もうすぐゴールデンウィークがやってきますね。
今年は2022年4月29日から5月1日までと、5月3日から5月5日までの3連休が2回続きます。
5月2日と6日にお休みがとれた場合は7、8日の土日も含めることができるので、最大10日ものお休みがとれることになります。
まだまだ続く、キャンプブームに乗り、キャンプに出掛けようと考えている人も多いと思います。
また、この休みにキャンプデビューを考えている方もいるかもしれません。
しかしこの時期、すっかり暖かくなって都心では昼間半袖で過ごせるほど気温が上がるものの、夜は肌寒く感じ、服装に悩む時期でもあります。
自然の多いキャンプ場では、より、服装について悩んでしまう方は多いはず。
今回は、ゴールデンウィークや5月のキャンプの服装をどうしたらいいのかを、詳しく説明したいと思います。
持ち物のヒントや防寒対策のおすすめグッズについても紹介します。
ゴールデンウィークのキャンプの服装とは?
そもそもゴールデンウィークの気温ってどれくらい?服装は?
大体、関東地方東京都近郊の都市部では、ゴールデンウィークの昼間の気温は高くなる傾向にあります。
過去には27度まで上がった年もあるんです。
平均すると大体20度前後くらいで、最低気温は15度前後。
低い時は12度前後まで下がることもあります。
風が吹けば体感温度は変わってくるので、気温の割に寒く感じることもあるかも知れません。
この時期のおすすめの服装といえば、春服ではちょっと暑く、真夏の恰好では朝晩の冷え込みにちょっと耐えられないイメージなので、涼し気な素材のTシャツに脱ぎ着しやすい羽織りものを合わせるのがおすすめです。
キャンプ場の気温ってどれくらい?
ではキャンプ場の気温はどうなのでしょうか?
もちろんキャンプ場の場所によって変わります。
事前にキャンプ場のホームページやYahoo!や気象庁の天気予報や予想気温をチェックしておくのをおすすめします。
また、日差しの強さや場所によって差がありますし、木の多い場所では日差しが遮られ、爽やかに涼しく感じることもあると思います。
そして、標高が100m上がると気温は0.6度下がると言われています。
そもそも標高が高い高原のキャンプ場は、ゴールデンウィーク時期でも最高気温が平均して10度なんて場所もあります。
都内と同じ気分でいると痛い目を見るので、事前にしっかりとチェックしておきましょう!
ゴールデンウィークのキャンプ場の朝晩の気温差は?
キャンプ場の場所によって違いがあるので、まずは自分が行くキャンプ場の予想気温や天気予報をチェックしましょう。
標高が高いと気温は下がりますし、盆地は日中と朝晩の気温差が大きくなります。
日によっては日中は真夏のように暑かったり、天気が悪くて冬のようだったなんてこともあり得ます。
そして初日は暑かったのに翌日は寒い・・・なんてこともあるんです。
本当に天気と気温は運しだいなので、これ!という答えはないんですよね。
ゴールデンウィーク、5月のキャンプは朝晩が冷え込みやすく、日によって気温差が激しいということ。
行ってみたら全然大したことなかったなんてこともあったりするし、標高が高い高原などは朝晩でなんと15度もの気温差が出てしまうことがあるそうです。
人は5度から10度未満の気温になると「寒い」と感じるそうです。
日差しがない、風が吹いている、雨が降っているなどでも体感温度が変わってくるとので、事前の下調べはしっかり行っておきましょう。
ゴールデンウィークのキャンプにはどんな服装でいけばいいの?
出典:楽天
このゴールデンウィーク時期のキャンプの服装は脱ぎ着ができる服装を心がけるべきです。
「暑い」は脱げばよいですが「寒い」は防寒グッズがないとどうにもなりません。
長袖のシャツ、天気が良ければ半袖でも良いでしょう。
スウェットやウインドブレーカーやマウンテンパーカーなどを合わせると、気温に合わせて自分で調節できるのでおすすめです。
夜間の防寒対策として、小さく折り畳んで持ち歩ける薄いダウンジャケットもあると便利ですよ。
ゴールデンウィークのキャンプの防寒対策って必要?
エリアによっては冬の寒さにもなりかねないゴールデンウィークのキャンプ。
なんて辛い思い出には、出来ればしたくないですよね。
邪魔になってしまいますが、夜間と就寝時用の防寒対策はしっかりしておくことをおすすめします。
重ね着できる冬用の薄手のダウンジャケットや、フリース素材のアウターなどが軽くて持ち歩きやすいです。
また、食事に暖かい飲み物やスープを用意しておくのもおすすめ。
体の内側から暖めることは、案外馬鹿にできないものです。
そしてテントの内部。マットやシュラフです。
気温が下がると地面からの底冷えがとにかくつらく感じる、との口コミや体験談が多くみられます。
底冷えがひどいと、体温を奪われて眠れなかったり、風邪をひいてしまうこともありえます。
しっかりとした保温力のある暖かいマットとシュラフを選んで、テントの中を防寒しておけば、テントに入ってシュラフに潜り込んでしまえばいい!という最終手段が使えます。
春だから~とペラペラの銀マット1枚でキャンプに臨むのは避けましょうね。
ゴールデンウィークキャンプにあると便利な持ち物ベスト5
ゴールデンウィークのキャンプにあるとと便利な物を考えてみました。
すべてが必要とは言いませんが、持ち物をチェックする時の参考にしてください。
①汗拭きタオル
なにはなくとも汗拭きタオルです。
ファミリーキャンプの場合、昼間に子供がはしゃいで走り回って汗だくになってしまうこともあります。
また、キャンプの作業は肉体労働も多いので、気温が高くて思わぬ汗をかいてしまうこともありそうです。
タオルは忘れずに持参しておくのがおすすめです。
②替えのTシャツ
ゴールデンウィークの日中は、基本的に気温が上がることが多いので、着替え用の予備のTシャツや下着も準備しておくと良いと思います。
肌に直接触れた部分が汗などで濡れていると、その部分から体温が奪われてしまうし、そもそも不快ですよね。
ですが夜間気温が下がって寒そうだからといって、冬の定番の防寒用下着を重ね着していくのはあまりおすすめできません。
吸湿発熱インナーと呼ばれる下着は、水蒸気が水に変わる時に発生するエネルギーにより発生する熱を利用して発熱する仕組みになっています。
このインナーは繊維に水分を多く含むことができる素材の方がより暖かさを生み出すことができますが、繊維の保水力に限界がくれば蒸れて周りの熱を奪いつつ水蒸気になる「気化熱」が発生してしまい、冷えを感じるようになります。
なので昼間に汗をかいて水分を多く含んだ吸湿発熱インナーは、夜間は冷えの原因になってしまうんです。
③ブランケット
出典:楽天
ブランケットは防寒対策としてあると便利なアイテムです。
寒い時は羽織ったり、シュラフの中で包まったり、テントの中にラグとして敷いて底冷えを防ぐこともできます。
軽くて保温効果の高いもの、肌触りが良いものや携帯性が高くクッションとしても使用できるものもあるので、是非ゴールデンウィークのキャンプのお供に持って行ってみて下さい。
④フリースジャケット
出典:楽天
ユニクロなどでおなじみのフリースジャケットは、軽くて肌触りがよく暖かいのが最大の特徴。しかも安価なのが嬉しいですよね。
薄いものならマウンテンパーカーの下に着こんだり、就寝時シュラフの中で着こむことも出来ちゃいます。
単体では風通しが良すぎて頼りなさもありますが、組み合わせ次第では最強の防寒アイテムになりえます。
1枚保険のつもりで持っておくと安心ですよ。
⑤タープ
出典:楽天
ゴールデンウィークは寒暖差もですが、日中の暑さや日差しの強さも気になるポイント。
キャンプサイトに日陰があるとは限らないので、ゴールデンウィークの強い日差しを受けるタープがあると快適さが増します。
ツールームテントやドアパネルを跳ね上げてタープスペースを作れるテントなら良いのですが、日差しを避ける物がない時にはタープは必要になります。
ゴールデンウィークのキャンプにおすすめのグッズ5選
次はゴールデンウィークのキャンプにおすすめのグッズやアイテムを紹介します。
それぞれのおすすめ商品も紹介してありますが、代表的な物の一例となっています。
1.3シーズン用寝袋
デカトロン フォルクラ TREK 500 5
出典:楽天
ゴールデンウィークのキャンプはまだまだ寒い夜の日も多いので、寝袋は3シーズン対応のものがおすすめです。
デカトロンのフォルクラTREK500 5°は5度から15度の気温で快適に過ごせるように設計された一人用のシュラフです。
快適なマミー型で両開きの2本の3/4ファスナーで温度管理を行えます。
限界温度は0度。通常的確温度は5度とゴールデンウィーク時期のキャンプの気温にぴったりです。
「ウルトラライト」2017と「ライト」2018シリーズと連結も可能です。
デカトロン フォルクラ TREK 500 5 スペック
- 最適温度:通常適格温度5℃/限界温度0℃
- 材質・中わた:100% ポリエステル(PES)
- 材質・裏地:100% ポリエステル(PES)
- 材質・表地:100% ポリエステル(PES)
2.インナーダウン
NANGA(ナンガ) 日本製 別注 インナーダウン カーディガン
出典:楽天
軽くて暖かいダウンジャケットは冬のキャンプの防寒着の定番です。
冬のダウンジャケットを持っていったら流石に暑すぎるよな・・・なんて迷ってしまうこともありますよね。
そんな時はインナーダウンがおすすめです。
インナーダウンはすっきりとした着心地のダウンジャケットのこと。
NANGAのインナーダウンは特に首回りがすっきりとしたデザインになっていて、フードや襟のある服と組み合わせても干渉しにくいところがおすすめポイントです。
軽くて暖かい中身のダウンはスペイン製のホワイトダックダウン。
760フィルパワーの保温力で暖かさも抜群。
大きめサイズを購入してスウェットなどの上に着るも良いと思います。
ジャストサイズを購入しマウンテンパーカーのインナーとして着こむのもおすすめです。
NANGA(ナンガ) 日本製 別注 インナーダウン カーディガン スペック
- 素材・ 表地:ナイロン100%
- 素材・裏地:ナイロン100%
- 素材・中綿:ダウン90%、フェザー10%
- 重量:約 196g(XLサイズ)
3.湯たんぽ
マルカ 湯たんぽ A エース 2.5L
出典:楽天
湯たんぽはエコな防寒グッズの定番として人気があるアイテムのひとつ。
湯を沸かして湯たんぽに入れ、ケースに入れておくだけですぐに使えます。
中でも熱伝導率が高くすぐに温まる金属製湯のマルカの湯たんぽはコンロやストーブなど直火にも直接かけられるためキャンプ用としてもおすすめできる商品です。
金属製湯たんぽの故障の原因となるのは中身の水が残っていることによる腐食による穴あきです。
そこで中身の水がすっきりと切れるよう、口金が改良されています。
金属製湯たんぽは素手では火傷してしまうので専用のカバーを使用しましょう。
就寝前にシュラフに入れておくと、ほかほかの状態で眠ることができます。
湯たんぽを使うまでの寒さではなかった時はちょっと嵩張ってしまいますが、念の為に準備しておくのもいいと思います。
マルカ 湯たんぽ A エース 2.5L スペック
- 商品サイズ:29.5×21.6×7.4cm
- 容量:約2.5リットル
- 材質・本体:溶解亜鉛メッキ鋼板 (板厚 0.5mm)
- 材質・口金:真鍮
- 材質・パッキン:天然ゴム
4.コンパクトにまとめられるブランケット
キャンピングブランケット
出典:楽天
ブランケットはオールマイティーに使えるグッズの1つ。
寒い時は膝にかけたり、焚き火中は肩に掛けたりと、その場その場で防寒対策を取ることができます。
このかわいいブランケットは、取り付けられた小さな寝袋型ポケットにブランケット本体を畳んで収納して持ち運ぶことができるアイデア商品です。
素材は中綿のポリエステル素材。
寸法は100×70cmでひざ掛けにしたり、腰に巻き付けたりするのにちょうどよいサイズになっています。
寝袋型ポケットに収納すると枕として使用することができるんですよ。
キャンピングブランケット スペック
- サイズ:寸法(ブランケット時) W約100cm H約70cm
- 素材:ポリエステル(中綿ブランケット)
5.マウンテンパーカー
THE NORTH FACE MOUNTAIN LIGHT JACKET
出典:楽天
ノースフェイスのマウンテンライトジャケットは、ゴアテックス素材を使用した本格派。
ゴアテックス素材はスポーツウェアやアウトドアウェアで人気の素材で、水を通さない防水性と優れた透湿性を兼ね備えています。
なので雨の中でスポーツや作業をしていても服の内側が蒸れることがないんです。
ノースフェイスのマウンテンライトジャケットは、GORE-TEX®の2層構造を採用した防水シェルジャケットです。
やや長めの着丈で保温性も確保。寒い時は内側に重ね着も出来そうですね。
内側の専用ファスナーでインナーを連結できるジップインシステムに対応しているので、キャンプ用のアウトドアウェアとしてだけでなくトレッキングやデイリーユースとしてもおすすめできる一着に仕上がっています。
ノースフェイス マウンテンライトジャケット スペック
- 重量:715g(Lサイズ)
- 素材・表地:70D GORE-TEX® 2L(表/ナイロン100% 裏/ePTFE)
- 素材・裏地:Embossed Taffeta(ポリエステル100%)
まとめ
ゴールデンウィークのキャンプの服装選びは難しいですよね。
天気やキャンプ場の場所によっては日中初夏並みに暑くなることもあれば、夜間や朝には冬のように寒くなることもあります。
特に標高が高い場所のキャンプ場や盆地では気温差が大きくなったりしがちです。
そもそもの気温が低くなりやすいし、風が吹けば体感温度がもっと低く感じてしまいます。
なのでまずは、訪れるキャンプ場の気温や天気予報を事前にチェックしておくのが良いと思います。
服装は重ね着できるものが基本。
天気が良く気温が上がりそうなら半袖のシャツでも大丈夫。
Tシャツにマウンテンパーカーやスウェット、ウインドブレーカーがおすすめです。
さらに脱ぎ着で温度の調節ができる服装が必須です。
朝晩は冷え込むことが多いので、羽織れるブランケットや薄手のダウン、フリースジャケットがあるとさらに安心です。
シュラフは3シーズン対応のものがおすすめ。
寒さを感じたらテントに避難できるように、底冷え防止のマットでしっかり断熱しておきましょう。