キャンプ用ランタンって、今まではガソリンや灯油やガス缶を使用して明かりを灯す燃料系ランタンを使うのが王道でしたよね。
その方が、カッコいいし、何だかキャンプっぽいと思っていませんでしたか?
しかし現在(2021年当時)では、LEDランタンもかなり人気がでてきて、手間がかかる燃料系のランタンを圧倒するほどになっているんです。
LEDランタンは燃料を使用しないので高温にならず、テントの中に持ち込んでも火災や火傷の心配もありません。
何より、一酸化炭素中毒の危険性がないので安心ですよね。
バッテリーを使用するものなら、繰り返し充電して使用することができるので、燃料を使用するランタンよりもコストが安く済むし、面倒なメンテナンスやお手入れも必要ないので楽ちんなんです。
明かりの調節が楽で使いやすいLEDランタンは、災害時の備えとしてもおすすめです。
今思うと、LEDランタンはジェントス、ルーメナー、ベアボーンズリビング、クレイモアなど流行りが色々と移り変わって、最近では「Goal Zero(ゴールゼロ)」になっています。
良いこと尽くめのLEDランタンの中で、口コミからジワジワと評価され、大人気となっているんです。
今回は、Goal Zero(ゴールゼロ)をまだ知らない方、またはなかなか購入する事ができない方、流行に乗り遅れちゃった人に、その魅力を紹介したいと思います。
こちらの記事は「あっちゃんの時々ソロキャン」で2021.3.2に公開した記事を引っ越しして一部修正したものです。
目次
キャンプにGoal Zero(ゴールゼロ)のLEDランタンを!
Goal Zero(ゴールゼロ)ってどんなメーカー?
出典:楽天
「Goal Zero(ゴールゼロ)」は、2007年に起業家のロバート・ワークマン氏がNPO団体「Tifie」としてアフリカのコンゴで人道支援活動を行った時に、電気の使えない貧困層の現実を目の当たりにしたことをきっかけに発足した会社です。
その経験があり、ロバート・ワークマン氏は2008年にアメリカのユタ州で太陽光発電システムのブランド「Goal Zero(ゴールゼロ)」というブランドを設立しました。
電気を使えない貧困層をなくすことを理念とし、携帯用太陽光システムメーカーの主導となり、高品質でデザイン性が高く使いやすく、しかも環境にやさしいという高性能でポータブル性と拡張性にも優れたソーラー発電システムを開発しています。
中でもGoal Zeroのランタンは多くのキャンパー達に愛用されていて、人気を集めるメーカーです。
Goal Zeroの中でも2016年の発売以来口コミ評価でじわじわと人気を集め、今年に入ってからはあまりの人気に品薄状態にもなったLEDランタン。
それが今回紹介する「Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)」なんです。
Goal Zero(ゴールゼロ)のLighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)シリーズとは?
出典:楽天
Goal Zero(ゴールゼロ)の人気商品といえばやはり、Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)というシリーズです。
小さなランタンでLEDランタンで、手のひらサイズ。
リーズナブルな価格なのに、キャンプだけでなく災害時や普段使いにも十分に活躍できる!と口コミがきっかけで人気に火が付き、大人気商品となりました。
Lighthouse Microシリーズには、Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)とLighthouse micro FLASH(ライトハウス マイクロ フラッシュ)の2種類あります。
スペックやサイズはほぼ同じで、違いは発光パターンの違いのみです。
Lighthouse Microは2種類、Lighthouse micro FLASHには本体上部が発光するフラッシュライトモードがあり、懐中電灯としても使用できます。
どちらを購入するかは好みや必要性で選ぶといいと思いますが、どちらかが定価で売られているのを見かけたら、機種を選ばずにすぐに買っておくのが良さそうです。
じゃないと、次に買うチャンスがなかなか来ないかも知れません。
一番人気のGoal Zero(ゴールゼロ)の Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)シリーズのここがスゴイ!
出典:楽天
①コンパクトなサイズでちょうどよく明るい
キャンプでメインランタンとして使えるLEDランタンの明るさは、今までの経験上1000ルーメン以上だと思っていました。
しかし中にはベアボーンズリビングのビーコンカラビナライトのように220ルーメン、ジェントスのSOL-036Cの380ルーメンと数値が低いのに、かなり明るくてソロキャンプぐらいなら問題ない例外もあります。
手元を照らすために使用するLEDランタンだったりテーブルランタンやテントの中で使用するランタンなら、MAXで200~300ルーメンくらいの明るさで100ルーメン以下に調整できるものがおすすめ・・・。
今まではこのようにルーメンの数値で明るさを判断してきたのですが、しかしこの認識がちょっと違ったかも知れません。
ファミキャンかソロキャンかでも少しは違ってきますが、基本的には1000ルーメンは欲しいところかなと考えていたのですが、Goal Zero(ゴールゼロ)のランタンはルーメンの数値が低いのに明るいんです。
そもそもルーメンって、光源がすべての方向に放射する光の量の値です。
光が散ってしまうと明るく感じないし、照らしたい場所に向かってしっかり照射できていれば明るく感じるようです。
それを考えると、LEDランタンを購入する前は商品のレビューを確認した方が良さそうですが、Goal Zero(ゴールゼロ)のレビューには明るいという言葉が並んでいます。
LEDランタンは、明るすぎると暗闇の中ではかえってまぶしく感じてしまいますし、目も疲れちゃいますよね。
手のひらサイズで軽量なLighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)は、持ち運びしやすくて使い勝手が良く明るいので使いやすいと評判なんです。
またファミリーキャンプの場合、強い光の明かりを一つ置くより抑えめの明るさのランタンを複数置いて、視界を邪魔する影をなくした方が安全であるとの意見もあるようです。
利便性の高さに何個も購入する人がいるというのもうなずけますね。
②シンプルで機能的なデザイン
Goal Zero(ゴールゼロ)のランタンはシンプルで無駄のないデザイン性の高さも評価されているんです。
Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)は底面に充電用のUSBコネクタがあるため、車のUSBポートや、スマートフォン用の充電器でも充電が出来ちゃいます。
コード類で収納時にぐちゃぐちゃしたり、コードを忘れて充電することができない!なんて失敗はもうありません。
また、本体にあるフックで吊り下げて使用することができるところも嬉しいポイントです。
③バッテリー持ちがよい
Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)は9.62Whのリチウムイオン電池を内蔵しているため、電池の持ちがよく長時間の使用も可能です。
使用する環境や気温にも影響を受けますが、大体7時間から最長で170時間もの長時間点灯することができます。
モバイルバッテリーやUSB充電器での充電も出来ちゃいます。
バッテリー残量がわかるLEDインジケータを搭載しているので、充電タイミングもバッチリ分かります。
フル充電までに約3.5時間という充電時間の短さも魅力的ですよね。
④キャンプだけでなく非常時にもおすすめ!
出典:楽天
災害や停電などの非常時にも、Goal Zero(ゴールゼロ) Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)はとっても頼りになります。
Goal Zeroのランタンはいずれも別売りのソーラーパネルによる充電が可能ですが、このLighthouse Microシリーズもまた、Goal Zero社製の別売りソーラーパネルによる充電に対応しているんです。
Nomad 7ソーラーパネルを使用して約3.5時間でフル充電となりますので、災害の備えであれば併せて準備しておくのもおすすめです。
キャンプやアウトドアなどで、便利な防水性の高さもおすすめポイントの1つ。
IPX6の防滴仕様で、雨や水しぶきがかかっても使用することができます。
⑤リーズナブルなお値段
口コミから広まったGoal Zero(ゴールゼロ) Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)。
お手頃な値段も人気の理由の1つです。
今年に入って始まった商品の品薄状態も徐々に解消されるようなので、ネットショップの在庫が充実するのももうすぐかもしれません。
決して、倍以上の高値で売られている商品には手を出さないように気をつけましょう。
ここが凄いポイント
①コンパクトなサイズでちょうどよく明るい
②シンプルで機能的なデザイン
③バッテリー持ちがよい
④キャンプだけでなく非常時にもおすすめ!
⑤リーズナブルなお値段
カスタマイズも楽しい!
ランプシェード
出典:楽天
Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)についてネットで調べると、多く出てくるのがカスタマイズなんです。
Lighthouse Microには使い勝手の良い商品の使い道をさらに広げるサードパーティーによるカスタム品が数多く販売されています。
ステッカーでデコレーションしたり、レザーカバーを取り付けたり、レザーストラップを装着して吊り下げて使用したり、パラコードを巻き付けてみるのも良いと思います。
また、吊り下げる際ランプシェードを取り付けるのは定番中の定番です。
キャップ
出典:INAVANCE
カスタマイズ品はほかにも、Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)専用のキャップが人気です。
裏面に仕込まれたマグネットでホワイトボードや金属にくっつけるなんていうことも出来ちゃいます。
キャップのネジ山に加工でカメラの三脚に取り付けて、スタンドのように使用することもできるようになるんです。
アイデア1つで使い方が無限大に広がっていくのも、Lighthouse Microの楽しいポイントです。
Goal Zero Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)のスペックと商品紹介
Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)
出典:楽天
ライトハウス マイクロの充電は、本体下部の充電用USBポートにて行います。
フル充電まで約3.5時間。
充電は別売りのソーラパネルでも可能で、Goal Zero(ゴールゼロ)製Nomad 7ソーラーパネルで充電を行った場合こちらも同じく3.5時間でフル充電が可能です。
本体サイズは約93×37.75mm、重量は68gの手のひらサイズ。
最大150ルーメンのLEDライトを搭載し、2つの点灯モードと輝度調節を本体上部のボタンで操作します。
最大ルーメン数は低いように感じますが、これが何故か明るいんです。
連続使用時間は明るさを調節することで最短7時間、最高170時間もの点灯が可能です。
IPX6で湿度の多い場所や多少の水濡れは問題なく使用することができます。
Lighthouse Micro スペック
詳細
本体サイズ:約93×37.75mm
重量:68g
LEDライト:最大150ルーメン
連続使用時間の目安:7~170時間
2つの点灯モードの切り替えと輝度調節に対応
Lighthouse Micro Flash(ライトハウス マイクロ フラッシュ)
出典:楽天
明るさ、サイズ、重さなど、基本スペックは先にご紹介したLighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)とほぼ同じ。
IPX6の防滴仕様も同じく備えています。
唯一違うのは点灯モードが3つあることです。
Flashには本体上部にも明かりがあり、フラッシュライトモードを使用すると懐中電灯としても使用することができます。
Lighthouse Micro Flash スペック
詳細
本体サイズ:約93×37.75mm
重量:68g
LEDライト:最大150ルーメン
連続使用時間の目安:7~170時間
3つの点灯モードの切り替えと輝度調節に対応
Goal Zero(ゴールゼロ)のランタンは他にも!
Lighthouse Mini R2
出典:楽天
最大210ルーメンのLEDライトを搭載し、片面180度と全面360度の点灯面切り替え機能と輝度調整に対応した多機能LEDランタンです。
容量11.1WhのGoal Zero(ゴールゼロ)社製18650リチウムバッテリーを採用し、片面ライト・低電力モードであれば最大500時間以上の連続使用が可能。
充電時間はUSB充電時で約4時間です。
前面のUSBポートからはスマホなどの充電も可能でモバイルバッテリーとしても兼用することができるほか、別売りのGoal Zero社製のソーラーパネルによる充電も可能です。
折りたたみ可能なスタンドや吊り下げ用のハンガーを装備しています。
サイズは直径73.8×高さ105.5mm、重さは226.8gです。
Lighthouse Mini R2 スペック
詳細
本体サイズ:直径73.8×高さ105.5mm
重量:226.8g
LEDライト:最大5W(白色LEDライト、210ルーメン)
連続使用時間の目安:500時間以上(片面ライト、低電力モード使用時)
Crush Light
出典:楽天
Crush Lightは厚さ15㎜に折りたためる、シリコン製の蛇腹状ランタンです。
最大60ルーメンのLEDライトを搭載し、最大35時間の連続使用が可能な商品です。
USBからの充電のほか、本体上部のソーラーパネルや、別売りのGoal Zero(ゴールゼロ)社製のソーラーパネルからも充電することができます。
充電時間はUSBや本体上部のソーラーパネルで約2.5時間。
別売りのソーラーパネル(Nomad 7 Plus)で約20時間。
重量91g、サイズはかなり小さな125×125×100mmなのに防水性もあるんです。
キャンプやアウトドアにもってこいのおすすめサブランタンです。
Crush Light スペック
詳細
本体サイズ:125×125×100mm(折りたたみ時 125×125×15mm)
重量:91g
LEDライト:最大60ルーメン、3000K
連続使用時間の目安:約3時間(最大電力時)、約35時間(低電力時)、約3.5時間(キャンドルライト時)
同じデザイン・同じ性能で7つののLEDカラーに色が変わるタイプもあります。
LEDカラーは、本体スイッチを押すことで変えられます。
グリーンやブルーなど、気分に合わせてカラーを選ぶのも楽しいですよね。
LIGHTHOUSE CORE LANTERN & USB POWER HUB(ライトハウス コア ランタン ユーエスビー パワー ハブ)
出典:Yahoo!ショッピング
LIGHTHOUSE CORE LANTERN & USB POWER HUBは、最大430ルーメンで点灯面の切り替えと輝度調節を行え、最大350時間もの点灯が可能なタイプです。
前面の出力ポートからスマホへの充電も行えるので、災害避難用の備えとしてもおすすめ。
充電時間はUSBで約5時間とやや長めですが、こちらもGoal Zero(ゴールゼロ)社製のソーラパネルでの充電も可能です。
サイズは114×127mm、重さは360gです。
LIGHTHOUSE CORE LANTERN & USB POWER HUB スペック
詳細
本体サイズ:114×127mm
重量:360g
LEDライト:白色LEDライト、430ルーメン
連続使用時間の目安:350時間以上(片面ライト、低電力モード使用時)
Lighthouse 400(ライトハウス 400)
出典:Yahoo!ショッピング
Lighthouse 400(ライトハウス 400)は、最大400ルーメン、点灯モード切り替えと輝度調節、スマホへの充電も行える多機能ランタンです。
こちらの商品の最大の特徴は、USBからの充電と別売りソーラーパネルからの充電の他、上部に手回し充電を行えるダイナモクランクを搭載していること。
約1分の手回しによる充電により、低電力モードで約10分点灯することができます。
連続点灯時間は最大48時間。
充電時間はUSB充電時で約5時間、Goal Zero(ゴールゼロ)社製Nomad 7ソーラーパネルで約7~14時間です。
サイズは約114×127×165mm、重さは498gです。
Lighthouse 400 スペック
詳細
本体サイズ:約114×127×165mm
重量:498g
LEDライト:3W×2(温白色LEDライト、最大400ルーメン)
連続使用時間の目安:2.5~48時間
まとめ
数々の利便性の良さやリーズナブルな価格によるコスパの良さでじわじわと人気を集め、大人気商品となったGoal Zero(ゴールゼロ) Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)。
コンパクトなサイズと最大150ルーメンもの明るさ、短時間の充電で長時間点灯可能であったり、本体に収納され本体のみで完結するスッキリした充電ポートなどなど・・・。
こちらの商品は現在日本では2種類販売されています。
サイズもスペックもほぼ同じですが、違いは点灯パターン数と上部ライトの有無にあります。
懐中電灯として使用したい場合はLighthouse Micro Flashを選ぶと良いと思います。
また、シンプルなデザインと機能性だからこそLighthouse Microでカスタマイズをして楽しむ人もいるんです。
こだわりのカバーやステッカーでデコったり、サードパーティから販売されているマグネット入り専用キャップを取り付ければ金属やホワイトボードなどに取り付けることもできちゃいます。
アウトドア以外に、お家でも活躍すること間違いなしですね。
一番の流行りはランプシェードを取り付けること。
SNSのタグを検索すると、楽しい使い道がたくさん出てきます。
キャンプだけでなく緊急時にもあると心強いおすすめのLEDランダンだと思います。
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