少し汗ばむような気温が続いていますよね。
汗かきの僕は、ちょっと動いただけで暑くなっちゃいます。
先日、歯医者に行った時も、何故か1人汗をかいて湿度を纏っていました。
そんな時期には、服装にも気を使いたくなります。
少し前まで羽織っていたシャツはやめて、Tシャツ一枚。
ハーフパンツはまだ少し早い気もするので、一旦キープ。
足元は、ブーツはやめてサンダルにしようかなと、まだ5月中旬なのに、夏の服装っぽくコーディネートしたくなり始めています。
特に足元は、風通しが良い物でないと、蒸れてきてしまいますよね。
どういう訳か、汗かきなのに、手と足には殆ど汗をかかないんです。
それでも足が暑くなると、不快感は増してしまいます。
なるべく涼しく保つ為には、本来ならサンダルを履きたいのですが、やっぱりまだ早い。
そこで、KEEN(キーン)のユニークHT(エイチティー)が良いと思ったんです。
キーンのユニークと言ったら、夏に履くサンダルの定番の1つです。
僕も以前購入した物があります。
しかし、ユニークHTは、夏以外にも履くことができるんです。
何故なら、サンダルなのにカカトがあるんです。
今回は、KEEN(キーン)のユニークHT(エイチティー)をレビューしたいと思います。
目次
KEEN(キーン)のユニークHT(エイチティー)をレビュー!
ユニークHTって
普段僕が夏に履いているのはキーンのユニークです。
サンダルのようでスニーカーみたいに足にフィットした履き心地です。
アッパー部分は、コードで編まれているので、風通しが良くて涼しいんです。
決して蒸れないという訳ではありませんが、履いた時の通気性は高いと思います。
しかし、夏の強い日差しで、足の甲につく日焼け跡も編み目になってしまいます。
そして足に汗をかく人は、裸足で履くと少しヌルッとしてきたり、匂いも気になるかも知れません。
雨の日のキャンプで履いた時は、かなりクサくなりました(笑)
とは言え、夏に履くサンダルとしては、通気性もデザインも良く、そして動き回るキャンプでもカカトをホールドしてくれるので履きやすいんです。
でも夏以外に履くと、風通しが良いコードの編み込みの為、ちょっと寒いんです。
そこで、ユニークHT(エイチティー)の登場です。
ユニークHTは、見た目はユニークと同じく、アッパーはコードが編まれたデザインをしています。
しかし、その内側にはスペーサーメッシュブーティという、スニーカーソックスや足袋を入れたようなものになっているです。
その為、コードの編み込みの隙間から、風や冷気が入ってくる事はありません。
そして、カカトを部分もしっかりと覆われているので、ちゃんとホールドしてくれます。
見た目は、ユニークと同じですが、履き心地はさらにスニーカーっぽくなっています。
これなら、夏以外の比較的涼しい時に履く事ができるんじゃないかと思います。
キーンのユニークのレビューはこちら。
ユニークHTのアッパー
アッパーは、コードを編み込んだ、ユニーク独特のデザインになっています。
コードは、ラウンドコードで丸紐になっています。
ユニークには、ラウンドコード以外に、フラットコードという平らな紐の形をした物もあります。
それに比べてラウンドコードは、コードとコードの間に隙間があり、見た目にスッキリとしています。
そしてその分、風通しも良いのですが、ユニークHTには、アッパーのコードの下にスペーサーメッシュブーティが取り付けられているので、あまり関係ないのかも知れません。
ユニークHTには、色々なカラーバリエーションがありますが、今回のスペーサーメッシュブーティはアッパー部分がブラックです。
コードもブラックなので、コード自体の主張は少し抑え目になっていると思います。
コードの中を覗き込んでみると、まさにソックスを履いているかのようにスペーサーメッシュブーティが取り付けられています。
スニーカーのアッパーとは違い、コードとスペーサーメッシュブーティの二重構造になっています。
サイドから見ても、まるで靴下を履いているように見えますよね。
ちなみに、ミッドソールに高反発のPU素材を使っているので、スペーサーメッシュブーティと合わせてクッション性が高くなっています。
ユニークHTのヒール(かかと)
ユニークHTのヒールは、他のユニークと違っています。
それはやはりスペーサーメッシュブーティが取り付けられているからです。
基本的には、ユニークと同じオープンヒールになっていて、かかとの下部分が大きく空いています。
そこに靴下のようなスペーサーメッシュブーティとの二重構造になっているので、クローズドヒールのように、しっかりと隙間なく閉じられている感じです。
今回は、ヒール部分がロイヤルブルーになっているもので、スペーサーメッシュブーティも同じようにロイヤルブルーが使われています。
同じヒール部分でも素材が違っています。
アッパー部分とヒール部分を見ると、まさにユニークにスニーカーソックスが取り付けられているようなデザインですよね。
ユニークHTのソール
ユニークHTは、他のユニークと同じくソールにレーザーサイピングを施されたハイトラクションラバーアウトソールを使用しています。
レーザーサイピングは、タイヤなどに見られる細かな切れ込みの事です。
この切れ込みがある事で、地面と密着してしっかりグリップする事ができるんです。
この細かな切れ込みがユニークHTにも施されているんです。
見た目には全く分かりませんよね。
※一回履いた後なので汚れています
折り曲げてみると、細かな切り込みが入ってるのがわかります。
スペーサーメッシュブーティ
まるでスニーカーソックスや足袋のようなデザインで、ユニークのインナーに取り付けられているスペーサーメッシュブーティですが、その素材は高い通気性と速乾性に優れているマイクロファイバーを使っていると思われます。
少し伸縮性もあるので、ユニークを履く時には、スムーズに足を入れる事ができます。
ユニークHTのサイズ感
ユニークHTのサイズは、通常のユニークよりも少し大きめのようです。
通常のユニークは、少し小さめのようで、購入時は1サイズ大きめを選んだ方が良いと、口コミやレビューでアドバイスされています。
僕の普段の靴のサイズはというと、長さ的には26.5cmでも入りますが、幅広なので普段は27.5cmを履いています。
どれも元々1サイズ大きめにしていて、ナイキでもニューバランスでも27.5cmです。(つま先は1cmほど余ります)
なのでユニークも27.5cmで、ジャストフィットでした。
ユニークHTは少し大きめなので、普段履いているものより1サイズ小さめでも良いとの口コミやレビューもありましたが、僕は普段と同じ27.5cmにしました。
ユニークHTを靴下の上から履くので、それがちょうど良かったのかも知れません。
幅広の僕でも、全く違和感なく、他のスニーカーと同じように履くことができました。
1サイズ小さくしなくてもちょうど良かったです。
履き心地
ユニークHTは、アッパーのラウンドコードが伸縮性のあるポリエステルなので、足の動きに合わせて変形してくれます。
そして内部のスペーサーメッシュブーティもマイクロファイバー製で、しっかりと足全体を包み込んでくれるので、ユニークを履いた時にホールド感があり快適です。
最近では少し散歩に行くのですが、長めに歩いても疲れません。
そして走っても、アウトソールのレビューサイピングが良いのか、しっかりと地面と接地している気がします。
サンダルですが走る時のようにペタペタとせず、まるでスニーカーを履いているかのように違和感を感じることはありません。
川辺の砂利が多い所に行ってきましたが、小石をダイレクトに足裏に感じる事もなかったです。
流石に大きな石を踏んだ時は多少感じますが、サンダルの時のように変形して痛みを感じは事はないです。(石の形にもよります)
これなら、キャンプで履いても大丈夫なんじゃないかなと思います。
ただ、この時後ろから見た奥さんが
と言うんです。
今回履いているユニークHTのカカト部分が、靴下のように見えるようです。
カカトが無いサンダルを、ロイヤルブルーのスニーカーソックスで履いているように見えるんです。
とりあえず、履き心地はとても良いので、細かな事は気にしないようにします(笑)
KEEN(キーン)ユニークHT(エイチティー)のデメリット
ユニークHTのデメリットをあえて言うなら、裸足で履いた時に蒸れるということ。
これはキーンだからとかユニークHTだからとかではなく、一般的に裸足で靴をはくと蒸れますよね。
それと同じこと。
もちろん夏の暑い時期に履けば汗をかいて蒸れるし、その脚で歩き続ければ臭くもなります。
そしていくら高い通気性と速乾性に優れているマイクロファイバー性のスペーサーメッシュブーティだからといって、濡れてしまったら一瞬で乾くわけではありません。
素足と靴の中の素材が擦れることにより、ニオイが発生してしまいます。
ユニークHT固有のデメリットではありませんが、一般的な靴と同じことが起こりえます。
KEEN(キーン)ユニークHT(エイチティー)スペック
素材・アッパー | 3mmラウンドポリエステルコード×マイクロファイバーアッパー×メッシュブーティー |
素材・ソール | レーザーサイピングを施したハイトラクションラバーアウトソール |
素材・ミッドソール | 高反発性のPUミッドソール |
素材・フットベッド | 立体成型圧縮EVAフットベッド |
重量 | 405.4 g |
まとめ
真夏が来る前、そこまで暑くないこの季節、足元はサンダルではなくユニークHTがおすすめです。
今回レビューしたKEEN(キーン)のユニークHTは、サンダルのようでサンダルではありませんでした。
ユニークの中に、スニーカーソックスや足袋が取り付けられているような感じです。
その為、風が吹き込む事なく、春や秋にでも快適に履く事ができます。
そして、伸縮性のあるコードやアウトソールの作りなど、多少動き回っても疲れ難くなっているのが良いと思いました。
キャンプ履いて行くなら、汚れる事さえ気にしなければ、とても良い感じかも知れないです。
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