キャンプで料理を作る事って、キャンプにおいて大きな割合を占める一大イベントですよね。
もちろん、料理を作るのには食材が必要。
レトルトやインスタントでも構いませんが、やっぱり生鮮食品を使った方が盛り上がります。
見えないところでは常に楽をしたいと思っている僕は、美味しいお肉を食べるためや写真映えのために必死になって料理をするようにしています(笑)
でも、一段落した後の夜食にはカップラーメンで楽しちゃう事もあります。
このキャンプの夜に食べるカップラーメンのカレー味って最高なんですよね・・・。
・・・夜の楽しみのカップラーメン以外で使う食材や飲み物などを持ち運びつつ、保冷や保存しておくのに便利なギアと言ったら、もちろんクーラーボックスですよね。
クーラーボックスは、できれば気密性が高くて保冷力があって、キャンプやアウトドアで使っても耐久性があり頑丈なものを選びたいです。
そこで使うのがハードクーラーボックス。
しかし頑丈で保冷力が高いハードクーラーボックスになればなるほど、重量が増して、かさばってしまうので持ち運びが面倒になってしまいがちです。
そんな時、軽くてどこでも持ち運びがしやすいソフトタイプのクーラーボックスがあるととても便利だと思うんです。
ファミキャンはもちろんソロキャンプには、軽いソフトクーラーボックスが何かと活躍するはずです。
今回はソロキャンプ用に、そして2つめのクーラーボックスとしても人気が高いソフトクーラーボックスのメリットやデメリットについて考えてみたいと思います。
こちらの記事は「あっちゃんの時々ソロキャン」で2021.3.15に公開した記事を引っ越しして一部修正したものです。
目次
ソロキャンプにソフトクーラーボックスが1つあると超便利?!
キャンプ用クーラーボックスの種類
出典:楽天
キャンプ用のクーラーボックスは大きく分けて2種類あります。
それは、ハードタイプとソフトタイプです。
クーラーボックスと言えば、やっぱりハードタイプのクーラーボックスをイメージする人が多いでしょう。
がっしりとした頑丈で重量感のある箱状のクーラーボックスで、素材は発泡ウレタンや発泡スチロール、真空断熱パネルで出来ています。
比較的値段が高く重量があってかさばってしまいがちですが、その分気密性が高く保冷力が高いのが特徴です。
暑い時期のキャンプや、肉や魚などの鮮度を保たなければならない食材にはハードタイプのクーラーボックスを使用した方が良いと思います。
しかしキャンプ中は、クーラーボックスを開け閉めすることが多く、それが原因で値段が安いクーラーボックスではヒンジの部分がすぐに壊れてしまったり、その都度冷気が逃げてしまうので保冷力や保冷時間に物足りなさを感じてしまうこともあるかも知れません。
なるべくならハードクーラーボックスは、本格的なアウトドアメーカー製の耐久性の高いものを購入するのをおすすめします。
初期投資が高くなりがちですが、安く買ったクーラーボックスが期待ハズレで、2つ目3つ目と買い替えするといった無駄な出費を防ぐことにつながるでしょう。
出典:楽天
2つめが、今回紹介するソフトタイプのクーラーボックスです。
内部に断熱性の高い素材を使用し、ボックス状になっているものの他にも、トートバッグやバッグタイプのものもあります。
比較的柔らかな素材を使用しているので、使っていない時には折りたたんで持ち運びすることができます。
ソロキャンプにハードクーラーボックスが気になる方はこちらの記事も参考に!
ソロキャンプでも大人気なハードクーラーボックス!しっかり冷やして高機能〜おすすめ商品5選と選び方〜
1人で自由きままに過ごすアウトドアとして人気を集めているソロキャンプ。 様々な有名人が動画配信をしてるので、ソロキャンプに興味を持っている人も多いと思います。
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ソフトクーラーボックスのメリット
出典:楽天
①軽くて収納しやすい
ソフトクーラーボックスの魅力と言えば、まずその軽さと折り畳み可能な収納性の高さでしょう。
ソフトクーラーボックスはどのメーカーでも大体1㎏以下と軽量で、ハードクーラーボックスと重量の差は歴然です。
また、使わない時や中身がなくなった撤収時には折り畳んでしまうこともできます。
自宅での保管時も、折り畳んでしまえるのでかさばりません。
ソロキャンプの場合、持ち込む食材や飲み物は1人分なので、だいたい10リットル台もしくは多くとも20リットルもあれば十分なサイズです。
②サブのクーラーボックスとして便利
ソフトクーラーボックスは、2つめのサブのクーラーボックスとして使われることが多いようです。
メインはハードタイプを使用し、必要に応じて調理中に食材を一時保管するのに使ったりもできます。
日帰りバーベキューやデイキャンプ、その日のうちに使い切りたい食材を持ち運ぶのに使うにも便利です。
また、宿泊数が長いキャンプや、家族や友人とのキャンプで手持ちのクーラーボックスの容量が心配な時などにも、バックパックの中に忍ばせておくキャンパーは多いようです。
③使い分けによる利便性の高さ
一般的に保冷力が高いのはやはりハードタイプのクーラーボックスです。
しかし真夏以外はそれほど長時間の保冷力は必要ないこともありますよね。
ハードクーラーボックスだけでなくソフトクーラーボックスも持っていると、季節や食品に応じて、またはソロキャンプであまり荷物を増やしたくない時などに、自分の必要性や都合に合わせてクーラーボックスを使い分けることができるのもメリットの1つだと思います。
またキャスター付きのソフトクーラーボックスなら、重たくなってしまっても、持ち運びが楽にできるものもあります。
④キャンプ以外でも活躍
レジ袋が有料化されたことにより、お買い物にマイバッグを持参する人が増えています。
軽量で持ち運びがしやすいソフトクーラーボックスは、普段のお買い物にも便利ですよね。
僕は、スーパーに買い物に行ったらアイスなどの冷凍食品を持ち帰るためによく使っています。
また子供がいる家庭なら、ピクニックや学校行事などでも1つ持っていると何かと使う機会が多くて便利だと思います。
⑤沢山入る
ボックス内の容量と形が決まっているハードクーラーボックスに比べ、多少変形してしまいますが柔らかな素材で出来ているソフトクーラーボックスはものを沢山収納することができます。
とはいえ、限界はあるので壊れないよう気を付けましょう(笑)。
メリット
①軽量で収納しやすい
②2つ目のサブとして優秀
③ハードクーラーボックスと使い分けが便利
④キャンプ以外でも使える
⑤意外に沢山はいる
ソフトクーラーボックスのデメリット
出典:楽天
①保冷力が物足りない
気密性の高いハードクーラーボックスに比べ、ソフトクーラーボックスの欠点はやはり保冷力がものたりないこと。
保冷時間の長い保冷剤を使用したり、食品の詰め方に気を付けたり、頻繁に開け閉めしないようにしたり、日陰で地面から離れたテーブルの上に置くようにしたりと気をつけることがいくつかあります。
しかし、この欠点を補うほどに保冷力の高いソフトクーラーボックスも販売されているんです。
②入れすぎ注意
素材が柔らかいので多少の変形も大丈夫です。
沢山入るのがソフトタイプのメリットですが、調子に乗ってあれもこれもと沢山入れすぎると壊れてしまったり、持ち運びがしにくくなる、保冷力が落ちることもあるので気を付けてください。
③耐久性とお手入れ
キャンプに持参すると、どうしても汚れてしまいます。
また、ハードタイプに比べると耐久性にも不安があるでしょう。
ソフトタイプのクーラーボックスは、置く場所を気を付けたり、丸洗い可能などのお手入れがしやすい商品を選ぶのをおすすめします。
デメリット
①キャンプでは保冷力が物足りない
②入れすぎると破損や保冷力の低下もあり得る
③ハードクーラーボックスに比べて耐久力が劣る
ソロキャンプで使うソフトクーラーボックスのおすすめ商品
AO Coolers クーラーバッグ 12 AOパック キャンバス ソフトクーラー
出典:楽天
アウトドアの本場アメリカ発祥のAO Coolers。
食肉産業や水産業などの業界向けクーラーボックスの販売を行っていた会社ならではの高性能なクーラーボックスが人気です。
高密度の独立気泡フォームを使用した厚み1.9㎝の断熱材を使用していて、インナー素材にはウォーターベッドなどに使用される高品質ビニールライナーを採用しています。
この組み合わせによりソフトクーラーボックスでありながら、ハードタイプにも負けない抜群の保冷性を発揮するんです。
サイズによっては外気温49度の中で、約24時間氷を保冷・維持できるほどのパワーがあります。
また、独自の5層構造が耐久性・防湿性を持ち、結露も防ぐことができます。
広いマチでたっぷり収納でき、付け替え可能なショルダーベルト、サイドのバックルの留め外しでボックス型とトート型の2WAYで使用することができるのもいいですよね。
サイズは幅35×奥行18×高さ30cm。
350mlの缶なら12本と氷を2.2㎏収納することができ、帰りはコンパクトに折り畳んで持ち運ぶことができるのもおすすめポイントのひとつです。
AO Coolers クーラーバッグ 12 AOパック キャンバス ソフトクーラー スペック
詳細
サイズ:幅350×奥行180×高さ300(mm)
容量:11.35L
素材:コーデュラナイロン
重量:907g
ロゴス(LOGOS) ハイパー氷点下クーラー Mサイズ
出典:楽天
保冷力がさらに向上し、多くのキャンパーに高評価を受けるロゴスの新型ハイパークーラーです。
一般保冷剤を使用することもできますが、2つの氷点下パックを使用することでアイスクリームを最大13時間保存することができるほどの保冷力の高さが最大のおすすめポイントです。
セミハード型で折り畳みが可能なので、コンパクトに収納することもできます。
表面は太陽光を反射するメタルシルバーカラー。
シェルプロテクト構造で、中身を外部の衝撃からも守ります。
サイズは約幅30×奥行24×高さ24cm(内寸約幅26×奥行21×高さ22cm)、収納時サイズは約幅30.5×奥行11×高さ24.5cm。
重量は0.9㎏と荷物を減らしたいソロキャンプでは本体の軽量さも魅力です。
容量は約12Lで、350ml缶16本(ペットボトル500ml12本)と氷点下パックが入ります。
ロゴス(LOGOS) ハイパー氷点下クーラー Mサイズ スペック
詳細
サイズ:約 幅30×奥行24×高さ24cm
収納サイズ:約幅30.5×奥行11×高さ24.5cm
内寸:約 幅26×奥行21×高さ22cm
容量:約 12L
素材:EVA/PU/PE/PVC
重量:約0.9kg
氷点下パックの性能の詳細はこちらの記事で確認できます。
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THERMOS サーモス ソフトクーラー 15L
出典:楽天
保冷・保温性能に優れた水筒でおなじみサーモスのソフトクーラーボックスです。
大きすぎず小さすぎない15Lサイズは、運動会や週末のまとめ買いはもちろん、アウトドア・ソロキャンプにも丁度いいサイズ感が魅力です。
500mlのペットボトルなら12本、2Lボトルなら4本入るソフトクーラーです。
アイソテック2の5層断熱構造の高い保冷力で、鮮度と冷たさをしっかりキープしてくれます。
汚れを拭き取りやすい撥水加工が施されたポリエステル生地でお手入れしやすく、フラットに折り畳んでコンパクトに持ち運ぶことができるでしょう。
本体寸法は約幅25×奥行19×高さ34cm。
本体重量は0.5㎏と超軽量です。
THERMOS サーモス ソフトクーラー 15L スペック
詳細
サイズ:幅25cm×奥行19cm×高さ34cm
容量:約15L
素材:外生地 ポリエステル(表面ポリウレタンコーティング)、内生地 PEVA、クッション(断熱材) ポリウレタン・発泡ポリエチレン・ポリプロピレン不織布
重量:0.5kg
snow peak スノーピーク ソフトクーラー 18L FP-118
出典:楽天
スノーピークのソフトクーラーボックスのサイズは、幅34.3×奥行24.1×高さ22.9cm。
18Lまで収納可能で、550mlタイプのペットボトルが15本収納できます。
ソロキャンプには、ちょっぴりゆとりのあるサイズのソフトタイプのクーラーボックスです。
内部に冷気を保冷したまま熱を外に跳ね返す軽量の断熱材を使用していて、保冷力も充分。
内側の溶接部分は超音波溶接が施されているため、水漏れの心配もありません。
断熱材はアルミコーティングエアシェル内装材、アウターにはPVCナイロンを採用し、外部からの熱や衝撃にも対応しています。
未使用時にはつぶしてコンパクトに持ち歩くことも可能です。
snow peak スノーピーク ソフトクーラー 18L FP-118 スペック
詳細
サイズ:343×241×229mm
容量:18L
素材:PVCナイロン、断熱材 アルミコーティングエアシェル内層材
重量:820g
参考スノーピークのソフトクーラー18をレビュー~本当はシアトルスポーツが欲しかったのは内緒です・・・~
運動会前に絶対に買っておきたかったのがソフトクーラーボックスです。 これがあれば、暑い日中にでも冷たい飲み物を飲む事が出来るんです。
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CAPTAIN STAG キャプテンスタッグ スーパーコールドクーラーバッグ 12L
出典:楽天
キャプテンスタッグのスーパーコールドクーラーバッグは、使用しない時は折り畳んでコンパクトに収納可能な保冷力抜群のクーラーボックスです。
内面の補強板により、他社のソフトタイプのクーラーボックスび比べかなりしっかりとした作りになっていて、ドリンクや小物を置くサブテーブルとしても使用することができます。
コスパが良いキャプテンスタッグだからといって、決して安っぽいデザインではなく、逆におしゃれな見た目が良いと思います。
使用時サイズは約幅30×奥行25×高さ22.5cm、収納サイズは約幅30×奥行24×高さ13cm。
キャプテンスタッグ スーパーコールドクーラーバッグ 12L スペック
詳細
サイズ:約 W300×D250×T225mm
収納時サイズ:約 W300×D240×T130mm
容量:約12L
素材・上部/底部:EVA+PVC圧着
素材・本体生地:EVA
素材・断熱材:ウレタンフォーム・アルミ蒸着
重量:約 750g
カラーは白地に黒ラインが入ったものとブラック、ベージュの3種類があり、サイズは25Lのものもあります。
ブラックがめっちゃカッコ良いんです!
まとめ
出来るだけ手荷物を減らして軽量化したいソロキャンプ。
ソフトクーラーボックスの最大のメリットは、その軽さと折り畳み可能なことによる持ち運びのしやすさです。
近年はソフトクーラーボックスも高性能化しており、ハードタイプに負けない保冷性能を持つものも登場していてデメリットも少なくなってきています。
キャンプでの置き場所や中身の詰め方、使い方、保冷剤の性能などに気を付けることで、保冷性をさらに保つこともできます。
夏場以外のキャンプの場合は、ソフトタイプだけでも十分に保冷することができるはずです。
また、ハードクーラーボックスを使用している人には2つめのクーラーボックスとしてもおすすめです。
調理中の食材の一時保管用として、すでに使用しているクーラーボックスの容量が心配な時に、折り畳んで一緒に持参するだけでもかなり心強いと思います。
キャンプで使用しない時は日々のお買い物やデイキャンプ、ピクニックなどでもソフトタイプのクーラーボックスを持っていると便利だと思います。
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アイキャッチ画像 出典:楽天