まだ6月なのに、日中の温度が30度を超えて、凄く暑いですよね。
まだ夏前なのに、こんな気温が高くなるのって、僕が子供の頃って無かったような気がします。
これは、温暖化の影響なんでしょうか?
化石燃料を使用する事によって、二酸化炭素が増えた事が原因のようですが、何とか出来ないかと考えてしまいます。
だって僕、暑いのが嫌いなんです。
気温が上がると、すぐにじっとりと汗ばんできてしまうんです。
気温が高くなった日は、チンアナゴのように冷たい水の中でユラユラと揺られたいと思ってしまいます。
チンアナゴって、頭を砂から出している姿がユニークですよね。
そんなチンアナゴを想像すると、キャンプ好きな僕はDODのチンアナゴペグが頭に浮かんできます。
チンアナゴペグを1本脚のランタンスタンドとして使うと、凄く便利に使えるんです。
買ってからまだ使い込んだとは言い切れませんが、使い心地は良いんです。
パイルドライバーが刺さらないような固い地面のキャンプ場なら、かなり設置に時短する事が出来ちゃうんです。
そんな便利に使っていたチンアナゴペグに、改良版のチンアナゴペグ2が出るようです。
まだ買ってから1年しか経っていないので、少し悲しいような気もしますが、今回はDODのチンアナゴペグ2を従来品と比較しながら紹介します。
目次
DODのチンアナゴペグって?
1本脚のランタンスタンドにできる
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チンアナゴペグとは、テント用のポールを1本脚のランタンスタンドにしちゃう、便利アイテムです。
ランタンスタンドには、3本脚のスタンドがありますよね。
3本足のスタンドだと、足が引っかかってしまって倒してしまったり、つまづいたり転んだりしてしまう事があるんです。
特に、子供がいるファミリーキャンプだと、元気に走り回るから、凄く危険なんです。
3本脚のランタンスタンドを使った事がない方は、テントのロープでつまづいたりした事を思い浮かべてください。
足元に張られたロープなどは、意外に視界に入っていないのか、入っていても注意する事が出来ないのか、足を掛けてしまう事ってありますよね。
それがテントならいいのですが、もしガラスのグローブがあるランタンが掛けてあるスタンドなら、凄く危険だと思いませんか?
そんな時、テントやタープ用のポールが余っているのなら、それを1本脚のランタンスタンドに早変わりさせる事が出来ちゃうんです。
使用できるポール
DODの公式によると、その時に使うポールは、直径15〜28mmのポールを取り付ける事ができるようです。
しかし、燃料を使用するランタンや1kg以上の重さがあるランタンを使う時には、DODのビッグタープポールを使用するようにと書かれています。
ビッグタープポールの直径は、約28mmで太くて耐久性があるというのが理由だと思います。
ビッグタープポールをレビューしています。
ハイパームテキポールはダメ
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新しく発売になったハイパームテキポールという、アルミ製のポールがあります。
このポールは、太さが直径35mmあり、ビッグタープポールの28mmよりも太くて頑丈なポールになっています。
曲げに対する剛性は、ビッグタープポールの約1.3倍もあり、すごく安心感が得ることができるポールです。
しかし、チンアナゴペグ2使用できるポールの太さは、直径15〜28mmのポールです。
頑丈で頼りがいのあるポールですが、チンアナゴペグ2では使用できないので注意してください。
その他、タープのメインポールとしての使い方には良さそうです。
自己責任で
僕は、公式には触れてないので自己責任になるのですが、ビッグタープポールの代わりに、スノーピークのパイルドライバーを使っています。
スノーピークのパイルドライバーは、人気のランタンスタンドですよね。
1本脚のスタンドなので、使い勝手も見た目も良いんです。
しかし、色々なキャンプ場で使っていると、地面の固さによって、パイルドライバーを打ち込みやすかったり、そうではない場所がある事に気がつきますよね。
固い地面だと、何度も打ち込みするので、手が痛くなってしまいます。
そして、撤収する時もなかなか抜く事が出来なくて大変です。
1度無理矢理抜いたら、パイルドライバーの地面に埋まっている部分との境目辺りが曲がってしまった事もあります。
そんな事を回避する為に、ポールの代わりにパイルドライバーを使ってみました。
それなら、地面に打ち込みするのはチンアナゴペグで、パイルドライバーを打ち込みしなくてもいいんです。
手が痛くなる事もなく、設置が簡単になりました。
普段から、ランタンは燃料を使用する物を使用していますが、それでも今の所は、問題なく使えています。
でも、パイルドライバーを使用する場合は、あくまで自己責任でお願いします。
1本脚のランタンスタンドならスノーピークのパイルドライバー?
戦国時代を生き残るランタンスタンドはどれ?
ペグ状なので打ち込みが容易
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チンアナゴペグは、ペグのような形状をしています。
一見すると、長いペグにポールを支える部分が取付けてあるだけに見えますが、これがかなり使いやすいんです。
固い地面でもペグのように尖った先端は、ハンマーで叩く事でグングン地面に突き刺さっていきます。
パイルドライバーのように、手のひらや小指側の側面が痛くなる事がありません。
ただ、打ち込む部分が長いの(フック部分が地面に埋まるまで)で、それだけが難点です。
そこまで埋めてしまえば、あとはポールを取り付けて、付属のバンガーを付けるだけです。
簡単に1本脚のランタンスタンドが完成しちゃいます。
撤収の時も、ペグを抜くように、ペクバンマーで引っ掛けて引っ張っるだけです。
使っていないポールを持っている人は、どんな地面でも簡単に、1本脚のランタンスタンドを設置する事ができます。
僕のように、パイルドライバーを持っている人は、固い地面に設置するのが楽になります。
逆に、柔らかな地面にパイルドライバーを使うのなら、チンアナゴペグを使わなくても良いかも知れません。
チンアナゴペグ2と従来品との比較
素材
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今まで、チンアナゴペグの特徴を紹介しましたが、従来品が改良されて、チンアナゴペグ2月発売になります。
従来品を使用している僕としては、何が違うのかがとても気になります。
まず、1つ目の変更点は素材がスチールからステンレススチールになった事です。
従来品では、水や土が付着したところは、手入れをしないと錆びやすかったようです。
ステンレススチールは、錆び難いので良いですよね。
僕が使っている従来品を取り出して見てみると、ポールを固定するネジの辺りと、地面に突き刺さるチンアナゴペグの先端部分が薄っすらと錆びているように見えます。
特にネジ山は、錆びが発生しているのが良く分かります。
今まで数回使用して、ほとんど手入れをしていないのも原因かも知れませんが、こうやって見ると、ちょっとショックです。
これがステンレススチールに変更になれば、錆び難くなるようなので、多少手入れを怠っても大丈夫そうです。
素材の変更にる伴って、本体の色もいい変わっていますね。
今まではブラックでしたが、チンアナゴペグ2ではシルバーになっています。
従来品では、傷ができると表面の塗装が剥げてしまう事がありましたが、チンアナゴペグ2では、塗装が施されてないので、それも大丈夫そうです。
溶接の強化
チンアナゴペグ2では、ポールを固定するネジ部分の溶接が強化されているようです。
多分ですが、従来品では石混じりの固い地面などに使用した際に、ペグの溶接部分が破損した事例があったんだと思います。
石混じりの地面というと、河川敷のキャンプ場とかでしょうか?
僕は、幸いな事に河川敷でキャンプをしなかったので、大丈夫だったのかも知れないです。
その破損を防ぐために、溶接が強化されたようです。
実際に、従来品の溶接部分を見比べてみると、かなり強化されているのが分かります。
これなら、固い地面でチンアナゴペグ2を使っても安心ですよね。
重量
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従来品と新しいチンアナゴペグ2では、サイズ的には違いがありません。
サイズは、約W8×D3.5×H60cmとなっています。
全体の長さが60cmで、打ち込むフック部分までが40cmあります。
素材がスチールからステンレススチールに変更になった為か、重量は少し軽くなっています。
従来品は約960gで、チンアナゴペグ2では約910gです。
とは言え、たった50gなので、持って比較しても全く分からないと思います。
付属のランタンバンガーのサイズは、約27cmなので、違いはありません。
DOD チンアナゴペグ2 スペック
サイズ・ペグ | (約)W8×D3.5×H60cm |
サイズ・ランタンハンガー | (約)長さ27cm |
収納サイズ | (約)W25×D63×H6cm |
重量(付属品含む) | (約)910g |
材質・ペグ | ステンレス |
材質・ランタンハンガー | スチール |
材質・バッグ | 600Dポリエステル(PUコーティング) |
付属品 | ランタンハンガー、キャリーバッグ |
まとめ
1本脚のランタンスタンドって、スノーピークのパイルドライバーなどが有名ですよね。
柔らかい地面なら問題なく使えるのですが、少し固い地面になると、打ち込みが大変になってしまします。
そんな、短所を補えるかもしれないチンアナゴペグは、もしかしたら救世主?
1本脚のランタンスタンドのあり方を変えてしまうかも知れないなんて、言い過ぎかもしれませんが、ちょっと役立つアイテムだと思います。
パイルドライバーを使うなら、完全に自己責任でお願いします。
パイルドライバーを持っていなくても、余っているポールがあれば、ランタンスタンドになっちゃうんです。
新しくなったチンアナゴペグ2は、従来品を改良して、より良い物になっています。
錆びにくくなった素材に、強化された溶接部分。
キャンプで何度も使う道具なら、錆び難い方が絶対に良いし、破損し難い方が良いに決まってますよね。
簡単に1本脚のランタンスタンドを設置する事ができるチンアナゴペグ2は、買って損はないと思います。
しかし、そうなると従来品を買ってしまった僕は、少し残念な気持ちになってしまいます(笑)
これからチンアナゴペグ2を使うキャンパーさんにとっては、改良された事により、より安全に使いやすくなっています。
もし、使っていないポールがある方は、チンアナゴペグ2を試してみて下さい。
そうではなく、純粋にチンアナゴペグ2を使ってみたい方は、同社のビッグタープポールも合わせて購入するのがおすすめです。
従来品のチンアナゴペグは、『販売終了商品』となっているので、多分在庫があるショップで購入できると思います。
従来品のチンアナゴペグのレビュー記事はこちら!
チンアナゴペグにそっくりなアンコウスタンドって何?
詳細や違いはこちらで確認できます。
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