2021年に向けて新しいキャンプギアをチェックしていたら、凄く気になるアイテムがあったんです。
ロゴスの2021年春夏の新商品「Tradcanvasゆらゆらハンモックチェア」、これにどうしても腰かけたくなってしまったんです。
このTradcanvasゆらゆらハンモックチェアをキャンプに持って行ったところで、普段使っているチェアの代わりにはならないと思います。
焚き火の近くに置いたら、火の粉が飛んでくるのが不安ですよね。
キャンプ道具はだいたい揃えてあるので、このハンモックチェアを置く場所には困ってしまいますが、それでも欲しくなってしまいました。
必要かどうか聞かれているのに、僕は論点がズレた返事をして何とか押し切る作戦に出ました。
ロゴスの新商品は数量限定で先行販売されています。
しかし数に限りがあるので、売り切れてしまったら次に手に入るのは来春になってしまうんです。
必要かどうかではなくて今買わなきゃという無理矢理な理由をつけて、強引にロゴスのTradcanvasゆらゆらハンモックチェアを買ってみました。
今回は、ロゴスの2021年春夏の新商品「Tradcanvasゆらゆらハンモックチェア」をレビューしたいと思います。
目次
ロゴスの2021年春夏の新商品Tradcanvasゆらゆらハンモックチェアをレビュー
ハンモック?
出典:Amazon
ロゴスの2021年春夏の新商品Tradcanvasゆらゆらハンモック、このチェアは普通のキャンプチェアとして使うのではなくて、キャンプ場でリラックスする為に使うと思うんです。
コールマンのインフィニティチェアも、普通のキャンプチェアに置き換える事はしないで、リラックスすることを目的とした使い方をしますよね。
たぶん、ハンモックのように宙に浮いた何とも言えない心地よい体験ができると思うんです。
ちゃんとしたハンモックと違って寝転がる事は出来ませんが、どこでも設置する事が出来るという点でメリットがありそうです。
自立式のハンモックは、折り畳んでも意外に大きかったり、8〜9kgと重量もネックです。
Tradcanvasゆらゆらハンモックチェアなら、約5.7kgと重量的にも軽くて持ち運びしやすいと思います。
ロゴスの2021年SSの新商品はこちら。
収納時のサイズ感
早速届いたハンモックチェアを、キャンプ場で使ってきました。
届いたTradcanvasゆらゆらハンモックチェアは、収納ケースがビニール袋に包まれた状態。
それを開けてみると、まるで普通のキャンプチェアのような大きさの収納ケースでした。
サイズ的には収納時で約幅92×奥行28×高さ20cm。
取り出し口は巾着状になっていて、ショルダー用のストラップが付いています。
僕の持っているハイランダーのウッドフレームリラックスチェアで約98×15×11cmなので、それよりはちょっと太さがある感じです。
これなら車への積載も普通のチェアと同じように積む事が出来るので、持ち運びしやすいんじゃないかなと思います。
Tradcanvasゆらゆらハンモックチェアの組み立て
ロゴスのTradcanvasゆらゆらハンモックチェアを組み立ててみます。
まずは収納ケースから中身を取り出します。
ポリエステルのシート生地にスチール製のフレームが巻かれた状態で収納されていました。
スチール製のフレームは、そこそこの太さがあるのですが、全てのパーツが一体になっていてバラけてはいませんでした。
フレームを広げる事でほぼ完成するので、ヘリノックスのチェアのようにフレームを接続部に差し込む必要はないようです。
フレームを広げると、脚部は横から見ると三角形の形になります。
三角形の底辺が真っ直ぐになるようにフレームを広げて、可動部がピンの差し込み穴よりも下にくるようにします。
可動部の上のフレームに穴が見えたら、そこにピンを差し込んで固定します。
これは左右のフレーム共にします。
これでフレーム部分は完成です。
可動部を下げるのにちょっと力が必要ですが、あっという間にフレームの組み立ては出来ちゃいました。
次はチェアシートを取り付けます。
と言っても、チェアシートの肘置き部分にある支点パーツをフレームに差し込むだけでいいんです。
気をつけるのは、その時に転倒防止ベルトがフレームの外側にくるようにするだけなんです。
支点パーツもギュッと差し込むのではなく、ほとんど力は必要とせず、ただ乗せるだけという感覚。
これでTradcanvasゆらゆらハンモックチェアの組み立ては完成です。
思いのほか簡単に組み立てが終わっちゃいました。
逆に、「こんなに簡単で良いの?」って後ろめたい気持ちになってしまうほどです(笑)
サイズ感
想像より簡単に組み立てが終わりましたが、想像よりもはるかにサイズが大きくてちょっとビックリしました。
頭の中では、収納ケースが普通のキャンプチェアと同じぐらいの大きさだったので、組み立てた時のサイズも同じような物だと勝手に思っていました。
しかし良く考えてみればハンモックチェアなので、足を浮かせてゆらゆらする高さが必要ですよね。
なのでその分大きく見えたのかも知れません。
ちなみに組立時のサイズは約幅90×奥行68×高さ117cmです。
座面高は43cmとなっていますが、多分それは少し沈んだお尻の位置だと思います。
膝下に来る前面部分はリクライニングに角度や座った時に変わりますが、誰も乗っていないそのままの状態では座面が高い位置にあるように感じます。
横幅があるからなのか、背もたれの高さがあるからなのか、またはフレームの構造なのか分かりませんが、見た目にキャンプチェアとはちょっと違うのが分かりますよね。
ディテール
Tradcanvasゆらゆらハンモックチェアは、リラックスするのにピッタリのアイテムです。
右手の支点パーツの辺りに、ドリンクホルダーが付いています。
ドリンクホルダーもチェアシートに初めから取り付けてありました。
ただ、フレームと共に折り畳んで収納されているので、少し潰れちゃっていました。
少し厚みがあるポリエステルで、底面はメッシュになっています。
ドリンクホルダーに入れたペットボトルに水滴ができても、これならカビたりせずに安心です。
背もたれには枕が付いています。
決して大きなサイズではありませんが、首が疲れてしまう事を防げるので助かりますよね。
ただ、枕の位置を変える事が出来ないのがちょっとネックです。
枕を背もたれの後ろ側に移動させて無くす事は出来ますが、位置を下げるような事は出来ません。
背の低い方や子供が座った時には、枕に頭を乗せる事は出来ないかも知れません。
Tradcanvasゆらゆらハンモックチェアは、リクライニングする事が出来ます。
支点パーツから背もたれに繋がっているベルトを調整する事で、背もたれの角度を変える事ができます。
ただベルトを長くして背もたれをマックスに倒しても、180度寝転がる状態にはなりません。
そして背面側の左右にはフレームが入っているので、背もたれに寄りかかっても生地が大きく変形し型崩れすることがないので、身体を預けた状態でも楽なんです。
僕が使ってみて、背もたれを倒した状態が1番リラックス出来る姿勢に感じました。
ドリンクホルダー、ミニマクラ、リクライニングと、Tradcanvasゆらゆらハンモックチェアには、リラックス出来る要素が多く詰まっているように感じました。
ただ、その他を良く見てみるとちょっと作りが雑なところがあったので、それは残念でした。
例えば、右側のシート部分に黒い汚れが点々とあったり、縫製が雑で糸が少しほつれていたりしていたんです。
決して安くない値段なので、その点だけはちょっと残念に感じちゃいました。
座ってみる
Tradcanvasゆらゆらハンモックチェアには、座り方があります。
何も考えずに座ると、座面が移動してしまうので危険です。
シートの下にハンドルがあるので、脚の間から手を伸ばしてハンドルを掴み、シートが移動しないように固定しながら座ります。
※写真は友人Y
座るとすぐに、少し包まれるような感覚になります。
シートを揺らし脚を地面から浮かせると何とも言えない座り心地です。
いつもハンモックに乗る時って寝転がっちゃうことが多いのですが、これは座った状態なので、寄りかかれるブランコという感じでした。
包み込まれる感覚は、本物のハンモックに比べたら少し足りない気もします。
※友人Yは身長185cm
身長が183cmある僕が座ると、マクラの位置はちょうど良い位置にきます。
ちなみにTradcanvasゆらゆらハンモックチェアの耐荷重は約130kgなので、僕が座っても全く問題ないんです。
ただ、このようなチェアをキャンプ場に持ってくると、どうしても子供たちに奪われてしまいます(笑)
我が家の場合は、下の娘が独占してしまいます。
下の娘は130cmぐらいの身長ですが、1人で座ることができ、ゆらゆらと楽しんでいるようでした。
しかし、マクラの位置はやはり合いません。
とは言っても子供たちは、このチェアでリラックスしようとは考えていないはずです。
マクラが無くても全く問題ないようです。
収納
Tradcanvasゆらゆらハンモックチェアの組み立ては、超が付くほど簡単でしたが、収納も同じく簡単でした。
まずチェアシートを取り外すのですが、支点パーツをフレームに差し込んでいますが、ほぼ乗せただけの状態なので、全く力を必要とせず上に持ち上げるだけでした。
取り外したチェアシートは、背もたれ部分を前方に折り畳んでおきます。
その後フレームですが、可動部の上にあるピンを抜いて収束させます。
ピンもスッと簡単に抜けるし、収束するのも余り力は要りませんでした。
収束させたフレームをチェアシートで包み、後は収納ケースに入れるだけ。
収納ケースもかなり余裕があるので、適当に折り畳んであっても苦労せずに入れる事ができました。
Tradcanvasゆらゆらハンモックチェア スペック
サイズ | (約)幅90×奥行68×高さ117cm(座高43cm) |
収納サイズ | (約)幅92×奥行26×高さ20cm |
総重量 | (約)5.7kg |
耐荷重目安 | (約)130kg |
素材・フレーム | スチール |
素材・生地 | ポリエステル(PVCコーティング) |
まとめ
ロゴスの2021年春夏の新商品Tradcanvasゆらゆらハンモックチェアをレビューしました。
以前コールマンのインフィニティチェアをキャンプ場に持っていったのですが、折り畳んでも持ち運びし難い事もあって出番が減ってしまっていました。
しかしTradcanvasゆらゆらハンモックチェアならコンパクトに収納する事ができ、持ち運びしやすいと感じました。
これなら出番が減る事なく活躍しそうな気がします。
座った感覚も、ゆらゆらと楽しく童心に帰れるような感じでした。
僕はたまたま疲れていたのか、揺らしながら目を閉じたらすぐに5分ぐらい寝てしまいました。
今回それがあったからか、かなり好印象を持っています。
買ったばかりで黒く汚れが付いていても、「そんなのカンケーねぇ!」と心の中で言えちゃうぐらい、初めの印象は良かったです。
ただ家族や友達がいるキャンプでは良いのですが、ソロで行ったキャンプでは使って良い物なのか迷います。
もし、キャンプ場でおじさんが1人でゆらゆらとしているのを見かけても、見て見ぬふりをして下さい(笑)
ちなみに家のリビングで広げたら、ちょっと大きくて邪魔でした。
設置している最中は、子供に独占されてしまって、ほとんど座る事は出来ませんでした。
コールマンのインフィニティチェアはリラックスできる?
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