僕の秋キャンプや、冬キャンプの暖房器具は、トヨトミの「KR-47A-C」というストーブです。
キャンプの時の暖房器具を打王したら良いのか悩んだ結果、石油ストーブにすることに決めました。
当初は、ガスストーブを使うつもりでしたが、熱量が低いことと、カセットガス1本で持続する時間が短いのがネックかなと思ったんです。
薪ストーブには、かなり憧れがありますが、僕にはちょっとハードルが高いような気がします。
基本ズボラな僕は、火の管理をこまめにすることができないと思うんです。
それに、僕が悩んでいた時は、まだ薪ストーブ自体の値段が高かったような気がします。
なので、管理が比較的簡単にできる石油ストーブを選びました。
しかし、石油ストーブにも色々な種類がありますよね。
レインボーストーブや、アルパカ、フジカなど、有名なストーブも検討しましたが、最終的にトヨトミの「KR-47A-C」にたどり着きました。
理由を聞かれたら困ってしましますが、基本的には見た目。
そして、暖房能力が高かったことが選んだ理由です。
ただ、大きさまで考えていなかったので、届いたときにはびっくりしました。
今も、灯油を入れた後に持ち運ぶのはかなり大変ですが、それなりに気に入って使っています。
そんな、トヨトミから「GEAR MISSION(ギアミッション)」というシリーズで、魅力的なストーブが販売されています。
それが、かなりおしゃれでカッコよく、男心をくすぐるデザインなんです。
僕がトヨトミのストーブを購入するときには無かったシリーズなので、ちょっとジェラシーもありますが、今回は「GEAR MISSION(ギアミッション)」シリーズのストーブを紹介します。
目次
トヨトミの「GEAR MISSION(ギアミッション)」シリーズ
コンセプト
出典:トヨトミ
トヨトミの「GEAR MISSION(ギアミッション)」シリーズのコンセプトは、キャンパーでなくても共感できるかも知れません。
だって、「いつまでも遊び心あふれるストーブを」と、大人なっても自由に冬を楽しみたい人の為のストーブなんです。
インドアだってアウトドアだって関係ありません。
朝や夜なんて時間も関係ありません。
ただ、そこにあるだけで楽しく過ごすことができちゃうアイテムなんです。
それでは、「GEAR MISSION(ギアミッション)」シリーズのラインナップを紹介していきますね。
RAINBOWTYPE(対流型)
出典:トヨトミ
トヨトミと言ったら、レインボーストーブを思い浮かべる方も多いと思います。
スノーピークのレインボーストーブも、トヨトミのOEM製品なので、トヨトミは知らなくても実は目にしている事も多いかも知れません。
「GEAR MISSION(ギアミッション)」シリーズにも、そんなレインボータイプのストーブがあります。
炎を灯すと、七色の光がガラスに映り込み、現実離れした幻想的な雰囲気に包み込んでくれます。
基本的には、ギアミッションシリーズのストーブは、オリーブカラーでちょっとゴツめなデザインになっています。
そこに、優しい七色の光が加わることによって、ボディーとのギャップが楽しめると思います。
基本的な性能は、スノーピークのレインボーストーブと変わりません。
出典:トヨトミ
暖房出力は、2.50kW〜1.25kWでコンクリートなら9畳、木造なら7畳に対応しています。
そして燃焼させると、明るさが白熱球40Wほどになります。
暗いキャンプの夜でも周囲を照らしてくれるのが、またいい感じですよね。
さらにギアミッションシリーズでは、ボディのネジが樹脂ネジになっているようです。
これにより、メンテナンス性が向上しているので、取り扱いやすくなっています。
しかも、スノーピークと比較すると値段がかなり安いんです。
レインボーストーブを欲しいとお考えなら、ギアミションのレインボータイプもおすすめです。
RAINBOWTYPE スペック
型式 | RR-GE25 |
サイズ | H480×W388×D388(㎜) |
重量 | 約6.2kg |
タンク容量 | 4.9L |
暖房出力 | 2.50kW〜1.25kW |
適応畳数 | コンクリート9畳 / 木造7畳 |
機能 | 電子点火、ニオイセーブ消火、対震自動消火装置、2重タンク構造 |
ROUNDTYPE(ラウンドタイプ)
出典:トヨトミ
僕が使用している「KR-47A-C」に似ているデザインのストーブも有りました。
「KR-47A-C」は、燃焼部分の周囲一面がガラスになっていますが、ギアミッションシリーズのROUNDTYPEでは、小さなガラス窓が付いています。
こっちの方が、どっちかと言うと堅牢で頑丈な気がするのは気のせいでしょうか?
そして、見た目の頑丈さと共に、暖房能力も高いのが魅力です。
ギアミッションシリーズのROUNDTYPE(ラウンドタイプ)の暖房出力は、6.66kWとなっています。
適応畳数は、木造で17畳、コンクリートで24畳に対応しています。
暖房能力に関しては、文句なく暖かくなると思います。
しかし、それだけの出力があるとネックになるのが、その重量です。
ギアミッションシリーズのROUNDTYPEの重量は、約11.0kg。
タンクには約6.3リットル入るので、満タンになっていたら、かなり重たくなってしまいます。
ちなみに、僕が使用している「KR-47A-C」は、暖房出力が4.7kW。
重量が約12kgなので、ちょっと負けちゃっている感じがします。
やっぱり重たくて持ち運びは大変ですが、すごく暖かいです。
それよりも大幅に暖房出力があるROUNDTYPE(ラウンドタイプ)は、真冬のキャンプでも問題なく過ごせちゃうんじゃないかと思います。
機能的にも、ストーブが転倒してもタンク内の灯油がすべてこぼれない「2 重タンク構造」などが付いているので、安全度も高い物になっています。
トヨトミ ROUNDTYPE スペック
型式 | KS-GE67 |
サイズ | H583xW482xD482 |
重量 | 約11.0kg |
タンク容量 | 6.3L |
暖房出力 | 6.66kW |
適応畳数 | コンクリート24畳 / 木造17畳 |
機能 | でるでる芯、ニオイセーブ消火、対震自動消火装置、2重タンク構造 |
僕が使っているKR-47A-Cは、こちらでレビューしてます。
RADIANTTYPE(反射型)
出典:トヨトミ
対流型のストーブとは違って、反射板を使って熱を前方に送るRADIANT TYPE(ラジエントタイプ)のストーブです。
見た目のワイルドさは、ラウンドタイプのストーブよりも劣るように見えますが、使い方によってはこちらのラジエントタイプの方が暖かいかもしれません。
暖房出力が2.25kW~1.91kWで、木造8畳/コンクリート6畳となっていますが、反射板を使って前方に熱を集中させることにより、対流型よりも暖かくすることが可能なようです。
前方に熱が集中するため、後ろ側はあまり熱くなりません。
その為、テント際に置いて使うことも可能です。(上も熱くなるので注意)
ボク個人としては、反射型のストーブを子供の時に使っていた記憶があるので、家庭的なイメージがあるんです。
なので、どうせだったら違うデザインが良いと思ってしまいます。
トヨトミ RADIANT TYPE(反射型)スペック
型式 | RS-GE23 |
サイズ | H446xW422xD330 |
重量 | 約6.6kg |
タンク容量 | 3.6L |
暖房出力 | 2.25kW~1.91kW |
適応畳数 | コンクリート6畳 / 木造8畳 |
機能 | 電子点火、ニオイセーブ消火、対震自動消火装置、消臭リング、こぼれま栓、楽 ロック |
トヨトミ 70周年記念モデル Moonlighter
出典:楽天
トヨトミのストーブからもう1つ紹介させてください。
トヨトミの70周年を記念して、Moonlighter(ムーンライター)というストーブも発売になっています。
ムーンライターというのは、絶版になっているモデルなのでしょうか、今回は復刻版として300台限定の数量限定発売となっています。
各個体には、シリアルナンバー付きのプレートが付くので、トヨトミのファンだけではなくコレクターの方などにもおすすめです。
その他、ガラスは70周年限定ガラスを使用し、ガードも24金メッキ仕様になっています。
高級感があって、キャンプなどのアウトドアで使うのはもったいないような気もしますが、数量限定というのに惹かれてしまいますよね。
トヨトミ Moonlighter(ムーンライター)スペック
型式 | ML-P250 |
サイズ | H474.5XW388XD388 |
重量 | 6.2kg |
タンク容量 | 4.9L |
暖房出力 | 2.50kW~1.25kW |
適応畳数 | コンクリート9畳 / 木造7畳 |
機能 | ニオイセーブ消火、対震自動消火装置、2重タンク構造 |
まとめ
秋キャンプ、冬キャンプのストーブ選びに、トヨトミのギアミッションシリーズをおすすめしたいと思います。
なんと言っても、デザインがカッコいい!
その上、安心の日本ブランドというのが良いですよね。
ラウンドタイプなら、暖房出力が半端ない(笑)
ちょっと持ち運びに苦労するかも知れませんが、これさえあれば寒い冬キャンプも快適に過ごせるはずです。
レインボータイプも、他のレインボーストーブよりも男らしい雰囲気が漂いますよね。
僕も後数年、購入を待っていたらギアミッションシリーズを買っていたかも知れません。
やっぱりキャンプには、性能も良くて見た目も良い物を持っていきたいですよね。
これから先の秋冬キャンプの暖房にお悩みなら、トヨトミのギアミッションシリーズもチェックしておきましょう!
テントの中にストーブを入れるなら、一酸化炭素中毒の対策を必ずしておきましょう。
ストーブにはストーブファンがあれば効率よく暖まります。
ギアミッションのようなオリーブカラーがネイバーフットとコラボで登場!
アイキャッチ画像 出典:トヨトミ