ランタンスタンドと言えば、今までは三脚の背の高いランタンスタンドだったり、スノーピークのパイルドライバーやユージャクのハンマーランタンスタンドのように一本脚のランタンスタンドが一般的でした。
しかし、よく使うテーブルの近くをもっと照らす事や、テーブルの上を広く使う事、またはコンパクトで持ち運びの良さを考えたら、テーブルに設置するクランプ式のランタンスタンドがおすすめです。
ソロキャンプでは、活動範囲が狭いのでテーブルに取り付けたランタンだけで明かりは十分だし、狭いテーブルの上にランタンを置くよりもランタンスタンドに吊るした方がテーブルの上が広く使えます。
さらには、コンパクトに折り畳めるテーブルランタンスタンドなら、荷物を小さくコンパクトにできるというメリットがあります。
またファミリーキャンプでも、食卓になるテーブルをオシャレに照らしてくれるようになると思います。
もちろんファミキャンでは、メインのランタンスタンドがあれば、困る事はないと思います。
そんな時には、テーブル専用のランタンスタンドとして良い雰囲気を作ってくれるし、クランプ式なのでテーブルから取り外して2段ラックなどへ移動させたりする事もできます。
それなら、少し明かりが足りないと思っていたところにランタンを吊すことができるので、便利だと思います。
これがパイルドライバーだったら、地面から抜いてまた刺し直すという手間があるのですが、テーブルランタンスタンドなら比較的簡単に場所を移動する事ができちゃうんです。
今回は、そんなテーブルに設置するクランプ式のテーブルランタンスタンドの選び方と、おすすめ商品を紹介したいと思います。
テーブルに設置するクランプ式のテーブルランタンスタンドがおすすめ!
テーブルランタンスタンド
出典:楽天
テーブルにクランプで設置するランタンスタンドって、色々なブランドから発売されていますが、その名前は一定ではありません。
テーブル用ランタンスタンド、クランプ式ランタンスタンド、テーブルランタンスタンド、テーブルに挟むタイプなどなど、統一の名称は今のところ無い感じです。
基本的にどれもテーブルに挟んで設置する構造なので、そこにクランプを採用しています。
クランプ式テーブルランタンは、そのまま構造の事を示しているし、テーブルランタンスタンドも使用用途について正確に言っているので正しいですよね。
でも、1つのジャンルとして統一して頂けたら良いですよね。
そこで今回この記事では、以下からは「テーブルランタンスタンド」という名称で統一して記載していきたいと思います。
テーブルランタンスタンドの選び方
出典:楽天
テーブルランタンスタンドは、複数のブランドから発売されています。
多分使ってみたら、どれも似たような使い心地だとは思いますが、それでも多少の違いはあるはずです。
①高さ
テーブルにランタンスタンドを設置した時にその高さが気になりますよね。
基本的には、ほとんどのテーブルランタンスタンドは90cmぐらいの高さになっています。
中には120cmを超える物もあるので、使用するランタンの大きさや設置したい高さなどを考慮しておくと良いと思います。
複数のブランドのテーブルランタンスタンドを見てみましたが、そこまで大きな違いは無さそうです。
またテーブルランタンスタンドを低く設置する事ができるタイプと出来ないタイプがあるようです。
その辺りも確認してから購入するのがおすすめです。
②耐荷重
吊り下げるランタンの重さによって、決められた耐荷重を超えてしまう物もあるかも知れません。
だいたいのブランドでは、耐荷重が約1kgとなっていますが、中には5kgのものもあります。
大きなランタンを吊り下げる予定なら、耐荷重を気にした方が良さそうです。
ちなみに重たいところで考えると、コールマンのクアッドマルチパネルランタンがサイズが大きくて重くて約1.2kgあります。
LEDランタン以外で考えると、デイツ78のオイルランタンだと重量が0.5kgなので、オイルを足しても1kg以内なので大丈夫そうです。
コールマンのワンマントルランタンだと約1.4kgなので、ほとんどのテーブルランタンスタンドでは吊り下げる事ができません。
テーブルランタンスタンドのおすすめ商品
ALDEBARAN(アルデバラン)エッジスタンド
出典:楽天
おしゃれキャンパーさんに人気が高いテーブルランタンスタンドと言えば、アルデバランのエッジスタンドです。
出典:soulabo
エッジスタンドは、ガレージブランドから色々なパーツが発売されているので、それらを使う事で棚を作ったりして使いやすくなったり写真映えしたりすると思います。
また純正のオプションのペグを使えば、そのまま地面に刺して使う事もできます。
使用サイズは高さ90cmで、ポールをスライドして短くする事は出来ませんが、ポールが3分割できるので、1本を取り付けない事で高さ60cmと低く設置する事ができます。
値段は他のテーブルランタンスタンドと比較すると少し高めですが、カスタムパーツの多さが魅力だと思います。
アルデバラン エッジスタンド スペック
使用サイズ | 90cm |
収納袋サイズ | 30×5cm |
重量 | 220g |
耐荷重 | 1kgまで |
取付可能テーブル厚 | 約33cm |
FIELDOOR クランプ式コンパクトランタンスタンド
出典:楽天
FIELDOORのクランプ式コンパクトランタンスタンドは軽量でコンパクト、そして高さが調節できるのが魅力です。
A7075超々ジュラルミンでできたテーブルランタンスタンドの重さは約250g。
ポールはショックコードが内蔵されているので、バラバラになる事なく持ち運びや収納しやすくなっています。
高さは91.5cmですが、ポールの下部分が地面に当たらなければ無段階で調整する事ができます。
出典:楽天
写真にあるようにラックなどに取り付けたら、便利に使えそうですよね。
FIELDOOR クランプ式コンパクトランタンスタンド スペック
サイズ・使用時 | 91.5cm×13.5cm×3cm(最大時) |
サイズ・収納時 | (約)35cm×10cm×4cm |
重量 | (約)250g |
耐荷重 | (約)1kg |
材質 | A7075 超々ジュラルミン |
取付可能テーブル厚 | 約27mm |
ハイランダー テーブル用ランタンスタンド
出典:楽天
ハイランダーのテーブル用ランタンスタンドは、耐荷重が5kgと他のテーブルランタンスタンドよりも数値が高いのが魅力です。
今まで紹介した上記2種類のテーブルランタンスタンドの耐荷重は約1kgなんですが、それを大きく上回る約5kgというのは、安心感が違いますよね。
商品ページには、特に燃料系のランタンの使用について記載されてないので、耐荷重を見れば多分使っても良いんだと思います。
これなら使用するランタンに選択肢が増えて良いですよね。
ハイランダー テーブル用ランタンスタンド スペック
使用サイズ | 約1.2cm(パイプ直径)×91.5cm(最長長さ) |
収納サイズ | 約33.5cm(長さ) |
重さ | 260g |
耐荷重 | 5kg |
適応テーブル幅 | 最小約5mm最大3.5cm |
素材 | アルミ |
ユージャック テーブルランタンスタンド
出典:楽天
ユージャックのテーブルランタンスタンドは、パイルドライバーのように太さの違う3本のポールが重なって収納されていて、それを伸ばして蝶ネジで固定するようになっています。
その為、高さの調整が可能で、約45〜95cmの高さにする事ができます。
出典:楽天
そしてクランプ部分が大きいので、厚みのある天板や板が挟めるようになっています。
ほとんどのテーブルランタンスタンドでは、約3cmほどの厚みが挟めるようになっていますが、ユージャックのテーブルランタンスタンドでは約7cmまで対応しています。
身の回りのキャンプ道具で厚さ7cmの板などは、今のところ見当たりませんでした。
しかしいざという時には、役立つかも知れません。
耐荷重は1kgで、 LEDランタンのみに対応しているようです。
1つ気になるのは、重量が約720gと重たい事。
車で持ち運びすれば問題ないですが、他と比べた時に重たいのが気になっちゃいました。
ユージャック テーブルランタンスタンド スペック
サイズ・使用時 | 長さ45~95cm |
ハンガー部 | 25cm |
収納サイズ | 57×8cm |
重量 | 約720g |
台厚さ対応幅 | 7cmまで |
素材・パイプ、クランプ、ハンガー | ステンレススチール |
YaeiWorkers (ヤエイワーカーズ) ランタンスタンド
出典:楽天
ヤエイワーカーズのテーブルランタンスタンドは、フック部分が2つあるのが魅力です。
これにより、ランタンを2つ吊り下げる事ができるし、2つランタンを吊り下げないとしても、もう1つを他のものを掛けておく事もできます。
パッとは思いつきませんが、濡れたタオルを干したり、蚊取り線香などでも良いかも知れません(笑)
あればあるで、何かと便利だと思います。
高さは146cmですが、ポールが組み立て式で分割できるためもう少し低くもできると思います。
とは言え、高さ146cmは、今回紹介した中で1番高さがあります。
出典:楽天
テーブルには高過ぎると思えば、付属のペグで地面に直差しして使う事もできるので、色々なシチュエーションに対応する事ができます。
地面とテーブルの両用ができ、フックも2つあるのが便利に使えておすすめです。
ヤエイワーカーズ ランタンスタンド スペック
サイズ | 直径12mm×146cm |
収納サイズ | 40.5×8×5.5cm |
重量 | 550g(付属品含む) |
耐荷重 | 1kg |
取付可能テーブル厚 | 最大2.5cm |
まとめ
クランプ式のテーブルランタンスタンドが、コンパクトで持ち運びにも便利だし、テーブルの上も広く使えるようになって良いと思います。
さらに写真映えもするかも知れないというオマケ付き。
とは言っても、やっぱりテーブルの上にランタンを置くよりも、ランタンスタンドで吊るしたときの方が広く使えると言うのが良いと思います。
ブランドによって特徴に少し違いますが、ほとんど使い勝手には大差はないと思います。
しかしその中でも、できれば良いものを使いたいですよね。
それにはカスタムパーツでカッコよく見栄え良くしたいのか重たいランタンを使いたいのかなど、自分の使用用途を考えて、それに合いそうなテーブルランタンスタンドを探す事だと思います。
ソロキャンプでもファミリーキャンプでも、テーブルをより使いやすくするテーブルランタンスタンドがおすすめです。
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