ランタンスタンドといえば、ランタンを吊るすために必要なアイテムですよね。
三脚式や地面への打ち込み式と、用途や設置場所に合わせて選ぶことができます。
今回紹介したいのは、DODの「ココテラスタンド」。
テーブル設置のクランプ式のスタンドで、とっても便利で使い勝手がいいんです。
クランプ式というのは、テーブルの天板を挟んで、固定して使用するタイプのもの。
三脚式や打ち込み式じゃイマイチ使いにくいし、かといって従来のクランプ式では狙ったところを照らしてくれない。
テーブル上のここを特に明るく照らしたいのに・・・と長年ストレスを溜めてたりしませんか?
結局スマホのライトで手元を照らして対応していた人にとっては、かなり便利なアイテムなはず。
雰囲気も、おしゃれさも、便利さも、全部全部捨てさせない、キャンパーのわがままに答えてくれる、DODの「ココテラスタンド」はそんなランタンスタンドです。
今回は、DODのココテラスタンドの魅力を存分に紹介したいと思います。
目次
手元を広く明るく照らす「ココテラスタンド」とは?
キャンプの夜、周囲がすっかり暗くなってしまったあと・・・バーベキューを始めたとします。
お肉が焼けたかのか気になっても、暗くてよく見えません。
なんて言いながら、テーブルランタンで照らそうとしても上手くいかずに、結局スマホを取り出した・・・なんて経験はありませんか?
テーブルの上や自分の手元を、ちょうどいい位置からちょうどいい具合に照らしてくれるライトって案外難しいんです。
じゃあ、タープのポールにランタンを吊るしたらどうか・・・なんて試してみるけど自分の頭が影になってイラッ・・・ときてしまう事もしばしば。
読書や細かい作業をしようとなった時に、手元を照らすのに便利なのはヘッドライト。
でもヘッドライトをつけて作業って、ぶっちゃけリラックスできますか?
そもそも、オートキャンプやファミキャンだと、なんかオーバー過ぎて見た目が変に感じちゃいませんか?
いや別に、それでいいならそれでもいいんです。
ただ、キャンプって雰囲気も大事。
それに都会から離れて、自然の中で不便さすら楽しむのがキャンプの醍醐味とはいえ、それにも限度があります。
灯りって安全性だったり、作業やキャンプ中の快適さを左右する大切なポイントでもあるのですが、やっぱりカッコよく雰囲気を楽しめたい。
さらに、キャンプでリラックスしている自分の近くに置くものだからこそ、なるべく便利でストレスフリーになるものがいいですよね。
雰囲気も、便利さも、おしゃれさも、全部捨てたくありません。
だからこそ、DODの「ココテラスタンド」はおすすめなんです。
ココテラスタンドのおすすめポイント
①クランプ式でテーブルに固定
出典:DOD
DODのココテラスタンドは、クランプ式で卓上に固定して使用するランタンスタンドです。
厚さ26mmまでの天板のテーブルに設置可能で、天板をクランプで挟むだけで設置完了。
卓上を広く照らしてくれて、肉の焼け具合を確認したり、細かい作業中や読書中などの手元を明るく照らしてくれます。
出典:DOD
このココテラスタンドは、本体のランタンスタンド部分がステンレス製のロッドとフックに分かれて、フック部分をロッドへ差し込む時にフックの上下を逆さに差し込むことで、ランタンを吊り下げる部分を前方にせり出すことができるようになっているんです。
この機能により、ランタンの明かりが照らし出す位置が約20cm移動することができ、クランプ式のランタンスタンドでありながら照らしたい場所の近くにランタンを近づけられるようになっています。
テーブルへ設置する時の位置調整と、通常とせり出しモードによる使い分けで、ココテラスタンドが照らし出す範囲をシチュエーションに合わせて変えることが可能。
ちなみに、ココテラスタンドの通常モードの静止耐荷重は2kg、せり出しモードの時の静止耐荷重は300gとなります。
重さにかなり違いがありるので、注意が必要ですね。
②実質4段階の高さ調節も可能
出典:DOD
さらにココテラスタンドは、ロッドを外してフックを直接クランプベースに差し込むこともできます。
そしてもちろん、クランプベースでもせり出しモードで使用することが可能。
公式サイトでは、2段階の高さ調節とあります。
ロッドとフックを、通常状態で接続した時の高さは59cm。フックのみで上下正しく設置した時の高さは31cm。
出典:DOD
しかし、ココテラスタンドには、先ほど紹介したせり出しモードが存在し、フック逆に取り付ければ高さは49cm、フックのみで上下逆に設置すれば21cmまで低く設置もできるんです。
公式サイトでは2段階と謳っていますが、実質これ4段階調節可能だと思うんですけど・・・いかがでしょう?
ただ、迫り出しモードの場合ランタンが照らす位置が変わるので、ただの高さ調節とは違います。
ここも注意が必要です。
③天板と天板の間にクランプベースを挟める
出典:DOD
クランプベースを挟めるのって、クランプ式のランタンスタンドにはかなり珍しい機能だと思います。
テーブルとテーブルの隙間にクランプベースを挟んで、テーブルの中央にランタンを吊り下げて設置することができるんです。
もちろん設置できるテーブルとできないテーブルがあります。
合わせて使うと超便利!別売りオプションショートフック
出典:DOD
1つあるだけでも便利なココテラスタンドなのですが、2本あるともっと便利なんです。
別売りオプションパーツを購入すると、キャンパーさんの工夫次第でもっともっと用途が広がっていきます。
例えば、ココテラスタンドを2本並べて設置し、別売りのココテラスタンド用ショートフックを2本、これまた別売りの秘密のグリルさん用ゴトクを1つ準備してみてください。
フック部分は1本あたりのサイズが(約)W21×D0.5×H2.3cmで総重量は(約)67g。
ステンレス製で、静止耐荷重300gあります。
通常時であれば、ココテラスタンドの拡張パーツとしてロッドに設置したフックにシェラカップやトングなどを引っ掛けて使用するのですが、2本のココテラスタンドにそれぞれフックのジョイントとネジを設置し、橋をかけるように秘密のグリルさん用ゴトクをかけてしまえば、そのまま簡易的な棚ができてしまうんです。
出典:DOD
また、同じくココテラスタンドに、2本のショートフックと、どこでも販売されている丸棒を用意します。
丸棒の素材はなんでも良いのですが、サイズは守りましょう。
公式サイトでは、直径5mm×長さ300mmのアルミ丸棒を使用しているとのこと。
これを秘密のグリルさん用ゴトクと同じく鉄棒のようにショートフックのジョイントとネジに通して設置してしまえば、なんでも吊り下げておける便利な収納スペースに早変わり。
秘密のグリルさん用ゴトクではちょっと嵩張りすぎる人には、こちらの方がお手軽でおすすめです。
ココテラスタンド スペック
- サイズ:(約)W2.5×D10.5×H37~67.5cm
- 収納時サイズ:(約)W12×D3×H33cm
- 総重量:(約)245g
- クランプ対応厚(対応している天板の厚み):26mmまで
- 静止耐荷重:通常モード/2kgまで
- 静止耐荷重:前のめりモード/は300gまで
- セット内容:フック、ロッド、クランプベース、クランプネジ、ネジ(小)2個、ポリエステル製キャリーバッグ
相性抜群のテーブルはこれだ!セットで使えるおすすめテーブル
出典:DOD
次に、テーブル中央へのココテラスタンドの設置について説明します。
天板と天板の隙間にクランプベースを挟み込むと、テーブル中央にココテラスタンドが設置できるという機能で、これを使うとテーブル全体を効率よく照らすことができるんです。
この機能が使えるテーブルはあるのかと迷ってしまいそうになりますが、DODなら人気のキャナリーテーブルで使用できます。
キャナリーテーブルは、天板同士をゴム紐で繋いでいるのですが、ココテラスタンドの挟み込み設置機能はまさにこのような天板をゴム紐で繋いでいるテーブル専用の機能です。
ただし、設置をすると天板と天板の間に3mmほどの隙間ができてしまうので、注意してください。
キャナリーテーブルは、薄型でコンパクトで持ち運びしやすいテーブルとして、DODで人気のアイテムの1つです。
ファミキャンにちょうどいいサイズ感、そして天板に高級感のある天然木(ブナ)を使用することで、キャンプサイトの高級感がアップし、グッとオシャレに見えます。
3段階の高さ調節も便利で、ハイスタイルとロースタイルの他に、お座敷モードがあることでも話題になりました。
折りたたみ式でもしっかり固定でき、ハイスタイルとロースタイルではテーブル下に設置されたメッシュストレージで細かなアイテムを片付けてテーブル上をすっきりさせることができます。
とても人気のアイテムなので、すでにお使いの方も多いかもしれません。
もしもココテラスタンドの購入を検討中で、テーブルも買い替えてもいいかもなんて考えているのなら、ぜひセットでキャナリーテーブルもいかがでしょうか?
まとめ
DODの新作ランタンスタンドは、クランプ式。
ちょっと面白いランタンスタンドが出てきました。
ステンレス製のベースとなるロッドとフックに分かれた形となっていて、このフック部分を上下逆転させて取り付けることで、真っ直ぐにランタンを吊り下げるパターンと、前にせり出してランタンを吊り下げるパターンの2種類で設置できるんです。
さらに、クランプ部分に差し込むのはロッドだけではなくフックだけでも大丈夫。
フックのみの設置で高さ調整もでき、もちろんこの時も上下逆転のせり出しモードで設置できるので、ランタンが照らす場所はクランプを取り付ける場所や高さだけでなく、高さごとのせり出しモードの位置によっても変化します。
天板同士をゴム紐で繋いでいるタイプのテーブルであれば、天板と天板の隙間にクランプを挟み込み、テーブルの中央にココテラスタンドを設置することもできます。
これまではクランプ式ランタンスタンドというと、これ!という固定概念があった人も多いと思います。
でもココテラスタンドは、いい意味で私たちのイメージを崩してくれるはず。
面白いアイテムなので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
アイキャッチ画像 出典:DOD

