キャンプに使うイスを悩んで、もう何年過ぎたかわかりません。
いくつかのイスを買いましたが、納得できる座り心地の物もあったり、そうではない物もありました。
しかしここに来て、ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアが、僕の中で評価が高くなっているんです。
以前購入したダルトンのウッディビーチチェアとデザインは似てるのですが、座り心地が圧倒的に違うんです。
他に似ているイスに、スノーピークのTake!チェアがあります。
やっぱりスノーピーク、作りは良さそうなんですが、ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアに比べて値段がかなり高いんです。
しかも腿の下のフレームが当たるというレビューもちらほら。
そう考えるとこのデザインのイスなら、座り心地や値段を考慮すると、ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアは、かなりおすすめできるイスだと思うんです。
ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアには、サイズがMとLの2つあります。
多分、購入に悩んでいる方は、このサイズの違いにも少し頭を悩ますと思います。
今回ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアのMサイズを購入したので、Lサイズとの違いをレビューしたいと思います。
(Lサイズは少し前に購入済みです)
目次
ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアMサイズとLサイズとの違いをレビュー
僕がはじめに購入したのはLサイズのウッドフレームリラックスチェアでした。
その時は、自分の体が大きい事もあって、迷わずにLサイズを購入しました。
ウッドフレームリラックスチェアのLサイズは、大きさ的にも良く座り心地も良かったです。
我が家は4人家族ですが、前回はウッドフレームリラックスチェアを2脚しか購入していませんでした。
その時には、ダルトンのイスが2脚あるからと思いましたが、やはり座り心地が少し悪いんです。
その為今回追加で、後2人分のウッドフレームリラックスチェアを購入しました。
5歳の娘には、Lサイズのイスは少し大きいと思ったので、今回は2脚共Mサイズを購入しました。(実は1脚だけMサイズで良かったのに間違えました)
そして、届いたMサイズのウッドフレームリラックスチェアを並べて比べてみたら、MサイズとLサイズの大きさの違いがよく分かりました。
ダルトンのウッディビーチチェアとの比較レビュー記事はこちらで確認できます。
ハイランダー ウッドフレームリラックスチェアMとLのサイズの違い
ウッドフレームリラックスチェアの仕様上のサイズは、Mサイズでは約59x43x66cm、Lサイズは約66x53x81cmとなっています。
幅、奥行き、高さの全てでLサイズの方が大きく作られています。
座面高はMサイズで31cm 、Lサイズで約42cmです。
Mサイズの座面高では、ローチェアという感じかもしれません。
腰痛持ちのおじさん達には、Lサイズの座面高の方が使いやすそうですね。
サイズの違いがある分重さも、Mサイズで約2.5kg、Lサイズで約3.1kgとLサイズの方が重くなっています。
持ってみた感じは、600gの差なのであまり大差ないように思えました。
ハイランダー ウッドフレームリラックスチェアMサイズの作り
ウッドフレームリラックスチェアMサイズの作りは、Lサイズのイスと全く同じだと思います。
収納袋から取り出し収束型のフレームを広げ、背もたれ上部の生地をフレームに被せるだけで簡単に設置する事が出来ます。
収納する時は、逆の事をするだけです。
フレームの可動部分には金属パーツが使われ、耐久性を高めています。
ハイランダーのロゴは、脚部のフレームに刻印されていて、後ろから見る事が出来ます。
ウッドフレームリラックスチェアのMサイズとLサイズを並べてサイズの違いをみる
ウッドフレームリラックスチェアの2つのサイズを並べて置いてみます。
まずは正面から見てみます。
座面高に10cmの差があるはずですが、こうやって見てみるとあまり差を感じませんね。
背もたれ部分は15cmの差があるので、見た目に顕著に現れます。
正面から縦に並べてみます。
こうするとMサイズとLサイズの幅の違いがよくわかります。
数値的にはたった7cmの差ですが、座った時にはこの差が大きく現れそうです。
次は斜め前から見てみます。
うん、まるで飾ってあるかのようですね(笑)
遠近法を使っているみたいに、大きさの違いがよくわかります。
後ろから見てみると、フレームの長さの違いがよくわかります。
背もたれ部分のフレームもそうですが、可動するフレームなどそれぞれに大分差があります。
今度は上から見てみます。
奥行きの差は10cmですが、これが座り心地に差が出てきそうです。
小さい子供や女性なら良いですが、大柄な男性だと奥行きが浅くなると座り心地も悪くなってしまいます。
ウッドフレームリラックスチェアのMサイズとLサイズを実際に座ってみて違いを確認
ウッドフレームリラックスチェアのMサイズとLサイズに座って違いを確認してみます。
まずはMサイズに座ってみます。
僕は身長が183cmあり、体重も増えて大柄な体型です。
Mサイズに座ってみると、背もたれ部分は肩より大分下までしかありません。
しかし、頭を背もたれに寄りかけた座り方をしなければ、あまり気になりません。
それよりも座った時の幅がギリギリなのが気になりました。
特に座面の幅が僕には狭く感じられました。
ワンサイズ小さいイスに座っているというのが、見た目に丸わかりです(笑)
それでも座り心地は、小さいながら悪くはありませんが、奥行きが浅いためリラックスという感じではありません。
生地もパンパンに張ってますが、耐荷重が80kgあるのでギリギリ大丈夫です(笑)
次にLサイズに座ってみます。
Lサイズは、すでに座り心地が良いのは分かっています。
背もたれは、肩の下あたりまでなので、Mサイズと同じく頭を寄りかけることは出来ません。
それでも幅も奥行きもあり、ゆったりとリラックスできる座り心地です。
やはり、大柄の男性の方は、Lサイズの方が良さそうです。
次に5歳の娘に座って貰います。
娘は5歳にしては大きい方で、身長が110cmあります。
Mサイズに座わると、娘には奥行きがありすぎてリラックスしすぎちゃう感じになってしまいます(笑)
気持ち大きいような気がしますが、悪くはありません。
Lサイズでは、後ろから見たら何も見えなくなってしまいます。
座面も高いようで、サッとは座る事が出来ません。
足も床に着いていませんね。
身長155cmの長男では、どちらも座る事が出来ます。
もちろん、MサイズでもLサイズでも足は床に着きます。
見た目に良さそうなのはMサイズですが、長男の好みとしてはLサイズが良いようです。
奥さんも長男と同じくらいの身長なので、Mサイズが見た目にピッタリな感じがしましたが、座り心地はLサイズの方が良いようです。
Lサイズの方が、より包み込んでくれる感じがするようです。
そんな訳で我が家ではLサイズが3脚、Mサイズが1脚というのが理想でした。
しかし、Mサイズを2脚購入してしまったので、少し後悔しているところです。
収納袋の大きさの違い
サイズが違えば、収納袋のサイズも違ってきます。
Mサイズの収納サイズは約13x8x83cm、Lサイズは約15x11x98cmとなっています。
長さ的には15cmの違いがありますが、実際収納してみるとあまり違いは無いように思えました。
持った時の重さも600gしか違いがないので、あまり差は感じませんでした。
両方のサイズの収納袋とも、イス本体を出し入れするのに余裕がある作りになっています。
その為、イライラするということは無いと思います。
ハイランダー ウッドフレームリラックスチェア MサイズとLサイズの違い
Mサイズ | Lサイズ | |
サイズ | 約59x43x66cm | 約66x53x81cm |
収納サイズ | 約13x8x83cm | 約15x11x98cm |
座面高 | 約31cm | 約42cm |
重量 | 約2.5kg | 約3.1kg |
耐荷重 | 80kg | 80kg |
まとめ
今回のレビューで、僕的にはハイランダーのウッドフレームリラックスチェアのサイズの違いは、大人サイズか子供サイズで分けた方がしっくりくると思いました。
大人だったら、男性でも女性でもLサイズ、小学生以下の子供ならMサイズが良いと思います。
個人的な好みもあると思いますが、リラックスして座るのには、この分け方が良いんじゃないかなと思います。
大柄な男性でもMサイズに座れない事は無いし、小さい子供でもLサイズに座る事が出来ます。
ただ、座り心地を重視すれば、体型とサイズの違いで多少変わってくるので、よく考えたいところです。
両サイズとも作りは同じなので、自分の体形に合ったサイズなら、深く腰を掛けれて背もたれの角度も普通のイスより倒れているので、座り心地はとても良いんです。
ただ、肘置きがなのがこのイスの弱点です。
スノーピークのTake!チェア ロングのように肘を置ければ最高だと思います。
それにしても、ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアは、見た目もおしゃれだし、安くて座り心地も良いのでおすすめです。
人数分買いそろえるのには、2脚セットが約千円お得なのでおすすめです。
ハイランダーのチェアとANOBAのウッドフレームのチェアで悩んだらこちら。
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