流行りのGoalZeroのLEDランタンが買えなくてちょっと拗ねてしまっているのですが、しかしそれが無いならないでキャンプでは何とかなるんです。
GoalZeroが流行る前にもLEDランタンにはいくつかの流行があり、そこで買ったLEDランタンはデザイン的にも機能的にも充分使えるものなんです。
定価で買えないなら無理して定価以上のものを買うという金銭的余裕も心の余裕も持ち合わせていない僕たちは、今持っているLEDランタンやすぐに定価で買えるLEDランタンを使うしかありませんでした。
そんな僕が今メインに使っているLEDランタンは、ヤエイワーカーズのBEAM、WAQのLEDランタン、そしてベアボーンズリビングのビーコンライトLEDの3つです。
シチュエーションによっては、他のLEDランタンも使う事はありますか、使用頻度が高いのはその3種類。
その中で今回紹介するのはベアボーンズリビングのビーコンライトLED。
既に所有している人は多いと思いますが、改めて一から見直しレビューしてみようと思います。
こちらの記事は「あっちゃんの時々ソロキャン」で2021.5.24に公開した記事を引っ越しして一部修正したものです。
目次
ベアボーンズリビングのビーコンライトLEDをレビュー!
ベアボーンズリビングのビーコンライトLED
出典:楽天
ベアボーンズリビングと言えば、今売れているのはレイルロードランタン。
当初僕も、別ブログの方で紹介した時に欲しいと思ったのですが、ちょっと値段が高めだったので買わなかったんです。
そうしたらそれが流行りに。
一時期はメルカリなどで定価以上で取引されることもありました。
最近はそれも落ち着いたのですが、雑誌などをみると、未だにおすすめされているLEDランタンです。
見た目のデザインがとにかく秀逸で、これはベアボーンズリビングの全てのアイテムにも共通していると思うのですが、どこか懐かしい雰囲気も持ちつつ現代にも通じるオシャレさがあります。
出典:楽天
その人気のレイルロードランタンよりも、かなりコンパクトなサイズのビーコンライトLEDも、僕の中ではヒット商品なんです。
見た目のデザイン、コンパクトなサイズによる携帯性、または明るさなども含めて、未だにおすすめする事ができます。
ビーコンライトLEDのサイズ
ベアボーンズリビングのビーコンライトLEDは、直径約7cmで高さが約13cmと比較的コンパクトなサイズのLEDランタンです。
ルーメナーやBEAMのような平らな形状ではなく、立体的な形をしていているので、積み重ねて持ち運ぶという事はできないのですが、サイズ的に小さいので邪魔になるような事はありません。
特徴的なのは、トップの明るさの調整ダイヤルのところにカラビナが付いている事です。
このカラビナが、キャンプでは結構助かります。
ランタンスタンドにパッと引っ掛けたり、インナーテントの天井のフックに掛けたりするのも簡単にできます。
また床置きした時にはカラビナは使用しないのですが、カラビナがある事でデザイン的にオシャレ感が増していると思うんです。
ビーコンライトLEDの明るさ
ビーコンライトLEDの明るさは、Highで220ルーメン、Lowで30ルーメンとなっています。
明るさの調整はトップにある調整ダイヤルでするのですが、カチカチと明るさ毎に止まるのではなくスムーズに動く無段階調整です。
所有しているヤエイワーカーズのBEAMは強モードで1200ルーメン、同じ形で人気が高いルーメナー+だと1800ルーメンとなっているので、それらと数値を比較すると大分差があるように感じますが、実際にはそこまで大差を感じなくビーコンライトLEDもとても明るいんです。
ソロキャンプで使えば十分メインのランタンとしてサイトを照らせるぐらいの明るさはあります。
Lowモードで使用すれば、テーブルランタンや寝室の照明にちょうどいい明るさです。
インナーテントだったら天井のフックに吊るしても良いし、マットの上に置いても良い感じで照らしてくれて雰囲気が良くなります。
バッテリー持続時間
ビーコンライトLEDは、Highモードで使うとかなり明るいです。
その状態で約3時間使用する事ができます。
メインのランタンとしてHighモードでサイトを照らせばかなり明るいのですが、それだとたったの3時間しかバッテリーが持続しないので、夕方からスイッチを入れたとしたら全く足りないですよね。
しかしHighモードはかなり明るいので、もう少し照度を落としても十分使えます。
無段階で調整する事になるのですが、Medモードで使うと5〜6時間使う事ができるようになります。
Medモードで使えば、22時ぐらいの消灯までは何とか持続するはず。
それでもHighモードで使いたい場合、解決策としてモバイルバッテリーを繋ぎながら使うという方法があります。
パススルー機能があるので、充電しながらも点灯させることができます。
バッテリー残量が三分の一ぐらいの状態でモバイルバッテリーを繋いでHighモードで使ったら、本来なら1時間ぐらいで切れてしまいそうなんですが、6時間以上も点灯していました。(切れそうになかったので中断しました)
モバイルバッテリーの残量が続く限り、Highモードでも3時間以上は使えます。
ただ、その時はモバイルバッテリーを置く位置を考える必要があるので、ランタンスタンドなどで使いたい時は工夫が必要かも知れません。
また寝室の照明として使うのなら、Lowモードにして約200時間使えるようになります。
Lowモードだけで使うのなら、バッテリーは何泊分も持続しちゃうんです。
バッテリーの残量はエンブレムの場所にある3つの青色のインジケーターで表示します。
レビューではこの青色の光が気になると書かれていますが、僕個人的には全く気になりません。
本体への充電は、ガソリンランタンでいうベンチレーターの部分、その傘のような部分に充電コードが収納されていて、それをUSB-Aの端子に接続する事ですぐに充電が始まります。
別途、充電用のコードを持っていくのってちょっと邪魔だってりしますよね。
本体に収納する事ができれば、邪魔にならなし忘れてしまう事も防げて良いのではないでしょか。
ただこの充電コードは、ちょっと短いのが残念なところ。
長さが約20cmしかないので、USB-Aの場所によってはやり難い時も多々あります。
ビーコンライトLED特有の影
ビーコンライトLEDはカラビナを使ってフックに掛けて使う事ができるし、そのままテーブルの上に置いて使う事もできます。
グローブの下には、安定感を得るために4本の脚部が付いています。
ランタンを点灯させると、この脚部に光が当たり影のようになり、全体としてデザイン性のある模様のようになるんです。
これが、何故かロマンチックな感じでオシャレ。
この模様を見ながらのんびりとするのも良い感じです。
しかし風などでランタンが揺れてしまうと、模様が動いてしまうので、ちょっと目障りに感じてしまう事もあります。
ビーコンライトLEDでソロキャンプのサイトを照らす
ベアボーンズリビングのビーコンライトLEDは、ソロキャンプでメインランタンとして使えるのか検証してみました。
アンプラグドキャンプのパップテントの近くにパイルドライバーを立てて、そのハンガーにビーコンライトLEDをかけてみます。
明るさは調整ダイヤルをマックスに捻ってHighモード。
テントの中までちゃんと見えているので、これはかなり明るいような気がします。
角度を変えて真下をみてみると、収納ケースの中は蛍光灯の下にいるかのような明るさです。
ビーコンライトLEDの下は明るく、十分な明るさがありました。
テントの正面に設置してある焚き火台の方を向いてみると、これもしっかりと照らしてくれています。
こんなに明るいと、せっかくの焚き火の雰囲気も台無しになっちゃうんじゃないかというぐらいハッキリと照らしてくれていました。
それならばと、ちょっとビーコンライトLEDから距離を取って見てみると、広めに確保しているソロキャンプのサイト全体を明るく包んでくれていました。
このぐらい広く照らしてくれれば、ソロキャンプ以外にもデュオやファミリーキャンプでも使えそうですよね。
ランタンの下には、わかり難いですが薄っすらと模様のような影が出来ているのですが、ここからでは全く気になりません。
とは言え、このHighモードではバッテリーの持続時間は約3時間です。
夕方17時から点灯したとしても20時には、バッテリーが切れてしまいます。
この明るさでメインランタンとしては使う事はできないと思うので、もう少し照度を落とすかメインランタンとして使うのはやめた方が良さそうです。
僕の使い方は、テーブルランタンと寝室の照明として照らすのが多いです。
それならLowモードで使えるので、約200時間使用可能となり、1日や2日ではバッテリーが切れる事はありません。
別途メインなるLEDランタンを持っていると、ベアボーンズリビングのビーコンライトLEDランタンも有効に使えるはずです。
ベアボーンズリビング ビーコンライトLED スペック
詳細
サイズ:本体高さ約13cm×グローブ直径約7cm
充電時間:4~5時間
明るさ:30~220ルーメン
連続点灯時間・Low:200時間
連続点灯時間・Med:5~6時間
連続点灯時間・High:3時間
まとめ
ベアボーンズリビングのビーコンライトLEDは、ソロキャンプではメインのランタンとして使えるか検証しましたが、メインになりえる明るさは十分にありますが、その時のバッテリー持ちに不安が残ります。
ビーコンライトLED単体で1番明るくして約3時間だと、1泊2日のキャンプでは持ちません。
その他の使い方をすれば、雰囲気も良く使いやすいので、活躍してくれるはずです。
またバッテリー持続時間の対策として、充電しながら使うというパススルー機能があるようです。(商品説明には記載なし)
モバイルバッテリーで充電しながら使えるので、Highモードでも3時間以上使うことができるようになります。
モバイルバッテリーを収納袋からなどに入れて、ランタン一緒にフックに引っ掛ければ、長時間使えるようになるかも知れませんが、そうすると見た目がちょっと野暮ったくなってしまいそうです。
ベアボーンズリビングのビーコンライトLEDは、レトロでオシャレなデザインとコンパクトのサイズで携帯性が良く、しかも明るいというメリットを兼ね備えているので、僕的にはかなりおすすめのLEDランタンです。
単にテーブルの上に置いておくだけでも絵になるデザインは、1つ持っていても損はしないはず。
ソロキャンプでのメインランタンとしては、モバイルバッテリーの置き場所を確保すれば、十分使えるLEDランタンです。
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