千葉県で有名なキャンプ場と聞けば、多分一番に名前が上がる成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場。
毎年行きたいと思っていても、人気がありすぎて予約すら取ることができませんでした。
しかし今回、やっとのことで成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場に行くことができました。
夏のキャンプシーズンをずらせば、余裕を持って予約できると思っていましたが、3月の終わりにもかかわらず予約はギリギリ。
何とか前日キャンセルがでて、予約を取る事ができました。
大人気のキャンプ場なので、多くの方がブログで紹介をしていますが、僕も今更ながら成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場を紹介します。
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場をブログでレビュー
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場の予約
出典:成田ゆめ牧場
今回は家族サービスの為、寒さ対策の為に電源サイトを予約しました。
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場では、電源サイトとフリーサイトを選ぶ事が出来ます。
16万5000㎡の広大な敷地に、電源サイトが90サイト程、フリーサイトを合わせて295サイト程あるようですが、平日にも関わらず電源付きサイトは予約で一杯。
そして、予約の取り方がちょっとクセがあるんですよね。
普通のキャンプ場なら、1泊2日のキャンプなら泊まりたい日の空きを見ればいいのですが、成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場では、チェックインの日とチェックアウトする日の2日間の空きを見なければいけません。
多分チェックイン時間が9時からで、チェックアウトが17時なので、キャンプ場に来る人と帰る人が重なる時間が出来ちゃう為だと思います。
その為、金曜日に空きが92サイトあっても、土曜日に空きが0サイトなら、予約する事が出来ません。
土日なら、土曜日と日曜日の両方に空きが無いとダメなんです。
初めて予約する方は、ちょっと気をつけて下さい。
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場の料金
成田ゆめ牧場の駐車場横の道を進んで行くと、キャンプ場の入り口が見えてきます。
右斜めの道を少し降って行けば、管理棟の横に到着です。
ちなみに管理棟正面はこんな感じに、ちょっとおしゃれで良い感じです。
車を停めて、受付を済ませます。
出典:成田ゆめ牧場
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場の料金は、入場料大人2,000円、子供1,000円です。
そこに普通車1台1,200円かかります。
さらにAC電源使用料で別途1,000円プラスになります。
スノーピークやコールマンの会員カードを提示すれば、10%OFF割引になります。(両方見せても片方だけ適用)
隣接する成田ゆめ牧場で子供達を遊ばせたいと思っている方は、特別優待料金で入場料が大人1,400円が900円、子供700円が500円に割引になります。
しかも宿泊している間何度でも入場可能というのが嬉しいですよね。
売店には薪や炭の他に、キャンプに必要なガスカードリッジなど販売されています。
薪や炭は少し高めの設定で700円でした。
出来れば、ホームセンターなどで買っておいた方が良いかもしれません。
我が家は、なんだかんだで1泊2日で1万円を超す費用がかかってしまいました。
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場の施設をレビュー
Aサイト(電源付き)
管理棟の真横に電源付きのAサイトがありました。
Aサイトはかなり広く、かなり奥の方まで広がっています。
傾斜がある場所もありますが、管理棟やトイレが近いのが魅力ですね。
しかし、訪れた日の朝は、Aサイトは芝刈りの為使えませんでした。
Aサイトは広く、奥の方では管理棟からも遠くなってしまいます。
北側の道路の方から撮影した写真では、サイトが段々畑のようになっているのがわかります。
Bサイト(電源付き)
そのまま奥のBサイトを見てみます。
電源付きのBサイトは、程よく管理棟まで近く平坦な地形の為、人気があるようです。
舗装された道路から奥の方へ伸びているのですが、どのサイトも桜の花が咲いていて綺麗でした。
お花見の時期には、Bサイトが頭上に桜を眺めることができて良さそうです。
Cサイト(電源付き)
その奥には電源付きのCサイトがあります。
Cサイトは奥の方まで広く、Bサイトよりなら管理棟に近くて良さそうでした。
奥の方は木があり、木陰が多いようです。
この日は、予約はいっぱいでしたが、Cサイトの奥の方は空いていました。
その為、キャンプをしていた1〜2組の方は、プライベート感満載で気持ちが良さそうでした。
今回、我が家はCサイトの管理棟寄りを使わせて頂きました。
電源付きサイトなので、ロープで区画分けされていますが、サイトの大きさはよく見るとそれぞれ大きさが違うようでした。
Cサイトの桜の木は、幹から切断されていらのが多く、桜の木の下でテントを張るという事は出来ませんでした。
区画の大きさは詳しくはわかりませんが、我が家のサイトでは、車1台とテントとタープでいっぱいになってしまいました。
しかもテントはユドュンを使ったので、そんなには大きくは無いハズなのですが、タープをテントと重なるように張ることになってしまいました。
フリーサイトを良く使っている方にとっては、ちょっと窮屈に感じてしまうもしれませんね。
他のサイトを見てみると、ランドロックとアメニティドームとミニバン、アズガルドとサーカスTCと4輪駆動車、タケノコテントと車、カマボコテントとタープとワンボックスカーというように、殆どのテントは張ることができているようでした。
電源は各サイト1つずつ設置されています。
延長コードは付いていないので、持参するかレンタルすることができます。
地面は、基本的に草が生えていますが、サイトによっては草がハゲてしまっている所もあります。
土の硬さは普通で、ペグはサクサク入っていきます。
Gサイト
BサイトとCサイトの向かい側には、フリーサイトのGサイトが広がっています。
ここはかなり広くて成田ゆめ牧場の駐車場の方まで広がっています。
しかし今回は、2月に行われた全国穴掘り大会で使用した為、ほとんどが閉鎖されていました。
ちなみに全国穴掘り大会は、穴の深さを競ったり、穴の造形の美しさを競ったりする競技のようです。
地形はほぼフラットのようです。
今回はBサイトとCサイトとの境の道路側にテントを張っている方がいましたが、奥の方でテントを張る事が出来れば、気持ちが良さそうです。
炊事場・かまど
フリーサイトのGサイトの一角に、炊事場とかまどの施設があります。
炊事場は場内に3つあり、ちょうど管理棟の前にもなりますが、この場所だけお湯が出るようです。
寒い時期は、管理棟に近い炊事場を使うのが良さそうです。
ちなみに後2つは、Aサイトの奥、Dサイトとの境目近くと、Fサイトの奥にあります。
この管理棟の前の炊事場は、高規格キャンプ場と比べると少し古さが目立ちます。
しかも、管理がされていないのか、利用者のマナーが悪いのか、排水口に生ゴミが溜まっていました。
それを狙ってカラスが、かなり近くまで近寄ってきていました。
大きなカラスがいるので、ちょっと近寄るのが怖く感じてしまいますね。
管理棟から見て、炊事場の奥のかまどは、屋根付きの常設かまどのスペースです。
今回は利用者はいませんでしたが、かなり広い場所でした。(4月下旬まで利用不可になっています)
手持ち花火はこのかまどのスペースで行うようです。
ここもパンフレットではキレイに写ってますが、ほどほどに古びた感じでした。
Fサイト(フリーサイト)
管理棟の横、かまどの向かい側には、ふりーのFサイトがあります。
ここも広いのですが、向かい側のGサイトを見た後では、少し窮屈さを感じてしまいます。
見ているとFサイトの外縁から埋まっていくようで、後から来るとサイトの真ん中しか空いていない状態になります。
トイレ(管理棟裏)
管理棟の裏側には、トイレとサウナがあります。
トイレはもう一ヶ所、AサイトとDサイトとの境にありますが、ウォシュレットが付いているのは、ここだけのようです。
少しだけ古さは感じますが、そこそこ手入れはされているようです。
男性トイレは、小便器が2つなので、キャンプ場が混雑している時には、混み合いそうです。
洋式トイレは、やはり利用者のマナー次第でキレイにも汚くも映りますね。
トイレットペーパーが、キレイに切れてなく、床にも少し紙屑があるでけで汚く見えちゃいます。
一方、となりのトイレは、トイレットペーパーがキレイに切られて、床にも紙屑が少ないです。
たったそれだけで、手入れが行き届いてキレイに見えます。
利用者がどう使うかによって、後から入る人の感じ方も変わってしまいますね。
サウナの写真もブログ用に撮影しようと思っていましたが、すっかり撮り忘れてしまいました(笑)
Eサイト
Aサイトの奥にはフリーサイトのEサイトがあります。
少し緩やかな坂を下ったくぼんだ場所にあり、ちょっと隠れ家的なスペースのような気がしました。
人通りも少ない場所で、静かに過ごすことができそうです。
Dサイト
Aサイトのさらに奥にはフリーサイトのDサイトがあります。
草原にある丘のような気持ち良さそうなスペースで、炊事場とトイレにも比較的近くて良さそうです。
Dサイトは、管理棟から離れている為人の往来が少なく感じました。
その為、ゆっくりキャンプしたい人に良さそうな場所でした。
近くにある炊事棟は、少し古めかしく簡素な作りになっています。
気になった事
朝早くからカラスの鳴き声で目が覚めてしまいます。
キャンプ場で出るゴミを狙っているようで、鳴き声が朝からうるさいです。
日中も炊事場などにいる事もあり、少し怖いです。
飛行機の音も気になるという書き込みを見た事がありますが、それは僕的には全く気になりませんでした。
ただ空港が近いせいか、飛んでいる姿がよく見えます。
朝食にパンを、前日に予約しておく事が出来ます。
クロワッサンとメロンパンが、それぞれ200円で購入する事が出来ます。
前日にチケットを貰っておき、朝8時に管理棟まで受け取りに行きます。
出来立てのパンは、温かくサクサクしていました。
美味しいかどうか聞かれたら、僕は普通と答えてしまうかも知れませんが、好みの問題もあるので大きな声で言うのは控えさせて頂きます。(朝食後に食べたので感動が薄かったのかも)
成田ゆめ牧場
併設されている成田ゆめ牧場へは、特別優待料金でチケットを購入する事が出来ます。
しかも、宿泊している日なら何度でも出入りする事が出来ちゃうんです。
子供がいる家庭では、とても嬉しい事ですよね。
成田ゆめ牧場へは車で行く方法と、FサイトとGサイトの間の道を徒歩で行く方法があります。
車で行く時には、成田ゆめ牧場の駐車場も無料で使用できるようです。
成田ゆめ牧場には、無料、有料問わず色々なものがあります。
牧場らしく、動物とのふれあいやジャム作りやバター作りなどの体験もする事ができます。
うさぎと触れ合ったり、モルモットを触ったり、ヤギの餌やりや乗馬など、子供が喜ぶものばかりです。
動物の他には、アスレチックや面白い形の自転車に乗れたり、釣りやアーチェリーなどもあります。
菜の花畑は、一面黄色になっていてキレイで、その周りを走るトロッコ列車などがありました。
芝滑りはソリに乗って坂道を滑るのですが、通り道にあり目立つので子供達に大人気でした。
しかも無料でできるので、長い間時間を潰す事が出来ます。
キャンプで来ている人は、場内のレストランを利用する事はあまりないかもしれませんが、値段は少々高めに設定されています。
入口を入ってからちょっと歩いた所にあるソフトクリームとジェラートは、メチャクチャ濃厚で美味しかったです。
値段の割に量が少なかったのが残念ですが、一度食べておいた方が良いと思います。
入口付近のお店では、飯盒プリンが売っていました。
これを見たら、キャンパーとして「買わなきゃダメでしょ」って事で、購入しました。
飯盒プリンは、冷凍された状態で販売されています。
キャンプ場に持って帰ってみても、すぐには食べることができませんでした。
何とか夜には食べられそうだったので家族で頂きましたが、さすがに10人分は食べきることが出来ませんでした。
キャンプ場で、こんな思い出も良いかもしれません。
味の方は、ご想像におまかせします(笑)
成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場 サイト情報
紹介動画 再編集版
過去の動画をおしゃれっぽく再編集しました。
よろしければチャンネル登録お願いします。
紹介動画
キャンプ場内を少し歩いてみました。
まとめ
初めての成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場でしたが、思っていた以上の出費になってしまいました。
併設されている成田ゆめ牧場へ子供を連れて行けば、子供たちは飽きずに1日中遊んでくれます。
しかし、成田ゆめ牧場がメインになってしまい、キャンプを充分に楽しむことが出来なくなってしまう恐れもあります。
ある程度整備された場所で、家族と共に過ごすキャンプ場としてはとても良さそうです。
人気があるのもわかるような気がします。
今回は、僕の日記をブログに載せてもつまらないので淡々とレビューしましたが、成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場はどうでしたか?
まだ行ったことがない方は、早めの予約をしておきましょう。
家族連れには、最高のキャンプ場です。
Twitterで教えていただきましたが、近くにイオンがあるようです。
場内の飲み物は少し高めなので、イオンで買い物を済ませてからキャンプ場に来た方が良さそうです。
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