


キャンプチェアって、気づいたらいくつも増えてませんか?
我が家もいつの間にかサイトがチェア展示会みたいになってるんですが、それでもまだ「これ、いいな」と思ってしまうチェアが出てきてしまいました。
コールマンの2025年新作、コックピットチェア カーボンエディションです。
ソロキャンプはもちろん、フェスや徒歩キャンプをする人にも刺さりそうなスペックで、見た目もオールブラックでかっこいい。
今回はまだ実際に使えていませんが、スペックや各所のレポートをもとに、このチェアの何が気になるのかを書いていきます。
目次
コールマン「コックピットチェア カーボンエディション」ってどんなチェア?
コールマンといえば、キャンプ入門者から長年のキャンパーまで幅広く使われているアウトドアブランドですよね。
値段と品質のバランスが良くて、初めてのキャンプ道具をコールマンで揃えた人も多いはず。
僕自身もコールマンにはずいぶんお世話になってきました。
そのコールマンが2025年春に投入してきたのが、このコックピットチェア カーボンエディションです。
名前の通り、フレームにカーボンを採用した軽量チェア。
「カーボン素材のキャンプチェア」というと、ヘリノックスみたいな超高価格帯を想像するかもしれないけど、コールマンが作るとちゃんとコールマンらしい価格に収まってくるのがうれしい。
カラーはプラチナムブラックの1色展開。
名前の「コックピット」は飛行機の操縦席のように体をすっぽり包み込む設計をイメージしていて、シックで無骨な雰囲気が漂っています。
サイトに置いたらかっこいいだろうなというのは見ただけでわかります。
驚きのスペックをチェックしてみよう
このチェアの何がすごいって、まずスペックを見てほしいんです。
主なスペック
- 本体サイズ:約52.5×52.5×68(h)cm
- 収納時サイズ:約12×10×38(h)cm
- 重量:約810g(ケース無し)/約890g(ケース込み)
- 座面幅:約53cm
- 座面高:約35cm
- 耐荷重:約100kg
- フレーム素材:カーボン、アルミニウム他
- シート素材:ポリエステル(オールメッシュ)
- 付属品:収納ケース
- コールマン公式価格:17,930円(税込)
まず重量を見てください。約810g。
キャンプチェアで810gって、かなり軽い部類です。
ペットボトル1本より軽いチェアが、ちゃんと100kgまで耐えられる。しかもこれがコールマン製というのが驚き。
従来のコールマンチェアと比べると、重量は4分の1まで軽くなっているらしいです。
それでいてフレームの強度は10倍にアップしているというから、カーボン素材の恩恵がまんまと活きてる形ですね。
普通、軽くなると強度が落ちるイメージがあるけど、カーボンフレームはそこを両立してしまう。
収納時のサイズも「約12×10×38cm」とコンパクト。
バックパックに入れて持ち歩けるサイズ感なので、電車や徒歩でキャンプに行く人にも向いています。


カーボンフレームって何がそんなにいいの?

出典:楽天
キャンプチェアのフレームには、一般的にスチールかアルミニウムが使われることが多いです。
コールマンの従来チェアも多くがアルミかスチールフレーム。でもこのコックピットチェア カーボンエディションはカーボンを使っています。
カーボン素材の特徴をざっくりまとめると、
ポイント
- 軽い:アルミニウムよりさらに軽量で、強度あたりの重量が圧倒的に少ない
- 強い:引っ張り強度が高く、細くても折れにくい
- 錆びない:金属ではないので腐食の心配がほぼない
デメリットとしては、衝撃への弱さ(曲がるより折れる方向に壊れやすい)と価格の高さが挙げられます。
ただ、キャンプチェアとして普通に使う分には大きな衝撃が加わる場面はほとんどないので、実用上はデメリットをあまり感じない素材とも言えます。
コールマンはこのカーボンフレームにアルミニウムを組み合わせることで、コストを抑えつつ軽量・高強度を実現しています。
全部カーボンにするともっと高くなってしまうので、この組み合わせはかなり現実的な設計だと思います。
素材の選び方だけでもコールマンのものづくりへの姿勢が見えてくる気がします。
座り心地はどうなの?「コックピット」って感じがするの?
気になるのは実際の座り心地ですよね。スペックだけ見てもわからない部分が多い。
実際に試した人のレポートを見ると、「まるでハンモックに座っているような包まれ感がある」という声が多いです。
体をすっぽり包み込むような設計で、座ったときに安定感があるとのこと。
コックピットという名前の通り、ちゃんとそのコンセプトが座り心地に反映されているみたい。
座面にはオールメッシュ素材を採用しているので、夏場の蒸れが気になる人にも向いています。
春夏のキャンプやフェスで使うならこの通気性はうれしい。
メッシュのチェアって使ってみると想像以上に快適で、布を張っただけのチェアとは全然違うんですよね。
暑い時期のキャンプでずっと座っていても、背中や尻が蒸れにくい。
座面高は約35cmで、ロースタイルとも言えないし、ハイスタイルでもない、ちょうど中間の高さ。
一般的なキャンプテーブルの高さに合わせやすく、使い勝手のいいポジションだと思います。
背もたれが低めなのは覚えておこう
一方で、バックレスト(背もたれ)は低めという点は覚えておいたほうがいいです。
ヘリノックスのチェアワンのような、背もたれに思い切り体を預けてだらーんと脱力するタイプとは少し違う。
どちらかというと座面でしっかり体を受け止めて、ある程度体を起こして座るイメージです。
焚き火の作業をしながらとか、サイトでコーヒーを飲みながら景色を眺めるとか、ある程度動きながら過ごすシーンには向いていると思います。
長時間完全にリラックスして半寝状態で過ごしたい、という人にはちょっと合わないかもしれない。
でもそれ以外の用途なら十分なバランスのよさがあるチェアです。
地面に固定できるってどういうこと?

出典:楽天
このチェアのちょっと珍しい機能として、ペグで地面に固定できる仕組みがあります。
フレームを束ねるテープがアンカーの役割を果たして、ペグを打ち込むことでチェアが風で倒れないようにできるんです。
810gと軽量なチェアだと、風が強い日に席を立ったときにひっくり返ってしまうことがある。
これはヘリノックスなどの軽量チェア全般の悩みでもあるんですが、コックピットチェア カーボンエディションはペグ固定という解決策を持ってきました。
ちなみにペグはキャンプサイトでの設営に持っていくものだから、テントやタープを設営するついでにチェアも固定できる。
特別な準備が要らないのがいい。地味に気が利いた設計だと思います。



サイドポケットも便利そう

出典:楽天
座面の側面にサイドポケットが2つついていて、スマホや飲み物ボトルを入れておけます。
これ、地味に重要。
チェアに座ってる間って手元にスマホ置きたいし、飲み物もすぐ手が届く位置に置きたい。いちいち立ち上がってテーブルまで取りに行くのが面倒なんですよね。
ゆっくりしたいのに「飲み物取りに行かなきゃ」でリズムが崩れるのって、地味にストレスです。
このポケット、収納ケースを入れるのにもちょうどいいサイズらしいので、収納ケースをなくしてしまう心配もなさそうです。
僕みたいに収納袋をしょっちゅうなくすタイプの人間にはありがたい仕様(笑)。
どのギアの収納袋がどこにいったのか、毎回キャンプ前にプチパニックになってる気がする。


ヘリノックス チェアワンと比べてみると
軽量コンパクトなカーボンフレームチェアといえば、やっぱりヘリノックスのチェアワンが思い浮かびます。せっかくなので両方のスペックを並べてみましょう。
スペック比較
| コールマン コックピットチェア カーボンエディション | ヘリノックス チェアワン | |
|---|---|---|
| 重量(本体) | 約810g | 約890g |
| 収納サイズ | 約12×10×38cm | 約35×10×12cm |
| 座面高 | 約35cm | 約35cm |
| 耐荷重 | 約100kg | 約145kg |
| フレーム | カーボン+アルミニウム | アルミニウム合金 (TH72M) |
| 価格(定価) | 17,930円(税込) | 約22,000円〜(税込) |
重量はコールマンの方がわずかに軽く、価格も安い。
一方でヘリノックスの耐荷重145kgに対して、コックピットチェアは100kg。
大柄な人や、バッグをかけたりして負荷をかけやすい使い方をする人は耐荷重の差に注意が必要です。
ヘリノックスのフレームはDAC社オリジナルのアルミ合金「TH72M」という特殊素材で、軽量さと柔軟性・強度のバランスが非常に高い。コールマンはカーボンでその性能に近づけてきた形ですね。
どちらも「軽量・コンパクトで持ち歩きやすい良質チェア」というコンセプトは同じ。
コックピットチェアはサイドポケットやペグ固定機能など実用的なプラスアルファがある。
ヘリノックスはブランドの信頼感とモンベルでの修理体制がある。
どちらを選ぶかは予算と用途次第ですが、ヘリノックスに憧れつつ価格が気になっていた人にとって、コックピットチェアはかなり現実的な選択肢になります。
こんなシーンで使いたい
このコックピットチェア カーボンエディション、どんなシーンで活きるか想像してみました。
ソロキャンプ
荷物をできるだけ減らしたいソロキャンプでは、軽量コンパクトなチェアは重要な選択肢です。
810gという重量はソロキャンプの装備の中でも最軽量クラス。
バックパックに入れても負担になりにくい。
ソロキャンプで疲れた体に、ハンモックのような包まれ感は刺さると思います。
フェス・デイキャンプ
音楽フェスや日帰りのアウトドアイベントに持っていくチェアとして、これはかなり優秀だと思います。
持ち運びが楽で、設営も簡単。オールブラックの見た目もフェス会場で浮かない。
バックパックにスッと入れて、現地でサッと出す。これが理想のフェスチェアの姿ではないでしょうか。
車でのファミリー・グループキャンプ
ファミリーキャンプやグループキャンプでは、人数分のチェアが必要になります。
複数台を揃えると収納スペースを圧迫するのが悩みですが、コックピットチェアはコンパクトなので複数台積んでも場所を取りにくい。
全員分をこれで揃えるというのもありかもしれない。
徒歩・電車・バイクキャンプ
公共交通機関やバイクでキャンプに行く人は、重量と収納サイズに特に敏感なはず。
このチェアはバックパックのサイドポケットに入るサイズ感で、持ち出しやすさは抜群です。
徒歩キャンパーにとって「チェアは重いから持っていかない」という選択肢をなくしてくれる存在になりそうです。
向いている人・向いていない人
改めてまとめると、このコックピットチェア カーボンエディションが向いているのはこんな人です。
- 軽量コンパクトなチェアを探しているソロキャンパー
- 電車・バス・バイクでキャンプに行く人
- フェスや日帰りデイキャンプにも使いたい人
- オールブラックでスタイリッシュなサイトを作りたい人
- ヘリノックスは高くて手が出ないけどカーボンフレームを試したい人
- 複数台揃えてコンパクトに積載したいグループキャンパー
逆に、こんな人には向いていないかもしれません。
- ハイバックでガッツリ寄りかかって脱力したい人
- 耐荷重が100kg以上必要な人
- 焚き火の真横で使いたい人(メッシュ素材は火の粉に弱いので注意)
- カラーバリエーションが欲しい人(現状プラチナムブラック1色のみ)
メッシュ素材のチェアは焚き火の火の粉が落ちると穴が開いてしまうことがあります。
コックピットチェアもオールメッシュ座面なので、焚き火の近くに座ったまま離れるときはチェアを少し遠ざけるか、難燃素材のカバーを使うと安心です。
これはヘリノックスのチェアワンも同じ注意点なので、軽量メッシュチェアの共通事項として覚えておくといいと思います。
まとめ

コールマン コックピットチェア カーボンエディション、まだ実際には使えていませんが、スペックと各所のレポートを見る限り、かなり気になっています。
軽量・コンパクト・オールブラックで見た目もいい。
価格も2万円以内に収まっている。
コールマンがカーボンフレームで本気を出してきたというか、ヘリノックスみたいなコンセプトをコールマンらしい価格帯で出してきたなと感じます。
ペグ固定機能やサイドポケットなど、使い勝手を高める細かい工夫もある。重量810gという数字は、軽量チェアとして十分な実力です。
強いて言えば耐荷重100kgとカラーが1色しかないところは少し気になりますが、そこがどうしても気になるという人以外は、かなり幅広いシーンで活躍しそうなチェアです。
夏に向けてチェアを追加しようか迷っている人は、ひとつの選択肢として見てみてください。
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