今キャンプで使っている作業用手袋に、あなたは満足していますか?
キャンプで使う手袋なんてなんでもいいや、むしろ必要ないんじゃないと思っている人もいらっしゃいますよね。
そもそもキャンプで使わないものなら各社キャンプ用のグローブとして販売していないし、実際に使ってみるととても便利なアイテムなんです。
怪我や火傷をした後に、あの時に手袋(グローブ)をしておけばよかったなんて後悔することも防げます。
そこでおすすめしていのが、SWANY(スワニー)が販売する「Elmer Joy」(エルマージョイ)。
かっこいい・燃えない・熱いものを持っても暫くなら大丈夫というのは当たり前。
もし現在使っているグローブをがあって、少しでも気になるところがあったり、買い替えを考えているのなら、ちょっとチェックしてみてもらいたいんです。
今回は、あの関節のあるSWANYの「Elmer JoyⅡ」(エルマージョイ2)の進化したポイントと魅力を紹介したいと思います。
目次
テント作業はSWANY(スワニー)のElmer Joy Ⅱ(エルマージョイ2)で!
SWANY(スワニー)とは?
製品の説明に入る前に、質問が多いSWANY(スワニー)というメーカーさんについて少しだけご紹介しますね。
以前のエルマージョイの記事にも同じ内容で説明していますので、すでに知っているという方はサラッと目を通してください。
元々は、スワニーもグリップスワニーも同じ会社だったようなんですが、過去に枝分かれして別の会社になっています。
その為にSWANY(スワニー)とは、創業85年の老舗手袋専門メーカー『株式会社スワニー』の自社ブランドとなっているんです。
国内内外でOEM、ODMでの受注を受け海外で「SWANY」と「Elmer by SWANY」という2つの自社ブランドを展開しています。
アメリカのRINEHEART GLOVE LTD.,が持つFlexorパターンの使用ライセンスを保持していて、そのパターンを元にして数多くのスキー手袋を企画してきたという実績も持っているというすごい手袋メーカーなんです。
このブログを読んでいただいている読者の方や、すでに購入して使用していただいている方は、キャンプやアウトドア用のエルマージョイという手袋(グローブ)のことはご存知ですよね。
エルマージョイにも、そのFlexorパターンが採用されていて動かしやすく、キャンプでの作業に向いているんです。
SWANY(スワニー)が開発した「Elmer Joy」(エルマージョイ)とは?
※コラボバージョン
SWANY(スワニー)が老舗手袋メーカーとしての実績と経験を活かし、自社ブランドから生み出したのが2021年Makuakeにて販売開始した「Elmer Joy(エルマージョイ)」です。
このElmer Joy(エルマージョイ)は、大変な人気と評価を受け、300名余りの支援を得ることに成功しています。
僕のオンラインショップでも、オリジナル版とツートンカラーのコラボバージョンの販売させていただいています。
女子キャンプで有名なこいしゆうかさんや、キャンプ系インフルエンサーのマイキャンさんにも使っていただいているんです。
今回Makuakeにてプロジェクトが開始となった「Elmer Joy Ⅱ(エルマージョイ 2)」は、その2021年版からさらに機能を追加して進化しているパワーアップバージョン!
2023年1月11日にMakuakeのアウトドア部門で1位を獲得した大人気アウトドア手袋です。
アウトドアやキャンプでは、日常生活にはないさまざまな作業を行います。
重いものを持ったり運んだり、ハンマーを使ったりロープを結んだり。
時には刃物を使うこともあるし、尖っていて危険なものや熱を持った調理器具を運んだり、火の近くで作業をすることだってありますよね。
日常生活以上に怪我を負いやすいのは当然なのですが、中でも手指など末端は最も危険な場所。
確率とかいつ起こるのとかは分かりませんが、できれば怪我などを防ぐために手袋をはめて保護しながら安全に作業したいものです。
ただ、熱を通さない、貫通しない、破れない、摩耗しないなどなど、色々とアウトドアに必要な要素を考えて選んでいくと、手袋は丈夫で分厚くなってしまいがちです。
安全のためにと色々必要な要素を盛り込んでいくと、硬く関節がまがりにくく厚みが増して、どうしてもガッチガチというかロボットみたいになってしまうんですよね。
革製品は使っていくうちに程よく伸びるので、いずれは肌に馴染むものだとしても、ガチガチで関節も曲がらないような手袋で我慢しながら作業をしては現時点でもう既に危なそう。
だからといって、あんまり薄手の手袋(グローブ)でもしている意味がない。
せっかく高級なものを買って自分に合わなかったら無駄になっちゃうし、どうせ壊れると思って安いものを買って何度も無駄にしてしまうと安物買いの銭失いになってしまいます。
「できれば高性能で長く使えて作業がしやすいものが欲しい!」
そんなキャンパーさんの夢と希望を集めてSWANY(スワニー)が作り出したのが「Elmer Joy 」なんです。
「Elmer Joy」(エルマージョイ)の3つのポイント
①耐久性の高い山羊革を使用
「Elmer Joy(エルマージョイ)」に使用されているのは耐久性の高い山羊革です。
山羊革は丈夫で形崩れしにくいため、様々な分野で活用されているんです。
有名どころではアメリカ軍のフライトジャケットですが、近年アウトドア用品にも多く使われるようになり、「Elmer Joy」でも採用されました。
触ると硬いのにゴムのような弾力があり、軽くて摩擦にも強いという性質があります。
経年劣化でさらに柔らかくしなやかになって味が出るので、大切にすれば長く使い続けることもできます。
前回の使用者からは「革がドレス手袋のように柔らかく使うたびに手に馴染んでいくのがわかって楽しい」とのコメントが寄せられたそうです。
作業用手袋にドレス手袋だなんて、ちょっと想像がつかないですよね。
②手の動きやすさがスムーズ
しなやかな山羊革といえど、限界はあります。
キャンプで使う革製の作業用手袋なので、ある程度の厚みは必要不可欠ですよね。
あまりにも薄い手袋を使っていると、熱が伝わりやすかったり危険物などが貫通して怪我をしてしまうかもしれません。
だからといって、あまりに厚手では手指の関節が曲がらず作業がしにくくなるのは必然です。
そこで「Elmer Joy(エルマージョイ)」は、手指の曲がるところ、よく動くところに関節を作ったんです。
そのおかげで内部の手の動きを妨げることがなく、細かな作業をする時でも手袋を外すことなく作業を続行できると評判を集めてます。
③便利な撥水加工と難燃加工
山羊革は他のレザー製品と同じく、あまり水に強い素材ではありません。
しかしアウトドアやキャンプといったハードな自然環境下では、焚き火や突然の雨など思わぬ状況で使うこともあるかもしれません。
「Elmer Joy」に使用された山羊革は難燃加工と撥水加工を施してあるので、焚き火の使用や灰や汚れがついたり濡れてしまってもさっと流して拭き取ることができるんです。
ただ耐熱加工はされていないので、熱さを全く感じないというものではありません。
2021年版エルマージョイと進化版エルマージョイ2で何が変わった?
①生地に厚みを追加
エルマージョイで採用されている山羊革は、元々高い耐久性やしなやかさを持ち、摩擦にも強いという特徴があります。
しかも手袋には関節があるので手指の動きもスムーズ。
細かい作業をする際も、脱ぐ必要性を感じないほどなんですよね。
ですがこの完璧に見えた2021年版「Elmer Joy」にも弱点があったんです。
これは山羊革の丈夫で薄いという長所ゆえの弱点ともいえるポイントかもしれません。
寄せられたコメントに「薄くて熱を貫通してくるので熱いものを持てない」というものがあったようです。
この寄せられたコメントを元に、新しい「Elmer JoyⅡ」は熱や摩擦などの外側からの刺激から使用者の手をさらに守るべく、手袋に裏地を追加しています。
裏地ができて厚みが増えたからといって「Elmer Joy」の動きが妨げられることはありません。
「Elmer Joy」でも採用されている、宇宙飛行士の船外活動にも採用された「Flexor」パターン。
これを元にした技術で作り出した立体カットによって、裏地ができても「Elmer JoyⅡ」は動きやすいままなんです。
さらに裏地の生地には、難燃性と耐切創性に優れたパラ系アラミド繊維を使用した紡績糸編物を使用しています。
厚みがあって以前のエルマージョイよりも熱を感じにくくなっていますが、耐熱加工ではないので熱いものを持つ時は火傷に気をつけてください。
②手袋の左右がバラバラにならないようにした
前モデルの「Elmer Joy(エルマージョイ)」にはなかった、革製のループが追加されています。
布製の手袋なら左右重ねてくるっと巻いておけば保管や持ち歩きはまあまあ対応できますが、革製手袋はそうはいきませんよね。
パンツやエプロン、アウターのポケットにグローブを突っ込んでおくのも良いのですが、それだと動き回っている間に落としちゃうことも。
かと言って、バックパックや収納ボックスの中に入れていくと、行方不明になってしまったり、取り出しにくくなってしまいます。
そんな手袋に新たに取り付けられた革製ループ。
これにカラビナを通しておけば、もう見失うことはありません。
「Elmer JoyⅡ」(エルマージョイ2)はおすすめなシーン
適度な厚みと耐久性を保ちながら、作られた手の関節により細かな作業がしやすい「Elmer JoyⅡ(エルマージョイ2)」。
もちろん使い込むごとに自分の手に馴染むという革手袋、革製品の特徴もあるので、革を育てる楽しみも味わうことができます。
手や指先が動きやすいので、手袋をはめたままものを掴んだり、細かな作業も超得意。
前モデルの「Elmer Joy」でレビューもしていますが、同じようにロープを結んだりペグを打ったり、小さなS字フックなどを拾ったりもできます。
またDIYや流行りのブッシュクラフトなどの細かな作業も思うがまま。
手袋をしたまま安全に楽しめるはずです。
さらには難燃加工と裏地がついたことで、火の周りの作業や調理も「Elmer JoyⅡ」はより得意になっています。
「Elmer JoyⅡ」(エルマージョイ2)の仕様とサイズ
サイズはS、M、L、XLの4サイズ展開。
サイズの詳しい測り方については、上の図を参照してください。
カラー展開はTAN(タン)、OLIVE(オリーブ)、BLACK(ブラック)、RED(レッド)、PINK(ピンク)の5色です。
使用環境などによって革は1つ1つ色が微妙に変化していくので、自分の「Elmer JoyⅡ」が最終的にどんな色に育つのか楽しみですよね。
本体の素材は山羊革で、表面はパラ系アラミド繊維で難燃加工と撥水加工を施してあります。
裏面はメタ系アラミド繊維です。
本体の生地にはパラ系アラミド繊維が使用されていて、裏面にはメタ系アラミド繊維が使用されています。
注意点
スワニーのエルマージョイ2は山羊革を使用しているため、洗濯やクリーニングはしないで汚れを拭き取るだけにとどめましょう。
「Elmer Joy2」には皮革の段階で撥水加工を施してあっても、革製品は水に弱い性質を持ちます。
色落ちや風合いの変化、硬くなる原因となるので濡れたら日陰で乾かすようにするのがおすすめ。
使用前・使用後に市販の革製品のオイルや撥水加工スプレーをふくとより長持ちするようです。
自然由来の素材なので表面の傷や厚み、染色や撥水加工、難燃加工のムラが発生することがあります。
まとめ
SWANY(スワニー)の山羊革手袋「Elmer JoyⅡ」(エルマージョイ2)は、キャンプに大活躍なワーク用手袋(グローブ)です。
山羊革独自の耐久性と型崩れのしにくさや、触ると硬いのにゴムのようにしなやかで柔らかな弾力性を持つことから、強度が必要なキャンプの軽作業中でも安心して使用することができます。
さらには耐水・難燃加工が施されているので、よりキャンプでの環境下での使用に適しています。
また、こういった頑丈なワーク用(作業)手袋の弱点として、硬さがある分関節が曲がりにくく細かな作業がしにくいというポイントがあります。
しかし前モデルのElmer Joyと進化版Elmer JoyⅡには、独自の技術で手袋に関節を設けていて、手袋をしたまま作業ができるんです。
前モデルのElmer Joyは2021年に登場して大好評を得ています。今回はそのElmer Joyが更に進化したパワーアップ版。
前モデルで好評だった魅力的なポイントはそのままに、熱いものを持った時に熱を伝えにくいように裏地をつけたり(もちろんこの裏地にもしっかり関節が曲がる細工があり!)、手袋をセットで持ち歩き、ぶら下げるためのループが増えています。
これは、愛用者の生の声を参考にしているので、更に使いやすくなっていることは間違いありません。
今回気になる人はもちろん、前回購入した人も「Elmer JoyⅡ」を試してみませんか?
進化版の「Elmer JoyⅡ」は、現在Makuakeにて応援購入することができます。
本体の予定販売価格は税込7,150円。
2021年版のパワーアップバージョンともあり、応援購入期間を大きく残してすでに目標金額を突破しています。
大幅値下げの超早割や早割は既に完売してしまいましたが、この機会にいかがですか?
初めてのキャンプグローブとしても、自分用のスペアやご夫婦、カップル、お友達と一緒にセットで購入などもおすすめです!