この冬にソロキャンプに行くのに、テントをどうしようと考えています。
ソロキャンプと言ったら、それこそ1人が寝られるスペースがあれば充分だとコンパクトなサイズのテントを使いますよね。
しかし何故か僕は、もう少し大きいサイズのテントをソロ用に使いたいんです。
できれば大型のシェルターにリビングスペースを設けて、暖かい空間でゆったりと過ごしたいと思ってしまいます。
とは言っても、今使っているサバティカルのスカイパイロットTCでは大き過ぎるような気もします。
そこでもうちょっとだけコンパクトなシェルターはないかなと探していました。
しかし寒い冬に耐えられるスカートが付いていて、それでいてカッコよく、しかもちょうど良いサイズ感のテントやシェルターを見つける事ができませんでした。
でもここに来て、理想に近いテントが見つかったんです。
それは、テンマクデザインの新商品のBLACK SUMMIT GG8という、ツインポールシェルター。
これが、ブラックカラーのシックな見た目でカッコ良いんです。
今回は、テンマクデザインから2021年1月下旬〜2月下旬に販売予定のBLACK SUMMIT GG8をチェックしてみたいと思います。
テンマクデザイン BLACK SUMMIT(ブラックサミット) GG8
概要
テンマクデザインから新しいツインポールシェルターが登場しました。
その名はBLACK SUMMIT(ブラックサミット) GG8。
JACOB LOGGEVEENとのコラボで、ロイヤルブラックのカラーがシックでカッコ良いんです。
僕もよく分からなくて調べたんですけど。。。やっぱり分かりませんでした。
検索結果に出てくるのは、1600年代のオランダの探検家の名前JACOB LOGGEVEEN(ヤーコプ・ロッヘフェーン)。
と、核心をつく訳でもなく、正解なのか間違っているのかも分かりませんでした。
とは言え、もし古い冒険家とのコラボだったらカッコいいですよね。
ただ収納ケースに書かれたJACOB ROGGEVEENの文字と、羊らしきマークが何かのブランドやショップのような気もします。
真相は今は分かりませんでした。
BLACK SUMMIT(ブラックサミット) GG8のサイズ
テンマクデザインのBLACK SUMMIT GG8のはツインポールシェルターです。
ロイヤルブラックのカラーで、シックな雰囲気。
出典:Amazon(NEMOヘキサライト)
見た目のデザインは、確かにニーモのヘキサライトに似ている気がします。
それは他のツーポールシェルターは横長の形なんですが、ヘキサライトは幅と奥行きの長さがそこまで離れてない正方形に近い形(約561×470×226(h)cm)。
このBLACK SUMMIT GG8は、組み立てサイズが約4,680×4,680×2,340(h)mmと、幅と奥行きが同じ正方形なんです。
どちらも横長のツーポールシェルターとは少し違った見た目で、近いものがあるのかも知れません。
BLACK SUMMIT GG8の重量と付属品
BLACK SUMMIT GG8の総重量は約8.47kg、本体の他にペグなどの付属品込みの重さになっています。
本体の素材はポリエステルオックス210Dで、重量は約5,45kgとなっているので、比較的軽いと思います。
ただ付属品を見てみると、ポールが入っていないんです。
付属品は、張綱×8、張綱用カラビナパーツ×8、ペグ×8、脱着式ペグ用ループ×18、デイジーチェーン×1、収納ケース×3となっていて、ポールは別売りと記載されていました。
ちなみにポールの長さは、メインポールで2,500mm程度(地面と隙間を開ける張り方)、サブポールで1,600〜1,800mmが目安のようです。
テンマクデザインから別売りのポールが出てくれれば良いのですが、今のところその情報は確認する事ができませんでした。
他のテントではあまり見かけないデイジーチェーンが付属品にあります。
デイジーチェーンは、メインポールのフックにセットして、シェルター中央部の天井部分に吊るします。
これがあるとランタンなどを吊るして使えるので、何気に便利ですよね。
BLACK SUMMIT GG8の張り方
BLACK SUMMIT GG8は、多彩な張り方ができるようです。
ツインポールシェルターで僕がイメージするのは、片側だけ跳ね上げているスタイル。
片側をサブポールで跳ね上げる事により、大きなタープのように使えるので、日中暖かい日に活躍すると思うスタイルです。
その片側を跳ね上げたスタイルで、サイドフラップで風や雨を避けるようする事もできます。
またその他にも、僕が勝手にイメージしているニーモのヘキサライトっぽい両側を下ろしたスタイル。
これはサイド部分を出入り口にする事で、日陰のスペースを確保しつつ風や雨を防いでくれます。
BLACK SUMMIT GG8の室内
BLACK SUMMIT GG8のサイズは、先に見た通り約4,680×4,680×2,340(h)mmです。
室内は正方形の床になり、中央部のツインポールがある場所が1番高さがあり、サイドに向かうにつれ天井が低くなります。
その為、ツインポールだけでは室内の外周付近はデッドスペースになってしまうかも知れません。
公式ページでは、コットを横に2台、縦にすれば4台置ける広さだと写真が掲載されていますが、その写真にはツインポール以外にサイドを支える短いポールが写っています。
ポールは別売りのとの事なので、このポールも別途購入する必要があるとは思いますが、これがあるとデッドスペースを軽減し、より広く使えるようになるんじゃないかなと思います。
一辺が4,680mmの長さなので、一般的なサイズのコットを置いても広々と使えそうです。
もしソロキャンプで使ったとしたら、充分すぎる広さを確保できるハズです。
BLACK SUMMIT GG8は裾の長さを調整できる
正確には、スカートが付いているテントが欲しいという事です。
スカートがないテントだと、やはり秋から冬の季節さらには春先まで、冷たい風がテントの下から吹き込んできてしまいとてつもなく寒いんです。
テント内でストーブを使っていたとしたら、換気ができて良いのかも知れませんが、冷気が触れる足などが冷たくなって辛くなってきちゃいます。
その為、スカート付きのテントやシェルターの方が僕的には好みなんです。
確かにBLACK SUMMIT GG8には、スカートは付いていません。
しかし脱着式ペグ用ループを取り付ける事で、裾の高さを変えることができちゃうんです。
更に言うと、裾をスカートのようにして地面に接地する事で、冷気の侵入を防ぐ事ができるんです。
季節に応じて裾の高さを調整すれば、気温の変化に対応する事ができます。
外から見たら、裾部分のデザインが少し変形しちゃているように見えるかも知れませんが、これって凄く魅力的じゃないですか?
BLACK SUMMIT GG8の結露対策
BLACK SUMMIT GG8は、素材にポリエステルオックス210Dを採用しています。
ポリコットンの素材のテントよりも、結露が発生しやすいと思います。
ポリエステルを使用したテントでは、テントやキャンプをする時期によっては、室内に雨が降っているかのようにポタポタと水滴が落ちてくる事もあります。
それは結露の量と共に、テントの形状やデザインに依るものもあるかと思います。
BLACK SUMMIT GG8では、天井部分を伝った水滴外周途中で落ちてこないように、横に縫製ラインを入れないように対策をしています。
水滴が伝って行く途中に生地に凹凸や障害になるものがあれば、そこから落ちてくるかも知れません。
結露の流れを考えた生地パターンで、対策されているのも好印象です。
BLACK SUMMIT GG8の魅力
- ロイヤルブラックカラーがカッコいい
- 多彩なバリエーションの張り方ができる
- 室内が広い
- 裾の高さを調整する事ができる
- 結露対策されてい生地を採用
このように、魅力的な特徴がたくさんありました。
僕もこの記事を書きながら、だんだんと欲しくなってきてしまいました。(実際に購入するのは怒られるかも)
BLACK SUMMIT GG8のデメリット
- JACOB LOGGEVEENが何か今のところ不明
- ポールが別売り
- インナーテントの有無
コラボレーションしているJACOB LOGGEVEENの情報が今のところ無さすぎて、何がなんだかわかりません。
web、Facebook、Twitter、インスタなどで調べたのですが、よく分かりませんでした。
そしてポールが別売りなのも、どんなポールを何本買って良いかなど分かりにくい所があります。
メインポールデザイン2本は絶対に必要なのは分かりますが、サイドを支える短いポール、跳ね上げ用のポールなど、ちょうど良いものを自分で探して購入するのは少し大変かも知れません。
別売りでも、テンマクデザインから販売していただけたら、とても助かると思うのですが。。。
ブラックサミット用のポールは、別売りで3月下旬頃発売予定です。
BLACK SUMMIT GG8 スペック
組み立てサイズ | (約)4,680×4,680×2,340(高)mm |
収納サイズ | (約)580×220×220(高)mm |
総重量 | (約)8.47k |
本体重量 | (約)5.45kg |
収納ケース重量 | (約)400g |
素材・本体 | ポリエステルオックス210D(表面撥水加工) |
カラー | ロイヤルブラック |
付属品 | 張綱×8、張綱用カラビナパーツ×8、ペグ×18、着脱式ペグ用ループ×18、デイジーチェーン×1、収納ケース×3 |
発売予定日 | 2021年1月下旬〜2月下旬 |
価格 | 49,800円+ 税 |
まとめ
テンマクデザインの新商品のBLACK SUMMIT(ブラックサミット) GG8をチェックしてみましたが、僕には凄く魅力的に感じました。
購入する事はできるか分かりませんが(奥さんの許可が降りるか)、これをソロキャンプで使ってみたいと思いました。
だって、見た目も凄くカッコ良くてオシャレですよね。
それに加えて機能的にも良さそうだし、何より裾の高さを調整して、冷気の侵入を防げるというのが良いと思います。
見た目はBLACK SUMMIT GG8と同じぐらいオシャレでカッコイイと思うテントやシェルターはあるのですが、スカート付きの物となると種類は限られてしまいます。
BLACK SUMMIT GG8なら、寒い時期のキャンプにも使えるんじゃないかというのが、惹かれる要因の一つです。
みなさんにはどう感じましたか?
発売予定日は2021年の1月下旬から2月下旬となっています。
それまでに、じっくり考えたいですよね。
アイキャッチ画像 出典:tentmarkdesigns