テーブルに設置するクランプ式のランタンスタンドが欲しくなり、今更ながらアルデバランのEDGE STAND(エッジスタンド)を買ってみました。
エッジスタンドと言えば、インスタなどでよく見かけるし、おしゃれなアウトドアショップでも販売されている人気のランタンスタンドです。
一時は品切れで購入出来ないこともあり、メルカリなどのフリマアプリでは高値で取引されている事もありました。
そんな人気のエッジスタンドの使い心地ってどうなのか気になりますよね。
なんて、やっぱり頭に浮かんじゃいますよね。
でもやっぱり人気が高いランタンスタンドには、何かあるハズ。
そこで今回は、購入したアルデバランのエッジスタンドを使ってきたのでその魅力をレビューしたいと思います。
目次
アルデバランのEDGE STAND(エッジスタンド)をレビュー!
なぜエッジスタンドを選ぶの?
テーブルに取り付けるクランプ式のランタンスタンドを探してみると、アルデバランのエッジスタンド以外にもたくさん見つかります。
アルデバランのエッジスタンド以外の他のブランドのテーブルランタンスタンドを調べてみましたが、実際のところ、性能的には大きな違いはなかったと思います。
しかしアルデバランのエッジスタンドは、拡張性が高いのが魅力だと思います。
エッジスタンド自体の性能や機能というのではなく、他のガレージブランドから販売されているパーツを組み合わせて使う事で、おしゃれに見せたり使いやすくなったりするんです。
エッジスタンドよりも安いランタンスタンドはたくさん存在していますが、他のブランドやショップがパーツを販売しているようなものは多分ありません。
そこに惹かれるか惹かれないかは、テーブルランタンスタンドにエッジスタンドを選ぶ選ばないを判断する重要なポイントだと思います。
アルデバランのエッジスタンド
アルデバランのエッジスタンドは、大きく分けて4つのパーツで構成されています。
まずスタンドのポール部分が3つのパーツでされていて、それそれをねじ込んで接続することで1本のポールになります。
そのポールをテーブル等に固定するアルミ製のクランプ部分と合わせて4つのパーツになっています。
クランプ部分のネジの頭に取り付けるプラスティック製のキャップも付属しているので、厳密には5つの部品なんですが、金属製の部品は4つでした。
ポール
3つに分かれているポールは、使い方によって2つだけ繋げて使うなんてこともできそうです。
2つのポールを接続して使うと、ランタンフック部分を低くして使えます。
エッジスタンドは高さの調整ができないので、正式な使い方かはわかりませんが、このようにする事で高さを変えて使う事ができそうです。
ちなみに3本接続した時の高さは約90cm、2本だと約60cmの高さで使う事ができます。
別売りのオプションで追加ポールがあるのですが、それを繋げると約120cmになるようです。
それにしても、このポールは細いんです。
箱から取り出した第一印象が、そのまんま
でした。
太さは約φ1cmぐらい、耐荷重が約1kgとあまり重量がある物には耐えられないので、ちょっと頼りない感じですが仕方ないと思います。
メインランタンではなく、テーブルランタンの用なコンパクトサイズのLEDランタンならそんなに重量がないので、エッジスタンドに吊り下げても大丈夫そうです。
しかしガソリンランタンなどでは、重量が1kgを超えてしまうので、それらは吊り下げる事はできません。
台座とクランプ
台座になるクランプ部分はアルミ製で、見た目以上に軽いという印象です。
上部には「EDGE STAND」のロゴが描かれていてカッコいい感じ。
クランプ部分のネジやポールを固定するネジはゴールドになっていて、台座のブラックとの組み合わせがオシャレ感を醸し出しています。
ポールの固定は、台座の上部に開いた穴に上からポールを差し込み、台座の横のネジで固定するようになっています。
この時ポールを差し込んだ穴が上部から下ブラックまで開いていれば、ポールを突き通し長さを調整できるようになるのですが、エッジスタンドでは下側に穴が開いてないのでポールの高さを調整できないです。
他のブランドのランタンスタンドでは、ポールを突き通す事で高さを調整できる物があるので、もし高さを好みの位置に変えたいという方は、他もチェックしてみると良いかもしれません。
テーブルの天板へ固定するのは、クランプ部分のネジを締めて挟み込むようにします。
ネジをそのまま天板に挟むと傷が付いてしまうと思うのですが、それの防止の為にプラスチックのキャップが付属していました。
プラスチックのキャップでも多少は傷防止になると思いますが、いくつかのガレージブランドからエッジプレートというアルミを削り出したプレートが販売されています。
これをネジの頭に付ける事で、プラスチック製のキャップ以上に傷が防げるようになります。
しかし元々クランプ部分の幅は約33mmあり、それ以下の厚みの天板を挟めるようになっていますが、エッジプレートを挟む事で約28mmと少し狭まってしまいます。
それでもこれが人気があり、フリマアプリで倍の値段で取引きされていたりします。
僕がエッジプレートを購入したのは「CAMP HILLS」というショップです。
収納ケース
アルデバランのエッジスタンドには、収納ケースが付属しています。
表にはエッジスタンドのロゴ、裏側はメッシュ生地になっています。
収納ケースに入れてみると、ポールは余裕で出し入れできますが、台座部分はちょっと引っかかる感じがします。
そして台座を先に収納しておいてからポールを入れないと、少し手こずる感じがしました。
収容する順番だけ気をつけたら、持ち運びしやすくて良い収納ケースだと思います。
キャンプ場でのレビュー
先日、ソロキャンプをしてきたので、そこで使ってきた様子をレビューしたいと思います。
まず持ち運びに関してですが、ポールを分割してコンパクトに収納できるので、邪魔になることもなく助かりました。
パイルドライバーなど大きなランタンスタンドは、収納時でも大きなで車の荷台に積んでもちょっと邪魔になってしまいます。
それがエッジスタンドではコンパクトなので、コンテナなどの収納ボックスにLEDランタンなどと一緒に入れて持ち運ぶ事ができました。
収納ケースから取り出して組み立てる時も、やはりコンパクトサイズなのでどこでも出来るというのが好印象でした。
キャンプチェアに座ったまま、ポール類をテーブルの上に並べて組み立てるなんて事ができちゃうのが楽でした。
ポールはネジ式になっているので、少し回しながら接続していきます。
ポールが継ぎ足し終わったら、次に台座をテーブルの天板に取り付けます。
テーブルの天板へクランプは、天板を挟み込んでから下側からネジを締めて行くだけです。
ちょっとキツめに締めておかないと、後々ポールが台座が斜めになってしまう事もあるので気をつけるようにしましょう。
しかし、あまりキツく締め付けると、今度は天板の裏側に傷が付いてしまいます。
それを気にしてしまう方は、エッジプレートを購入しておけば、天板の傷の防止に役立つと思います。
その後、ポールを台座の上から差し込み、横のネジを締めて固定すれば完成です。
基本的には、説明書が必要ないくらい簡単に取り付けができます。
この簡単さも、メリットの1つかなと思います。
拡張性の高さ
アルデバランのエッジスタンドには、ポールを長くする為に追加で別売りのポールがあったり、直接地面に打ち込めるペグも別売りであります。
その他、ガレージブランドからエッジプレートやポールの継ぎ目に取り付ける「エッジスタンドに挟むヤツ」など、拡張パーツが多数販売されています。
その中で、soulaboの「エッジスタンドに挟むヤツ」を使ってきました。
「エッジスタンドに挟むヤツ」や真ん中に穴が開いているので、そのにポールを通し接続します。
「エッジスタンドに挟むヤツ」を取り付ける事で、ちょっとした棚が使えるようになります。
テーブルの上を少し片付けたい時や、他のLEDランタン、またはコンパクトなスピーカーなどを置いても良いと思います。
このような拡張パーツを使う事で、見た目もおしゃれになり、さらに使用用途も増えるのでおすすめです。
この拡張性の高さが、アルデバランのエッジスタンドの魅力だと思います。
ハンガー部分
エッジスタンドのハンガー部分は、テーブルで使うランタンスタンドということもあり、あまり大きな物ではありません。
長さを測ってみると、約11cmぐらい。
そうなると、あまり直径が大きなランタンは吊り下げることができなそうです。
そもそも耐荷重が1kgなので、コンパクトなランタンが安定すると思うので良さそうです。
とは言え重量だけで考えると、流行りのベアボーンズリビングのレイルロードランタンが約861gなので、そこそこ大きなLEDランタンでも行けそうです。
直径が約14cmなのでサイズ的にも大丈夫そうです。
その他大きなランタンで考えると、コールマンのガソリンランタン286Aは1kgを超えるので使えません。
コールマンのLEDランタンのマルチパネルランタンも約1.3kgなので、使えないと思います。
ランタン以外に考えてみると、Bluetoothスピーカーを吊り下げても良さそうです。
JBLのCLIP4というコンパクトなBluetoothスピーカーは約239gなので、問題なく吊り下げることができました。
上位機種のFLIP5も500mlのペットボトルぐらいの大きさで、重量が540gなので大丈夫そうです。
照射範囲
アルデバランのエッジスタンドを使うとどのように照らされるかというのもちょっと気になります。
そうなんですよね、テーブルを照らすLEDランタンを吊り下げるエッジスタンドですが、どのくらいの範囲を照らすのかは使用するLEDランタン次第なんですよね。
ただどのくらいの範囲が照らされるか、念のため撮影してきました。
今回は、レッドレンザーのML4をランタンスタンドに吊り下げでみました。
するとテーブルの上はもちろん明るく照らされているし、周囲のチェアや焚火台など、ソロキャンプでの活動範囲であろうところまで照らしてくれていました。
確かに(笑)でも、エッジスタンドでどの辺りぐらいまで照らされるか何となく分かりますよね。
ソロキャンプでテーブルにランタンスタンドを設置すれば、食事や焚き火などする時の照明問題が解決すると思います。
アルデバラン EDGE STAND(エッジスタンド)スペック
使用サイズ | 90cm |
収納袋サイズ | 30×5cm |
重量 | 220g |
耐荷重 | 1kgまで |
取付可能テーブル厚 | 約33cm |
まとめ
テーブルにクランプ式のランタンスタンドを取り付けたくて、アルデバランのEDGE STAND(エッジスタンド)を買ってみました。
既に人気商品ですが、やっぱりこのエッジスタンドは拡張性が1番の魅力だと思いました。
他のブランドのテーブルランタンスタンドでは、多分このように色々なパーツは販売されていないと思います。
時にガレージブランドから販売されている物が、オシャレで写真映えするので欲しくなってしまいます。
ショップでは完売になっていてなかなか購入できませんが、転売されているのを買うのはやめた方が良いと思います。
しばらくすると再入荷する事もあるので、気になるアイテムはこまめにチェックしておくと良さそうです。
アルデバランのエッジスタンドをレビューしましたが、取り付けの簡単さや使いやすさなど含めてキャンプで使って満足できました。
テーブルランタンスタンドをお探しの方は、チェックしてみてはいかがでしょうか?
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