我が家のランタンスタンドは、スノーピークのパイルドライバー。
富士山周辺おキャンプ場で刺さったパイルドラー抜こうとしたら、少し曲がってしまいました。
でも、曲がったからと言って全く使えない訳ではなく、ほんの少し使いづらいだけです。
ポールが、カンカン打てないとかポールを伸ばそうとしても、なかなか出てこないとか。
ファミリーキャンプではランタンスタンドは必須です。
真っ暗なテントサイトを照らすメインランタンを吊るす為にも、どうにかするしかありません。
そこで自分で作ってみたら、オリジナル感がでていいと思い、『木製 トライポッド自作』とネットで検索して調べてみました。
そして、既に自作DIYしている先輩方の記事を、拝見させていただきました。
「これは、やばい!かっこいいぞ!」
しかも簡単そうだし、すぐに出来ちゃうんじゃないか。
なんて、僕のこの根拠のない自信は、どこから来るのかわかりませんが・・・これはもう、作るしかないと思っちゃったんです。
そこで今回は、キャンプで使うランタンスタンドに木製トライポッドを自作DIYした様子をレビューしたいと思います。
目次
ランタンスタンドに木製トライポッドを自作DIY
材料調達
自作DIYということもあり、使用する材料を集めなければなりません。
そこで早速、木製トライポッドの材料を買いに近所のホームセンターへ。
材料は、決して真似するわけではなく、あくまで参考にさせていただくつもりです(笑)
まずはも木製のトライポッドなので、木材が必要です。
資材売り場に行き、とりあえず、安いホワイトウッド30×30を3本手に取りました。
(上の写真はハンモックの時の写真の使いまわしです)
ホワイトウッドの長さは182cmもあり、これだと長過ぎてしまうので、150cmに切ってもらうことにしました。
ランタンスタンドなので高い位置に吊るすなら木材が長くても良いような気がしますが、今回はトライポッドなので、ランタンはかなり下に吊るすイメージでいます。
後は、3本の木材を連結する為に、丸カンボルトとデンデンボルトと蝶ナットが必要です。
丸カンボルト1つ・・・長さはどのくらいがいいいか分からず、適当に選んでしまいました。
太さも8mmとかと、正確な数値が分からずかなり適当です。
全く計画性なくホームセンターに来てしまったので、サイズがわからずにすごく適当に選んでしまいました。
あとはデンデンボルト3つ・・・。
これがいくら探しも見つからないです。
そこで店員さんに聞いてみると、取り扱ってないとの事。
今日作りたくて急いでホームセンターまでやってきたのに、出鼻をくじかれてしまいました。
でもこれは仕方ありません。とりあえず、材料が揃え終わってから制作に入ろうと思います。
ホームセンターでは揃えられる材料だけ購入し、あとはネットで注文しました。
ネットでは、丸カンボルトの太さが8mmを取り扱っている店を探して注文します。
丸カンボルトの太さが8mmなので、デンデンボルトの穴の大きさも8mmで・・・。
ここで帳尻合わせします。
ホワイトウッドの太さが30mmで、デンデンボルトの長さが 40mmなので結構ギリギリです。
もう1cm長いのがあれば良かったのに・・。
ネット上でも取り扱ってる店は少なく、送料も掛かってしまうので、なるべく費用を抑えるようにメール便にしたら、4日かかっちゃいました・・・。
木製トライポッドを仮組み
木製トライポッドに使用する材料以下の4種類。
トライポッドに塗装をするなら、塗料も必要になります。
- 丸カンボルト 8×70×1つ
- デンデンボルト 8×40×3つ
- 蝶ナット×3つ
- ホワイトウッド 150cm×3つ(少し長いかも)
1本目のホワイトウッドには、頭から10cmのところに9mmの穴をあけ、2本目は1本目の穴の位置から8mm下に穴を。
3本目は2本目の穴の位置から8mm下に穴を開けたいのですが、僕はドリルを持っていませんでした(笑)
実は、木材の購入時にホームセンターで穴を開けてもらってます。
ネット注文で届いた材料と合わせて部屋の中で仮組してみます。
(部屋のだからか脚がすべってだんだん広がってきちゃいます。)
上から見ると、こんな感じです。
なぜかこの形かっこいい・・・幾何学模様みたいですよね。
ここまでは、ネットとホームセンターで材料を集めて、ホワイトウッドを切って、穴を開けてもらっただけです。
木製トライポッドを塗装
我が家は、木製の物は焦げ茶にするという古くからの習わしが・・・あるようでないようで・・・とりあえずカッコ良さそうなので色を塗っちゃうことにしました。
まずは、ホワイトウッドの脚。
地面に接する所を、滑らないようにのこぎりで切っちゃいます。
ここも、大体の角度で・・・
自作DIYをする人は、本当はちゃんと図面に書いたりするのだと思いますが、今回は簡単そうなので書かなくてもいいですよね?
そして、購入したホワイトウッドは面取りしてあるのですが、もう少し幅広く面取りします。
ボードカンナで、4mm幅で面取りします。
角をとることによって、少しいい感じになるはず。ただそれだけです。
そのあとは、やすり掛けをします。表面がつるつるの方が高級感があるような気がします。
また塗装する時に塗料が上手く乗ると思います。
ホワイトウッド3本全部を手でやってたら大変だ。ってことで、今回は電動を使ってヤスリがけしちゃいます。
電動の道具は便利ですね。
まずは80番の荒いやすりで『ガーーーーーッ』と削ります。
しばらくやすり掛けしている間に、なにか綺麗に整った木ではなく不揃いの方がかっこいいのかなって考え始め、せっかく面取りしたところを、所々深く削ってみたりしたけど、結局見た目はほとんど変わらずでした。
着色は、ブライワックスのウォルナットでしようかと考えていたのですが、ネットのどこを探しても売り切れ。4月終わりから5月初めの入荷待ちでした。
待ちきれないので、家にあった定番のワトコオイル エボニーで。
ベランダに新聞紙を敷いて、ハケで塗っていきます。
塗り終わってから20分放置後、ウエスがないのでTシャツの切れ端でワトコオイルをふき取ります。
綺麗に仕上げたい場合、この後60分放置後オイルをまた塗って、耐水ペーパーでウェット研磨するのですが、今回は無骨な感じで行きたいので、このまま乾かします。
24時間ぐらい乾燥させて完成です。
庭で組み立てて、ランタンを吊り下げてみます。
太陽の下では、色を塗った脚部が薄いようにも見えました。しかし木目はでているし、ランタンハンガーとして使うのは夜間なので大丈夫だと思います。
上から見ると こんな感じです。
実際上から見るなんで事なんて、あまりないと思いますが。
脚も滑らず、ランタンを吊り下げても大丈夫でした。
これで次のキャンプは、この木製トライポッドでランタンを吊り下げることが出来そうです。
念のためペグを打てるように、紐でもつけようかなと考え中。。。
あと車に積むには、10~20cm短くても良さそうです。
先輩たちのアドバイスもあり、簡単に作れるので興味がある方は、試してみてはいかがでしょうか?
~追記~
デンデンボルトは4cmでギリギリなのでもう少し長くても良いかもです。
再追記 紐を取り付けた
結局最終的にはこの形になりました。
脚3本に、下から30cmの所に金具を付け(名前がわからないですが 輪っかが着いたネジ)ロープを通し、脚が広がりすぎないようにしました。
デンデンボルトがあると、そのまま脚が畳めないので、やはり穴にロープを通し適当にグルグルに。
そこに垂らしたロープにカラビナをつけ、ランタンを吊り下げます。
今のところ、これが完成形です。
まとめ
キャンプで使うランタンスタンド用に、木製トライポッドを自作DIYしてみました。
先輩キャンパーさん達を参考にさせていただいたのですが、使う材料が分かったこと、また穴をあける位置が分かったことで、かなり簡単に作成することができました。
庭でランタンを吊るした時には大丈夫でしたが、キャンプ場ではランタンの重さなのか、木製トライポッドが滑りやすかったのか分かりませんが脚部が広がってしまいました。
それを防ぐために、最終的には3本の脚を繋ぐようにして紐を通しました。
紐がることで安定して、また安心して使えるようになりました。
キャンプで使うランタンスタンドを自作DIYしたいとお考えなら、参考にしてみてください。
以下、今回使用した道具類です。
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