ゼインアーツのテントが欲しいと思っても、なかなか手に入らないこの現状。
メチャクチャ人気あり過ぎるって事もあるし、やっと見つけた抽選販売は既に終了していたりと、運にも見放されて早数年。
今や人気のテントを手に入れる為には、事前調査が必要。
どのショップで取り扱うのか、いつ頃抽選販売があるの、実店舗でも売るのか・・・。
僕はゼクーMやオキトマ2が欲しくて、色々調べたつもりでしたが、結局どれもタイミングが遅くて抽選すら出来ませんでした。
何だかんだで、ゼインアーツのテントは未だに手に入れる事は出来ずじまい。
そんな時に、また新たなテントの情報が出てきているんです。
今度のゼインアーツのテントはLOLO(ロロ)。
ツールームシェルターなんですが、ワンポールとフレームワークを組み合わせているという、ちょっと変わったデザイン。
こんなのを見たら、また欲しくなってしまいそうですよね。
今回は、ゼインアーツの新作テントのロロの魅力とデメリットや気になる点を紹介したいと思います。
目次
ゼインアーツのLOLO(ロロ)の魅力と特徴
フレームワークとワンポールの組み合わせが特徴
出典:ゼインアーツ
ゼインアーツのLOLO(ロロ)は、ワンポールとフレームワークを組み合わせた新しいスタイルのツールームシェルター。
LOLO(ロロ)の特徴的なデザインは、ちょっとヤドカリっぽく見えませんか?
ワンポールなのにツールームシェルターという点と、見た目のデザインはサバティカルのモーニンググローリーTCにも似ているような気がします。
出典:サバティカル
モーニンググローリーTCは、どちらかと言えば角張っている感じ、LOLO(ロロ)はワンポールの先端は尖っていますが、その前のリビングがドーム状になっているので、角張っているのに丸っぽい所も合わせ持っている不思議なデザインをしています。
設営の仕方は、テントの四隅をペグダウンした後、センターポールを立てて、その後に前室部分のフレームをセットする流れのようです。
力を必要とせずに、誰でも簡単に設営出来ると記載されていますが、ワンポールテントよりは手こずるハズ。
パッと見、4本のフレームがあるので、凄く簡単で早く設営出来る感じでは無さそうです。
まだモーニンググローリーTCの方が、センターポールの後に、短いポールを3本立てるだけなので、設営は簡単そうです。
LOLO(ロロ)のサイズ
出典:ゼインアーツ
LOLO(ロロ)の見た目だけだと、モーニンググローリーTCよりもリビングスペースが広そうなので、全体のサイズも大きそうな気がします。
詳細を見てみると、LOLO(ロロ)のサイズは530×395×285(h)cm。
出典:ゼインアーツ
この幅530cmというのは、底面でのサイズなので、1番広い場所ではさらに大きくなります。
ただ、そのサイズの記載を見つけられなかったので、今回は底面のサイズで書かせていただきました。
ワンポールテントだと底面が1番広いので、壁際の下に向かって行くほどデッドスペースが出来てしまいます。
LOLO(ロロ)では、一番広い部分が底ではなく上の方に位置している事で、デッドスペースを減らすように考えられていると思います。
例えば、コールマンのタフスクリーン2ルームハウスMDXだと、サイズが560×340×215(h)cmなので、高さは少し差がありますが、他のサイズは近い感じです。
ゼインアーツのLOLO(ロロ)は、4人でゆったりと出来るサイズ。
インナーテントの大きさによっても、ちょうどいい人数には違いがあると思いますが、コールマンのタフスクリーン2ルームハウスMDXでも4〜5人用となっています。
ちなみに、先程デザインが似てると書いたモーニンググローリーTCのサイズは470×440×270(h)cmで、インナーテントを吊るした時には2人でちょうど良いサイズになっています。
ゼインアーツのLOLO(ロロ)は4人、モーニンググローリーTCは2人なので、使用するシチュエーションが違いますよね。
インナーテント
出典:ゼインアーツ
LOLO(ロロ)には、インナーテントが付属していて、そこに4人でゆったりと寝る事が出来るようです。
インナーテントの幅は395cmなので、1人当たり約98.7cm。
荷物を隅に置くとしたら、もう少し狭くなると思うし、インナーテントの形状も正方形では無いので、実際はもう少し狭くなると思います。
出典:ゼインアーツ
シェラフを並べている写真をみると、両端の足元が少し狭くなっています。
背の低い方や、子供を外側にして寝るなら問題ないかも知れませんが、子供は真ん中に挟んで寝たいですよね。
さらに写真にある端っこのスペースも、荷物を置くと思うので、凄くゆったり出来るのかは少し気になるところです。
着替えなどの荷物をインナーテント内に置くのか、そうではないのかは人それぞれなので、僕の考えが違っている可能性もあります。
とは言え、インナーテントが付属しているのは、良いですよね。
僕の使っているサバティカルのスカイパイロットTCは、後からインナーテントが販売されて、それも人気でなかなか手に入らないという状況になっています。
インナーテントが転売されていたりするのは、困った状況になっていると思います。
開放的なメッシュパネルが魅力
出典:ゼインアーツ
ゼインアーツのLOLO(ロロ)の写真を見た時、リビングスペースが丸見えで、通気性が抜群だろうなという印象を受けました。
LOLO(ロロ)の前面はもちろん、リビングスペースの両サイドのパネルが、広範囲に渡ってメッシュパネルになるので、かなり開放感があり、また通気性も良さそうです。
出典:ゼインアーツ
さらにリビングスペースだけではなく、インナーテントの両サイドのパネルも開ける事ができ、インナーテントから出入りもできるんです。
思っている以上に、色々なパネルを開けたり、メッシュにする事が出来るのも、LOLO(ロロ)の特徴の1つになっています。
暑い夏キャンプも、これなら安心ですよね。
出典:ゼインアーツ
もちろんメッシュパネルは、フルクローズする事も出来るので、寒い季節にも対応する事ができます。
しかもよく見てみると、スカートも付いているようです。
シェルターの下からの冷気の侵入も、防ぐ事が出来るのが嬉しいですよね。
フロントバイザーとフロントパネル
出典:ゼインアーツ
前面の入口には、バイザーが配置されています。
出典:楽天
コールマンのトンネル2ルームテントなどにも、このようなひさしの部分がありました。
もちろん「ひさし」と呼んでいましたが、バイザーと言った方がカッコ良いですよね。
このバイザーは、雨の入り込みを防ぐ役割をするようですが、個人的にはどの位の効果があるのか疑問でもあります。
強い雨だと、テント内への入り込みは防ぐ事ができそうにないですよね。
強い雨だと、テントのドアパネルを閉じて、雨の侵入を防ぐと思います。
それならバイザーは、弱い雨や急な雨の時に役立つのかも知れません。
でも暑い夏キャンプだと、フルクローズだと熱がこもってしまって暑そうですよね。
出典:ゼインアーツ
そんな時には、フルクローズにしないで、前面の入口のドアを跳ね上げて、タープスペースを作るのが良さそうです。
これなら、強目の雨でも吹き込むのを防ぐ事が出来ると思うし、通気性も確保する事が出来ますよね。
ただ、フロントパネルを跳ね上げる時に使う、ポールとロープは別売りになっています。
雨の事を考えると、テントと同時に用意しておきたいですよね。
デメリットや気になる点
出典:ゼインアーツ
ゼインアーツのLOLO(ロロ)も、人気が出そうなテントですよね。
発売予定は7月上旬になっていますが、やっぱり抽選販売になると思います。
ゼインアーツのテントはどれも人気が高く、抽選販売や先着順など、ショップによって対応が様々です。
この人気の高さがデメリットで、欲しいと思っても、簡単に購入する事が出来ないんです。
運が良かったら、たまたま実店舗で販売していたのを見つけた、なんて事もあるかも知れません。
しかし、のほほんと7月上旬を待っていたら、いつの間にか抽選が終わっていたなんて事になってしまうかも知れません。
ネットショップの先着も、なかなか厳しい物があります。
買い物カゴまで入れたのに、後一歩で完売になってしまう事の方が多いと思います。
後からフリマサイトで転売されているのを見かけたら、ちょっと悔しいですよね。
そうならない為には、早めの情報収集が必要になります。
もう1つデメリットがあり、それは値段が高いという事。
LOLO(ロロ)は、税込みで15万円弱もするんです。
正確には149,930円なんですが、これだと富裕層の人でないと簡単に購入する事が出来ません。
個人的には、欲しいと思っても手が出ない金額です。
確かに品質の高いテントだとは思いますが、ちょっと高過ぎると思いませんか?
出典:ゼインアーツ
その他、先述したように、テントの設営がどのくらい簡単か、または意外に大変なのかという点が気になります。
やっぱりテントは簡単で早く設営できた方が良いですよね。
設営や撤収で時間を節約出来た方が良いですもんね。
出典:ゼインアーツ
後は、インナーテントの広さです。
リビングスペースは広そうに見えますが、インナーテントはどんな感じになるのか気になります。
サイズを見て、荷物を置いたりした時の事を考えると、実際に4人でゆったり寝る事ができるのかが分かりません。
確かに、ゆったり出来ると記載されているので、それを信じれば良いだけなんですよね(笑)
ゼインアーツ LOLO(ロロ)スペック
- サイズ:530×395×285(h)cm
- 総重量:17kg
- 素材・本体:75Dシリコーンポリエステルリップストップ・遮光PU加工
- 素材・インナーテントウォール:68Dポリエステルタフタ
- 素材・ボトム:150Dポリエステルオックス・PU加工
- 耐水圧・本体:1,500mm
- 耐水圧・インナーボトム:1,500mm
- センターポール:A6061 / φ32mm / 全長285cm
- フレーム一式:A6061 / φ14.5mm・φ16mm
まとめ
ゼインアーツの新しいテントLOLO(ロロ)が、個性的なデザインで人気が出そうです。
ゼインアーツのテントで人気がないというのは聞いた事がないので、例に漏れずにLOLO(ロロ)も人気が出ると思います。
個性的なおしゃれなデザイン、メッシュパネルで開放的なリビングスペース、さらにはフロントパネルを跳ね上げる事もできるし、スカートも装備されているなど、機能的にも良さそうです。
これなら、欲しくなってしまっても仕方ありません。
ただ、人気があり過ぎて、購入するのが困難なこと、また値段が高いという事が、デメリットになると思います。
ゼインアーツの新しい2ルームシェルターLOLO(ロロ)が気になった方は、情報収集を怠らないようにしましょう!
ゼインアーツを取り扱っているネットショップの1つにマイクスオンラインストアがあります。
販売方法はわかりませんが、情報収集の1つとしてチェックをしておくのがおすすめです。
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アイキャッチ画像 出典:ゼインアーツ