ブラックカラーのテントって、何だかクールでカッコ良いと思いませんか?
とは言っても、黒色のテントの多くは、どれもポリエステル素材なので、焚き火をする時にちょっと心配。
そんなんです。キャンプでは焚き火をする事が多く、キャンパーさんにとっては最早焚き火は、息をするかの如く自然で当たり前のように行うイベントの1つ。
薪が爆ぜて火の粉舞い、それがテントに付いてしまったら、ポリエステル製のテントではすぐに穴が空いてしまいます。
穴が空かない事はないのですが、穴が空きにくい素材のポリコットン(T/C素材)を、多くのブロガーさんやメディアでおすすめしています。
ポリコットン素材は、コットンとポリエステルの混紡素材で、その2つの素材の良いところ取りをしたもの。
ポリコットン、T/C、テクニカルコットンなど、様々な言い方はありますが、とにかくメリットが多い素材なんです。
しかし今まで、T/C素材やポリコットンと呼ばれる素材を使ったテントに、黒色はほとんどなかったと思います。
T/C素材やポリコットンのテントを選ぶとなると、ベージュやタンカラーのような色がほとんどでした。
しかしBlackishGear(ブラキッシュギア)から、ブラックカラーなのにT/C素材のツーポールシェルターが発売になるんです。
今回は、BlackishGear(ブラキッシュギア)が販売するブラックカラーのT/C素材のテント、BLACK SHELTER TWIN(ブラックシェルターツイン)を紹介します。
目次
黒色のポリコットンのツーポールシェルターがBlackishGear(ブラキッシュギア)から登場
BlackishGear(ブラキッシュギア)とは
出典:BlackishGear
BlackishGear(ブラキッシュギア)は、黒っぽいキャンプギアを販売するアウトドアブランドです。
ブランドのコンセプトは、『どんな色にも染まらない「黒」になる』
やっぱり、黒色のキャンプギアってクールでカッコ良い!
黒がそこにあるだけで、グッとサイト全体が締まるような感じがします。
確かに、それを否定する人もいるかも知れません。
でも、黒いキャンプギアが好きと言う人は、この世の中でかなり多くいると思うんです。
他人に何を言われようとも、それを突き通し他の色に染まらない、そんなブランドがBlackishGear(ブラキッシュギア)なんです。
BlackishGear(ブラキッシュギア)では、余分な物を作らず、必要な人にだけキャンプギアを届けようと、予約販売の形式を取っています。
なので、ショップなどで実物を見る事は難しいかも知れません。
BlackishGear(ブラキッシュギア)のサイトを見て、納得していただける方にだけ、こだわりのギアが届くんです。
在庫を抱えないというのは、地球環境にも優しいという事。
大量生産、大量消費の世の中で、しっかりとした考えを持ったブランドのようです。
でもその分、注文してから手元に商品が届くまで時間がかかってしまうかも知れません。
ブランドコンセプトや考え、またはただ単にブラックカラーのキャンプギアが欲しいという方でも、こだわりのある物が届くまで我慢しましょう!
その後に、きっと満足ができるキャンプが待っているはずです。
BLACK SHELTER TWIN(ブラックシェルターツイン)
出典:BlackishGear
ブラックシェルターツインは、2本のポールで設営するツーポールシェルターです。
以前僕が使っていたヘリノックスのTac.フィールド6.0もそうなんですが、シェルターと言えば、ツーポールシェルター。
ツーポールシェルターなら、設営も比較的簡単だし、室内空間も広く使えるというメリットがあるテントです。
しかしブラックシェルターツインは、その他に大きなメリットになる前幕が付いているんです。
これが他のテントとの大きな違い。
ただ単に黒色のT/C素材のテントというだけではなく、使い心地や使い勝手に影響を与える機能も持ち合わせているんです。
前幕
出典:BlackishGear
普通、テントのドアパネルは、生地1枚分。ファスナーを使ってフルクローズの状態から、ドアにしたり跳ね上げたりして使えるようになりますよね。
ブラックシェルターツインでは、その部分が延長されていて、言うなら生地2枚分がある感じ。
通常跳ね上げると、ドア1枚分の大きさのタープスペースが出来るのですが、BLACK SHELTER TWIN(ブラックシェルターツイン)の場合は、そのタープスペースも倍の広さで作れるようになります。
出典:BlackishGear
また全部を跳ね上げなくても、先端部分をペグダウンしておけば、シェルター内を見えなくする目隠しのようにして使う事もできます。
まるで大きなサイズのパップテントのよう。
ソロキャンプで人気が高い、無骨なパップテント風のデザインっぽい感じが、凄くカッコ良く見えます。
出典:BlackishGear
また前幕だけのアレンジだけではなく、サイドを開放したりすることもできます。
これなら、暑い季節でも風通しが抜群になり、快適に過ごすことが出来そうです。
T/C素材
出典:BlackishGear
BLACK SHELTER TWIN(ブラックシェルターツイン)は、先述した通りT/C素材を使用したテントです。
T/C素材は、通気性や断熱性、透湿性や難燃性に優れた素材です。
火の粉が付いてもすぐに穴が開く事がなかったり、生地が水分を吸収するので結露が出来にくいなどのメリットがあります。
コットンとポリエステルとの混紡素材なので、コットン100%よりは軽量ですが、ポリエステル製より重たいという特徴もありますが、基本的には両方の素材の良いところ取りをしたような素材なんです。
個人的には、ブラックカラーのT/C素材のテントって非常に珍しいと思います。
商品ページにも、この開発にとても苦労したと書かれているので、他社でもなかなか生産出来ない物なのかなと思います。
しかもブラックシェルターツインでは、収納袋もT/C素材を採用したというこだわり。
両方ともT/C素材を使っているのも、やっぱり珍しいと思いと思います。
出典:BlackishGear
ブランドロゴはそんなT/C素材の本体に、同色のプリントを施していて、それもただただカッコ良く見えます。
同色のロゴは、角度によっては銀色にも見えるようです。
出典:BlackishGear
BLACK SHELTER TWIN(ブラックシェルターツイン)の幕本体はT/C素材ですが、表面は撥水加工が施されています。
ちょっとの雨なら弾いてくれるので、染み込むことはないと思います。
しかし、これはちょっとの雨ということ。
雨に濡れたら、撥水加工されているとは言え、素材に雨が染み込んでしまいます。
雨が染み込むと、しっかりと乾燥させて収納しておかないと、カビが発生してしまうのがコットン素材を使った素材のデメリット。
その為、BlackishGear(ブラキッシュギア)では、雨の中での積極的な使用はおすすめしていません。
スカートや煙突穴も
出典:BlackishGear
秋キャンプや冬キャンプを楽しむキャンパーさんが増えている昨今ですが、やっぱり防寒対策としてテントにはスカートが欲しいところですよね。
スカートがないと、冷たい風が吹き込んできてしまうので、せっかくストーブで温めた室内も、風が吹き込んで来たら一気に寒くなってしまいます。
ちょっと風が強くなれば、暖房器具を使っていても、外と体感温度が変わらないなんて事もあり得ちゃうんです。
そんな時、スカートがあれば、風の侵入を防げます。
今回使用させて頂いている写真には、スカートが付いていませんが、手元に届く商品にはスカートが付属するので大丈夫!
出典:BlackishGear
さらには、煙突穴が標準装備されているので、薪ストーブも使う事ができるんです。
冬キャンプで薪ストーブをテントにインストールするとなると、テントを切ったりする事もありハードルが高くなっちゃいますよね。
しかしブラックシェルターツインには、はじめから煙突穴があるので安心です。
ただ、シェルター内で薪ストーブを使用する場合には、火事や一酸化炭素中毒には気をつける必要があるので、あくまで自己責任で。
出典:BlackishGear
写真を見る限り、煙突穴は背面の左側。
多分外側には黒いカバーのようなものがあり、煙突穴には気付き難いような感じになっていると思います。
内側からは、穴の位置がしっかりと判別できますよね。
エンドキャップ
出典:BlackishGear
2本のポールで立ち上げるシェルターの、ブラックシェルターツイン。
ポールはテント内に立てるのですが、その先端はテントを通って外側に出るようになります。
ポールの先端は細くなっていて、本当ならそこから雨などがテント内に伝ってきてしまうのですが、エンドキャップをポールの先端に取り付ける事により、雨の侵入を防ぎます。
このエンドキャップは、当初赤色となっていました。
これが仕様変更になり、エンドキャップも黒色になったようです。
そして幕体を留める留め具の色も、黒色に変更されています。
これでブラックシェルターツインの大部分が、黒色に統一されたと思います。
エンドキャップが赤色だったら、なんだかシックリ来なかったと思うので、この仕様変更は黒好きに取って朗報ですよね。
黒色にこだわるブランドの、こだわりの黒色のテントが、より黒色に染まっていくのは良い感じですよね。
サイズ
出典:BlackishGear
ブラックシェルターツインのサイズは、幅555×奥行き335×高さ240cmで、4〜6人用とされています。
似たようなサイズ感のツーポールシェルターを探してみたのですがちょっと見つける事が出来ませんでしたが、今販売されているか不明ですがヘリノックスのTac.フィールド4.0と6.0の間のサイズといった感じ。
写真を見る限り、4人ファミリーでちょうど良い感じで使えそうな感じだと思います。
注文とお届け予定
出典:BlackishGear
BlackishGear(ブラキッシュギア)では、予約販売の形式を取っています。
もちろんブラックシェルターツインでも同様で、まずは商品ページこら予約購入する事になります。
2022年5月1日現在で購入すると、手元に商品が届くのは9〜10月頃。
5月の初旬に生産が開始されて、そこから70〜80日で生産が完了するようです。
さらにそこから輸送で15〜30日かかり、検品などを要してから、やっと届くという予定になります。
到着までの予定が大まかに分かっているので、あまり不安を感じる事は無さそうです。
今年の秋キャンプには、カッコ良い黒色のテントでキャンプが出来ると考えるとワクワクしちゃいますよね。
BLACK SHELTER TWIN(ブラックシェルターツイン)スペック
- 設営時サイズ:幅555cm×奥行き335cm×高さ240cm
- 収納時サイズ:幅70cm×奥行き27cm×高さ25cm
- 重量:16.8kg
- 幕体素材:T/C(ポリエステル65%/コットン35%) 表面撥水加工
- 内容品:幕体×1・メインポール×2・サブポール×2・ペグ×25・ガイロープ×13・エンドキャップ×2・幕体留め具×1・各種収納袋
まとめ
BlackishGear(ブラキッシュギア)が販売するBLACK SHELTER TWIN(ブラックシェルターツイン)は、ブラックカラーなのにT/C素材というのが1番の魅力。
ただそれだけではなく、前幕でアレンジが豊富に出来たり、寒い秋冬キャンプにも対応した機能がメリットになります。
もちろんT/C素材なので、寒い季節だけではなく、オールシーズン快適に使えます。
遮光性が高く暑い日差しを遮ってくれるし、通気性の良いのも助かります。
それらを含め、黒色のT/C素材の魅力がたっぷり詰まったツーポールシェルターだと思います。
T/C素材を使ったこだわりのブラックカラーのテントを手に入れてみませんか?
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