砂から顔を出し、ゆらゆら揺れている姿がとても可愛くて癒される「チンアナゴ」。
チンアナゴと言っても、黒いドット柄のチンアナゴや、シマシマ模様のニシキアナゴなど、世界中には28種類のチンアナゴの仲間が生息しているのが確認されています。
そのうち、すみだ水族館では、3種類のチンアナゴが1つの水槽の中で暮らしているみたいなんです。
今回は、そんなカワイイ「チンアナゴ」の不思議な生体をレビューしてみたいと思います。
なんて、キャンプブログでそんなワケないですよね。
実はもうお分かりかもしれませんが、今回はDODの新商品をレビューしたいと思います。
タープポールを、単独でランタンスタンドにしちゃう優れものなんです。
地面に突き刺さり、ひょっこりと頭を出している様子が、チンアナゴそっくり。
まあ、カワイイかどうか聞かれたら微妙ですが、地上で生活する真っ黒な新種のチンアナゴ発見!って事で(笑)
目次
チンアナゴペグをレビュー
チンアナゴペグを開封
チンアナゴペグを購入すると、中身にはチンアナゴペグ本体と、ランタンフック、そしてキャリーバッグの3点が入っています。
チンアナゴペグ本体は、想像していたよりも大きく感じました。
キャリーバッグは、チンアナゴペグをそのまま入れても破けることがないくらい丈夫な感じがします。
チンアナゴペグの先端部
チンアナゴペグの長さは60cm、地面に刺す先端部分はテント用のペグと同様に尖っています。
尖っていると言っても、鋭利なものではなく、最先端部は少し平になっているので、危険はないと思います。
ランタンスタンドでいうと、スノーピーク のパイルドライバーは、先端部分が尖っているので使わない時にはキャップ(カバー)をします。
そうしないと、かなり危険な武器になっちゃいそうなんです(笑)
その点、チンアナゴペグをそのまま収納袋に入れても、穴が開く心配もなさそうですよね。
チンアナゴペグのペグ形状部
ペグのようになっているこの部分、L字型になっていて丸い穴が開いています。
DODの商品ページには、打ち込みやすいペグ形状って書かれていますが、打ち込む時にはこの部分をハンマーで叩くのはちょっとやり辛いと思います。
この部分は、ペグを引き抜く時にハンマーやペク抜きを引っ掛ける為に使います。
チンアナゴペグを打ち込む時には、1番上の部分をハンマーで叩くのが良いと思います。
ペグ形状の部分をハンマーで叩くと、本体が邪魔で叩き辛いです。
チンアナゴペグ ポール固定部
ポールを取り付ける部分は、約13.7mm程の長さの筒状になっています。
直径15〜28mmの太さのポールが取り付けられるようになっています。
チンアナゴペグを使って、ランタンスタンドにする場合、はじめにチンアナゴペグを地面に打ち込みます。
そのあとポールを差し込むという手順なので、ポールの1番下の脚部分にゴムキャップなどがあるものは注意しなければいけません。
ゴムキャップの直径が28mmを超えてしまうと、取り付け出来ないかもしれません。
DODのビッグタープポールのように、ポールの太さが一定で、脚部分に何も付いていない物なら大丈夫です。
ポールを差し込んだら、2本の蝶ボルトを締めて固定するようになっています。
蝶ボルトの長さが250mmあるので、ポールを固定した時に根元まで締める事は出来ず、見えている部分が多くなります。
実際に、DODのビッグタープポールを入れて固定してみると、こんな感じになります。
蝶ボルトが、出っ張って見えるのがわかります。
チンアナゴペグ ランタンハンガー
付属しているランタンハンガーは、他のランタンハンガーと同じように、ポールに引っ掛けて使うようになっています。
DODのビッグタープポールを使えば、燃料系のランタンや1kg以上の重量があるランタンも使えるようです。
DODのビッグタープポールのレビューはこちらです。
キャンプ場でチンアナゴペグをレビュー
チンアナゴペグを地面に刺す
チンアナゴペグは、テントやタープを張る時に使うペグのように、ハンマーを使って打ち込む事ができます。
1番上の先端部分がハンマーヘッドを当てられるように平になっているので、普通にトントンと打ち込むだけでスルスルと入っていきます。
DODの商品ページに書かれている通り、安全のためにペグ形状の部分まで打ち込むと、少し大変かもしれません。
だって、ペグ形状の部分までは34cmもあるんです。
普段20cmぐらいの長さのペグを使っている僕には、簡単にとは思えなかったので、自己責任で途中で打ち込むのをやめてしまいました。
スノーピークのパイルドライバー??
キャンプ場で、チンアナゴペグをレビューする予定でしたが、持っていたポールを全てタープに使ってしまいました。
確かにポールが余っている人は、ポールを利用してランタンスタンドにする事が出来ますが、そうでなければチンアナゴペグ用に1本購入しなければダメかもしれません。
。。。
ここからは自己責任で行ったのですが、スノーピークのパイルドライバーをチンアナゴペグで使用してみることにしました。
スノーピークのパイルドライバーって、チンアナゴペグ同様に1本脚で自立するので、足が引っかからずに安心ですよね。
しかし、固い地面にパイルドライバーを突き刺すのって、結構大変なんです。
場合によっては手が痛くなってしまいます。
しかしチンアナゴペグを利用すれば、パイルドライバーを地面に突き刺す事なく使う事ができます。
パイルドライバーの直径は約2cm程なので、蝶ボルトで締めて取り付ける事ができます。
固定部分を覗いてみると、パイルドライバーが細いので隙間はありますが、蝶ボルトでしっかりと固定する事が出来ます。
こうやって使ってみると、パイルドライバー打ち込む手間がかからずに簡単で時短もできます。
撤収する時も、パイルドライバーを地面から引き抜くのって大変ですよね。
地面が固すぎちゃうと、パイルドライバーが曲がってしまう事もあります。
こらなら、蝶ボルトを緩めるだけでパイルドライバーを取り外す事ができるし、チンアナゴペグもハンマーで引っ掛けて抜くだけです。
チンアナゴペグが30cm以上地面に埋まっているので、ハンマーで引き抜くのも少し力が必要ですが、パイルドライバーに比べたら簡単です。
あくまで自己責任で使用しましたが、ガソリンランタンを掛けてもすごく安定していました。
まとめ
チンアナゴペグを見ていると、可愛くて癒される!。。。という訳ではありませんが、状況によっては使えると思います。
設置も撤収も簡単にする事が出来るので、思いの外使い勝手が良いかもしれません。
そして一本足のランタンスタンドは、子供がいるキャンプでは安心して使う事ができるのが良いですよね。
子供が走り回っても3脚のランタンスタンドよりも安心だし、何より見た目がスッキリして良いんです。
しかし、チンアナゴペグ用にポールを1本用意しなければいけないというのが微妙です。
僕的にはレビューに書いた通り、パイルドライバーを簡単に使う事が出来たのが良かったです(自己責任で)
ポールが余っている人には、是非おすすめしたいです。
DODのビッグタープポールとチンアナゴペグの詳細はこちらで確認できます。
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