関節があるキャンプグローブElmerJoy(エルマージョイ)を販売する株式会社スワニーから、新たなグローブが出ました。
その名前は「Elmer Deru(エルマーデル)」!
秋冬キャンプの強い味方になってくれそうな防寒性を備えたミトン型のグローブです。
Elmer Deru(エルマーデル)はミトン型なので、もちろん熱い調理器具を持つことが出来ます。
難燃性にも優れているので焚き火などの火の近くの作業だってできちゃいます。
その他、グローブをつけたまま細かな作業も出来るし、スマホだって操作する事が出来ちゃうんです。
普通は、手袋やグローブなどを手につけていたら、スマホのタッチパネルの操作は出来ませんよね。
しかしElmer Deru(エルマーデル)では、それが出来ちゃうんです。
今回は、現在クラウドファンディングのMakuakeでプロジェクトを公開中のElmer Deru(エルマーデル)の秘密と魅力について紹介したいと思います。
目次
二重構造の暖かいグローブElmer Deru(エルマーデル)!
二重構造のキャンプグローブ
出典:Makuake
Elmer Deru(エルマーデル)の最大の特徴の1つが、二重構造というキャンプシーンでは珍しい作りをしている事が挙げられます。
元々株式会社スワニーは、スキー用のグローブなどを製造販売をしている実績と経験があります。
その構造をキャンプなどのアウトドアシーンに取り入れてみたんです。
スキー用のグローブは、アウターミトンとインナーグローブの二重構造。
ミトンの甲側にあるファスナーを開けると、内側からインナーグローブをつけた手を出せるようになっています。
同じようにElmer Deru(エルマーデル)でも、グローブをつけたまま手を取り出せるんです。
普段手袋をする習慣がないと、防寒としてのグローブをキャンプに持っていきませんよね。
寒い秋冬キャンプでは、かじかんでしまう手はポケットに入れっぱなしなんて人も多いと思います。
防寒対策に手袋をしたとしても、何か作業をする度に脱着するのも面倒くさい。
第一、ちょくちょく触りたいスマホの操作は手袋をしたままではできません。
そうなると手袋って、暖かいけどちょっと邪魔にも感じてしまう事もあるかも知れませんよね。
しかしElmer Deru(エルマーデル)では、防寒用にミトン型のグローブをしておき、スマホは手袋をしたまま操作する事が出来ちゃいます。
それが最大の特徴でもあり、魅力でもあるんです。
ミトン
※テント内で撮影しているので実際のものと色味に違いがあります
関節のあるグローブElmerJoy(エルマージョイ)は指が独立しているタイプでしたが、Elmer Deru(エルマーデル)は親指以外が1つになっているミトンタイプのグローブです。
ミトンと聞いて僕らがすぐに思い浮かべるのが、熱い調理器具を持ち運ぶ時に使うものだと思います。
100均で売っているミトンは、耐熱性はないかも知れませんが、台所から食卓へ鍋を運んだりする時に活躍します。
Elmer Deru(エルマーデル)も耐熱加工はされていませんが、掌には難燃加工された山羊革型使用されていて、柔らかさと耐久性も持ちつつしっかりと鍋つかみとしての役割も果たしてくれます。
手の甲側の素材は掌の山羊革とは違って、繊維質な見た目と肌触りです。
使用されているのはパラ系アラミド繊維を使用した紡績糸編物。
Elmer Deru(エルマーデル)の甲側は、高い難燃性と耐切創生を持っています。
その為、火の近くの作業でもすぐに燃えてしまう事はないんです。
ただ耐熱加工はされていないので、素材の厚み以上の断熱性はありません。
そしてもちろん、ファスナー部分も難燃ファスナーを使用しているので安心です。
実際によく見てみると、繊維の質感とミトンの形状が優しい雰囲気を出しています。
レザーグローブだとちょっとオラオラ感がありますが、Elmer Deru(エルマーデル)はホッコリ温かい雰囲気がしませんか?
掌側は、大部分が山羊革で覆われるような感じになっています。
一部分だけ熱さが伝わりやすいとか、切れたり破れやすいとかはありません。
鍋を持つ時、薪を持つ時など、均一に使えるのが良いと思います。
インナーグローブ
手の甲のファスナーを開けると、中から素材感が違ったグローブが出てきます。
インナーグローブは、一般的に想像するグローブよりもかなり薄く、柔らかい質感でした。
出典:Makuake
使用されているのは、polygiene BioStatic(ポリジン・バイオスタティック)という抗菌・防臭加工された素材です。
Elmer Deru(エルマーデル)を付けっぱなしにしていて、内側が蒸れたり臭くなってしまっては、途中で嫌になってしまうと思います。
しかしこの素材は、ニオイの原因になる繊維上のバクテリアの増殖を抑制してくれるんです。
これによりミトンの内側は常に清潔で嫌なニオイもしてきません。
ちなみにインナーグローブは、ミトンと固定されていて、取り外して単体で使う事はできません。
スマホの操作
寒い冬は、通勤通学でも手袋をしますよね。
ほとんどの手袋は、つけたままではスマホのタッチパネルを操作する事ができません。
ホームで電車を待っている時に、スマホを操作する為に片方の手袋を外すとメチャクチャ寒くて手が冷たくなっちゃいますよね。
キャンプ中に寒いと思ってグローブを付けたとしても、スマホを操作する度に取り外していたら面倒になってしまうと思います。
しかしElmer Deru(エルマーデル)では、付けたとままでもインナーグローブの上からスマホのタッチパネルを操作する事が出来ちゃいます。
親指と人差し指に取り付けられている黒い素材の部分で、タッチパネルが反応します。
人差し指で画面をスワイプやタップ、人差し指と親指でピンチしたりする事が可能です。
ただ3本指での操作を設定している方は、2本の指しか使えないので、設定を変える必要があります。
今やキャンプでもスマホは手放せませんよね。
手袋をしたままスマホを操作出来るのも、Elmer Deru(エルマーデル)の魅力だと思います。
手の出し入れ
ミトンの内側のインナーグローブに、スムーズに指が入るのかってちょっと疑問に思ってしまいませんか?
実際にElmer Deru(エルマーデル)をつけてみようと手を入れてみると、感覚的には指が上手く入っているのか入っていないのかは分かりませんでした。
インナーグローブの素材が薄くて柔らかい為か、特に違和感は感じません。
外から見たミトンという形状に脳がも惑わされているのかも知れませんが、指が入らなくてイライラする事はほとんどなかったです。
本当に指が入っているか確認する為に、手の甲のファスナーを開けてインナーグローブを露出させてみると、親指を除く4本の指はしっかりと装着出来ていました。
何度か脱着を繰り返していると、たまに親指がしっかりと入っていない事もありましたが、他の指はほぼスムーズに出来ていました。
手の形や大きさなど個人差もあるかも知れませんが、僕の場合は大きなストレスを感じずに手袋をする事が出来ました。
グローブを外す時には、インナーグローブが裏返って出てきてしまわないように、ミトンの指先をしっかりと抑えながら手を抜きます。
インナーグローブがしっかりと入ったままま手を抜けば、次回使う時にスムーズにハメることが出来るようになります。
手の出し入れは、それ以外にもファスナーからインナーグローブの出し入れがあります。
指の長さより短めになっているファスナーから、インナーグローブをした手を出すのは少し大変そうに思えます。
僕がやってみたら、ちょっと引っかかってしまいスムーズに出来ませんでした。
しかしそれにはコツがあって、それを実践する事でストレスなく出来るようになります。
インナーグローブを出す時に、指先をピンっと伸ばしていたら、ファスナーに引っかかってしまうのは想像できますよね。
そのコツというのは、指を軽く曲げて親指を掌に軽く添える事で、スムーズに手を出し入れする事ができるんです。
ダッチオーブンを持ってみた
Elmer Deru(エルマーデル)は、耐熱加工されたミトンではありません。
熱い調理器具などを持つ際は、素材の厚み以上に熱に耐える事は出来ないんです。
例えば、熱した調理器具を同じように持ち続けても、僕が熱いって感じる時間と、他の方が熱いって感じるまでの時間って違いがあると思います。
とは言え、ミトンタイプのグローブだと、熱い調理器具を運んだりしたいと考えてしまいますよね。
100均のミトンでも、熱くなったお鍋を台所からダイニングへの数メートルの間を運ぶ事が出来ます。
Elmer Deru(エルマーデル)でも、キャンプ中に使うスキレットやダッチオーブンを運んだりしたくなってしまうはず。
そこで、熱したダッチオーブンを包み込むように持って、どのくらいの時間持ち続ける事ができるか計測してみました。
Elmer Deru(エルマーデル)は、ElmerJoy(エルマージョイ)とは違って、掌一面に山羊革になっています。
Elmer Joy(エルマージョイ)だと、当て革がない部分が先に熱を感じてしまつので、包み込むように持つことができません。
Elmer Deru(エルマーデル)では、掌が均一に熱を感じると思うので、包み込むように持てると思ったんです。
熱いくなったダッチオーブンの本体を持つと、掌には10秒を超えたぐらいから徐々に温かみを感じ始めます。
その後ちょっと熱いかなという感じ方になり、約25秒で一旦置くか迷い、結局30秒経ってから置きました。
これは、本当にギリギリという感じではなく、頑張ればもう少し行けると思います。
自分がキャンプをしている範囲なら、30秒もあれば、大抵のところへ移動する事が出来ますよね。
耐熱加工はされていませんが、そこそこの時間は耐える事が出来そうです。
しかもダッチオーブンの胴ではなく取っ手を持ったなら、もう少し熱が下がるのでさらに長時間持てると思います。
もちろん人によって感じ方には違いがありますが、これなら火の回りの作業もできそうです。
まとめ
秋冬キャンプには手先が暖かいグローブを、防寒用として付けておきたいですよね。
ただキャンプ中には、やる事が多いし、スマホだっていじりたい。
そんな時にグローブを付けていると、逆に邪魔になってしまうと思います。
しかし、それらの作業がグローブをしたままできならどうでしょう?
手先が暖かいまま、グローブを取り外す事なく、スマホを操作できたり、細かな作業をする事が出来れば、それに越したことはありません。
それを可能にしたグローブがElmer Deru(エルマーデル)なんです。
Elmer Deru(エルマーデル)のら二重構造なので、ミトンの下からインナーグローブが出てきます。
ミトンは熱の近くでの作業もできるし防寒対策にもなります。
ミトンから出てきたインナーグローブは、そのままでスマホを操作出来るので、とっても便利。
秋冬キャンプの防寒で困っていた方は、Elmer Deru(エルマーデル)が悩みを解決してくれるかも知れません。
スワニーのElmer Deru(エルマーデル)は、現在クラウドファンディングのMakuakeでプロジェクトを公開中です。
興味がある方は、是非チェックしてみて下さい。
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キャンプクエストでエルマージョイと他のグローブの比較記事を書いています。
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