営は、テント内に入って、天井部分のフレームを傘を広げるように押し上げたら、サイドのフレームをまっすぐに伸ばして、その後ペグダウンするだけ。
ワンタッチと言うだけあって、あっという間に設営が終わります。
4人用なのでファミリーテントとしても充分な広さもあり、またデザインはロッジ型なのでおしゃれです。
お父さん1人でも充分設営ができちゃう、ファミリーテントです。
DODのおうちテントは2022年に発売されたテントで2022年4月現在では、一般販売されていません。
2月に抽選だったようなので、もし購入希望なら、DODのネットストアで抽選販売に申し込むしかないようです。
DOD おうちテント スペック
組立サイズ | (約)W230×D230×H200cm |
インナーサイズ | インナーテント無し |
収納サイズ | (約)W100×D29×H29cm |
重量(付属品含む) | (約)13.4kg |
収容可能人数 | 大人4名 |
最低耐水圧 | アウターテント:2000mm/フロア:5000mm |
材質:テント生地 | 150D ポリエステル(PUコーティング) |
材質:フロア生地 | 210D ポリエステル(PUコーティング) |
材質:フレーム | スチール、グラスファイバー |
材質:ポール | グラスファイバー |
コールマン タフドーム2725
出典:Amazon
コールマンのタフドームは、ワンタッチほど簡単ではないですが、初心者に優しいアシスト機能付。
ポールを本体に通して設営するといった基本的な作業があるから、そこそこキャンプに来た感が味わえて、その上次に繋がる経験が積めるはず。
公式の商品説明にも、1人で設営できると書いてあるから大丈夫。
肝心なアシスト機能とは、ポールの先端にはめるピンが抜けづらい形状をしているんです。
通常のピンは、良く見る棒状のもの。ポールをピンを差しテントを立ち上げる時に反対側が抜けちゃうことがあるんです。
そうなるとまた、やり直し・・・。
アシストクリップなら抜けづらいから、1人でも大丈夫って算段です。
そんな安心のブランド「コールマン」、初心者のお父さんにもおすすめです。
コールマン タフドーム2725 スペック
サイズ:使用時 | 約270×250×170(h)cm |
サイズ:収納時 | 約直径22×75cm |
重量 | 約8.5kg |
耐水圧 | フライ/2000mm、フロア/2000mm |
定員 | 3~4人 |
材質:フライ | 75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) |
材質:インナー | 68Dポリエステルタフタ(撥水防水) |
材質:フロア | 210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) |
材質:メインポール | アルミ合金(約直径12.8mm) |
ユージャック ワンポールテント Desert300
出典:Amazon
色々なブランドがワンポールテントを出していますが、ユージャックのワンポールテントならキャンプ場でまだ他の人とカブる確率が低いので、目立ちたい人におすすめ。
その上値段もお手頃なので、初心者には優しいですよね。
サイズは(長さ)330cm x (幅)330cm x (高さ)270cmで3~4人に適しています。
そして耐水圧2000mmの75Dポリエステルタフタのフライシートに、インナーはなんとポリコットン(ポリエステル65%・コットン35%混紡)。
フロアシートは、耐水圧5000mmもあるんです。
耐水圧がこれだけあれば安心ですね。
ナチュラルなサンドカラーが流行っているなか、真っ白なワンポールテントは目立ちそうですね。
ユージャックはランタンハンガーも使い勝手が良さそうなのでおすすめなんです。
UJack(ユージャック) テント ワンポールテント Desert300 3~4人用 | |
展開サイズ | (長さ)330 ×(幅)330×(高さ)270cm |
収納サイズ | (長さ)80 ×(幅)25 ×(高さ)25cm |
重量 | 約9kg |
材質:フライシート | 75Dポリエステルタフタ 耐水圧2000mm UVPRo50+ PU防水シームシール |
材質:インナーシート | T/Cクロス(ポリエステル65%・コットン35%混紡) |
材質:フロアシート | 300Dポリエステルオックスフォード 耐水圧5000mm |
付属品 | メインポール/キャノピーポールx4/ストームロープx20(自在:蓄光発光仕様)/ペグx35/収納袋(本体・ポール・ペグ/ロープ 各1) |
DOD キノコテント
出典:DOD
またもやDODのテントを紹介させてください。
DODのキノコテントも、おうちテントと同じワンタッチテントです。
設営方法は、おうちテントとちょっと違いがあり、キノコテントでは外側から組み立てるようになっています。
天井部分の上下に2つに分かれている部品を、4本のフレームを伸ばしつつ合体させるようなやり方です。
同じような設営方法のテントにカンガルーテントがありますが、そちらもワンタッチで設営が簡単になっています。
キノコテントは特徴的なデザインが魅力的なファミリーテントになっています。
しかしおうちテントは大人4人が定員でしたが、キノコテントでは大人2名と子供2名の計4人です。
テント本体が六角形という形状をしているので、隅に大人が寝転がる大きなスペースが取れないようです。
それでもファミリーテントとして、可愛らしくもありおしゃれなのでおすすめです。
DOD キノコテント スペック
組立サイズ | (約)W328×D328×H168cm |
インナーサイズ | (約)W288×D248×H148cm |
収納サイズ | (約)W25×D90×H25cm |
重量(付属品含む) | (約)11.2kg |
収容可能人数 | 大人2名 子供2名 |
最低耐水圧 | フライシート:3000mm/フロア、グランドシート:3000mm |
材質:フライシート | 150Dポリエステル(PUコーティング) |
材質:フロア生地 | 210D ポリエステル(PUコーティング) |
材質:グランドシート | 210Dポリエステル(PUコーティング) |
材質:フレーム | アルミ合金、スチール |
材質:ポール | アルミ合金 |
まとめ
きっと僕らは、経験を積んで成長していくはず。
いつかきっと、『パパ、かっこいい!』と言われる日が来るはずです。
それまで、設営が簡単にできるテントでごまかし・・・いや、練習しましょう。
誰だって初めから、テキパキと設営できる人なんていません。
設営が難しそうなテントなら、予め予習をしておくとキャンプ場であたふたしなくて済みます。
一回でも説明書や設営動画を見ておくだけで、設営にかかる時間が変わってくると思います。
あとは、慣れだと思います。
同じテントを何回も設営すればコツが掴めると思うし、複数のテントを設営した経験があれば、説明書を見なくてもカンで設営できちゃう場合もあります。
テントの設営時間が短くなれば、使える時間も増えて充実したキャンプになるはずです。
ファミリーテントを1人で設営する自信がない方は、まずは簡単に設営できるテントがおすすめです。
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アイキャッチ画像 出典:DECATHLON