キャンプにどんな靴を履いて行けば良いか迷ったことありませんか?
迷ったなら、やっぱりアウトドア用の靴がおすすめです。
アウトドア用の靴なら、路面の状態が悪くても機能性を発揮してくれるし、何よりも気分が乗りますよね。
もちろん、普段履いている街履き用のスニーカーでも問題ないのですが、せっかくならキャンプ用に靴を揃えておきたいです。
そんな事で、僕が良く履く靴はKEEN(キーン)のジャスパー。
街履き用にも、このジャスパーを履いているんです。
多少の雨でも問題なく履けるのですが、キャンプではそれだけだとちょっと物足りないような気もしていました。
しかし、そのジャスパーがアップデートして、防水仕様になったんです。
これなら、天候が変わりやすいキャンプなどのアウトドアでも更に活躍しそうです。
今回は、KEENのロングセラーのジャスパーのアップデートモデルのジャスパーⅡ WP(ジャスパーツーウォータープルーフ)をレビューしたいと思います。
目次
KEEN(キーン)のジャスパーⅡ WPをレビュー!
特徴
※ジャスパー
KEEN(キーン)のジャスパーと言えば、大人気のロングセラーモデルの靴で、キャンプなどとアウトドアを楽しむ方を初め、タウンユースでも多く履かれているスニーカーです。
カラーバリエーションが豊富で、それぞれ好みに合わせて選ぶことができるのも、人気の要因の1つだと思います。
僕がジャスパーを買った時は、冒険せずにスタンダードなCATHAY/ORION BLUEを購入しました。
スタンダードなカラーとは言え、やっぱりカッコ良いんです。
前モデルジャスパーのレビューはこちら。
出典:楽天
新しいジャスパーⅡ WPは、現在展開されているのは5色。
今後、新しい色が追加されるかも知れませんが、現在あるカラーの中で選ぶだけでも、好みが分かれそうです。
ジャスパーでは、天然皮革スエード素材茶色のアッパーに青色のステッチが入り、それと合わせた色鮮やかな青色の靴紐が、足元を目立たせてくれました。
そして、そのつま先付近から編まれたシューレースのデザインも特徴的でした。
このデザインは、ジャスパーⅡ WPにも継承され、クライミングシューズのようにホールド性が高いものになっています。
そしてやっぱり最大の特徴は、防水仕様になった事です。
ジャスパーでは、完全防水ではなかったので、水場では多少の不安もありました。
しかし防水仕様のジャスパーⅡ WPでは、雨や水溜りなどで濡れてしまっても余り心配する事はなさそうです。
だからと言って、深い川や海など深い場所に入ってはいけません。
間違いなく、それは濡れてしまいます。
KEEN ジャスパーⅡ WPのアッパー
今度の新しいジャスパーⅡの最大の特徴は、防水仕様になった事です。
アッパーの素材は、カラーによって違うのですが、今回レビューするDark Earth/BlackとBlack/Ravenは、撥水加工を施したウォータープルーフヌバックアッパーを採用しています。
その他のカラーは撥水加工を施したウォータープルーフスエードアッパーを採用しています。
触り心地等に違いはあるかもしれませんが、見た目の質感には余り違いを感じる事はありませんでした。
Dark Earth/Blackのアッパーは、少し柔らかな感触で、長時間履いても疲れる事がなさそうな感じです。
シューレースは、前モデルのジャスパーと同じ様につま先から編み上げられていますが、よくみると紐を通す穴が違っていました。
前モデルのジャスパーでは、紐を通す穴が空いていて、表面からもそれが確認できましたが、ジャスパーⅡ WPではその穴が見えません。
紐を通す穴は無く、シュータンとアッパーの間にループがあり、そこに紐を通す様になっていました。
これも防水仕様にアップデートした事で、改良されたのかも知れません。
ちなみに、アディショナルレースとして色違いの靴紐が2セット付属していました。
派手な色ではないものの、付け替えれば少し違った雰囲気も楽しめそうです。
KEEN ジャスパーⅡ WPのつま先
つま先のデザインは、前モデルのジャスパー同様に、アウトソールが少し高い位置まで来ています。
これはシンセテックマテリアルのマッドガードで、耐水性、耐久性とサポート性を高めているようです。
近くで見る横に溝が入っていて仮面ライダーV3の口元のようです
モチーフはクライミングシューズなので、つま先を使ってクライミングするイメージがあるのかも知れませんね。
KEEN(キーン)ジャスパーⅡ WPのサイド部分
※ジャスパー
ジャスパーⅡWPのサイド部分のデザインは、ほとんど前モデルのジャスパーと同じように見えます。
しかし何ヶ所か違いがありました。
まず1つに、KEENのロゴの位置が微妙に違いがあります。
ジャスパーⅡ WPでは、サイド部分に山型のステッチがあるのですが、その頂点付近の下側にロゴがありますが、前モデルのジャスパーでは、頂点から少しつま先よりにロゴがありました。
そして、アウトソールのデザインが違うためか、サイド部分の見え方も違っています。
前モデルのジャスパーでは、サイドから見るとアウトソールも山型になっていますが、ジャスパーⅡ WPではかかとに向かってなだらかに上がっているような感じです。
そしてサイドからカカト部分にあるベルトのようなデザインも、少し違いがありました。
「KEEN.DRY WATERPROOF」のタグが付いているのも特徴です。
KEEN(キーン)ジャスパーⅡ WPのヒール
※ジャスパー
ヒール部分は、前モデルのジャスパーと見比べると大きく違いがありました。
ジャスパーでは、ミッドソールから覆うよに黒いゴムが上にまできているのですが、新しいジャスパーⅡ WPにはそれがありません。
前モデルと比べると、かなりスッキリしたように見えます。
KEENキーン)ジャスパーⅡ WPのフットベッド
ジャスパーⅡ WPの中を除くと、一際派手なフットベッド(インソール)が見えます。
これはLUFTCELL PU フットベッドというもので、高いクッション性のインソールのようです。
説明には、
空気を注入する事で重力から解放されたような快適性とサポート性を1日中発揮し続ける
と、記載されています。
何やら、足元が軽くなるような感じですよね。
もちろんこのフットベッドは取り外す事ができるので、靴の中まで濡れてしまったりした時には、手入れが簡単になります。
取り出してみると、何やら色々と書かれているようです。
KEEN(キーン)ジャスパーⅡ WPのアウトソール
ジャスパーⅡ WPには、KEEN オールテレインラバーアウトソールが採用されています。
これは、踏み跡を残さず、摩耗性とグリップ性に優れたもののようです。
※ジャスパー
前モデルのジャスパーと見比べると、アウトソールのパターンに違いがあるようです。
車のタイヤと同じオールテレーンを意味するなら、全天候型のアウトソールと言う意味なのかなと思います。
それならオフロード車などに使われる事が多いタイヤなので、このジャスパーⅡ WPも悪路を走破出来そうな気がしちゃいますよね。
とは言ってみたもの、アウトソールのパターンは、思いの外フラットで、ゴツゴツとしたものではありません。
アスファルトで舗装された道路でも、違和感なく履くことができそうです。
キャンプ場の川で履いてみた
今回のジャスパーⅡ WPは、防水仕様にアップデートされたものです。
アッパーの素材にも防水加工された素材が採用されています。
そう聞いたら、さっそくキャンプで使いたくなってしまいますよね。
そこで川がある道志の森オートキャンプ場を選んで行ってきました。
まずは、恐る恐る川べりの浅い所に入ってみました。
すると、アッパー部分の素材はしっかりと水を弾いている為、靴と触れた川の水は曲線を描いたような縁になっていました。
これは凄いと思い、今度は流れがある川の中腹へ行ってみました。
大きな石がいくつか並んでいて。その先は滝の様に水が落ちていきます。
その並んでいる大きな石の1つに乗ってみると、水先ほどよりも少し深さがありました。
いくら水を弾くと言っても、シュータンの隙間から、浸水してしまうんじゃないかなと不安でしたが、全く濡れる気配はありませんでした。
大丈夫なのか不安でしたが、その場で数分間留まっても、全く浸水はありませんでした。
防水加工されていたとしても、ここまで水に浸かってしまうと、普通なら靴下までグッチョリしちゃうと思うんです。
ですが、ジャスパーⅡ WPでは、それがありませんでした。
また少し場所を変え、道志の森オートキャンプ場から近いネイチャーランド・オムというキャンプ場の小川にも入ってみました。
こちらの川も深さはありませんが、普通の靴で入ったら、中まで浸水してしまうくらいの水位はあると思います。
しかし、やっぱり靴の中は濡れることはありませんでした。
そう聞かれて不思議に思い、ジャスパーⅡ WPをもう一度細部まで見てみると、シュータンがアッパーとくっ付いていて隙間が無かったんです。
普通の靴では、シュータンの根元がアッパーと繋がっていて、残りは切り離されていますよね。
それだと、シュータンの上まで水に浸かってしまうと、その隙間から水が入り込んでしまいます。
しかしジャスパーⅡ WPでは、シュータンのサイド部分も、アッパーと繋がっていたんです。
これなら、シューレースの上までどっぷりと水に浸からない限り、水は侵入してこれません。
その為、道志の森オートキャンプ場の小川でも、ネイチャーランド・オムの小川でも川の水が侵入してこなかったんですね。
シューレースの下側が水に浸かっても、全く問題なかった理由が分かりました。
ちなみに、シュータンとアッパーと繋がっている部分の高さを測ってみると、約7〜8cmぐらいでした。
今回のように、流れが特別速くない浅瀬に立つなら水深7cm前後なら、浸水してこないと思います。
水の中を歩いたりしたら違ってきますが、これなら普段の生活の中で雨が降っても、全く問題ないハズです。
また、川の中の石に立ったりしても、ほとんど滑る事はありませんでした。
これは石にコケが無かった事や、傾斜があまり無かったという事もあるかも知れませんが、グリップ力もあるように感じました。
キャンプ場の帰りがけに、山中湖畔を歩いてみました。
水深は約3〜5cm辺りを歩きましたが、やはり浸水する事はありませんでした。
アッパーもしっかりと水を弾いているようです。
キャンプでは、こんなに水に浸かる事は少ないと思います。
大雨や台風のなら深い水溜りができますが、多少の雨なら深い水溜り程度だと思います。
そんな時は、KEENのジャスパーⅡ WPを履いていれば、不快な思いをする事はないハズです。
ジャスパー2のサイズ感
シューレースは、ホールド性が高く調整しやすい様にアップデートされているようです。
防水性の観点からは、靴紐には撥水可能や防水加工はされていないようです。
川や湖に入ったら、紐は濡れていました。
そして、元々シューレースは編まれているので、僕はそのまま結んで履きましたが、この状態だと幅に余裕があるようです。
紐が長いので、幅を縮めると余計に紐が余ってしまいます。
それを避けてそのまま履きましたが、坂道を下る時には、足が前にズレてつま先を圧迫してしまい痛みを感じました。
足のサイズは個々で違いますが、僕の様に紐の長さを気にして調整しないでいると、あまり良くないかも知れません。
しっかりとホールドできるように、靴紐は調整したほうが良さそうです。
特にアウトドアやキャンプで履く場合は、悪路があるので注意が必要です。
前モデルのジャスパーと、サイズ感はあまり違いを感じませんでした。
デザイン的には、多少つま先に向かってスリムになっているようにも見えます。
ワンサイズ大きめで紐の調節をしていないからか、僕はどちら幅も広めのように感じました。
しかし公式ページには、サイズは小さめで幅は狭めと記載があります。
レビューを見ると、ジャスパー2はキツめなので「0.5cm大きめを選びましょう」と書かれていました。
ワンサイズ大きめを選び、幅が広いようなら靴紐で調整するのが良さそうです。
キーン ジャスパー2 スペック
商品名 | JASPER II WP(ジャスパーツーウォータープルーフ) |
カラー | 5 色展開(Blue Depths/Safari, Pumpkin Spice/Black, Dark Olive/Safari, Black/Raven, Dark Earth/Black) |
サイズ | MEN 25-29, 30cm |
まとめ
KEENのジャスパーⅡ WPをレビューしました。
KEENのロングセラーモデルのジャスパーが、防水仕様にアップデートされたんです。
これにより、よりアウトドアやキャンプでの活躍が期待できそうです。
今回は、川や湖に入って防水性を試してみましたが、多分水深5cm程度であれば、浸水の可能性は低いと思います。
歩いたり走ったり飛び跳ねた場合は、また結果は違うと思いますが、これならかなり心強いんじゃないかなと思います。
もちろん街履き用のスニーカーとしても、とても優秀なハズです。
現在、値段がこなれているジャスパーよりも少し高いですが、この防水性を考えると僕的には新しいジャスパーⅡの活躍を期待したいです。
特にキャンパーさんなら、悪天候の時に履く事も多いと思います。
キャンプ靴には、KEENのジャスパーⅡ WPがおすすめです。
その他キーンのアウトドア靴については、こんな記事も書いています。
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