ゴールゼロの代わりと言うわけでは決してありませんが、形状が似ているレッドレンザーのML4というLEDランタンを購入しました。
ゴールゼロで人気が高いのは、LIGHTHOUSE microなどの、コンパクトで筒状のデザインのもの。
レッドレンザーのML4も同様に、コンパクトで筒状のデザインをしています。
確かにデザインが似ているLEDランタンだから、高騰しているゴールゼロの代わりに。。。なんて考えもあるかもしれませんが、自分では違うと思いたい(笑)
2倍も3倍も高騰していて未だに定価で買うことができないゴールゼロは諦めて、すぐに購入できるレッドレンザーML4にしたなんて、プライドが。。。。
実際にレッドレンザーML4の性能などを見てみると、決してパクリ商品ではなく、LEDランタンとして性能が良いんです。
その性能に惹かれたということにしておいてください。
でもインスタなどの写真を見ているうちに、レッドレンザーML4に惹かれたというのも確かなことなんです。
そんなことで購入したレッドレンザーのML4なんですが、やっぱりインスタの写真のようにカスタムパーツを取り付けて使いたいんです。
そこで調べてみると、カスタムパーツは多数のガレージブランドから販売されていて、これも人気が高いようなんです。
今回は、LEDランタンのLedlenser(レッドレンザー)ML4の性能と使い方の説明、そしてカスタムパーツを取り付けた様子をレビューしたいと思います。
Ledlenser(レッドレンザー)ML4をレビュー!
レッドレンザーとは
数ヶ月前に、AmazonでゴールゼロのLEDランタンを調べている時、関連商品にLedlenser(レッドレンザー)のML4が表示されていました、
正直その時は、中国の企業がゴールゼロのパクリ商品を販売しているんだと思ってしまいました。
パクリ商品だという先入観から、ほとんど調べることはせず、興味もありませんでした。
しかし今回ちゃんと調べてみると、全くパクリ商品なんかじゃなかったんです。。。ごめんなさい。
レッドレンザーは、すでに20年以上の歴史があり、昨今できた会社ではなかったんです。
ライトのラインナップも豊富にあり、ゴールゼロの人気にあやかったも急造の会社ではありませでした。
レッドレンザーはグローバル企業で、ドイツ、イタリア、日本、中国、スイスなど各国に拠点を持っている大きな会社です。
社員は約1,000名以上が在籍していて、フラッシュライト、ヘッドライトの専門メーカーなんです。
そして、レッドレンザーのライトは世界最高クラスとの評価されるぐらい、ヘッドライトの市場を牽引しているリーダー的な存在らしいんです。
それを全く知らなかった僕は、無知で恥ずかしいぐらいです。
過去の自分の無知さには呆れてしまいますが、レッドレンザーという会社は大きな会社で、LEDランタンもしっかりと製造されているようです。
レッドレンザーML4のサイズ感
コンパクトなLEDランタン、レッドレンザーのML4はかなりサイズが小さいです。
サイズは、メジャーで測ってみると約φ3.2cm、高さが取っ手まで含めて約9.8cmでした。
記載されている寸法は、φ29×97mmだったので、ちょっと違いはありますが、それでもコンパクト。
ゴールゼロのLIGHTHOUSE microと比べたら、あまりサイズの違いはないかも知れませんが、ルーメナーやヤエイワーカーズのBEAM、ベアボーンズリビングのビーコンライトLED等と比較するとかなりコンパクトなサイズです。
重量は約71g(電池含む)と、こちらもサイズに合わせてメチャクチャ軽くなっています。
レッドレンザーML4の明るさ
※明るさを比較している写真ではありません
レッドレンザーのML4は、明るさが最大300ルーメンと記載されています。
ちなみにゴールゼロのLIGHTHOUSE microが最大150ルーメン、ルーメナー2が最大1500ルーメン、ベアボーンズリビングのビーコンライトLEDが最大220ルーメンとなっています。
計測の仕方に違いはあると思いますが、レッドレンザーのML4の最大300ルーメンが正確だとしたら、結構明るいLEDランタンだと思います。
しかしこの最大300ルーメンはブーストモードで、長時間点灯せず、短時間だけ使えるもののようです。
ブーストモードの次に明るいのはパワーモードで、明るさは150ルーメンになります。
パワーモードだと、ゴールゼロのLIGHTHOUSE microの最大値と同じルーメン数です。
その他ミドルモードで50ルーメン、ローモードで5ルーメンとなっていて、ブーストモードとハイモードと合わせて全部で4つの点灯モードが使えるようになっています。
それにプラスして、定間隔でライトが自動的に点滅するモードも付いています。
さらに赤色のライトに切り替えることができ、そちらはローモードとハイモードと点滅が使えるようになっています。
バッテリー持続時間
レッドレンザーML4のバッテリー持続時間は、パワーモードで約2.5時間、ミドルモードで8時間、ローモードで45時間となっています。
ローモードで使えば、連泊するようなキャンプでも十分使えるバッテリー容量です。
パワーモードでは短すぎてキャンプ中にずっと使うことはできそうにないです。
人気のゴールゼロのLIGHTHOUSE microだと、最低光量で最大170時間使えるようなので、バッテリー持続時間で比較したらレッドレンザーのML4は完敗のようです。
大きさは違いますが、ベアボーンズリビングのビーコンライトLEDでは最低光量で30ルーメンなんですが、バッテリーは200時間持続するので、レッドレンザーML4はちょっとその辺が物足りなさを感じてしまいます。
バッテリーは付属の充電池を使うんですが、市販の単三電池も使えるようになっています。
充電池がなくなってしまったら、単三電池を入れ替えて使うなんて事もできそうです。
充電は、付属のUSB-Aのケーブルで行うので、キャンプに行く前日にパソコンなどに接続して満充電にしておきたいです、
キャンプ場では、モバイルバッテリーやポータブル電源から充電することができます。
レッドレンザーML4側の端子はマグネット式になっていて、ピタッとくっつくようになっていました。
屋外で充電する時は、砂埃や湿気などがあるので、この方が良いのかも知れませんね。
ちなみに防水性能はIPX6相当になっているので、キャンプなどのアウトドアで使用しても安心できるようになっています。
レッドレンザーML4の使い方
白色(暖色)モードの切替
レッドレンザーにはいくつかのモードがあり、本体の上部のボタンを押すことで切り替えができます。
まず白色(暖色)の時、OFF状態から1回押すとローモード、もう一回押すとミドルモードへと順次切り替わっていきます。
OFF→ロー→ミドル→パワー→点滅→OFF
この時ボタンを押す間隔は5秒以内となっています。
ブーストモード
ブーストモードは、どの状態からでも2回連続でボタンを押すと切り替えられるようです。
最大光量300ルーメンで点灯しますが、10秒経つとブーストモードはOFFになります。
または、ブーストモードの状態で1回ボタンを押すとOFFにすることもできます。
ブーストモードは、付属の充電池でしか使用できません。
白色(暖色)から赤色に変更
白色(暖色)から赤色に変更する時は、上部のボタンを3秒以上長押しします。
OFFの状態から長押しすると、切り替わった色のローモードで点灯します。
赤色のモード変更
赤色はミドルモードがないので、ローモードとパワーモードと点滅を切り替えることができます。
OFF→ロー→パワー→OFF
こちらも切り替えのときは5秒以内でボタンを押すようになります。
バッテリー残量の確認
ライトを点灯させる時、本体の上のボタンを押します。
その時ボタンの中央部分が何色に点灯するかにより、バッテリー残量を確認できます。
バッテリーがまだある時は緑色に、残量が減ってきたら黄色に、バッテリーが残り僅かになると赤色に中央部分が約2秒点灯します。
レッドレンザーML4にはLEDのインジケーターが無いのでどうやってバッテリー残量を確認するのかと思いましたが、これなら簡単に視認できるので便利だと思います。
ロック
移動中などボタンを間違って押して点灯させてしまうことが無いように、レッドレンザーML4にはロック機能が付いています。
ロックの仕方は、ボタンを5秒以上長押しするだけ。
3秒以上長押しすると白色(暖色)から赤色に切り替わって1度点灯しますが、そのまま押し続けると5秒経った時点でライト部分が素早く4回赤色で点滅します。
この後ボタンを押しても、赤色で素早く4回点滅するだけで、ライトは点灯しません。
これで移動中にバッテリーを消費しちゃうなんてことを防げると思います。
ロックを解除するのは、ロック状態でボタンを3秒以上長押しします。
赤色で素早く4回点滅してロックの解除をお知らせしてくれます。
レッドレンザーML4をキャンプ場で使ってきた
レッドレンザーML4をキャンプで使ってきました。
この時使っているのは、白色ではなく暖色のWarmです。
パワーモードでテントの外で点灯させたら、かなり明るく周囲を照らしてくれました。
ローテーブルにランタンスタンドのエッジスタンドを設置し、そこにレッドレンザーML4を吊るしてあるのですが、テーブルの上はもちろん夜の横にあるチェアも明るく照らしています。
多分半径3メートルぐらいなら、灯りが届いているんじゃないかなと思います。
これなら、ソロキャンプに持っていったらメインのLEDランタンとして使えそうです。
もちろんファミキャンでも明るさは十分。
ただパワーモードのバッテリー持続時間は約2.5時間とちょっと短めです。
長く使う時は1段階光量を下げたミドルモードにして、約8時間使うのが良いと思います。
そうなると、写真よりも明るさは落ちてしまいます。
レッドレンザーML4のカスタム
レッドレンザーのML4は、ゴールゼロ LIGHTHOUSE microのように、ガレージブランドからカスタムパーツが販売されています。
今回は数あるカスタムパーツの中で、soulaboのパーツを取り付けてみました。
本体のライト部分に巻きつけるMAKIMONO-ML4と、レッドレンザーML4用のシェードとMAKIMONO-ML4 type2のセットを取り付けてみると、めちゃくちゃオシャレに。
特にシェードがあると見た目が大きく変わり、レッドレンザーじゃない感じがします。
soulaboでは、MDF材を加工したアイテムを手掛けていて値段は比較的リーズナブルな感じです。
しかし人気があるので、商品は品切れが多数あります。
フリマアプリなどでは倍ぐらいの値段で取引されているので、定価で買いたい方はショップをこまめにチェックするようにする良いと思います。
またsoulabo以外では、HIDEOUTcraftにはアクリル板を加工したシェードが販売されていたりします。
このようなシェードを使ってカスタムすることで、自分オリジナルのLEDランタンを使えるようになるのがレッドレンザーML4の魅力だと思います。
ただ、これらのカスタムパーツを使うと光量が落ちてしまうのが難点です。
メインのLEDランタンとして使うつもりだと、思いの外暗くなってしまうので、実用的では無いかも知れません。
特にクリアパーツではなくMDF素材を使ったものだと光を遮断してしまうので、周囲を照らすことが難しくなってしまいます。
上記の写真ではsoilaboのMAKIMONOを取り付けたものですが、何もつけていない時には周囲3メートルほど照らしていましたが、装着すると近場を照らすぐらいしかできなくなってしまいました。
もちろん見た目はおしゃれなので、間接照明的な雰囲気作りには文句はありません。
ただ直接照明的な使い方は、できないと思います。
とはいえ、このようなカスタムパーツで自分好みにできるのがレッドレンザーML4の魅力だと思います。
ゴールゼロも同様に、人気のあるLEDランタンはこのように拡張性があるのがいいですよね。
Ledlenser(レッドレンザー)ML4 スペック
サイズ | φ29×97mm |
重量 | 約71g(電池含) |
光束(ルーメン) | ブースト:300 パワー:150 ミドルパワー:50 ローパワー:5 |
点灯時間(h) | ブースト:- パワー:2.2 ミドルパワー:7 ローパワー:40 |
使用電池(充電池) | 専用充電池(Li-ion) |
保護等級 | IP66 |
まとめ
Ledlenser(レッドレンザー)ML4を購入しレビューしましたが、やっぱりこのコンパクト感とカスタムパーツでオリジナリティーを出せるというのが最大の魅力だと思います。
また、現在でもゴールゼロは定価には程遠い値段で販売されているので、それの代わりのLEDランタンとしてレッドレンザーを選ぶというのもありだと思います。
ソロキャンプで使った感想は、とにかく明るくてよかったです。
パワーモードで点灯させてきましたが、150ルーメンはとても明るく、1つあれば十分使えそうでした。
ただバッテリーの持続時間がそれだと2.5時間と少ないので、長く使うなら光量を下げるしか無いと思います。
そして、カスタムパーツで着飾ると見栄えがかなり良くなり、おしゃれに使えます。
しかしやはり光量が落ちてしまうので、メインのランタンとしては使えないと思います。
カスタムを楽しむのなら、間接照明やテーブル照明として使うのが良いと思いました。
レッドレンザーML4はすぐに購入できるし、なかなか使えそうです。
バッテリーの持続時間をあまり重要視しなければ、ゴールゼロではなくLedlenser(レッドレンザー)でも良さそうです。
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