キャンプ場で過ごす休日には、ストーブなどの暖房器具が欠かせなくなりましたよね。
日によっては昼間から気温が上がらずに、真冬のような服装をしなければ、我慢できないなんて日もあります。
そう、中年太りに歯止めがかけられない僕は、日々チクチクと言われていますが、反論する事は出来ません。。。
自分でも以前より一回り大きくなった事は分かっていますが、実は寒さに対する体感温度は変化ないんです。
元々暑がりなので、夏は人一倍汗をかきますが、それは痩せてた頃も同じです。
太ったから暑がりじゃないんです。
そして、寒い時は寒いと感じるのは、周囲と人と同じぐらいだと思っています。
だから、この時期のキャンプには、ちゃんとした服装を準備して、そして暖房器具も用意しておかなければ凍えちゃいます。
そんな僕がキャンプ場に持っていくストーブは、トヨトミのKR-47A-Cという、ちょっと大きめですが見た目も良く、火力も強い石油ストーブです。
実は購入したのは昨年末なんですが、しばらく出番がなくてやっと使うことが出来ました。
前回のグルキャンで使ってきたのでレビューします。
目次
キャンプに持っていったトヨトミの石油ストーブ「KR-47A-C」をレビュー
トヨトミ KR-47A-Cは暖かい
今回のキャンプに持って行ったストーブは、トヨトミのKR-47A-Cです。
本当は、キャンパーさんに人気のアルパカストーブやフジカハイペットを買えばよかったのかも知れませんが、どうしてもこのデザインと暖房能力の高さに惹かれてしまって、昨年末に購入しちゃったんです。
(開封レビューはもう1つのブログでしてます。ブログへのリンクはパソコンならサイドバーに、スマホなら画面下の方にあります。)
トヨトミのKR-47A-Cの暖房出力は4.7kwもあり、コンクリートの集合住宅なら17畳、木造戸建なら12畳暖める事が出来ちゃいます。
同じトヨトミのレインボーストーブだと暖房出力が2.5kwで、コンクリートの集合住宅で9畳、木造戸建なら7畳となっています。
キャンプのテント内で使うなら、レインボーストーブでも良さそうなんですが、色々なレビューを見ると、なかなか暖かくならないという物もチラホラ見かけるんですよね。
それで、レインボーストーブは購入の選択肢から外したんです。
出典:フジカ
そしてキャンパーさんに人気のフジカハイペットやアルパカストーブは、楽天市場で販売されていないので楽天ポイントが使えないという単純な理由で選びませんでした。
しかし暖房出力を比較したとしたら、例えばフジカハイペットのKSP-229-21Cなら2.5kwで木造住宅なら8畳、鉄筋コンクリートなら約10畳で使えます。
アルパカストーブのTS-77Aコンパクトは、かなり出力が高く3.84kwあります。
そして、この2つの機種は、キャンプに持って行くのに、とてもコンパクトで便利なんです。
フジカハイペットは、幅310×奥行き310×高さ432mmで重量が5.5kgです。
出典:未来マート
アルパカストーブのTS-77Aコンパクトは、幅323×奥行き323×高さ405mmで重量が5.0kgとなっています。
一方、トヨトミのKR-47A-Cは幅474×奥行き474×高さ560.5mmで重量が約12kgと、1回りも2回りも大きくなっています。
本当ならこのアルパカストーブで十分なんですが、購入時はどうしてもポイントを使って買い物をしたかったので諦めちゃいました。
そして外見にも惹かれたという事もあり、その3機種の中で暖房出力が1番高いトヨトミのKR-47A-Cを購入したんです。
キャンプパーに人気の石油ストーブとの比較表
サイズ | 暖房出力 | 重量 | |
トヨトミ KR-47A-C | 幅474×奥行き474×高さ560.5mm | 4.7kw | 12kg |
アルパカ TS-77Aコンパクト | 幅323×奥行き323×高さ405mm | 3.84kw | 5.0kg |
フジカ・ハイペット | 幅310×奥行き310×高さ432mm | 2.5kw | 5.5kg |
トヨトミのストーブ KR-47A-Cをキャンプ場に持って行く
キャンプ場に持ってくい時は、車の荷台にトヨトミのKR-47A-Cを積んじゃいます。
1度積んでしまえばどうって事ないのですが、やはりその大きさと重量が気になりますよね。
トヨトミのKR-47A-Cのタンクは、7リットルの容量があります。
タンクが空の状態でも約12kgもあるのに、タンク内に灯油が入っていたら、かなりの重量になってしまいます。
それを1人で持ち上げるとなると、これが結構大変なんです。
腰痛持ちには辛い作業がキャンプ中に何回か訪れる事になります。
帰りは灯油を使っていると思うので、行きよりも比較的簡単に積載作業ができるのですが、やはり12kgは重たいです。
車の中でも荷物次第では邪魔になってしまうかも知れません。
今回のキャンプでは、我が家は娘と2人の参加だったので荷物は比較的少なく済みました。
我が家のステップワゴンでは、2列目を前にスライドしたら、ストーブを積んでもかなり余裕がありました。
しかし家族4人で参加したとしたら、少し大変になりそうです。
アルパカストーブなら、そんな時収納ケースがあるので良いですが、トヨトミのKR-47A-Cでは専用のケースが以前はあったようなんですが、今は購入出来る所を見つける事が出来ませんでした。
使い勝手でいうと、やはりコンパクトな石油ストーブの方が良いと思います。
キャンプ場での使い勝手
トヨトミのKR-47A-Cは、点火にマッチやライターを必要としません。
あらかじめ本体に単一電池をセットしておくことで、あとはツマミを回して点火レバーを倒すだけで点火します。
なので、使う場所に運びさえすれば、簡単に使うことができるんです。
石油ストーブでもガスストーブでもそうですが、やはり屋外で使用するとなると、ストーブの近くに寄らなければ暖かさを感じる事が出来ません。
その為、テント内で使用する事を考えると思うのですが、このトヨトミのKR-47A-Cは暖房出力が高いです。
キャンプでは、DODのカマボコテント2の中で使用したのですが、換気のことを考えて入り口付近に置きました。
ストーブに点火して5分も経たないうちに、ツールームテントのカマボコテント内が暖かくなりました。
流石に少し怖いので、センサーをテント内に置き、空気の流れをしっかりと考えましたが、10分程(多分)経つと冬の防寒着を着たままだと汗ばんできてしまいました。
暖房器具としての能力は、かなり優秀だなと実感しました。
友だちは暖かくなったテントで、キャンプの疲れやアルコールも入っているのでウトウトしていました。
これが本当に気持ちいいのですが、実はちょっと怖いですね。
この石油ストーブに限らず、どのストーブでも常に警戒心をもっておく必要があります。
(一酸化炭素中毒には気をつける必要があるので、ここではストーブのインストールを推奨するものではありません)
一酸化炭素警報器
トヨトミのストーブを購入した時に、一酸化炭素警報器も購入しました。
本当はDODの警報器が欲しかったのですが、その時は売り切れてしまっていて購入する事が出来ませんでした。
在庫がある警報器は、どれも同じ形をしたものでブランド名だけが違っているという、すごく怪しい物しかありませんでした。
しかし無いよりはマシです。
説明書は全て英語の為、よくわかりませんでした。
試しに、そのまま後ろのフタを外して単3電池をセットして使ってみましたが、これが正常に動作しているのかわかりません。
とりあえず、緑のランプが点滅しているので動作はしていると思いますが少し不安も残ります。
トヨトミの石油ストーブKR-47A-Cの紹介動画を作りました
よろしければチャンネル登録お願いします!まとめ
秋冬キャンプには、暖房器具が必要ですよね。
僕は色々迷った結果、トヨトミの石油ストーブKR-47A-Cを購入しました。
しかし出番無く1年が過ぎて、やっと先日に使う事が出来たんです。
部屋の中では何回か使ってみましたが、やはり屋外に持ち出して使うと印象が違ってきますよね。
トヨトミの石油ストーブKR-47A-Cは、キャンプ場に持って行くのには少し大きくて重いので、躊躇する事もありましたが、結果的には満足が行くものでした。
せっかく買ったストーブが、全然暖かくならないとか、時間がかかってしまうなんて事になったら、キャンプ場では結構辛い思いをする事になりますよね。
暖房出力がかなり優秀なのでオーバースペック気味かも知れませんが、やはり直ぐに暖まることができるのは嬉しいです。
キャンプ中はどうしても気が緩んだり、テンションが上がってしまう事がありますが、そんな時こそ注意が必要です。
テント内での使用は自己責任ですが、甘くみずにしっかりと管理したと思います。
秋冬キャンプにトヨトミの石油ストーブKR-47A-Cも、なかなか良いですよ。
見た目もオシャレで使えます。
YouTubeの紹介動画に出てくるヒューナースドルフの灯油タンクのレビュー記事はこちら。
ストーブに迷っているならこちらの記事を参考に!
こちらの記事で、トヨトミの石油ストーブKR-47A-Cについて詳細に書いています。
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テントの中にストーブを入れるなら、一酸化炭素警報機を必ず用意しておきましょう。
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