ゼインアーツと言えば、大人気のブランドの1つですよね。
長野県発のキャンプブランドで、発売したテントはすぐに売り切れて、メルカリやラクマなどでは転売価格で売られる程人気がありました。
少し出遅れてしまった僕は、ゼクーMというワンポールのテントが欲しかったのですが、流石に買う事ができませんでした。
どのネットショップを見ても在庫なし、入荷お知らせメールを設定しておいても、すぐに売れてしまって買えませんでした。
ゼインアーツのテントのデザインは、今まで一般的だったテントとは一線を画すほど奇抜に思えました。
奇抜と言っても眉をひそめるような感じではなく、一目見て心奪われてしまうような洗練されたデザインでした。
そんな魅力的なデザインのテントを手がけるゼインアーツから、2021年新商品として新作のテントが販売されます。
今回は、見たら絶対欲しくなっちゃう、ゼインアーツの2021年の新作テントとその他のキャンプアイテムを紹介します。
ゼインアーツ 2021年新商品
ゼインアーツの新作テントの情報
出典:ゼインアーツ
以前雑誌に2021年新商品のテントの情報がありました。
多分、年が明ける前には、今回紹介する新しいテントの情報が載っていたと思います。
しかし公式サイトでは、なかなかこの情報が出てきませんでした。
2月に入ってちょっと暖かい日が続いたりして、キャンプに行きたいという気持ちが出てきた今、この情報が公式サイトに掲載されました。
新しく情報が出てきたばかりなので、もちろんすぐに購入できません。
テントの発売予定は2021年の6月頃。
まだまだ先のことなので、ヤキモキしちゃいそうですよね。
オキトマ2
出典:ゼインアーツ
ソロキャンプにも使えるし、2人でも使いたいコンパクトなテントが欲しいと思ったことありませんか?
ソロ用だと小さ過ぎるしファミリー用だと大き過ぎちゃう。
そんな時に、2人用テントのオキトマ2が良さそうです。
オキトマ2のデザインは、これもまた今まで見た事ないようなオシャレでカッコイイ感じ。
パップテントのように幅が広く奥行きが狭い形をしていますが、テントは2ポールではなくフレームを6本使用して設営する感じ。
2ルームテントのようにも見えますが、中のインナーテントとリビングの配置は前後ではなく、縦に分割されています。
出典:ゼインアーツ
そして2ルームテントと違って前後に入口はなく、2ルームテントでいう側面の幅がある側が大きく開口するようになっています。
幅広の前面のパネルを跳ね上げると縦分割されたインナーテントが奥に見えます。
その手前には前室が配置されるようになっているので、それがちょっとパップテントっぽくなるんじゃないかなと思いました。
ちなみに跳ね上げ用のポールは別売りなので、パネルを跳ね上げずに巻き上げると、サバティカルのギリアっぽい雰囲気もするような気がします。
色々なテントが1つのテントに凝縮したようなデザインは、やはり他では見られません。
凄くカッコイイですよね。
前後のパネル
出典:ゼインアーツ
跳ね上げる事ができる前面パネル。
その大きなパネルの両サイドにも三角形のパネルが配置されています。
この全てを開口する事ができるので、開放感は抜群。
さらには後ろのパネルも同様に開口する事ができちゃうので、より通気性も高くなり、開放感も半端なく高まります。
出典:ゼインアーツ
付属のフットプリントをインナーテントの前に配置すれば、前室で地面に座りゴロゴロする事もできちゃいます。
そして吊り下げ式のインナーテントを取り外せば、シェルターとしても使う事ができるんです。
コットを置いてソロキャンプでも、2人キャンプでも、シチュエーションに応じて対応できるのが良いですよね。
僕的に1つだけ残念なのは、やはりスカートがない事。
秋冬キャンプに使いたい時は、防寒対策をどうしようか考えてしまいそうです。
オキトマ2 スペック
サイズ | 350×280×140(h)cm |
収納サイズ | 65×25×25(h)cm |
総重量 | 7.2kg |
素材・本体 | 50Dシリコーンポリエステルリップ・遮光PU加工(耐水圧1,500mm) |
素材・ウォール | 20Dポリエステルリップストップ |
素材・ボトム | 70Dナイロンタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) |
発売予定日 | 2021年6月 |
価格 | 54,500円(税込¥59,950) |
ゼクーL
出典:ゼインアーツ
大人気のゼクーMが大きくなってLサイズとして販売されます。
ゼクーMは4人でちょうど良い大きさでしたが、ゼクーLは10人程度がシェルターとして使っても余裕がある大きさ。
ゼクーMでは440×300×250(h)cmですが、ゼクーLは540×470×285(h)cmとなっています。
出典:ゼインアーツ
並べた写真を見てみると、だいぶ大きさが違うのが分かると思います。
出典:ゼインアーツ
シェルターとして使うと広く感じるかもしれませんが、オプションのインナーテントを吊るしたら、寝室とリビングスペースができるので、4人家族で過ごせるちょうど良い感じになると思います。
出典:ゼインアーツ
また普段はフロアがないテントですが、付属のリビングシートを敷く事により、お座敷スタイルのようにして使う事もできます。
しかし最近の僕のように、家族全員でキャンプに行くこと回数が減っていると、ちょっとその大きさは持て余してしまいそうです。
家族4人で、又は仲間でワイワイするのにはちょうど良い大きさだと思います。
基本的にはゼクーMと同じ
出典:ゼインアーツ
サイズは違えど、基本的にはゼクーMと機能とデザインは同じようです。
ワンポールで立ち上げるテントでパネルが6面あり、出入り口を3つ配置しています。
6面あるパネルの内1つは、出入り口以上に開口する事ができ、通気性や解放感はかなり良くなります。
出典:ゼインアーツ
使用される素材も同じで、ポリエステル生地に表側にシリコーン加工と裏側にポリウレタン加工されたものです。
シリコーン加工は生地に浸透し引裂強度を高め、薄いながらも軽量で高強度のテントになっているようです。
裏面のポリウレタンは、遮光性が高い着色された物を使用しています。
これにより、日差しの透過が軽減されるので、夏でも涼しく過ごせるようになっています。
ゼクーMが欲しかった僕は、このデザインには惹かれてしまいますが、使う事を考えるとちょっと持て余してしまいそうです。
ゼクーL スペック
サイズ | 540×470×285(h)cm |
収納サイズ | 80×30×30(h)cm |
総重量 | 14kg |
素材・本体 | 75Dシリコーンポリエステルリップ・遮光PU加工(耐水圧1,500mm) |
素材・リビングシート | 150Dポリエステルオックス・PU加工(耐水圧1,500mm) |
素材・センターポール | A6061・φ32mm・全長285cm |
発売予定日 | 2021年6月 |
価格 | 89,800円(税込¥98,780) |
オズハンガー
出典:ゼインアーツ
ゼインアーツの2021年の新商品には、テント以外にもいくつか魅力的なアイテムがあるんです。
その1つにランタンハンガーがあります。
オズハンガーと名付けられたランタンハンガーは、アルミポールを使用したシンプルなデザインがポイント。
出典:ゼインアーツ
他のパイルドライバー等の一本脚のランタンハンガーは、真っ直ぐ伸びたポールの先にハンガー部分が折り畳まれていますが、オズハンガーはポールの先端部分がカーブを描き曲がっています。
その先に、まるで釣り針のようなフックが取り付けられています。
高さは2段階
出典:ゼインアーツ
オズハンガーは、3つのポールで構成されています。
その組み合わせによりハイとローの2段階の高さに変える事ができます。
ハイの時は200cm、ローの時は170cmに設定できます。
公式では座面高40cmならハイ、座面高30cmならローがベストと記載されています。
自分のキャンプスタイルに合わせて高さを変える事ができるのは良いですよね。
設置も簡単
出典:ゼインアーツ
パイルドライバーは、ポールをそのまま地面に打ち込んで設置します。
パイルドライバーを地面に刺すときはキャンプ場にコーンコーンと音が鳴り響く事もあります。
これが土の質が硬いと、手が痛くなってしまう事もあるんです。
しかしオズハンガーは、短い打込棒をまず地面に打ち込みます。
ハンマーで叩いて打ち込める長さなので、かなり簡単にできそうです。
シンプルながらカッコいいオズハンガーもチェックしておきたいですよね。
オズハンガー スペック
サイズ | φ19×230×1,700・2,000(h)mm |
収納サイズ | 250×880×35mm |
重量 | 1.6kg |
耐荷重 | 3kg |
材質・フック | ステンレス |
材質・ポール・ホルダー | アルミ |
材質・打込棒 | スチール |
発売予定日 | 2021年6月 |
価格 | 6,980円(税込¥7,678) |
コズハンガー
出典:ゼインアーツ
既にランタンハンガーを持っていたり、大きなランタンハンガーをあまり持ちたくないという方には、コズハンガーというポールにセットできるランタンハンガーも良さそうです。
出典:ゼインアーツ
テントやタープのポールにホルダーをはめ込み、それをシリコーンバンドで巻きつけるだけで簡単に装着する事ができます。
自分の好きな場所、使いやすい場所に自由に取り付ける事ができるので、思った以上に便利に使えるかも知れません。
ポールの径に応じて、φ30用とφ32用の2種類があります。
コズハンガー スペック
コズハンガー30 | コズハンガー32 | |
サイズ | 250×80×49mm | 252×80×51mm |
対応ポール | φ30mm | φ32mm |
耐荷重 | 2kg | 2kg |
重量 | 135g | 140g |
発売予定日 | 2021年6月 | 2021年6月 |
価格 | 2,480円(税込¥2,728) | 2,480円(税込¥2,728) |
グラートハンマー
出典:ゼインアーツ
ゼインアーツから販売されるハンマーは、ちょっと未来的なデザインでカッコイイんです。
現在主流なのは、木の柄に真っ黒なヘッドを取り付けた、クラシックな雰囲気がするハンマーだと思います。
スノーピークのペグハンマーの人気からはじまり、様々なブランドから似ているデザインのハンマーが登場しています。
しかしゼインアーツのハンマーは、グリップ部分がアルミ製。
全体を金属のクールな感じが覆いカッコいいんです。(グリップエンドはゴム)
ヘッド部分は鋳造で、鍛造のペグもしっかりと打ち込む事が出来ます。
出典:ゼインアーツ
もちろんペグ抜き用のフックも付いているので、テントの撤収時も活躍します。
既にペグハンマーを持っていると、もう1本買うという考えはないかも知れませんが、デザインに惹かれて欲しくなってしまいそうです。
グラートハンマー スペック
サイズ | 32×109×260mm |
重量 | 540g |
材質・ヘッド | ステンレス |
材質・グリップ | アルミ |
材質・グリップエンド | ゴム |
発売予定日 | 2021年6月 |
価格 | 4,200円(税込¥4,620) |
グラートステイク
出典:ゼインアーツ
ハンマーが発売されるならペグもという事で、ゼインアーツの新商品には鍛造ペグがラインナップされていました。
鍛造ペグは、スノーピークをはじめ、村の鍛冶屋、ogawa等いくつかありますが、ゼインアーツの鍛造ペグはデザインが高いんです。
ハンマーが当たるヘッド部分は、直線的なデザインになっていて、他の鍛造ペグと違いを見せます。(ogawaのペグも直線的ですね)
出典:ゼインアーツ
そして柄の部分はフラットになっているので、重ねて束ねやすくなっています。
長さは18cmと28cmの2種類。
僕はペグをこれから集めるのなら、グラートステイクで揃えたくなっていたと思います。
とにかく無骨、男っぽさが溢れるようなカッコ良いデザインが良いですよね。
グラートステイク スペック
グラートステイク18 | グラートステイク28 | |
サイズ | 8×35×180mm | 10×40×280mm |
重量 | 105g | 225g |
材質 | スチール・黒電着塗装 | スチール・黒電着塗装 |
発売予定日 | 2021年4月 | 2021年4月 |
価格 | 320円(税込¥352) | 420円(税込¥462) |
ステンレスシェラカップ
出典:ゼインアーツ
ゼインアーツの2021年新商品にはシェラカップもありました。
そんなように考えてしまう方も多いと思いますが、ゼインアーツのシェラカップはこだわりの塊なんです。
まずカップの形状を見直し、固形物の食べやすさ、液体の飲みやすさ等を追求したようなんです。
それで生み出されたのは、開口と底面の径、側面の角度などを新たにし、これまでとは違ったデザインになったシェラカップです。
出典:ゼインアーツ
並べてみると、一般的なシェラカップは平べったく側面の角度が大きい感じですが、ゼインアーツのステンレスシェラカップはどちらかというとコップに近い感じで側面も垂直に近い感じになっています。
出典:ゼインアーツ
そしてハンドル部分も見直しています。
一般的なシェラカップは2本指で持つようになっていますが、ゼインアーツのステンレスシェラカップでは3本指で持った時に安定感が増すような形状になっています。
カップの形状やハンドルの形が他と違うと、重ねる時に合わないような気がしますよね。
出典:ゼインアーツ
しかし、そんなところも考えられていて、既存のシェラカップに重ねる事ができるようになっているんです。
さらには形状だけではなく、ステンレスの厚さにもこだわり、長く使えるように0.6mmという板厚になっています。
ステンレスシェラカップ スペック
サイズ | φ105×54mm |
重量 | 95g |
満水容量 | 300ml |
材質 | 18-8ステンレス |
発売予定日 | 2021年4月 |
価格 | 950円(税込¥1,045) |
まとめ
ゼインアーツの2021年新商品はどうでしたか?
テントをメインに紹介しましたが、テント以外にも魅力的なアイテムがたくさんあったように思えます。
テントではオキトマ2が、僕的には使いやすくてオシャレだと思いました。
その他、ランタンハンガーもペグハンマーも鍛造ペグも、どれを取っても良い感じだったと思います。
なんて思う方もいらっしゃいますよね。
それぞれのアイテムは、そんなに高額ではないので、お求めやすいと思います。
発売日が6月であったり4月であったりと統一されていません。
欲しいアイテムがあれば、事前にチェックしておくと良いと思います。
アイキャッチ画像 出典:ゼインアーツ