あの大人気のゼインアーツからモビボックスというゴミ箱が発売されているのを知っていますか?
僕はそれを見た途端に一目惚れ!
これは買わなきゃと思ったんですが、僕は既にゴミ箱を1つ持っているんです。
それはドベルグとオレゴニアンキャンパーのコラボのポップアップトラッシュボックス。
ポップアップ式で、ベルクロを外せばパッっと広がって完成するゴミ箱です。
サイズは55リットルあるから、そこそこ大きめ。
これ1つ持ってソロキャンプに行けば、袋を2つ付けて燃えるゴミもプラごみも中で分別する事が出来ます。
なので今現在不自由する事は全然なくて、むしろゼインアーツのモビボックスを欲しくなっているのは単なる物欲だけ。
なんて、ソロキャンプには小さいゴミ箱の方が良いんじゃないかなんて理由をこじつけて、とうとう買ってしまいました。
そこで今回は、ゼインアーツのゴミ箱、モビボックスをレビューしたいと思います。
目次
ゼインアーツのモビボックスをレビュー!
キャンプのゴミ箱
キャンプ中にゴミ箱を使っている人は、キャンパーさんの中でどのくらいいるか分かりませんが、初心者の方だったり、ソロキャンパーさんだったり、あまりゴミを出さない人にとってはゴミ箱って必要ありませんよね。
キャンプ用にゴミ箱を買う事自体、ちょっともったいないような気にもなると思うのですが、これが導入してみると意外に良いんです。
僕もこのブログで以前からキャンプにゴミ箱を使おうなんて記事を書いていましたが、実際に自分が使い始めるのは遅かったんです。
それはやっぱり面倒くさい、そして改めてキャンプ用にゴミ箱を買う事に、金銭的な面でも抵抗があったんです。
ゴミ箱を導入する以前は、ゴミはゴミ袋。
そのまま覆い隠す事なく、ゴミ袋が剥き出しの状態でテントの端に風に飛ばされないように置いておくだけでした。
ゴミ袋は、キャンプ場で貰えるもの、コンビニやスーパーのビニール袋だったりします。
見た目や形状はそれぞれ違うのですが、ひとたびゴミが詰め込まれると一気に生活感が出てしまいます。
それが目につく場所に置いてあったり、転がっていたら、あまりオシャレとは言えないですよね。
キャンプをしている以上、生活感が出てしまうのは仕方がないのですが、色々とオシャレなキャンプギアを買い揃えているなら、そこの所もちょっとは気を使いたいと思いませんか?
そんな事を言いながらも導入まで時間がかかった僕ですが、使ってみて改めて良かったと思える事が、見た目の事だけではなかったんです。
フタが出来るゴミ箱は、野生生物から荒らされるのを防ぐ効果もあるんです。
長年キャンプをしていて思ったのが、意外に野生生物って多いと言うこと。
熊やイノシシなんて危険な生物もキャンプ場の周囲で目撃されていたりするし、キャンプ場内にはカラスや野良猫なんてのも想像以上に多いです。
蓋付きのゴミ箱で安全かと聞かれたら、胸を張ってそうだとは言い切れませんが、少しは対策になると思います。
特に野良猫は、テントを離れると中に侵入してくる事もあります。
そんな時、生ゴミ等を漁られないようにする為には、蓋付きのゴミ箱が役に立つと思います。
ゴミ袋がそのままの状態で置いてあったら、野生生物にとっては格好の獲物になってしまいます。
見た目の問題もありますが、野生生物対策としても効果を得られるゴミ箱は、キャンプに導入するべきアイテムだと思います。
ゼインアーツのモビボックスのサイズ
僕は既に55リットルの大きさのゴミ箱を持っています。
同じくらいのサイズのゴミ箱を更に導入しようと思ったら、スペース的に邪魔にもなるしゴミの容量的にも過剰になってしまいます。
しかしゼインアーツのモビボックスは、スリムでコンパクト。
大きなゴミ箱の横に並んでもそんなに邪魔にならないかも知れないし、ソロキャンプならこれ1つで事足りるかも知れません。
邪魔になる、ならないの判断は確かに自分次第ではあるものの、コンパクトなゴミ箱はスッキリと見えて良さそうです。
ファミキャンでなければゴミの量はそんなに多くならないし、増してはソロキャンプなら小さいゴミ箱でも大丈夫そうですよね。
出典:Yahoo!ショッピング
ゼインアーツのモビボックスのサイズは、天板φ320、底面φ235×360(h)mmとなっていて円錐台を逆さまにした良くあるゴミ箱の形をしています。
容量は約20リットルで、重量は790gです。
僕が既に使っているドベルグとオレゴニアンキャンパーのコラボのポップアップトラッシュボックスは、直径40cm×高さ45cmの円柱形。
重量は不明ですが、55リットルの容量は結構大きめです。
これと比べるとゼインアーツのモビボックスは、だいぶコンパクト。
容量も半分以下と、ゴミを大量に出さないキャンプスタイルの方にピッタリ合うゴミ箱だと思います。
組み立て
ゼインアーツのモビボックスは組立式です。
モビボックスはポップアップ式ではありません。
4本のポールを取り付ける事で自立するようになるので、ちょっと手間はかかってしまうと思います。
実際に組み立ててみると、簡単と言ったら簡単なんですが、やっぱり手間はかかってしまいました。
折り畳まれたモビボックス本体の中に、2つに折られたポールが4本収容されています。
ポールはショックコードで繋がっているので、接続自体はそんなに時間はかかりません。
2つ折りされた片側のポールを持って、上下に振ってあげると自然にポールが1本になるような簡単なものです。
4本のポールを組み立てたら、あとは本体の側面に取り付けるだけ。
モビボックスの上部側にポールを差し込む場所があるので、そこにポールの尖っている側を差し込みます。
底側はベルクロで包むように留めるようになっています。
これを4本分組み立てたら、もう完成です。
組み立ては簡単なんです、簡単なんですが、やっぱりポップアップと比べちゃうとちょっと手間はかかると思います。
逆に言ったら、ポップアップと比較しなければすぐに組み立てられるゴミ箱なんです。
大きさ比較
ドベルグとオレゴニアンキャンパーのコラボのポップアップトラッシュボックスと大きさの比較をしてみたいと思います。
まずは収納時。
どちらも平らな状態に収納できるようになっているので、直径の差がそのまま違いに出ています。
直径40cmのポップアップトラッシュボックスと、底面の直径が23.5cmのモビボックス。
並べて置いてみるとその差は歴然。
もちろん組み立て後に上から見ても同じように、差は大きく感じます。
モビボックスはだいぶコンパクト、ソロキャンプやデュオキャンプに合いそうな感じです。
組み立て後に正面から見比べてみると、今度は高さの差がハッキリと分かります。
円柱形と円錐台という形の違いもあるのですが、やっぱりモビボックスはスリムでコンパクトな感じが良いと思います。
デティール
ゼインアーツのモビボックスをもう少し良く見てみます。
モビボックスの表面素材は、600Dのポリエステルです。
近くで見ると、ちょっとザラザラ感が伝わってくるようです。
実際に触ってみると、そんなにザラザラとはせず、むしろツルツルに近い感じかも。
内側の素材はPVCコーティング、耐水性があり汚れにも強いので素材なので、ゴミ袋から液だれしても大丈夫。
汚れてしまってもサッとキレイにできるのが良いですよね。
本体正面ににはゼインアーツのロゴが配置されています。
テントをゼインアーツの物を使っているのなら、是非揃えたくなってしまうと思います。
ファスナーはダブルジップ仕様で、左右から開け閉めすることができるようになっています。
ポールはアルミ製、組み立て終わったら、ポールの底側がゴミ箱の脚部になります。
脚部はポールが剥き出しになっているのではなく、表面と同じポリエステル素材になっています。
脚部がある事で本体が地面から離れていますが、素材的に脚部には汚れがついてしまいそうです。
特に雨や泥などには、弱いような気がします。
ただ本体が地面から離れていると、底面が濡れてしまうような事はないと思います。
脚部がないポップアップトラッシュボックスは、毎回底面が濡れてしまいます。
撤収時は乾かしたり拭いたりと手間がかかりますが、モビボックスならその手間は無さそうです。
ちなみに、モビボックスの底部分には0.5~1mm程度のプラ板のようなものが入っていて、側面など他の場所より硬く頑丈になっています。
多少重いものを入れても、底が抜けてしまうようなことはなさそうです。
フタを開けた内側には、ビニール袋を留める為のクリップが6個配置されています。
クリップはガッチリと挟み込む感じで、挟んだ袋が簡単に抜けてしまう事は無さそうです。
コンビニの1番大きい袋を取り付けたら、ちょうど良い感じでした。
食料品入れ
コンビニの1番大きな袋を取り付けたら、ちょうど良かったのですが、そこでふと思いつきました。
いつもキャンプ前によるコンビニやスーパー。
そこで買い出しした物って、その辺に置きっぱなしにしたりしませんか?
袋から別の場所に入れ替えるのが面倒くさくて、僕はいつもコンビニ袋のまま置いちゃうんです。
それが剥き出しのゴミ袋と同じで見た目が悪い。
それがあるだけで、生活感が丸出しになってしまいます。
そこでコンビニ袋をそのまま、中身が入ったままモビボックスに入れてみました。
ゴミ箱に入っている袋はゴミのように見えてしまいますが違いますよ。
モビボックスをゴミ箱ではなく、食料品入れとして使ったらどうかなと思ったんです。
もちろん他にゴミ箱があるから、そんな事を思いつくのですが、これが意外に良いかも知れません。
なんて怒られる事も防げちゃうんじゃないかなと思うんです。
2リットルのお水のペットボトルも立てたまま入るので、ジュース等を持っていくのなら収納しておけます。
それをテント内に置いておけば、生活感を出さずにいられます。
こんな使い方は、あり?
まとめ
キャンプにオシャレなゴミ箱を使いたいと思ったら、ゼインアーツのモビボックスがおすすめです。
大き過ぎない容量のモビボックスは、ゴミが少ない人、またはソロキャンパーさんにピッタリのサイズだと思います。
見た目のデザインやカラーリングも、他にはないオシャレさがあります。
ただ僕的には、組み立てがちょっと面倒でした。
テントの設営、ラックなどの配置をし終わった後にゴミ箱まで組み立てるのは、少ししんどく感じました。
それはポップアップ式のゴミ箱を使った事があるからかも知れませんが、もう少し簡単にならないかと思います。
その為、撤収時は折りたたみませんでした。
家に持ち帰っても組み立てたまま。
次回は組み立てる事なく使えるようになっています(笑)
キャンプにコンパクトでオシャレなゴミ箱が欲しいと思っている方は、ゼインアーツのテントを使ってなくてもモビボックスがおすすめです。
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