どうしたものか、キャンプに行くと腰が痛くなっちゃうんです。
荷物持ったり置いたりする動作が多いという事もあると思いますが、やっぱりチェアにも多少なり原因があると思います。
よくよく思い出してみると、チェアから立ち上がる時に
って、声を出している事が多々あるんです。
元々腰が痛くての「いたたたたたたっ!」なのか、チェアに座ったから「いたたたたたたっ!」なのか、どちらが先か分かりませんが、少なからず僕の腰に影響を与えていると思うんです。
チェア選び1つで、キャンプ中に快適に過ごせるか変わってきます。
以前、ロースタイルでおしゃれなキャンプにしたいと思った事もありますが、チェアの座面高が低いと腰が痛くなってしまうので、そのスタイルはできませんでした。
リラックスチェアと名付けられたチェアも、お尻が沈んで背もたれの角度があるので、やっぱり腰が痛くなっちゃいます。
座面高が高く背もたれ垂直なディレクターチェアなら、腰は痛くならないかも知れないです。
でも、ちょっと好みじゃないんです。
チェア選びって、1度座ってみなきゃ分かり難い事もありますよね。
特に腰痛で悩んでいる方は。
今回レビューするのは、ANOBAのウッドハイバックチェアです。
木製フレームでオシャレ、そしてこのタイプのチェアには珍しく肘置きが付いているんです。
このチェアは、果たして僕は楽に座れるか、試してみたいと思います。
目次
ANOBAのウッドハイバックチェアをレビュー!
ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアL
出典:楽天
現在僕は、ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアLを使用しています。
このチェアは、リラックスと名前に付けられている通り、座面高は高いのですが少しお尻が沈み、背もたれに体を預ける事ができるようになっています。
これが最近使っていると腰が痛くなっちゃうんです。
このチェアに原因が全てある訳では無いと思いますが、「いたたたたたたっ」と声が出てしまいます。
使っているうちに生地が伸びてしまいお尻が深く沈んでしまって腰が辛いのか、たまたま腰を痛めてしまったのか分かりませんが。。。
サイズ
ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアLのサイズは、約66×53×81(h)cmとなっています。
高さは81cmとなっていますが、実際に測ってみると77.5cmでした。(使用している為フレームが広がった?)
腰痛に影響する座面高は、約42cmとなっています。
ただ、この約42cmというのは、どこを測っているのか分かりませんでした。
両サイドのフレーム部分(前方)の高さは、測ると約44cmありました。
実際に座るファブリック部分の前方中央部、ちょうど膝の下あたりの高さは約35.5cmでした。
お尻の下部分では約30cm(座らない状態)となって、前方部と約5.5cmの高低差がありました。
背もたれもの角度は、フレーム部分を測ってみると、約55度でした。
この座面の前後の高低差約5.5cmが、腰痛持ちの僕にとって角度があり過ぎるのか、座面サイドのフレーム部分とお尻の下の差がある為か分かりませんが、最近腰が痛くなってしまいます。
でも、座り心地は、そんなに悪くありません。
座面サイドのフレーム部分とのお尻の下の高低差がそこそこあるので、少し包まれているような感じになるんです。
生地が弛んでいるというのも、そう感じる要因だと思います。
まさにリラックスできるチェアだと思います。
ただ、前回のレビューでも書いたように、、肘置きが無いのが難点だと思います。
ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアのレビューはこちら。
ANOBAのウッドハイバックチェアチェア
ANOBAのウッドハイバックチェアは、見た目は何となくハイランダーのウッドフレームリラックスチェアと似ています。
ただ、このタイプのチェアには珍しく、肘置きがあるというのが、かなりの魅力になっていると思います。
サイズ
ANOBAのウッドハイバックチェアのサイズは、56×61×80(h)cmとなっています。
公式のサイズでは、ハイランダーの方が高さがあるようになっていますが、実際にはANOBAの方が高さがありました。(ハイランダーの高さは測ると77.5cmでした)
座面の高さは、座面前方の中央部で約37.5cm、お尻の下あたりで約33cmでした。
前後の高低差は約4.5cmとなっていました。
ハイランダーより高低差はありませんが、そこまで差はないようですね。
座面サイドのフレーム部分(前方)の高さは約43cm、ファブリック部分前方中央部との差は約5.5cmあります。
ハイランダーではこの差が約8.5cmあるので、ANOBAの方が沈み込まないという事になります。
背もたれもの角度は、フレームを測ってみると約55度。
これは同じでした。
肘置き
ANOBAのウッドハイバックチェアの最大の魅力の肘置きは、ファブリックで代用するような簡単なものではなく、しっかりとした木製の肘置きです。
本体のフレームと連動して、一遍に折り畳みや組み立てる事ができます。
肘置きの高さは前方部で約57cm、背もたれも側で50.5cmでした。
長さは約32cmあるので、どんな姿勢でも快適に使う事ができると思います。
コットン生地
これはハイランダーも同じですが、ANOBAのウッドハイバックチェアは生地にコットンを使っています。
コットンは火の粉に強いので、キャンプ中の焚き火の際に活躍してくれます。
これがポリエステル製の素材だったら、火の粉が付いた瞬間に穴が空いてしまいます。
コットンなら、すぐには燃える事がないので安心です。
ただ、コットン生地の特性として、織りムラがあったりします。
ANOBAのウッドハイバックチェアにも、良く見るとムラがありました。
これは仕方ない事なので、気になっても見なかった事にしましょう(笑)
背面ポケット
ANOBAのウッドハイバックチェアの背もたれの後ろ側には、大きなポケットが付いています。
このポケットがあるかないかで、収納袋の取り扱いが変わってきます。
ハイランダーには、背面ポケットが付いてないので、チェアを組み立てた後、収納袋を車の荷台に投げ入れています(笑)
しかし、背面ポケットがある事により、そこに収納袋を入れておく事もできます。
撤収時に、ワザワザ車まで取りに行かなくても良いんです。
ポケットの使い方は、人それぞれだと思います。
グローブを入れたり、雑誌を入れたり。。。僕の場合は収納袋ですが、たったそれだけでも何気に助かるんです。
ANOBAとハイランダーを比較
ANOBAのウッドハイバックチェアと、今使っているハイランダーのウッドフレームリラックスチェアを使用して比較してみます。
上記でサイズ等を比較しましたが、実際に座ってみると大きな差がありました。
まず感じた事は、ANOBAのウッドハイバックチェアの方が生地が固いという事です。
これはハイランダーのチェアの方は、普段使っているので生地が弛んでしまったからかも知れないという事を前提となってしまいますが、比較するとANOBAの方が沈み込まない感じです。
生地が固くて沈み込まないというのが悪いと言うことではなく、腰痛持ちのには逆に助かるんです。
※写真では友人に座ってもらっています。
ANOBAのウッドハイバックチェアは座って時に張りを感じます。
張りがあるから、リラックス出来ないという事もなく、角度のある背もたれに寄りかかる事で、ちゃんとリラックスして座る事ができます。
生地が固く沈み込まない事により、お尻の位置が深くなり過ぎず、腰の角度も程よい感じに保たれます。
沈み込み過ぎると、腰に角度がつき痛みの原因になってしまいます。
多分、ハイランダーは、この沈み込みがあるので腰痛に繋がってしまうと思うんです。
逆に腰痛がない方は、沈み込みがあるハイランダーの方が力を抜く事ができて良いかも知れません。
ANOBAは沈み込みが比較すると少ないので、立ち上がるのも楽にする事ができます。
そのまま立ち上がるのが大変なら、肘置きに手を付いて立ち上がる事もできます。
ハイランダーの方が、沈み込みがあるので立ち上がるのが少し大変でした。
ただ、ANOBAのウッドハイバックチェアの肘置きは、少し耐久性に不安があります。
肘置きなので、上からの圧力は想定されているかも知れませんが、手を付いて立ち上がると、肘置きが外側へ広がってしまいます。
肘置きの作りからして、外への力は想定外だと思うんです。
僕は普段あまり肘置きに手を付いて立ち上がる事はないのですが、友人がそのようにして立ち上がった時、肘置きが外に広がってしまいました。
体重を思いっきりかけ、想定外の方向へ力が加わってしまったら、もしかして壊れてしまう事もありそうな感じがしました。(想定され対策済みだったらすいません)
僕としては、どちらが使いやすいか(腰に負担がないか)と聞かれたら、ANOBAのウッドハイバックチェアと答えると思います。
そして何より、肘置きの存在が良いですよね。
ここの所ずっと肘置きがないチェアを使用してきましたが、開放感がありすぎです(笑)
肘置きがあると、コックピットにいるような感じがして落ち着くんです。
後は、座面の生地が取り外しができるかどうか、というのもあります。
僕の使っているハイランダーのウッドフレームリラックスチェアは、初期型なので生地を取り外しする事ができません。
しかし、バージョンアップしたウッドフレームリラックスチェア2では、取り外しが可能になっています。
生地が汚れた時に、洗う事ができるのが良いですよね。
ANOBAのウッドハイバックチェアは、生地を取り外しする事が出来ません。
ここが少し難点でもあります。
価格差
ANOBAのウッドハイバックチェアの座り心地は、僕的にはハイランダーのウッドフレームリラックスチェアに勝っていると思います。
ただ、価格を比較したら、正直どちらが良いか悩んでしまいます。
ハイランダーの方は、ウッドフレームリラックスチェア2で8,000円弱です。
ANOBAのウッドハイバックチェアは、17,000円弱なので、その価格差は大きく開いています。
コスパ的には、圧倒的にハイランダーなのですが、使い心地で言ったらANOBAなんです。
腰痛持ちの方が、この価格差で高い方を購入し快適に過ごせる事ができるのかと聞かれたら、絶対ではありません。
なので腰痛対策としてANOBAのウッドハイバックチェアを購入するのはおすすめできないんです。
あくまで、肘置きなどの使い勝手を考えて、お財布に余裕があればANOBAをおすすめしたいと思います。
ANOBA ウッドハイハックチェア スペック
サイズ | 56×61×h80cm |
収納サイズ | 96.5×13×15cm |
重量 | 約4.1 kg |
耐荷重 | 80 kg |
材質 | ブナ、コットン |
まとめ
ANOBAのウッドハイバックチェアをレビューしましたが、僕は普段使っているハイランダーのチェアよりも座り心地が良いように感じました。
ANOBAのチェアが、まだ使い込んてないからかも知れませんが、程よい固さの生地で過度なお尻の沈み込みがなく良かったです。
ハイランダーのウッドフレームリラックスチェアの方は、包み込まれるような座り心地がウリになっています。
確かにその点だけで考えたら、ハイランダーの方が包み込まれてる感はあります。
ANOBAは、程よくリラックスでき、そして立ち上がる時に負担が少ないというのが、僕的には気に入りました。
このタイプのチェアで肘置きがあるタイプは珍しいと思います。
気になる方は、一度チェックしてみてください。
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