何だか急に寒くなり過ぎじゃないですか?
こんなに気温が下がったら、ストーブを引っ張り出す必要がありますよね。
ストーブがあれば、寒くなっても快適なキャンプが出来ますもんね。
確かに、テントやシェルターが大きかったり、ストーブの暖房出力が低かったりしたら、すぐには暖まりません。
しかもストーブがレインボーストーブのような対流式だと、ストーブを中心に熱が発せられるので、自分がいる所が暖かくなるのも時間がかかってしまいます。
暖かい風が当たれば、寒くなり過ぎた体も、すぐに温まっちゃいますよね。
でもその為に、他の機器を導入するのはちょっともったいない。
できれば今あるストーブで何とかしたいと思いますよね。
そこで、最近インスタなどSNSで見かけるようになったストーブファンをストーブの上に載せてみてはどうでしょうか?
ストーブファンは、ストーブの熱でファンが回り、暖かい風を届けてくれるアイテムです。
見た目はちょっとタケコプター的な感じがしますが、実用性はあるようです。
これからの秋冬キャンプに、ストーブファンを導入すれば、例年以上に暖かく過ごせるはず。
今回は、秋冬キャンプに最適!ストーブの上に置くストーブファンをいくつか紹介したいと思います。
秋冬キャンプにはストーブファン
ストーブファンの仕組み
出典:Amazon
ストーブファンは、石油ストーブや薪ストーブの上に載せて使うアイテムです。
ストーブが発する熱により内部の蓄熱モジュール発電し、モーターを動かしてファンを回すようになっています。
その為、電源も電池も必要としないんです。
という事は逆に、上部が熱くならないセラミックファンヒーターとかでは、使う事ができません。
出典:Amazon
反射式のストーブなら前面に熱を放射するので、すぐに自分自身の方に暖かい空気が届きますが、キャンプでよく使われるレインボーストーブやアルパカストーブなどは対流式のストーブで、ストーブの周りに熱が放射され暖まった空気が上昇することで対流を発生させ部屋全体が暖まる仕組みなので、自分がいる所まですぐに熱が届がないんです。
しかしストーブファンがある事で、ストーブ上部にある熱を、自分がいる方向へ送り出してくれるんです。
種類
出典:Amazon
ストーブファンについて、どのブランドが有名か、どれが人気があるのかよくわかりませんでした。
しかし、いくつかの機種を見ていくうちに、少しデザインに違いがあるのがわかりました。
まず、ブレード(フィン)の数が3つの物もあるし4つの物もあり、またそれ以上の物もあります。
1番多いのが4つのブレード(フィン)のタイプのストーブファンです。
ブレード(フィン)の数が多いと、空気を効率的に撹拌する事ができ、空気の循環が良くなり暖まるのも早くなるようです。
出典:Amazon
次に、ストーブとの設置面から熱が伝わるモーターまでの距離(スタンド)が短いのと長いのがあります。
このスタンドの長さがあると熱の伝わる時間が遅くなるので、結果的にブレードが回り出すまでの時間が遅くなります。
ストーブから距離が近いと、素早く回転し始めるようです。
それと共に、ストーブファンによって、稼働する温度が記載されている物もあります。
40℃から稼働し始めるストーブファンや50℃からするものなど、商品によって違いがあります。
ちなみに、殆どのストーブファンは、最適に使える温度も決まっています。
130℃〜240℃だったり。80〜250℃だったりと、それぞれの商品によって違いがあります。
また、使用できる温度も340℃以上は使用不可だったり400℃までだったりと差があります。
その為、温度計が付属している物を選ぶと使いやすいと思います。
温度計は、ストーブの上部に置いてストーブの温度を測る物なので、またに温度をチェックしながら使うのが良さそうです。
出典:Amazon
販売されているストーブファンは、大体が同じように上部に向かって放射線状にプレートがあるデザインをしてますが、中にはそのブレードの後ろのプレートが筒状の物に覆われていたり、プレート自体が葉っぱのような形をしている物もあります。
さらにブレードや本体はブラックが多いのですが、中にはブレードの色がオレンジやシルバーの物、本体もブレードもシルバーの物など、探すと結構種類が豊富でした。
僕も気になるおすすめストーブファン
実際に僕もストーブファンを購入してみようと思いました。
上記にも書いたように、探し初めはどれも同じようなデザインに見えていました。
しかし、レビュー数の多さ価格などを見比べて、いくつかに絞ってみました。
Signstek ストーブファン【令和最新版】
出典:Amazon
Amazonで検索してみると【令和最新版】と書かれたSignstekのストーブファンが、レビュー数が341件もあり売れていそうでした。
ちょっと気になるのは、AmazonではAmazon's Choiceにもなっている商品ですが、楽天市場ではレビューは1件もなかった事です。
しかし、レビューは高評価が多く、写真付きの物もあったので、そこそこ良さそうです。
このSignstekのストーブファンは、スタンドの高さやブレードの設計を改良したタイプで、以前より稼働する時間が早くなり耐久性も上がっているようです。
ブレード(フィン)は4つあり、稼働し始める温度は50℃です。
温度計が付属していて、それをみると最適温度は130〜240℃辺りになっています。
最高温度は350℃までとなっていて、それ以上温度が上がるようなら少し場所をズラしたり、ストーブの温度を下げたりと調整した方が良さそうです。
出典:Amazon
僕的には、Amazonでレビュー件数が多いこのSignstekのストーブファンを買ってみようかなと思いました。
ストーブの上に載せている写真がいくつもあると、ちょっと信頼性が高くなるような気がしませんか?
Signstek ストーブファン スペック
サイズ | 幅14×奥行7.5×高さ21.5cm |
材質 | アルミニウム製 |
稼働温度 | 50℃ |
最高温度 | 350℃ |
回転速度 | 950/min |
Signstekのストーブファンをレビューしました。
Sazuik ストーブファン
出典:Amazon
Sazuikのストーブファンは、上記のSignstekのストーブファンに比べると、レビュー件数が2件とかなり少ないのですが、ブレードの裏側のデザインが丸い筒状になっていて良いと思いました。
他の大多数のストーブファンは、ブレードの後ろは放射状にプレートがあるデザインですが、Sazuikのはそのプレートを覆うように丸くなっているんです。
それが見た目が安全そうに見えませんか?
そう見えただけで、実際は熱を持っているので触るとヤケドしちゃうと思います。
ちょっとだけ他とデザインが違うのが魅力です。
Sazuikのストーブファンはブレードの数が4つで、40°で稼働を開始するので比較的早めにブレードが回り始めるようです。
推奨稼働温度は約80〜250℃、最高稼働温度は約340℃となっています。
ただ、それを確認できる温度計が付属していなそうなので、そこがちょっと難点です。
Sazuik ストーブファン スペック
サイズ | 13×13×10cm |
重量 | 596g |
材質 | アルミニウム合金 |
稼働温度 | 約40℃ |
推奨稼働温度 | 約80-250℃ |
最高稼働温度 | 約340℃ |
風速 | 約220~270m²/h |
Mefine ストーブファン【2020最新版】
出典:Amazon
Mefineのストーブファンは、見た目のデザインは初めに紹介したSignstekのストーブファンに似ています。
しかしよく見てみると、スタンドが少し高いようにです。
その為か、稼働開始温度は約80℃と、上記の2つよりも温度が高いので、スタートも少し時間がかかると思います。
このMefineのストーブファンには、加熱保護機能が付いているんです。
出典:Amazon
本体の底面に一定の温度になると曲がる金属が固定されていて、それが最大許容温度に近づくと反って本体を持ち上げて、ストーブとの接触を少なくして加熱から守るようになっているんです。
温度計は付属していないようですが、これがあれば多少なり安全に使えそうですよね。
ちなみに最大許容温度は、他の商品と殆ど同じで約350℃になっています。
Mefine ストーブファン スペック
重量 | 630g |
材質 | アルミ合金 |
稼働開始温度 | 80℃ |
最大可動温度 | 350℃ |
joyMerit ストーブファン
出典:Amazon
ストーブファンの色はブラックが多いのですが、joyMeritのストーブファンは、ブレードの色がゴールド・シルバー・ブロンズ・ブルー・ブラックの5色から選べ他と差別化できるのが良いんです。
そして、ブレードの後ろは放射状のプレートのデザインが多いのですが、joyMeritは星型になっていて、とても可愛らしいんです。
ちょっぴりクリスマスっぽい雰囲気がしますが、ストーブファンを使う時期は寒いので、そんなに間違ってはいない気もします。
ブレードは4枚で、80℃から稼働し始めます。
出典:Amazon
最高稼働温度は、他の商品が350℃ぐらいが多い中、joyMeritのストーブファンは約400℃になっているので、少し目を離しても安心して使えそうです。
Amazonでレビューがまだないので不安もありますが、可愛い感じがして良さそうです。
joyMerit ストーブファン スペック
サイズ | 長さ15×幅9×高さ18cm |
素材 | アルミ合金 |
稼働開始温度 | 80℃ |
最大可動温度 | 400℃ |
CUSCO ストーブファン
出典:Amazon
全体的にブラック系が多いストーブファンですが、CUSCOのストーブファンは写真を見るとホワイトのブレードとシルバーの本体をしています。
これが、何故か凄くおしゃれに見えてしまうのは、僕だけでしょうか?
ブレードは4枚で、50℃から稼働を開始します。
出典:Amazon
最大稼働温度は約360℃ですが、本体底面にバイメタル絶縁装置が付いていて、約300℃になると反って本体を傾けて接地面を減らしてくれます。
石油ストーブのカラーに合わせて、ブラックではなく薄い色を合わせたい時には、CUSCOのストーブファンがおすすめです。
ただこれもレビューがないのが難点です。
CUSCO ストーブファン スペック
素材 | アルミニウム合金 |
動作温度範囲 | 50〜360℃ |
風速 | 約2.1m/s |
ノイズ | 15-18dB |
2023.02.24 販売が終了しているようです。
まとめ
秋キャンプや冬キャンプでストーブを使う時、足元だけが寒い時ってありますよね。
キャンプでよく使われるレインボーストーブなどは対流式なので、自分がいる場所まですぐに熱が届かない時があります。
そんな時に、ストーブファンを使えば、ストーブの熱をほんのりと送り出してくれます。
熱で動くストーブファンは、電池や電源を使用しない為、経済的にも優しいんです。
ただどの商品も、効果があるというレビューと、そうでもないというレビューが存在しています。
実際に使ってみなきゃ、効果は未知数!
という事で、今度買ってみてレビュー出来ればなと思います。
でも、ストーブファンがあれば、すぐに暖まるかも知れないと思うと、凄く欲しくなってきませんか?
アイキャッチ画像 出典:Amazon
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