今話題のキャンプをやってみたいけど、どんな準備をしたらいいのか全く分からないなんてお悩みはありませんか?
初めてのキャンプに持って行く物や必要な道具は、キャンプの事を知らないと分かりませんよね。
初めてのキャンプでも、一緒に行く家族や友達にかっこ悪いところは見せたくないし、できれば失敗することなくキャンプをしたいと思いますよね。
一体何が必要なの?忘れ物はしてない?・・・と不安にならないために、初めてのキャンプに必要なものをリストアップしてみました。
でも初めてのキャンプに、道具を色々揃えるのも大変ですよね?
キャンプはしたいけど予算が少なかったりする場合だってあると思います。
そこで今回は低予算でも最低限必要な物をピックアップして紹介します。
目次
初めてのキャンプの持ち物はこれ!
1.テント
キャンプに必要な道具と言えば、テントは外せません。
Youtubeなどであるようなハンモックだったり、タープだけで過ごすようなキャンプをしたいという場合以外は、テントが必要になります。
ソロキャンプで、あえてワイルドなスタイルでキャンプをしたいと望んでいる人も多いと思いますが、ここではファミリーキャンプ、またはソロ用のテントを使ったキャンプでの必要な物をリストアップします。
そうなると、絶対に必要なのがテントなんです。
テントなら何でも良いかというとそうでもなく、低予算だとしてもなるべく「ひさし」が付いたテントを選ぶようにするのがおすすめです。
ひさしと言うとあまりピンと来ないかも知れませんが、もう少し大きめのタープがテントと一体になっている姿を想像してください。
テントの入り口部分にタープのような日よけのスペースが作れるものなら、別途タープを購入しなくても済みます。
初心者の方は、夏の暑い季節にキャンプを始めるという方が多いと思いますが、その時期では太陽の日差しがキツくて、日よけが無いとあっという間に火傷のような日焼けをしてしまいます。
その為、タープを買わずにテントだけで日除けをするように、テントの入り口やサイドを跳ね上げてタープスペースを作れるようなタイプの物がおすすめなんです。
さらに設営が簡単なら、なお良いと思います。
個人的にソロキャンプでおすすめなのが、パップ風のテント。
タープスペースと寝室があるので、日差しが強い季節でも快適に過ごせると思います。
ファミリーなら、ツールームテントがおすすめです。
設営の簡単さを重視するのなら、初心者におすすめのコールマンのタフドームやワンポールテントが良いと思います。
ただワンポールテントだと、タープを別に購入する必要があります。
初心者におすすめのテントについて書いています。
2.グラウンドシート
出典:楽天
グランドシートは、テントの床を保護するシートです。
テントの下に敷き、テント本体をキズや穴あきから守ったり防水の役割をします。
これもあえて高い物を買わずに、ブルーシートで代用できますが、ちょっと見た目は悪くなってしまいます。
テントに付属している場合もありますが、付属していない場合は別途用意しておくと助かります。
撤収時にはテントの底は土からの湿気で濡れていたり、土や草がくっついてしまうので、グランドシートがあればテントをキレイにするという作業が楽になります。
3.インフレーターマット
出典:楽天
僕の中でテントの中に敷くマットはかなり重要だと思います。
キャンプ場でのテント泊は、基本的に自然の中の地面で寝ますよね。
特に初めてのキャンプなら、コット(キャンプ用のベッド)は買い揃えることが難しいので、テントの中で横になると思います。
そんな時、地面に石や木の根っこなどが転がっていたら、その凹凸がダイレクトに背中に伝わり、とてもじゃないけど寝るとこができません。
薄い銀マットを、その代わりに使おうとしても、やはり薄過ぎてしまうためダメなんです。
僕の経験上、5cm以下の厚みのマットだと、背中に異物を感じてしまいます。
なので5cm以上のマット、せめて4cmの厚みは欲しいところです。
また、自然に空気が入って膨らむインフレーターマットなら、地熱も感じにくくなるし設置も簡単です。
初めてのキャンプの時に、ここを妥協していいのか悩みますが、とりあえずインナーマットは無くしてしまいましょう。
その代わりにインフレーターマットで代用はできるので、厚みのある就寝時用のインフレーターマットがおすすめです。
そして奥さんをキャンプに誘って、もう一度行きたいと思わせるために、快適な睡眠って重要だと思います。
なのでちょっと無理してでも、少し厚めのインフレーターマットとかを用意した方がいいと思います。
4,シュラフ
出典:楽天
シュラフは寝袋のことを言うのですが、正直夏にキャンプをするようなら、毛布やタオルケットで代用ができちゃいます。
ゴールデンウィークは日中は熱いですが、夜から早朝にかけて気温が下がるので、この時には春用のシュラフがあってもいいと思います。
でも、この時も毛布で代用ができると思います。
夏以外の季節にキャンプに行いくのなら、シュラフは必要になってきます。
特に、春口や秋、または冬のキャンプだと絶対に必要になってくる道具です。
しかも冬では、かなり気温が低くなるので、ちょっと厚めのシュラフだったり、ダウンが入っているシュラフが必要です。
しかし最近では、ポータブル電源が普及してきたので、電気毛布でかなり暖かく過ごすことができるようになっています。
それらが用意できるのなら、凄く値段が高くて冷温下でも使えるようなシュラフは必要ないかも知れません。
夏休みやお盆以外のキャンプなら、用意しておきましょう。
ファミリーキャンプでは、封筒型で連結できるタイプが子供も安心して寝ることができるのでおすすめです。
予算がない場合は、とりあえず代用品を探すか、友達に借りたりしても良いかも。
5.コンロ・バーナー
出典:楽天
初めてのキャンプでは、1泊2日の予定が多いと思います。
キャンプ中に、コーヒーを飲んだり、ご飯を調理したりするためには、コンロやバーナーが必要になります。
これらの調理器具がないと、夜ご飯の準備、または朝食の準備が全くできません。
ソロキャンプならシングルバーナー、ファミリーキャンプならツーバーナーがおすすめですが、ちゃんとしたツーバーナーになってしまうと値段も高くなってしまいます。
なので、初めてのキャンプなら、家庭で使っているカセットコンロで代用しても良いかも知れません。
ただキャンプで調理する時は、大体が屋外になると思います。
その時は、風が強いと火力が安定しなかったりします。
風よけを使うか、または気をつけながらテント内で使用するなど工夫が必要になってきます。
キャンプ用に風防がついたカセットコンロも販売されているので、それを家庭とキャンプで併用すれば、費用は抑えられそうです。
6.焚き火台
出典:楽天
キャンプの定番といえば、焚き火ですよね。
焚き火無くしてキャンプは語れません。初めてのキャンプでも焚き火はやってみたいという人は多いハズ。
そうなると絶対に必要なのが焚き火台です。
昔は地面に直接薪を置いて焚火ができるキャンプ場もありましたが、最近ではほとんどのキャンプ場では直火が禁止になっています。
焚き火台があれば、直火にならないので、焚き火を楽しむことができます。
おすすめは、焚き火もバーベキューも1台でできるタイプです。
ちなみに、夜のバーベキューはやめておきましょう。
暗くてお肉の焼き加減が、見えないので大変です。
また焚き火をしながらバーベキューを同時にするということもできないので注意が必要です。
7.調理器具
出典:楽天
料理するものにもよりますが、カレーやお鍋等を作るようならクッカーと呼ばれる調理器具が必要になります。
特に、初めてのキャンプなら、何となくカレーが定番メニューになるような気がします。
ご飯を炊くライスクッカーやフライパンなど色々と種類がありますが、家庭で使っているもので代用できれば、その分費用を抑えることができます。
特に、鍋やフライパン類ではなく、包丁やまな板、菜箸やヘラ、お玉などは、初めのうちは家庭の物で代用しちゃいましょう。
とは言え、お湯を沸かすためにお鍋が1つ欲しいところ。
さらにケトル(ヤカン)があれば、申し分ありません。
メニューをどうすのか考えて、必要な物を揃えましょう。
朝食にホットサンドを作りたい時には、ホットサンドメーカーが必要になります。
8.食器類・カトラリー
出典:楽天
食器類も、初めてのキャンプでは全部揃えるのは大変です。
ここは、100円ショップで紙皿・紙コップ・お箸類を揃えてしまいましょう。
またキャンプに行きたいと思えるようになったら、食器類をそろえても良いと思います。
メニューにもよりますが、お皿、深皿、紙コップ、マグカップ(コーヒーなど熱い飲み物用)は必要になります。
また、食事用のお箸、スプーン、コーヒー等に使う小さいスプーンも必要です。
メニューによってはナイフやフォークも容易しておきましょう。
9.クーラーボックス
出典:楽天
初めてのキャンプに予定することが多い夏の時期では、クーラーボックスが必要になります。
夕食や朝食の食材、または飲み物を冷やしておかないと、食べ物が傷んでしまいます。
キャンプ用のクーラーボックスは、値段が高いので、釣り用などを代用しても良いかも知れません。
また、朝食に使う食材を傷まないもの(冷やす必要がないもの)にしておけば、初日だけ保冷できるものでも大丈夫です。
食材の量を減らせば、サイズ(容量)の小さいクーラーボックスを選ぶこともできます。
容量が小さければ、その分値段を抑えられます。
値段が高いハードクーラーボックスはなく、比較的安価なソフトクーラーボックスに保冷剤を詰め込んで行けば、夜までならなんとか保冷できると思います。
10.ウォータージャグ
出典:楽天
初めてのキャンプでは必ず必要という道具ではないですが、お水を入れておけば水場まで毎回行ったり来たりしなくても済みます。
もし飲み物としてお水を入れることを考えているのなら、初めはペットボトルのお水でもいいと思います。
炊事場が近い場所にテントを設営するのなら、そこまで重要な道具ではないと思います。
11.LEDランタン
出典:楽天
キャンプと言えばランタンなんですが、初めてのキャンプならLEDランタンがおすすめです。
メインの灯りとして、光量が大きいLEDランタンと、寝室用のもう1つ、できればトイレや炊事場に行く時にLEDランタンか懐中電灯が欲しいところです。
キャンプで使うLEDランタンには、流行り廃りがありますが、まずは光量がどのくらいか確認してから購入しましょう。
1つメインで使える明るいLEDランタンがあれば、その他はデザインなどで選んでもいいと思います。
キャンプ場では、LEDランタン1つではさすがに暗いです。寄せ集めでも、幾つか用意しておくのがおすすめです。
12.テーブルとチェア
出典:楽天
この2つは、最低限必要です。
なんていうワイルドな人以外は絶対に必要な道具です。
家にあるもので代用出来ればいいですけど、この2つはそうはいきません。
購入する時は、今後のキャンプのことを考え、チェアの高さやテーブルの高さをある程度ビジョンを持って決めたり、デザインを統一したりしましょう。
ロースタイルなのか、ハイスタイルなのかで買い直すのも大変です。
そして、チェアにはひじ掛けが付いたものを選んだ方が良いと思います
キャンプ場で長い時間座っている時は、リラックス度が違ってきます。
テーブルは、ファミキャンならできれば広い物の方が良いと思います。
キャンプの時は、テーブルの上は何かと散らかってしまうからです。サイズ的には、4人家族なら幅90cmは欲しいところです。
そして、高さが変えられるものの方が色々な場面で使えると思います。
初めてのキャンプの必要な物リスト
- テント
- ペグ
- ハンマー
- グランドシート
- インフレーターマット
- シュラフ(場合によっては枕)
- コンロ・バーナー
- 焚き火台
- グローブ(熱いものを持てる手袋)
- ライター(焚き火・バーベキューをするなら)
- 着火剤(焚き火・バーベキューをするなら)
- 火起こし器(焚き火・バーベキューをするなら)
- 炭・薪用トング
- お鍋(メニューによる)
- フライパン(メニューによる)
- ホットサンドメーカー(メニューによる)
- ケトル(ヤカン)
- トング(焚き火・バーベキューをするなら)
- お皿、深皿、紙コップ、マグカップ
- ナイフ、フォーク、スプーン、小スプーン
- クーラーボックス
- LEDランタン
- テーブル
- チェア
- 食器用洗剤・スポンジ
- ティシュ・ウェットティシュ
- ゴミ袋・ビニール袋
- タオル・ハンカチ
- モバイルバッテリー
- カメラ類
- 着替え
- 薬(頭痛薬・胃薬・キズぐすり・絆創膏など)
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- 食材
- 気温調整用の道具(ポータブル扇風機・うちわ)
まとめ
どうでしたか?初めてのキャンプ、本当にハマるかな?
キャンプを始めたいけど、道具をそろえるのにお金がかかるって悩んでいる方は代用できるものは利用し、本格的に始めてみようと思ってから、ちゃんとしたものを買い揃えたほうがいいと思います。
キャンプって、あれがないとダメ!これがないとダメ!って、堅苦しい物じゃないと思います。
とりあえず、やってみましょう!楽しみましょう!
無ければないでなんとかなるはずで、そんな失敗も楽しい思い出になると思います。
その中で、自分で必要な物、足りない道具が見えてくると思います。
慣れてきたら、自分の好みのキャンプギアを揃えて自分の色を出して行くのがおすすめです。