キャンプの顔とも呼べるテントには、流行り廃りがあります。
一昔前は、コールマン。タフワイドドームを始めとしたドーム型のテントが流行っていました。
その後スノーピークが台頭してきて、大型のツールームテントが流行りました。
その後には、今でも人気が高いDODのカマボコテントシリーズ。
そしてサバティカルやゼインアーツなど、ブランドごと全てが人気が高く、ラインナップされているテントは全て売り切れてしまうなんて事象も起きています。
コールマンのタフワイドドームのようなドームテントではなく、もう少し丸っこいというか半円形や半球型のドームテントが流行りの兆しがあるようなんです。
大型で半球型なので、超ドームテントと言って良いのか分かりませんが、存在感抜群で最近ではインスタなどでも見かけるようになってきているんです。
そんなドームテントの流行を察知したのか、ロゴスのテントにもドームテントがラインナップされています。
それは、どんぐりPANELドームという名前のテント。
ちょっと名前が可愛らしいのですが、これもれっきとした大型のドームテント。
今回は、流行りの兆しがあるドームテントの中で、ロゴスのテント「どんぐりPANELドーム」の魅力とメリットを紹介したいと思います。
目次
ロゴスのドームテント「どんぐりPANELドーム」が流行る?
最近のドームテント
最近流行っていると言われるドームテントは、主に韓国ブランドのテントが多い思います。
中国のブランドも中にはあるかも知れませんが、どれもカッコいいんです。
出典:LOG
日本でもネルデザインワークスがドームテントの販売をしていたり、おしゃれキャンプの最先端を担っている方々の間でドームテントが流行り始めているんです。
出典:楽天
流行に乗り切れていない僕は、ドームテントと言えば、以前からあるノースフェイスのジオドームのイメージ。
以前は奇抜なデザインだと感じていましたが、流行り出しているドームテントには、これも含んで良いのかなと思います。
またグランピング施設にも半球型のドームテントが設置されている所もありますよね。
それらのドームテント、全て値段が高いのが個人的にはネック。
「ドームテントが流行っているの?じゃあ買っちゃおう!」とは、簡単にはならない値段なんです。
韓国や中国ブランドのドームテントは、20万円以上なんてザラ。
ネルデザインワークスのドームテントも、28〜30万円ぐらいとなっています。
出典:楽天
そんな中、ロゴスのテント「どんぐりPANELドーム」は、まだ比較的安い感じ。
値段に魅力がかなりあるテントなんですが、他にも魅力やメリットが詰まっているので紹介したいと思います。
ロゴス「どんぐりPANELドーム」は2サイズ
出典:楽天(どんぐり PANELドーム 240-BC)
ロゴスのドームテントの「どんぐりPANELドーム」には、サイズが2種類あります。
まず小さい方のサイズは、約幅242×全長242×高さ180cmで対応人数は5人となっています。
ちなみに対応人数は、フロアに大人5人が寝る事が出来る広さという事。
サイズ図を見ると、4人が横並びで寝ていて、足元に1人が横になっているので、実際にこれではキツいはず。
なので対応人数は5人となっていますが、4人として考えておくのが良いと思います。
出典:楽天(どんぐり PANELドーム 290-BC)
もう1つの大きいサイズの方は、約幅290×全長290×高さ220cmで、対応人数は7人です。
これも5人が横並びで寝ているところに頭と足元にそれぞれ1人づつが横向きに寝ている図になっています。
やっぱりこれではキツい。
なので大きいサイズの「どんぐりPANELドーム290-BC」では、5人で使うのが良さそうに思いました。
この2つのサイズでは、直径で約50cm高さで約30cm程の違いがあります。
もちろんサイズにより値段にも違いがあり、小さい方の「どんぐりPANELドーム240-BC」は税込で128,000円、大きいサイズの「どんぐりPANELドーム290-BC」では税込で158,000円となっています。
他社のドームテントと比較して安いと言いましたが、それでもちょっと高めの値段設定。
ドームテントは何か構造的に値段が高くなってしまうのでしょうか?
とは言え、韓国ブランドのいくつかのドームテントよりはロゴスのテントの方が安い値段になっているようです。
どんぐり PANELドーム 240-BC
- サイズ:(約)幅242×全長242×高さ180cm
- 対応人数:5人
- 収納サイズ:(約)長さ75×幅23×奥行23cm
- 総重量:(約)12.6 kg
どんぐり PANELドーム 290-BC
- サイズ:(約)幅290×全長290×高さ220cm
- 対応人数:7人
- 収納サイズ:(約)長さ94×幅27×高さ23cm
- 総重量:(約)15.4 kg
意外に組み立ては簡単
出典:楽天
ロゴスの「どんぐりPANELドーム」は、12個のパネルで構成されている8角形の大型のドームテントです。
それを聞くだけで、何となく設営が大変そうに聞こえてしまいますよね。
しかし、ロゴスの「どんぐりPANELドーム」は、組み立てがたったの3分でできちゃうようなんです。
ワンタッチテントとまではいきませんが、フレームと生地が一体になっているので、それを段階を踏んで開いて行く感じ。
収納された状態から本体を広げ、頂点にある赤い紐も引っ張って、トップカバーを掛けつつ本体を立ち上げます。
出典:楽天
その後、側面の紐を(全7ヶ所)引っ張ってフレームを張ればほぼ完成。
後は地面にペグダウンしていくだけ。
これだけで約3分ほどで組み立てが出来ちゃうと言うから、かなり簡単そうだし楽な感じがします。
他のドームテントの組み立て方を見たのですが、それだとフレームを組み立てスリープに通して行くといった一般的な感じ。
ドームテントだとポールが5本も6本も使うことになるので、一から組み立てるのは大変そうです。
ロゴスのドームテントなら、かなり簡単に組み立て出来るのがメリットの1つだと思います。
10個の窓とスコープウインドウ
出典:楽天
ロゴスの「どんぐりPANELドーム」には、全方位に窓が10個配置されています。
グランピング施設にあるスケルトンのドームテントとは違い、大部分は生地で覆われているんですが、窓もしっかりと配置されています。
テント内の写真がありますが、めちゃくちゃ明るいという感じでは無さそうですが、日の光を取り込むことはできていそうです。
またベンレーションも配置されているので、通気性や換気性も良さそうに見えます。
出典:楽天
さらに天井部には夜空を見る為の望遠鏡を出せるスコープウインドウがあるんです。
テント内にいながら望遠鏡を使えるのは、気温が下がる秋冬キャンプなら嬉しいことですよね。
秋こら冬にかけて空気が澄んで星空がよく見えるようになりますが、その時屋外で長時間いるのはなかなか厳しいですもんね。
暖かい室内から綺麗な星を眺める事ができるのは、凄い贅沢なことかも知れません。
マッドスカートが内外に装備
出典:楽天
テントにスカートがあると、寒い季節のキャンプで、外の冷気が吹き込まなくなるし、夏の虫の侵入も防げます。
しかし秋冬キャンプで、少し風が強い時って、スカートがあってもその下から風と共に冷気が吹き込んできてしまいます。
もちろんそんな時には、スカートをペグダウンして、なるべく風で捲れないようにしておくのですが、それでも限界があるんです。
強い風の影響でスカートの下に隙間が出来てしまうことは仕方ありません。
そんな風に諦める必要は、このロゴスの「どんぐりPANELドーム」にはないのかも知れません。
ロゴスの「どんぐりPANELドーム」にはスカートが付いているのですが、それは外側はもちろんの事、内側にも付いているんです。
これにより、外側だけに配置されているテントよりも、風の吹き込みなどは減りそうですよね。
出典:楽天
しかも、テントの内側にグランドシート(別売り)を敷けばこのマッドスカートと重なるので、より風や冷気の侵入を防ぐ事が出来るんです。
専用のグランドシートは別売りになってしまうのですが、これは是非揃えておきたいアイテムです。
マッドスカートを有効に活用することで、より快適な室内になると思います。
ドーム型で天井が広く快適
出典:楽天
ドームテント以外のテントって、いくら天井が高くても、その他が低いのでどうしても開放感がなく窮屈に感じてしまう事がありますよね。
例えばワンポールテントなら、高さが220cmあってもそれはセンターポールがあるところだけ。
その他は壁になる部分が徐々に低くなっているので、とても開放感があるとは言えません。
しかしロゴスの「どんぐりPANELドーム」はドーム型。
半球型のドームなので、天井は広々。壁の部分も上部は高さがあり、室内は開放感があるんです。
これがこのドームテントのメリット。
10個の窓も含めて、室内は思いの外過ごしやすそうです。
なぜどんぐり?
出典:楽天
そもそもなぜ名前に「どんぐり」と可愛らしい名称が入っているんでしょう?
ロゴスのドームテント「どんぐりPANELドーム」は、本体にトップカバーを掛けて使うテントです。
トップカバーはフライシートようでもあるのですが、天井部分にだけかかるシートです。
他社では、シールドルーフと呼ばれるものと同じ様な感じかも知れません。
このトップカバーと本体の色の違いが、まるで「どんぐり」っぽい感じなので、名前になっているのだと思います。
「どんぐりPANELドーム」本体の色は、焦げ茶色といった深く濃い茶色。
落ち着きのある、シックな色と言った感じ。
トップカバーは、明るい茶色。流行りのタンカラーとかではなく、はっきりブラウンと分かる色をしています。
このトップカバーと本体の色の違いが、確かにどんぐりっぽく見えます。
個人的には、言われて初めてどんぐりっぽいと気がつくようなデザインとカラーリングだと思います。
そのまんま「どんぐり」とは、感じる人は少ないのではないでしょうか?
なので、ネーミングも「どんぐり」としなかった方が良かったんじゃないかなと、一個人が勝手に思ってしまいました。
耐水圧と難燃加工
出典:楽天
ロゴスの「どんぐりPANELドーム」の耐水圧は2,000mmと、一般的に有れば良いとされている1,500mmを上回っています。
1,500mmもあれば強い雨でも大丈夫という目安になっているので、それが2,000mmもあるのなら安心して使えそうですよね。
しかも撥水や防水加工もされているので、雨に対してはだいぶ安心感が高と思います。
さらに難燃加工がされているので、すぐには燃えないようになっています。
決して燃えないという事ではありませんが、何も加工されてない生地を使うよりは安心感がかなり違ってくるはずです。
ロゴス公式紹介動画
まとめ
ロゴスのドームテント「どんぐりPANELドーム」は、フレームと生地が一体になっているので、設営が3分で済んでしまう簡単な組み立てがメリット。
その上、ドーム型の形状から、天井部分が広く開放的。しかも10ヶ所の窓がそれをより感じるように手助けしていると思います。
ロゴスの「どんぐりPANELドーム」にはサイズが2種類あり、大きい方が一辺が約290cmほど。
コールマンのタフドーム300と同じくらいなので、小さいサイズより快適に使えそうな気がします。
また流行りも大型ドームテントという事から、サイズが大きい方が良いのかも知れません。
人気が高まりつつあるドームテントですが、ロゴスのドームテントへ比較的安く良心的。
韓国などの海外のテントや、国内のガレージブランドのドームテントもおしゃれで魅力が詰まっているのですが、購入するのには値段が高過ぎでハードルが高いように感じます。
そこでロゴスのドームテント「どんぐりPANELドーム」なんです。
人気が高まりつつあるドームテントの入り口として、ロゴスの「どんぐりPANELドーム」がおすすめです。
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