暑い夏になると、待っていましたとばかりに気温が少し低い自然に囲まれた場所でキャンプを楽しむ人がどっと増えます。
僕も一緒になって楽しみたいところなんですが、暑がりで汗っかきの僕には、ちょっと夏に苦手意識もあり思いっきり楽しめないんです。
そこで風通しが良いハーフパンツなどの服装にすることで、熱が籠らなくなり多少は対策する事ができるんじゃないかと思っています。
そうなんです。夏には虫が増えるので、長ズボンなどを穿いて肌の露出を抑えたいという気持ちもあるのですが、猛暑が続く中では流石に耐えきれませんよね。
体感温度を下げるために、ハーフパンツに履き替えて、涼しくしておきたいです。
さらに足元は、蒸れないようにサンダルを用意しておきたいところです。
テントの設営などで動き回る時は、スニーカーが良いと思いますが、のんびりリラックスする時にはやっぱりサンダルが気持ち良い。
そこで履きたいのがKEENのサンダル。
スタイリッシュで快適なサンダルは、キャンプだけで履くタウンユースでも使えるハズ。
今回は、そんなKEEN(キーン)のサンダルの中でユニーク スニーク スライドをキャンプで履いてきたのでレビューしたいと思います。
目次
KEEN(キーン)のユニーク スニーク スライドをレビュー!
今年も猛暑?
出典:KEEN
僕が子供の頃の夏は今ほど暑くなく、35度を超える猛暑日(昔は猛暑日という言葉はありませんでした)が、何日も続く事なんてなかったと思います。
去年は、日本の平均気温が平年より1.07℃高くて、1898年の観測開始以来、過去最高を記録しました。
猛暑日も東京都で11日間、名古屋では22日間も続いたんです。
僕にとって、去年もその前の年も、またその前もずっと暑く感じますが、どうやら自分1人だけではなかったようです。
しかしそんな暑い夏はどうやって乗り越えたら良いんでしょう。
やっぱりキャンプを趣味にしている人は、自然の中でキャンプするのが1番ですよね。
都会のアスファルトの表面温度は50〜60℃まで上がってしまうので、そこから都市部より気温が低い場所へ避難するのが効果的かも知れません。
そこで履きたいのがサンダルです。
避暑地に来たと共に、太い血管が通っている手足を冷やす事で、さらに体感温度を下げれば快適に過ごせるハズです。
KEEN(キーン)のユニーク スニーク スライド
キーンのユニーク スニーク スライドは、同社のオープンエアスニーカーのユニークのようなデザインをしながら、カカト部分がホールドされないサンダルです。
そうなんです。キーンのユニークは伸縮性のコードを編んだようなデザインをしていて、風通しがとても良さそうなデザインをしているんです。
僕が持っているKEEN(キーン)のユニークは2種類あり、1つは踵部分をベルトで固定するタイプ、もう1つはユニークHTで踵部分が靴下のようなスペーサーメッシュブーティーというものが取り付けられていて、しっかりとホールド出来るようになっています。
ユニークHTは、サンダルみたいに見えますが、やっぱり直に素肌が露出しないので、スニーカーっぽい使い方になってしまいます。
カカトをベルトで固定するユニークは、ほとんどサンダルのような使い方ができますが、今回レビューするユニーク スニーク スライドに比べたらサンダルっぽさは失われてしまうと思います。
KEEN(キーン)のユニーク スニーク スライドは、踵部分がなにも固定されないオープンヒールになっていて、いかにもサンダルっぽいデザインをしています。
アッパーの編まれたコード
KEEN(キーン)のユニーク スニークスライドのアッパーは、他のユニークと同じように伸縮性のある2本のコードで編まれています。
しかし他とちょっと違うところがあります。
他のユニークシリーズでは、コードの1番上にバンジーエントリーシステムという締め付けを調整するボタンのような部品が付いています。
しかしユニーク スニーク スライドには、そのような部品が付いていません。
よく見てみると、作り自体がちょっと違っていました。
ユニークではアッパー部分にマイクロファイバー製の素材になっていて、そこにシュータンもあり、スニーカーのようにシューレースがあるような構造になっています。
ユニークHTも同じように、サイドの編み込みとシーレースがあるデザインをしています。
しかしユニーク スニーク スライドでは、シューレースに当たる部分がないんです。
サイド部分のコードの編み込みはありますが、シューレースのようにコードが通されていません。
その為、コードの上部に締め付けを調整する部分も付いていないんです。
そこが普通のユニークと違うところで、デザインは似ているんですが、機能的にはスニーカーとは全く違いサンダルなんです。
それでもサイド部分のコードは伸縮性があり、足の動きに合わせて変形するという機能をもっています。
ただのサンダルとはちょっと違う履き心地になるんじゃないかなと思います。
そしてユニーク スニーク スライドには、つま先部分にコードも生地もなくオープンになっています。
ここはサンダルっぽいデザインで、風通りもかなりいいハズです。
KEEN(キーン)ユニーク スニーク スライドのヒール
ユニーク スニーク スライドのかかとはオープンヒールですが、他のユニークと違ってベルトで固定したりしません。
そのまんまサンダルという感じで、踵部分はフリーに動かす事ができます。
キャンプでテントの設営をしている時に履いたら、もしかしたら自由になり過ぎて使い難いかも知れません。
立ったりしゃがんだりを繰り返す時には、足首を固定している靴の方が良いと思います。
ユニーク スニーク スライドは、テントなどを設営し終わってから、のんびりタイムに履き替えたら涼しくて良さそうです。
アウトソール
KEEN(キーン)のユニーク スニーク スライドのアウトソールは、耐摩耗性とグリップ性に優れたノンマーキングラバーアウトソールです。
商品の説明には、踏み跡を残さないと記載されていましたが、菱形の突起がどうしても跡が付きそうな気がします。
指でアウトソールに触れてみると、ツルツルとした触り心地ではなく、滑り難くそうなザラっとした感触でした。
ミッドソールとフットベッド
ユニーク スニーク スライドのミッドソールには、歩いた時に衝撃を吸収し緩和してくれる圧縮成型EVAミッドソールが使用されています。
クッション性がある素材のようなので、歩き心地は良いと思います。
フッドベッドには、足の裏をかたどるような模様が描かれていました。
キャンプで履いてみた
KEEN(キーン)のユニーク スニーク スライドを持って、早速キャンプ場で履いてきました。
テントの設営の時は、サンダルだと動き回り辛いと思い、はじめはスニーカーでした。
もちろん車の運転は、踵が固定されていないサンダルはダメなので、履いているスニーカーとは別に車に積んで行きました。
まだ夏でもないのに、テントを設営すると暑くなります。
すぐに靴下を脱ぎ、スニーカーからユニーク スニーク スライドに履き替えました。
少し蒸れていた足に風が通り、これが気持ち良い。
どうしても風通しが悪いスニーカーだと、熱がこもってしまいますよね。
しかも靴下を履いていたら、ムレムレになってしまいます。
もしキャンプ中に足元がこのままだったら、暑い季節はちょっと過ごし難いかも知れません。
しかしユニーク スニーク スライドに履き替える事で、すごく快適なんです。
しかも、思っていたほど緩くないんです。
僕の中のサンダルのイメージだと、ユルユルのブカブカで、歩くたびにペタペタと音が鳴っちゃうような物を頭に思い浮かべてしまいます。
昔よく海水浴に行く時などに履いていた、ビーサンです(笑)
流石にビーサンをキャンプに履いていたら、足が疲れちゃうかも知れません。
ところがユニーク スニーク スライドは、ビーサンなどと違ってピッタリとフィットするんです。
甲の部分がピッタリフィットするので、前のめりになる事もないし、緩くて脱げてしまうような事もありません。
程よく固定されている感じで、キャンプ中に歩き回ってもあまり疲れないんです。
それはミッドソールとフットベッドのクッション性の高さも影響しているかも知れません。
クッション性が良いと言っても、飛び跳ねちゃうようなクッションではなく、程よく固くちょうどいい弾力があるように感じました。
更なる涼しさを求めてハーフパンツに履き替えました。
すると更に涼しさが増しました。
多分ハーフパンツとスニーカーでもある程度は涼しく感じると思いますが、やっぱり足元に熱を持っていると体感温度が高く感じると思います。
KEEN(キーン)のユニーク スニーク スライドのような風通しのいいサンダルとハーフパンツを組みわせる事で、より快適に過ごせるようになると思います。
KEEN(キーン)ユニーク スニーク スライドのサイズ感
普段僕はスニーカーもブーツも27.5cmを履いています。
元々は26.5cmのスニーカーも履けると思いますが、幅細のナイキのスニーカーを履いた時に窮屈さを感じて、そこから27.5cmの靴を履くようになりました。
なので足の甲が高いの幅が広いのか分かりませんが、足の長さは27.5cmよりも小さいです。
キーンのユニーク スニーク スライドを選ぶ時、サイズ感はピッタリという言葉を見つけました。
それに従い、普段通り27.5cmを選びました。
それを履いてみるとほぼピッタリ、でもあまり先端まで足が入りません。
フットベッドにある足の形通りに親指の位置を合わせてみようと思ったのですが、入口部分で甲に隙間がないので、そこで引っかかってしまい奥まで入りません。
アッパーの付け根部分にゴム素材が使われているので、歩く時は甲の部分が広がり余裕が出来るかも知れません。
ただ座った状態でユニーク スニーク スライドを履くと、先端まで差し込むのは難しかったです。
それでも踵はブットベッド内にあるので、ちょうど良い感じで履く事が出来ています。
ユニーク スニーク スライドのサイズ選びは、普段通りのサイズで良いと思います。
KEEN ユニーク スニーク スライド スペック
アッパー | 2.5mmリサイクルPETプラスチック製のラウンドポリエステルコード×メッシュアッパー |
アウトソール | ノンマーキングラバーアウトソール |
ミッドソール | 圧縮成型EVAミッドソール |
ライニング | メッシュライニング |
フットベッド | EVAフォームフットベッド |
まとめ
KEEN(キーン)のユニーク スニーク スライドをキャンプ場で履いてレビューしてみました。
この日は気温が28℃まで上がってそこそこ暑かったです。
真夏の猛暑に比べたらまだまだですが、1人で大きなシェルターを設営したら、汗だくになってしまいました。
噴き出る汗の中、スニーカーからユニーク スニーク スライドに履き替えたら、かなり涼しく感じることができました。
更にハーフパンツに着替えると、より一層涼しかったです。
体感温度を下げるにはまずは足元を、なんて言葉があるのかは分かりませんが、スニーカーよりもサンダルの方が風通しが良いので涼しいですよね。
そこでスタイリッシュでおしゃれなキーンのユニーク スニーク スライドがおすすめです。
ユニークと同じ編まれたコードのデザインは、視覚的にも機能的にも涼しく感じる事ができると思います。
また機能性もよく、程良いクッション性とホールド感が、歩いていても疲れないし、脱げることもほとんどありません。
蹴るような歩き方をすれば脱げちゃうこともありますが、普通に歩いていれば快適に履けるハズです。
暑い夏のキャンプ、またはタウンユース、プライベートやオフィスでも、きっと涼しく感じると思います。
KEEN(キーン)のユニーク スニーク スライドはおすすめのサンダルです。
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