ソルムと言えば、テンマクデザインとコラボで出しているクラシックなテントが有名ですよね。
A型テントのペポやロッジ型テントのペポライト、そしてペポライトのオレンジカラーと、魅力的なテントがラインナップされています。
ソルムのテントは持っていませんが、僕が唯一持っているのはスパイスボックス。
ソルムとのコラボだからとは言いませんが、見た目もオシャレで使いやすいんです。
そんなソルムに新しくシェルターがラインナップされます。
ペポクイックキャビンと言う名前が付けられたシェルターは、クラシックなロッジ型。
パッと見た時から、オシャレ感が漂ってくるんです。
これを使いこなしたら、キャンプ場でも目立つハズ。
そしてペポクイックキャビンは、見た目だけではなく、他のロッジ型テントにはない機能性もいい感じなんです。
今回は、テンマクデザインのペポクイックキャビンを紹介します。
目次
テンマクデザインのペポクイックキャビン
ペポクイックキャビンのサイズ
出典:テンマクデザイン
ペポクイックキャビンは、組み立て時のサイズが約2600×2600×2400(h)cmのシェルターです。
コールマンのタフドーム2725が約270×250cmのフロア面積から3〜4人用となっています。
ペポクイックキャビンは、タフドーム2725と違いフロアがないシェルターなので、コットを置くなどしたら1〜2人ぐらいが丁度いいと思います。
出典:テンマクデザイン
またタープのようなスペースとして使った場合は、写真にあるようにテーブルとチェアを置いたら2人、頑張って3人ぐらいが良さそうです。
2人で使うなら広く使えるので、ゆったりとリラックスできそうです。
出典:テンマクデザイン
ペポクイックキャビンには、フロアがありませんが、別売りのグランドシートをシェルター内にセットする事ができます。
グランドシートを使えばテントのようにお座敷スタイルで使う事ができ、その場合は3〜4人の就寝スペースも確保する事ができると思います。
インナーテントでツールームテントにもなる
出典:テンマクデザイン
ペポクイックキャビンには、別売りでハーフインナーがあります。
ハーフインナーのサイズは1200×2400mmのフロア面積です。
ソロで寝るなら幅が120cmもあるので、かなり余裕が持てます。
2人で寝る時は、1人当たり60cmとなるので、ちょっと狭いかも知れません。
ハーフインナーをセットする事で、寝室とリビングスペースを備えたツールームテントとして使う事ができます。
インナーテントは、本体の縦横どちらでもセットする事ができ、縦にセットした時に本体のサイドパネルを跳ねあげれば、広いタープスペースとリビングを備えた広々としたテントとして使えそうです。
出典:テンマクデザイン
さらにインナーテントは、1つだけではなく2つセットする事もできます。
2つセットするとテント内にリビングスペースはなくなってしまいますが、より多くの人数が寝る事ができるようになります。
ペポライトと連携でツールームテントに
出典:テンマクデザイン
ペポクイックキャビンは、既に発売されているソルムのペポライトと連結する事もできます。
ペポライトの正面側をペポクイックキャビンの背面側に差し込む形で繋げば、別途寝室があるツールームテントになるんです。
ペポクイックキャビンの背面側は、観音開きになっているので、高さが1400mmのペポライトはスポッと入っちゃうんです。
連結部分がどのようになっているか分かりませんが、他のコンパクトなテントでも連結できちゃいそうですよね。
ただそれだと、見た目の統一感が持てないので、オシャレとは言い難くなってしまうかも知れません。
出典:テンマクデザイン
ペポライトとの連結でツールームテントとして使えば、2〜3人でゆったりと過ごす事ができるようです。
もしハーフインナーを使った時に3人で使うなら、ハーフインナーは2つ必要になるし、ハーフインナー同士のつなぎ目に少し高さがあるので、真ん中で寝る事はできないと思います。
どちらか一方のインナーテントに2人、もう一つは1人という配置で寝る事になります。
3人で使うなら、ペポライトと連結した方が良さそうですよね。
車への連結も可能
出典:テンマクデザイン
公式に連結パーツという物は販売されませんが、カーサイドタープのように跳ね上げたパネルを車に繋げて使う事もできます。
元々、サイドパネルの跳ね上げには別途キャノピーポールを自分で用意する必要があります。
ポールが無い場合には、車に接続する事も考えても良いかも知れません。
車との連結部品は、車の天井部分に吸盤で留めたり、金具で車の一部を挟む部品が販売されてきました。
吸着強度は分かりませんが、吸盤だったら簡単に取り付けられそうです。
所有している車にもよりますが、ランクル60などのレトロな車と連結したら、凄く見栄えが良くなると思います。
その為には、車を買う必要もありますが・・・。
TC素材
出典:テンマクデザイン
ペポクイックキャビンは、フライシートの素材にTC素材を使用しています。
窓部品にはポリエステル素材を使用していますが、壁の大部分はTC素材なので通気性が良く結露も軽減してくれるので快適に過ごせると思います。
遮光性もあるので、夏の強い日差しの時も比較的暑さを抑えてくれるはずです。
屋根はポリエステル
出典:テンマクデザイン
ペポクイックキャビンの壁の素材は通気性がいいTC素材でしたが、屋根はポリエステルオックス210Dになっています。
撥水加工やテフロン+UVカット加工、PUコーティングがされているのポリエステルなので、防水性が高く、雨が降っても安心して使う事ができます。
またスカート部分も同じ素材になっているので、雨が染み込んでくることも防げます。
弱点は重さ
出典:テンマクデザイン
素材にTC素材を使っている為か、またはスチール製のポールが重たい為か、総重量は約20kgもあり重たいんです。
内訳を見てみると、幕本体が約8.23kg、ポールが9kgありました。
これはやっぱりポールが重たいようです。
ロッジ型のテントは、スチールの骨組みがやっぱりしっかりとしている為か、重たい傾向にあります。
ペポクイックキャビンも、それらと同様にしっかりとしたフレームなので、重たいんだと思います。
とは言え、フレームの組み立ては簡単のようです。
ワンタッチテントの国内販売数300万張りとシェアNO.1の実績があるニューテックジャパンが監修していているので簡単ながら安心して使えそうです。
ニューテックジャパンは、ワンタッチテントのカンタンタープの他、ナショナルジオグラフィックや鎌倉天幕なども取り扱っている実績がある会社です。
全体の重量は重たいですが、強度などの安全性を考えたら、少し我慢しても良さそうですよね。
ただ女性1人では持ち運ぶのが大変かも知れません。
腰痛持ちの僕でも、ちょっと辛いかもです(笑)
テンマクデザイン ペポクイックキャビン スペック
組み立てサイズ | (約)2,650×2,650×2,400(高)mm |
収納サイズ | (約)980×230×220mm(本体生地) |
総重量 | 20.86kg |
耐水圧 | 1,500mm(屋根部) |
素材・フライシート | コットン混紡生地(TC):ポリエステル65% コットン35% |
素材・屋根・マッドスカート・縁部 | ポリエステルオックス210D |
加工 | 撥水加工・テフロン+UVカット加工、PUコーティング |
素材・メッシュ | ポリエステルメッシュ75D |
素材・ポール | ポール/スチール(黒) |
付属品 | ペグ×19本、張り綱×8本、収納ケース×2 |
価格 | ¥69,800+ 税 |
発売日 | 4月中旬発売予定 |
まとめ
テンマクデザインから発売されるペポクイックキャビンは、ロッジ型でありながら、使い方によってはツールームテントとして使え、なおかつTC素材で快適に過ごす事ができる機能性が高いシェルターです。
何より見た目のクラシックな雰囲気がたまりません。
優雅に紅茶を飲みたくなるようなデザインは、ちょっと憧れてしまいます。
ただその分、テントに合わせてテーブルやチェア、または小物などもクラシックな感じに揃えないと、チグハグになってしまいそうな気もします。
見た目を大事にするのなら、ちょっと予算が高くなってしまいそうです。
でもそれが出来たらキャンプ場でも注目されそうですよね。
重量がある事が難点ですが、それはこの形のテントをつかうなら仕方ない事かも知れません。
オシャレに使えるテンマクデザインとソルムのペポクイックキャビンは魅力的です。
ロッジ型のレトロなテントは他にもあります。
ogawaの2021年新商品のテントにもロッジ型のオシャレなテントがラインナップされています。
アイキャッチ画像 出典:テンマクデザイン