※当サイトはアフィリエイト広告の利用・プロモーションを含んでいます

焚き火・暖房器具

SOTOと新富士バーナーの違いは何?SOTOとShinfuji Burnerのスライドガストーチを比較しつつレビュー!~ガスの充填に使うボンベは何が良い?~

2022年4月9日

数年前のキャンプの時、炭を熾そうとキャプテンスタッグの 炭焼き名人FD火起こし器を準備していると、友人がSOTO(ソト)のスライドガストーチをおもむろにポケットから取り出しました。

それは、先端部分を引っ張ると、スルっと先の部分が伸びて、全体で20cm位の長さになったんです。

カチッとスイッチを押すと、ゴォーと炎を勢いよく吐き出しました。

火か点くことを確認すると、キャプテンスタッグの『炭焼き名人FD火起こし器』の着火口の穴にすっと入れて、

カチッ!ゴォー!!

と、あっという間に中の着火剤に火をつけたんです・・・。

ドヤッ!!

その時、火を点けた彼の顔は、もちろんドヤ顔でした。

あっちゃん
なにそれ!凄く良いじゃん!

そのときに思ったんです、僕も欲しいって。

そして教えてもらうと、それはSOTOのスライドガストーチというライター。

もちろん、すぐにネットで検索して購入しようとしました。

でも、同じようなデザインをした色違いのもの、または新富士バーナーとSOTOとは違うメーカー名が書かれているものがあったんです。

SOTOと新富士バーナーの違いは何?同じように見えるけど違うものなのか・・・これは分かりませんよね。

そこで今回は、SOTOと新富士バーナーの違いと、スライドガストーチのレビューを併せてしたいと思います。

スポンサーリンク

SOTOと新富士バーナーの違いとSOTOとShinfuji Burnerのスライドガストーチを比較しつつレビュー!

SOTOと新富士バーナーの違い

炎

スライドガストーチを検索すると、SOTOと新富士バーナーと全く違うメーカー名が書かれた商品が多数出てきます。

販売されている値段は多少差がありますが、ほぼ同じくらい。

それよりカラーの違いによって、大きく値段にばらつきがあるようでした。

限定品とかなんじゃん?

多分、限定カラーや、他のメーカーとコラボしたような別注カラーのスライドガストーチが値段が高くなっていて、そのほとんどがSOTOの物のようでした。

でも、ここまで機能や外見が似ていると全く別メーカーのようにも思えません。

新富士バーナー

新富士バーナー スライドガストーチ

出典:楽天

新富士バーナー株式会社という会社は、バーナーなどの商品を代表とした炎の総合メーカーです。

このメーカー名が書かれたスライドガスバーナーは「Shinfuji Burner」とシンプルにメーカー名が書かれています。

実はこの「Shinfuji Burner」は、新富士バーナー株式会社のブランドなんです。

「Shinfuji Burner」というブランド名で、炎に関連している道具を販売しています。

新富士バーナー株式会社がShinfuji Burnerっていうブランドを運営してるってことなんだね。

あっちゃん
でももっと深いんです。

このShinfuji Burner確かに新富士バーナー株式会社のブランドです。

しかしShinfuji Burnerと名前が付くブランドが2つあるんです。文字にするとShinfuji Burnerで同じなんですが、ロゴを見ると違いがわかります。

Shinfuji Burnerロゴ

出典:新富士バーナー株式会社

上記のロゴは、それぞれ得意としている分野が違い、オレンジの背景に白い文字Shinfuji Burner(工具)の方が工具やホビーで使う炎関連の道具を取り扱っています。

よく見かける黒い本体でシルバーのシールにシンプルにShinfuji Burnerと書かれているスライドガストーチ(上記の写真)を取り扱っています。

僕も、このシンプルさに惹かれてShinfuji Burnerのスライドガストーチを購入しました。

ロゴで深緑の背景にオレンジ色の文字になっているShinfuji Burner(草焼バーナー)は、草焼バーナーなどを取り扱っていて多くの方にプロ向けの炎を使っていただこうとしているブランドです。

じゃあスライドガストーチはオレンジの背景のShinfuji Burner(工具)とSOTOの物があるってことなんだ?

あっちゃん
それがオレンジ色の文字になっているShinfuji Burner(草焼バーナー)でも取り扱っているんです。

オレンジ色の文字になっているShinfuji Burnerのスライドガストーチ

出典:楽天

ブランドロゴと同じ配色で、スライドガストーチにも深緑の背景にオレンジ色の文字でロゴが書かれてる物が、Shinfuji Burner(草焼バーナー)で取り扱っています。

色違いは多分存在してなくて(2022.4.8)、この1色だけがShinfuji Burner(草焼バーナー)で取り扱うスライドガストーチです。

バーナーではなくライターの炎がでるスライドガスマッチも販売していて、Shinfuji Burner(草焼バーナー)の物は本体が黄色でオレンジ色の背景に深緑の文字が書かれています。

あっちゃん
ちょっと分かりにくいね。

Shinfuji Burner(草焼バーナー)ではスライドガストーチは1種類だけ、黄色の本体のものはスライドガスマッチとなるようです。

Shinfuji Burner(工具)のスライドガストーチでは、本体がブラックの物と黄色の物の2種類を販売しています。

Shinfuji Burner(工具)とShinfuji Burner(草焼バーナー)を見分けるのは、ロゴの背景と文字の色が違うのでそこで判断することができます。

しかしAmazonではShinfuji Burner(草焼バーナー)ではスライドガストーチのページに、Shinfuji Burner(草焼バーナー)の黄色の本体のスライドガストーチが色違いとして販売されています。

もとは、新富士バーナー株式会社と同じなので、あまりしっかりと線引をしていないのかも知れません。

SOTO(ソト)

ソト(SOTO) スライドガストーチ

出典:楽天

新富士バーナー株式会社がアウトドアブランドとして展開しているのがSOTO(ソト)です。

なのでSOTOもShinfuji Burner(工具)もShinfuji Burner(草焼バーナー)も同じ会社が運営しているブランドということになります。

SOTOのブランド名で販売されているスライドガストーチは、公式サイトを見る限り黒い本体に黄色背景の物だけに見えましたが、ゆるキャン△とコラボしている商品があったりAmazon限定があったりするので現在はどのくらい種類があるのかは不明です。

過去にはナチュラム別注色などもあったので、復活して欲しいところです。

SOTOとShinfuji Burnerのスライドガストーチの性能の違い

新富士バーナー黄色

出典:楽天

SOTOもShinfuji Burnerでは、それぞれスライドガストーチが販売されています。

しかもShinfuji Burnerは、工具と草焼バーナーと2つのブランドがあるので、もしかしたら違いがあるのかも知れません。

そこで少し性能を比較してみたいと思います。

まず、サイズからだね!

SOTOのスライドガストーチはST-480Cという型番で、サイズは幅38×奥行18×高さ115~185mmとなっています。

Shinfuji Burner(工具)では型番がRZ-520Cでサイズが幅38×奥行18×高さ115~185mm、Shinfuji Burner(草焼バーナー)は型番KB-411Cでこれも全く同じ幅38×奥行18×高さ115~185mmとなっていました。

サイズ的には、ノズルを収納していても伸ばしていても同じでした。

その他、重量も52gで3つとも同じ、火口径の直径も14mmで全部同じです。

3つとも炎温度が1,300度で同じ、炎のサイズも直径3×15mmで全て同じでした。

ブランドが違って型番やカラー、またはロゴのデザインは違いますが、スライドガストーチの性能自体は全く同じだと思われます。

ちなみにノズルの先にキャップが付いているものが、今の現行のスライドガストーチで、キャップが付いていないものは既に廃盤になっている商品のようです。

なので僕の持っているスライドガストーチは、ちょっと古いということになっちゃいます。

スライドガストーチ スペック

  • サイズ:幅38×奥行18×高さ115~185mm
  • 重量:52g
  • 火口径直径:14mm
  • 炎温度:1,300度
  • 炎サイズ:直径3×15mm

SOTOとShinfuji Burnerのスライドガストーチを購入したのでレビュー

スライドガストーチの購入のきっかけ

新富士バーナースライドガストーチ

禁煙して15年ぐらい経つ僕は、普段ライターを持ち歩くようなことはありません。

以前はキャンプの時には、100均で買ったチャッカマンもどきを持っていくことが多かったんです。

もちろんそれで十分事足りると思っていたんですが、100均て買ったチャッカマンもどきのライターは、数回使用すると火が付かなくなっちゃうんです。

予備でもう一本買ってあったけどそっちもすぐ火がつかなくなってしまいました。

あっちゃん
予備て買っておいたのに、意味ないじゃん・・・100均はだめだ・・・

とその時つくづく思ったんです。

これは、ちゃんとした物を買わないと、と思いすぐにAmazonで検索しました。

購入したのは2016年なのでかなり前の事になりますが、その時はナチュラム限定カラーで本体がホワイトのモノなど、今よりも種類が豊富だったような気がします。

そして、当時はSOTOとShinfuji Burnerの違いは知らなかったし、新富士バーナー株式会社がShinfuji Burnerとして販売しているものだと思っていました。

まさか新富士バーナー株式会社のブランドでShinfuji Burnerがあるとは知ることも無かったんです。

ちなみにShinfuji Burner(草焼バーナー)は、以前は Do-Ga(ドゥーガ)というブランド名だったようです。

そしてロゴのシンプルなデザインに惹かれて買ったのが、僕の第1号となるShinfuji Burnerのスライドガストーチです。

今思えばこのShinfuji Burnerは工具のブランドの方でした。

スライドガストーチの特徴

当初購入したのはShinfuji Burnerのスライドガストーチ。

SOTOのスライドガストーチも同じですが、特徴があります。

①強力防風バーナー

Shinfuji Burnerの炎

スライドガストーチの炎は、温度が1300度の強力防風バーナー。バーナーということで、強風時にも使えます。

ライターやマッチのように、風に弱くはなく、むしろ強いというのが特徴の1つです。

あっちゃん
この音が良いんだよね〜

バーナーの力強く吹き出るゴーっと言う音が、何より頼もしくてカッコいいんです。

②ノズルが伸縮可能

ノズル伸ばした

ノズルが伸びるので安全だし、普通のライターだと届きづらいようなところでも大丈夫なんです。

炭を熾す火起こし器もそうですが、バーベキューや焚き火など、手が届きにくいところへの着火が簡単になります。

また、火に慣れていないと点火作業って、急に火がつくから怖い時もありますよね。

そんな時、ノズルを伸ばして点火できるのが良いんです。

特にガスランタンやガソリンランタンの着火時にグローブを外さずに、下から差し込んで着火できるようです。

しかしこれは、シーズンズランタンや200Aにはじめからある穴には入らなかったのでグローブを少し持ち上げたりする必要があります。

あっちゃん
グローブを持ち上げてるならあまり意味はなさそうだよね。

ガスランタンやガソリンランタンのグローブを持ち上げるのには、てっぺんのナットを外してベンチレーターも取り外す必要があります。

ここまでやってしまうと、グローブを外すか外さないかだけなので、あまり違いはないと思います。

それでも、スライドして伸びる火口は着火の時に便利です。

ガスランタンだと、グローブを外しても、マントルに着火する時にはガス栓を開けているので、漏れ出しているガスに引火して炎がボワッって上がります。

あれって女性や子供の前では言えませんが、ちょっと怖くてビビッているんです。

でもスライドガストーチを買ってから、ビビり具合が減りました。

焚き火に点火

また、焚き火などする時に着火材への点火なども、ノズルが長いほうが便利です。

着火材に火が点くとすぐに勢いよく火が上がる場合もあります。

そんな時に、ノズルが短いのよりは長いほうが安心して使うことが出来ると思います。

さらにノズルが伸縮できるので持ち運ぶ時には縮めてコンパクトになるし、現行モデルではキャップが付いているので安心です。

③カセットガスから充填可能

ガス充填

出典:楽天

スライドガストーチのガスが無くなれば、カセットボンベで充填することができます。

充填できるということは、何回でも使え100均のライターみたいに買い替えなくても良いので経済的ですよね。

ガスの充填をしてみた

ガス充填口

はじめに買ったShinfuji Burnerのガスが無くなったので、コンビニで買った共用ガスボンベで充填してみました。

充填の仕方は簡単で、スライドガストーチの下にガスの充填口があるので、そこにガスボンベの先端を差し込みます。

あとは、ガスが漏れないように、少し力を入れて押さえてあげるだけです。

あっちゃん
あれれ?? 何か火力が弱くなったような・・・。

コンビニで買った共用ガスボンベを充填したら、火が点きづらくなったような気がします。

少し、ゴォーって音が小さくなったような、なってないような・・・。

どっちやねん!

何回か使って確認しましたが、やっぱり火の勢いが減っています。これは僕だけじゃなく友人も、またはレビューにも口コミがありました。

これは、失敗だったかもしません。

他の種類のガスボンベにした方が良かったのかもと思うのですが、今さらやり直しできないので、しばらくこれで使ってみます。

新富士バーナーのパワーガス

残量

Shinfuji Burnerのスライドガストーチで何回かガス切れをし、何度も共用ガスボンベで充填を繰り返しました。

やっぱりコンビニで買った共用ガスボンベで充填したスライドガストーチは、火の勢いが落ちてしまいました。

僕の気のせいかなと思うこともありましたが、やっぱり購入当初の炎の勢いとあからさまに違うんです。

調べてみると、レビューや口コミの中にもチラホラ同じような事を言っている人もいます。

ガスを変えてみたら?

共用ガスボンベではなく、普通のカセットコンロ用のガスボンベでも良いみたいなんですが、それでも普通のカセットガスだと同じように火力が低下してしまうようです。

そこで、新富士バーナーで出しているパワーガスが、新富士バーナーのスライドトーチに対応していますし、液化プロパンが入っているので強力な火力を得られそうなんです。

次はこれを買ってやってみようと思っていたのですが、ちょっと買うのが勿体なくなってしまって、家にあった他社のパワーガスを充填してみました。

すると、当初のパワーが復活。

今では元通り、力強く使えています・・・。

と言いたかったのですが、スライドガストーチの点火部分が壊れてしまったようで、火がつかなくなってしまいました。

2代目SOTO スライドガストーチ

2代目SOTO スライドガストーチ

先代のShinfuji Burnerのスライドガストーチは、子供が炭をトーチの先端でツンツンしてしまったようで、壊れてしまいました。

スライドガストーチにはロック機能があるので、点火して遊ぶようなことはなかったです。

そこで次はSOTOのスライドガストーチを購入しました。

多分1つ前のモデルでST-480のモノトーンモデルという商品。現在は販売されていないようですが、モノトーンのロゴがカッコよくてこれに決めました。

1代目のShinfuji Burnerのスライドガストーチとは、正直違いはありません。

カラーが違うだけで、性能は同じなんです。

ただやっぱり、新しいと炎の勢いがあるような気がします。

スライドガストーチには、SOTOとShinfuji Burnerがありますが、どれも新富士バーナー株式会社のブランドなので違いはないようです。

購入は、気に入った色やロゴ、または値段で決めていいと思います。

スライドガストーチのメリット・デメリット

メリット

  • ノズルが伸びるので安全でやりづらかった所にも届く。
  • セーフティーロックももちろんついていて安全。
  • 1300度のバーナーなので強風にも強い。
  • ガスが無くなったら、市販のガスボンベから充填が可能なのでとっても経済的。

デメリット

  • 普通のガスを充填すると、着火しづらかったり火力が弱くなった気がする

まとめ

スライドガストーチにはSOTOとShinfuji Burnerがあって、なにか違いはあるのか迷いますよね。

調べてみると、Shinfuji Burnerには2種類のブランドがあり、どちらもスライドガストーチを販売していました。

SOTOとShinfuji Burnerで併せて3つのブランドが、スライドガストーチを販売していることになります。

しかしどれも新富士バーナー株式会社が運営しているブランドで、スライドガストーチの性能には違いがありませんでした。

SOTOでもShinfuji Burnerでも、スライドガスバーナーのメリットは、手が入りにくい場所での点火作業や着火剤やランタンに火を点けることが簡単にできるようになることです。

他にも、花火への着火もスライドガストーチの火口が伸びるので、火が付いた瞬間の火花にビビることが少なくなります。

火が点きづらい物(燻製のスモークウッドや炭など)にも、1点に集中して強力な火を当てることが出来るので時間の短縮に役立ちます。

そしてキャンプ場など、風が吹く場所で使うのに頼もしい力強いバーナーだと思います。

普段、普通のライターやチャッカマンを使用している方は、是非試してみてください。


登山・キャンプランキング

The following two tabs change content below.
アバター画像
東京都在住、キャンプ歴30年のアウトドア愛好家です。妻と長男、小学生の娘と一緒に、家族キャンプやソロキャンプを楽しむ日々を送っています。 本格的にギア集めに熱中し始めたのは約10年前。以来、自分にとって本当に使いやすく、長く愛用できる道具を探して日々情報を集め、試し、そしてこのブログで発信しています。 現在は以下のようなメディア・企業ともご縁をいただき、情報発信やコラボ活動にも取り組んでいます。 WEBメディア「Picky’s」「マイベスト」 記事監修 キャンプクエスト公式ライター/CAMPOUT提携ライター Swany、スタークR、GreenSummit 公式アンバサダー Makuake公式アンバサダー また、Swany様とのコラボキャンプグローブや、静岡お茶の第三様とのアウトドアドリップティーも販売中です。 ■ ブログ運営歴 キャンプブログ:10年 ライフスタイルブログ:9年 ソロキャンプブログ:5年 初心者の方からベテランの方まで、誰かの「これ、助かる!」に繋がるブログを目指しています。気軽に楽しんでいってくださいね。

RECOMMEND

1

2014年に観たカンブリア宮殿のスノーピーク特集で、地味で目立たないと思っていた僕のペグに対する概念を変えた、最強のペグがあります。 それは燕三条に伝わる鍛造製法で製作されたスノーピークの『ソリッドス ...

2

リゾートの浜辺でハンモックに揺られて過ごす贅沢な時間。 僕もキャンプ場で同じように、大自然の中のんびりハンモックに揺られた~い!

キャンプ場で使うモカエクスプレス 3

広大な大自然の中のキャンプ場で、濃いエスプレッソを飲みたい! スタバのような美味しいコーヒーが飲みたい! ドリップ式のコーヒーもいいけど、やっぱり濃くてほろ苦いおいしいコーヒーを飲みたい!

-焚き火・暖房器具
-, ,