何年か前、友達と一緒にキャンプをした時にスラックラインをやらせて貰いました。
その時既にオジサンだった僕は、バランスを取る事が難しくて、すぐに諦めてしまったことがありました。
しかし、子供は元気ですよね。
明るいうちからずっとやり続けて、日が暮れてもやっているんです。
流石に小さかった下の子は、補助がいないと何も出来なかったので、その度に呼ばれるんですよね。
「パパ〜来て〜」って。
友達と喋っている最中にも呼ばれるので、内心ちょっと『面倒クサイな・・・。』なんて、悪い大人の僕が顔を覗かせますが、子供の天使のような笑顔を見たら、どうでも良くなっちゃいます。
日が暮れたキャンプ場のテントの裏の暗闇の中で、子供の手を取り行ったり来たり・・・。
何気に良い散歩をしたかのように、軽い汗をかいた思い出があります。
キャンプに行った時に、子供が夢中になってくれる遊びに、スラックラインという選択肢があると思います。
はじめは木と木の間に張ったテープの上を立つ事も出来ないと思います。
それがいつの間にか、歩けるようになっているんです。
流石にプロの人のように、飛び跳ねたりする事は出来ないと思いますが、身体を動かしてやる遊び(スポーツ)として、良いと思います。
だってその後は、クタクタに疲れているから、ご飯も美味しいし寝つきも良いハズです。
森林キャンプにスラックラインがおすすめです。
今回は、キャンプでスラックラインを楽しもう!と題してスラックラインのメリットとデメリット、おすすめのスラックラインを紹介します。
キャンプでスラックラインを楽しもう!
スラックラインとは?
キャンプやアウトドアスポーツに興味を持っている人は、スラックラインという言葉を一度はどこかで聞いたことがあるかもしれませんね。
スラックラインは、しなやかなテープ状の素材を使って、地面からやや高い位置に設置し、そこでバランスを取りながら歩いたり、ジャンプしたりするスポーツです。
上級者やプロレベルになると、そのテープ状の紐の上でバク宙などトリッキーな動きで観衆を沸かせることが出来ちゃうんです。
スラックラインは、ヒップホップカルチャーやスケートボードなど、ストリートカルチャーの一部として発展してきました。
しかし、最近ではキャンプ場や公園などでもやっている人を見かけることがあり、アウトドアアクティビティとしても人気を集めています。
スラックラインのテープは、しなやかで伸縮性があります。地面から高い位置に張るので、バランス感覚や集中力、体力や体幹などの様々なことを磨くことができます。
もちろん初心者では、地面から数10cm程度と低く張り、危険性を防ぎながら楽しめるので簡単に始めることができます。
キャンプ場でスラックラインをするのには、テーブの設置の為に木が必要になります。
木と木をテープで繋げる必要があるので、事前にキャンプ場に確認しておきましょう。
スポーツや簡単なアクティビティとして楽しむことができるので、キャンプで試してみてはいかがでしょうか?
キャンプでやるスラックラインのメリット
キャンプ場でスラックラインをすることには多くのメリットがあります。
スラックラインは、木と木の間に張られた伸縮性のあるテープの上を歩きます。その為には、バランス感覚が必要。もちろん普段使わない筋肉を使うので、筋力を鍛える効果もあるんです。
キャンプ場でスラックラインをして楽しむことで、結果的に日常生活での運動不足を解消することができちゃいます。
スラックラインは1人でも楽しむことができますが、複数人で楽しむこともできます。もちろん大人だけではなく子供も楽しめます。
というか、多分大人よりも子供の方がすぐにできるようになっちゃうし、ずっと遊んでいると思います。
スラックラインは結構難しくて、大人だとテープの上を歩けないで終わってしまうかも知れません。とは言いつつ、そんなところも、家族や友人たちと一緒に遊んで楽しめること。
上手く出来るできないは無視して、楽しい思い出を作ることができます。
子供はすぐにできると先述しましたが、それでもテープの上を歩けるようになるまでしばらく時間がかかるでしょう。
初めての人にとっては難しいものですが、徐々に徐々に上達することができます。子供たちが新しいことに挑戦することで、心を成長させることに繋がります。
・運動不足解消
・子供と楽しめる
・心の成長に繋がる
キャンプでやるスラックラインのデメリットや注意点
上記のように、キャンプでスラックラインを楽しむことは色々なメリットがあるのですが、注意すべきデメリットもいくつかあります。
スラックラインは、初めて挑戦する人にとっては難しく、バランス感覚や筋力が必要になります。
実際に立つこと、または歩くことが出来るようになるまでは、そこそこの時間が必要です。
さらに、初心者用に地面から数10cmの高さに張ってあるテープだからといって、これが実際に乗ってみると傍から見ていたと時よりも高く感じてしまいます。
ちょっと足を上げれば届くような低さで、簡単そうに見えるのですが、見ているのとやるのでは別物。
これがちょっと怖く感じてしまう人もいます。
実際に支えがないと出来ないという子供もいたし、もちろん大人でも最初は1人で乗ることができないので、テープから落ちてしまうという恐怖心が生まれます。
その恐怖心に打ち勝たないと、挑戦することも遊ぶこともできません。
さらに実際にテープから落ちてしまった時、いくら低いからと言っても怪我を負ってしまうリスクがあります。
特に初心者では、転倒や捻挫、打撲、下手したら骨折なども起こり得るので、子供だけで遊ばせるのではなくしっかり保護者が付添い、できればプロテクターなどの安全対策もしておくといいでしょう。
また、キャンプ場でスラックラインをやるためには木がある場所である必要があります。事前に確認し、テープを設置できる場所であることが、前提条件になります。
そして木にスラックラインを張る場合には、木の表面が傷つくことがあります。キャンプ場の許可、さらに木をタオルなどで保護し傷つかないようにする必要があります。
これらのデメリットはあるものの、一方では多くのメリットもあるので、適切な準備と安全対策を行ってスラックラインを楽しみましょう。
・出来るようになるまで時間がかかる
・恐怖心を克服する必要がある
・木のあるキャンプ場が必要
・怪我をする恐れがある
・木が傷つく可能性がある
スラックラインのおすすめ5選!
DOD バランスウォーカー(スラックライン)
出典:Amazon
バランスウォーカー(スラックライン)は、木と木の間にテープを張ります。
その時に木を傷まないように、タオルを巻いたりするんですよね。
これ、ハンモックとかでもそうですけど、木にタオルを巻くのって、上手く出来ないんですよね。
だら~んとタオルが垂れ下がって、汚らしく見えちゃうんです。
出典:Amazon
DODのバランスウォーカー(スラックライン)では、タオルの代わりにツリーウェアという、木を保護する物が2枚付いてきます。
このツリーウェアは、マジックテープ式なので取り付けるのが簡単です。
タオルのように、テープを固定する前に落っこちちゃう事もないので、急がなくていいんです。
安心して、決めた高さの場所にツリーウェアを、取り付ける事ができます。
後は、ラチェットという器具を使い、簡単に張ることができます。
DODのバランスウォーカー(スラックライン)は、幅5cmで14.9mあります。
安物のスラックラインは、安全面も不安だったり、使っているうちに跳ねなくなったりするようですが、DODのバランスウォーカー(スラックライン)には、そのようなレビューはありません。
対荷重は4tまで耐える事が出来るので、安心して使う事ができますよね。
色は、よく目立つイエローとシックなブラックの2色です。
キャンプ好きには、やっぱりDODのバランスウォーカーがおすすめです。
DODのバランスウォーカー スペック
サイズ:ライン本体(約) | 5cm×14.9 m |
サイズ:ツリーウェア(約) | 14×100cm |
重量(約) | 2.6kg ※ツリーウェアを含まず。 |
耐荷重量 | 4t(垂直方向に静止状態で4tの重さに耐えることができます) |
材質:ベルト/ツリーウェア | ポリエステル |
材質:ラチェット | 鉄 |
付属品 | ツリーウェア2枚、キャリーバッグ、取扱説明書 |
macaco スラックライン
出典:Amazon
Amazonでベストセラー1位になっているスラックラインは、macaco(マカコ)の定番セット。
スラックラインの発祥国のアメリカでもAmazonベストセラー1位になっているものなんです。
ラインはグリーンで、いかにもアメリカっぽいデザインが描かれています。
幅は5cmで長さは16mあり、対荷重は3トンとなっています。
ツリーウェアも2枚付いているので、木を傷める事なく、スラックラインを楽しむ事ができます。
子供だけではなく、大人も体幹を鍛えエクササイズにもなります。
マッタリと過ごすキャンプも良いけど、たまにはスラックラインで身体を動かすキャンプでも良いかも知れませんね。
macaco(マカコ)スラックライン スペック
サイズ | 5cm×16m |
耐荷重量 | 3トン(垂直方向に静止状態で4トン) |
付属品 | ラチェット(巻取り器具)×1、ツリーウェア×2、収納袋×1、日本語説明書×1 |
【欧米ベストセラーのスラックライン】ビギナーに安心の定番セット 16m 5cm macaco マカコ 日本語版 野外 室内( 安心のラバーラチェット ツリーウェア2枚 収納袋 日本語説明書付き)
WCP Slackline Glitterline
出典:Amazon
蛍光緑が発光するWCP Slacklineのスラックラインも良いかも知れません。
使用環境によって発光しない事もあるようですが、子供達が夢中になってやっているうちに日が暮れてきても、発光してくれるなら暫くは安心して使えますね。
サイズは幅5cm長さが15m、対荷重が3トンとなっています。
ツリーウェアは付属しています。
WCP Slackline Glitterline スペック
サイズ:ライン本体(約) | 5cmx15m |
重量(約) | 2.6kg |
耐荷重量 | 3t(垂直方向に静止状態で4tの重さに耐えることができます) |
材質:ベルト | ポリエステル |
材質:ラチェット | 鉄 |
付属品 | ツリーウェア2枚、簡単収納ザック、日本語取扱説明書 |
Gibbon(ギボン)FUN LINE(ファンライン)
出典:Amazon
ドイツ発祥のスラックラインブランドのGibbon(ギボン)は、高品質で使いやすいんです。
フィットネスやトリックを決める事に特化したラインなど豊富な種類がある中で、おすすめなのが子供やビギナー向けのファンラインです。
伸縮性を抑えているので、低い位置に張るのに適しています。
そして子供のアレルギーを考え、オーガニックラバープリントを採用しているのも良いんです。
これなら子供も安心して遊ぶ事が出来ますよね。
少し値段が高めですが、裸足では歩いても痛くならないなど、品質はやっぱり良いようです。
高品質のスラックラインなら、Gibbon(ギボン)がおすすめです。
ただ、このGibbon(ギボン)ファンラインは、ツリーウェアは別売りになっているようです。
Gibbon(ギボン)FUN LINE(ファンライン) スペック
サイズ:ライン本体(約) | 5cmx15m |
重量:ライン本体(約) | 2.9kg |
重量:ラチェット(約) | 2.7kg |
耐荷重量 | 4t |
材質:ベルト | ポリエステル |
付属品 | ラチェットカバー |
Gibbon(ギボン)TRAVEL LINE(トラベルライン)
出典:Amazon
ギボンのTRAVEL LINE(トラベルライン)は、キャンプやバーベキューに持ち運びやすいスラックラインです。
ラインのプリントやステッチが以前のものから変更され、ラチェットも耐久性が増しているようです。
ラインの幅は50mm、長さは15mとなっています。
対荷重は2トンまでとなっています。
ファンラインは、子供や初心者用でしたが、トラベルラインは、中・上級者向けになっています。
サイズ:ライン本体(約) | 5cmx15m |
重量:ライン本体(約) | 2.35kg |
重量:ラチェット(約) | 2.7kg |
耐荷重量 | 2t |
材質:ベルト | ポリエステル |
付属品 | ラチェットカバー |
まとめ
キャンプに行ったら、大人はマッタリと過ごしたいですよね。
でも子供達は、すぐに飽きてしまうかも知れません。
そんな時に遊び道具があれば、夢中になってくれると思います。
フリスビーや水鉄砲、トランポリンやバトミントンなど色々とありますが、中でもエクササイズができ、しかもバランス感覚を鍛えられるスラックラインがおすすめです。
意外に安く購入する事もできるし、ちょっとカッコいいというのもありませんか?
今年のキャンプは、子供も大人もスラックラインに夢中になってみませんか?
僕的には、ソロキャンプでコッソリ練習して、いつの間にかプロのようにトリッキーな事が出来るようになりたいなんて思います。
でも、身体がついていかないんだろうな・・・。
アイキャッチ画像 出典:Amazon