夏はキャンプにバーベキューと、楽しいアウトドアイベントが目白押しですよね。
インドア派だった僕が、初めてキャンプに行ったのはもう20年以上前。
当時はキャンプ好きの友人に誘われ、「イスだけ持ってきて」と言われたのがきっかけでした。
知識もこだわりもなかった僕は、ホームセンターで買った安価なノーブランドの折りたたみイスを持参。
今思えば、その時にしっかりとしたイスを選んでいれば、もっと長く愛用できていたはずです。
結局、そのイスは一度使ったきり、実家の倉庫で眠ることになってしまいました。


現代なら、Amazonなどで探せば初心者でも手軽に「良い感じ」のイスが見つかります。
そこで今回おすすめしたいのが、DODの「スワルスエックス2(およびハイ2)」です。
大人気の「ヘリノックス」に似たスタイリッシュな見た目ながら、価格は約半分。
しかも、最新モデルの「2」になって、以前の弱点がしっかり改善されているんです。
こちらの記事は「あっちゃんの時々ソロキャン」で2021.3.6に公開した記事を引っ越しして大幅に修正したものです。
DOD スワルスエックス2とは?

出典:DOD
アウトドアブランドDODから発売されている「スワルスエックス2」は、一言で言えば「ヘリノックスのスタイルを、より日本人のニーズに合わせて使いやすくした」ような一脚です。

最大の特徴は、その名の通り「X構造(エックス構造)」を採用したフレーム設計。
一般的なコンパクトチェアは、左右のフレームが並行に近い形で配置されていますが、スワルスエックスは中央でフレームがクロスしています。
なぜ「X構造」だと嬉しいのか?

出典:DOD
キャンプ場の地面は、必ずしも平らではありません。
従来のコンパクトチェアだと、座った時に左右に「グラッ」と揺れる不安定さを感じることがありましたが、スワルスエックスはこのX構造によって左右のねじれに対する剛性が劇的にアップしています。
「2」になって何が変わった?ユーザーの声を反映した劇的進化
旧モデルも人気の商品でしたが、愛用者のレビューではいくつか惜しいポイントも指摘されていました。
アップデート版である「2」では、それらの課題をDODが見事に解消しています。
1. 座面生地の「沈み込み」を根本から見直し
旧モデルとの最大の違いは、なんといっても「座面生地の設計変更」です。
以前のモデルでは、座ったときにお尻が深く沈み込みすぎてしまい、「腰が丸まって疲れる」「立ち上がる時に地面が近くて力が必要」といった声がありました。
新しい「2」では、生地の裁断パターンとテンション(張りの強さ)を徹底的に再設計。
「包み込まれるフィット感」はそのままに、お尻を支える底付き感が解消されました。
適度な反発力があるため、長時間座っていても腰への負担が少なく、焚き火の世話や料理で頻繁に立ち上がる際も、驚くほどスムーズに動けます。
2. 耐荷重が驚異の「130kg」へ!
実は生地だけでなく、中身(フレーム)も強化されています。
旧モデルでは耐荷重が80kgと、大柄な男性が座るには少し心もとない数値でした。
しかし「2」では、フレームの材質や接続部の強度を見直したことで、耐荷重が1.5倍の130kgまでアップしています。


キャンプでは厚手の防寒着を着て座ることもありますし、不意に体重がかかる場面も多いもの。
この「130kg」というタフさは、初心者にとって何よりの安心材料になります。
3. 安定感を生む「X構造」のブラッシュアップ
スワルスエックスの代名詞である「X構造」も、パーツの精度が向上しています。
従来のコンパクトチェアにありがちだった、座った時の「横揺れ」や「グラつき」がさらに抑えられ、地面が少し凸凹しているキャンプサイトでも、よりどっしりと構えてリラックスできるようになりました。
スワルスエックス2とヘリノックス「チェアワン」を比較

出典:DOD
| 比較項目 | スワルスエックス2 | チェアワン(Helinox) |
| 使用時サイズ | W48 × D53 × H65cm | W52 × D50 × H66cm |
| 収納サイズ | W33 × D10 × H9cm | W35 × D10 × H12cm |
| 重量(付属品込) | 約1.1kg | 約960g(本体890g) |
| 耐荷重 | 130kg | 145kg |
| フレーム構造 | X型(安定性重視) | 樹脂ジョイント連結型 |
| 参考価格 | 約7,000円〜 | 約14,000円〜 |
1. 耐荷重が130kgへ!「安心感」の差が縮まった
旧モデルの最大にして唯一と言ってもいい弱点が、耐荷重80kgという点でした。
しかし「2」へのアップデートで、一気に130kgまで強化。
ヘリノックスの145kgには及びませんが、130kgあれば一般的な体格の男性が座る分には十分すぎるスペックです。

2. X構造がもたらす「横揺れ」への強さ
サイズ感はほぼ同じですが、座り心地の「質」には違いがあります。
チェアワンは中央の1本のフレームから枝分かれする構造のため、非常に軽量ですが、座った時に左右に少し「ゆらゆら」とする感覚があります。
対してスワルスエックス2の「X構造」は、フレーム同士が中央で交差して支え合うため、左右方向の剛性が非常に高いのが特徴。
不整地が多いキャンプ場でも、どっしりとした安定感を求めるならスワルスエックス2に軍配が上がります。
3. わずかな重量差と、圧倒的なコスト差
重量面では、ヘリノックスが約100g〜200gほど軽量です。
バックパッキングや登山など、1gでも荷物を削りたいシーンならヘリノックス一択でしょう。
しかし、オートキャンプがメインであれば、この重量差はほとんど気になりません。それでいて価格は約半分。
家族分やゲスト分を揃えるとなると、この「1脚あたりの差額」で、ちょっと豪華なキャンプ飯の食材が買えてしまうほどです。
4. 本家を超える!?驚異のコンパクト収納
注目すべきは収納サイズです。
旧モデルよりもさらに小さくなり、W33×D10×H9cmという数値を叩き出しています。
これは本家チェアワン(W35×D10×H12cm)と比較しても遜色ないどころか、厚みに関してはさらにスリムになっています。
「X構造はかさばる」という常識を覆し、パッキングのしやすさが劇的に向上しました。
頭まで預ける至福。「スワルスエックスハイ2」の進化を徹底解剖

出典:DOD
「キャンプの夜は、焚き火を見ながらゆっくりとお酒を楽しみたい」
「そのまま星空を見上げて寝落ちしたい」・・・。
そんな贅沢な時間を求めるなら、迷わず背もたれの高い「スワルスエックスハイ2」を選んでください。
ノーマル版との最大の違いは、単に「背もたれが長い」だけではありません。
ハイバックならではの「設計の妙」が詰まっています。
1. 首を支える「専用枕」と絶妙な傾斜
ノーマル版のスワルスエックス2は、アクティブに動く(料理や作業をする)のに向いていますが、この「ハイ2」は徹底的にリラックスに特化しています。
「2」へのアップデートで、頭を預ける部分のクッション性が向上し、別途枕を用意しなくても、頭を後ろに預けるだけで自然と視線が斜め上を向くように設計されています。
これは焚き火の炎や星空を眺めるのに最高の角度なんです。
2. ハイバックの弱点「風とグラつき」をX構造が解消
一般的に、背もたれが高いイスは「風で倒れやすい」「座ったときに後ろに倒れそうで怖い」という弱点があります。
しかし、スワルスエックスハイ2は、あの「X構造フレーム」をあえて採用しています。
重心を低く保ちながら、四方に踏ん張りが効くため、ハイバックチェアにありがちな「ひっくり返りそうな不安感」がありません。

3. 耐荷重130kgがもたらす「包容力」
ハイバックは構造上、ノーマルよりもフレームにかかる負荷が大きくなります。
旧モデルの80kgでは、大柄な人がリラックスして体重を預けるには正直少し不安がありました。
今回の「2」で耐荷重130kgを実現したことは、実はノーマル版以上に「ハイバック版」において価値があります。
どんなに深く腰掛けても、フレームが悲鳴を上げることなく、全身を預けられる「包容力」を手に入れたのです。
スワルスエックスハイ2 vs ヘリノックス「サンセットチェア」
| 比較項目 | スワルスエックスハイ2 | サンセットチェア |
| 使用時サイズ | W56× D77 × H95cm | W58 × D70 × H98cm |
| 収納サイズ | W36× D12 × H13.5cm | W47 × D12 × H14cm |
| リラックス度 | 深めの奥行きで「寝心地」重視 | 適度な張りで「座り心地」重視 |
| 座面高 | 30/36cm | 46cm |
| 耐荷重 | 130kg | 145kg |
| 重量 | 約1.8kg | 約1.6kg |
| 参考価格 | 約9,000円〜 | 約24,000円〜 |
「ロースタイル」か「ハイスタイル」か。使い勝手の違い
純粋な軽量性やコンパクトな収納サイズ、そして「立ち上がりやすさ」に直結する座面高(46cm)では、やはり本家ヘリノックスのサンセットチェアに一日の長があります。
対して、スワルスエックスハイ2は座面高が30〜36cm。
これは、キャンプで主流の「ロースタイル」にぴったりの高さです。


ハイスタイルのサンセットチェアは「食事のしやすさ」に優れますが、スワルスエックスハイ2は「焚き火との相性」が抜群です。
頭までしっかり預けられるハイバックでありながら、視線が低いので、焚き火の炎をじっくり眺めるのに最適なポジションが作れます。
さらに、スワルスエックスハイ2は「X構造」によるガッシリとしたフレーム剛性があります。
座面が低くてもフレームがしなりすぎないため、130kgの耐荷重と相まって、どっしりと腰を落ち着けることができます。
何より、「1万円以上安い」という圧倒的なコストメリットは無視できません。
ヘリノックス1脚の予算でDODなら2脚揃えてもお釣りが来るという事実は、ファミリーやグループで揃えたい方にとって、スタイルさえ合えば最大の決定打になるはずです。
まとめ

今回ご紹介したDODの「スワルスエックス2」および「スワルスエックスハイ2」は、旧モデルの弱点を完全克服し、もはや「ヘリノックスの代用品」という枠を超えた高い完成度を誇っています。

「2」へと進化したことで、まず何より耐荷重が130kgへと劇的に強化されました。
これにより、体格を問わず誰もが安心して全身を預けられるタフさを手に入れています。
さらにノーマル版においては、収納サイズが本家をも凌ぐスリムさへと進化しており、積載スペースを圧迫しない点も大きな魅力です。
座り心地についても、生地の沈み込みが改善されたことで、リラックス感はそのままに立ち座りのストレスが軽減されています。
Amazonで見かけるさらに安価なブランドも気になりますが、パーツの精度や故障時のサポート体制まで含めて考えると、国内ブランドであるDODを選ぶメリットは非常に大きいと言えるでしょう。

機動力と軽さを最優先してアクティブに動くならノーマルモデルを、焚き火の前で足を伸ばして極上の寝落ちを体験したいならハイバックモデルを選んでみてください。
以前は入手困難だった「スゴイッス」とはまた違う、このシリーズならではの「軽さとコンパクトさ」という強みは、あなたのキャンプをより軽快で自由なものにしてくれるはずです。
初めてのキャンプ、あるいは買い替えを検討しているあなた。
最新の「2」シリーズを手に入れて、家でも外でも長く愛用できる最高のキャンプライフをスタートさせてみませんか?
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