テントと言えばogawa。
古くからキャンパーに愛されてきた老舗ブランドは、信頼と実績があります。
クオリティが高いテントは、キャンプでの使い心地も良いハズ。
って、ogawaのテントを使う事に憧れてはいるんですが、今まで手にした事はありません。
でもいつかは、所有してみたいブランドの1つなんです。
老舗ブランドという事もあるのか、ogawaにはどうしてもお堅いイメージがありませんか?
どこかキチッとしていて、キャンプに対して真摯に向き合う姿勢を求められるような気がしちゃうんです。
でも、毎年発表されるテントをよく見てみると、お堅いデザインの物だけではなく、遊び心がありオシャレなデザインの物もありますよね。
例えばトリアングロやアポロンのように、デザイン性が高く、誰もが欲しくなってしまうようなテントもラインナップされています。
そんなogawaの2021年新商品が発表されています。
今回は、新商品のラインナップの中でテントとシェルターを紹介したいと思います。
目次
ogawa 2021年新商品のテントとシェルター
アポロンT/C
出典:ogawa
ogawaと言えば、アポロン。
キャンプ場でみかけると見惚れてしまうほど、アポロンのデザインが好きなんですよね。
でも僕にとっては高嶺の花、ちょっと値段が高いんですよね。
そんな憧れのアポロンにT/C素材が登場します。
出典:ogawa (従来のアポロン)
今までのアポロンは、フライに210Dのポリエステル素材を使用した物でした。
カラーは、サンドベージュとダークブラウンでどっしりと落ち着いた雰囲気。
新しく発売されるT/C素材のアポロンは、オフホワイトとサンドベージュで、全体的に軽やかな明るい雰囲気。
ルーフフライにはポリエステル素材を使用しているので、雨や結露対策も安心です。
そして従来のアポロンとは違い、フレームがブラックカラーになっていて、さらに太さもアップしているんです。
見た目もよりオシャレになり、使いやすさもアップしたアポロンTC、魅力的ですよね。
TC素材により重量増
出典:ogawa
ただTC素材になった事で、重量は従来のアポロンよりも重くなっています。
従来ではフライで約10.7kgだったのに対し、アポロンTCでは約15.7kgになっています。
付属品等を合わせて持ち運ぶ際は、ちょっと苦労するかも知れません。
インナーテントは2人用と5人用があり別売りになっています。
テント本体とインナーテントを合わせたら、ちょっと値段が高くなってしまうのも気になるところです。
とは言え、魅力的である事には変わりありませんよね。
アポロンTCは、2021年春の発売予定になっています。
アポロンT/C スペック
サイズ | 585×320×205(h)cm |
収納サイズ | 78×36×45cm |
素材・フライ | T/C(耐水圧350mm)、ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) |
素材・ルーフフライ | ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) |
素材・フレーム | 6061アルミ合金φ19mm、φ14.5mm |
重量 | フライ:約15.7kg、ルーフフライ:約1.2kg ポール:約8.1kg、付属品重量:約4.35kg |
カラー | オフホワイト×サンドベージュ |
オーナーロッジ ヒュッテレーベン
出典:ogawa
大きな屋根を持った家の様に見えるオーナーロッジ ヒュッテレーベンも、魅力的なテントです。
フロアレスのシェルターのような作りで、多彩な使い方ができると思います。
例えば、カンガルースタイルでコンパクトなテントを入れたり、中央部前後にある出入り口の左右に別売りのインナーテントを吊るしたりして使う事ができます。
このようなあまり見かけないデザインは、キャンプ場で映えてオシャレに見えると思います。
出典:ノルディスク (ウトガルド13.2)
確かに大きな屋根と中央部に出入り口を備えるデザインは、ウトガルド13.2に似てると思います。
オーナーロッジ ヒュッテレーベンは、ウトガルドよりも横に長いデザインで、どっしりと構えて堂々ととしているように見えます。
サイズ的にはオーナーロッジ ヒュッテレーベンが520×228×205(h)cm、ノルディスクのウトガルド13.2が430×295×240(h)cmとなっているので、やはりオーナーロッジ ヒュッテレーベンの方が幅広くなっているようです。
その分奥行きと高さはウトガルドの方があり、オーナーロッジ ヒュッテレーベンは細長い形状をしているようです。
素材
出典:ogawa
オーナーロッジ ヒュッテレーベンの素材は、テントの側面はTC素材、屋根はポリエステルを使用しています。
屋根部分にポリエステル素材を用いる事で、雨の侵入をしっかり防ぎ、安心して使う事ができそうです。
出典:ogawa
その他の機能としては、背面部はを張り出して日陰のスペースを大きく取ることもできたり、本体の窓やドアを全てメッシュにする事もできます。
デザイン性が高く魅力的ですが、それに加えて快適に過ごせる機能も持ち合わせたシェルターだと思います。
オーナーロッジ ヒュッテレーベン スペック
サイズ | 520×228×205(h)cm |
収納サイズ | 82x32x34cm |
素材・フライ | ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)、T/C(耐水圧350mm) |
素材・フレーム | スチールΦ22mm、6061アルミ合金Φ13mm |
重量 | 総重量(付属品除く):約19.6kg 付属品重量:約3.8kg [内容]フライ:約9.7kg、ポール:約9.9kg |
カラー | オフホワイトxサンドベージュxダークブラウン |
オーナーロッジ タイプ52R T/C
出典:ogawa
ogawaのロッジテントと言えば、オーナーロッジ タイプ52Rですよね。
格子デザインの窓とロッジのようなシルエットは、レトロな雰囲気満載でとてもオシャレで魅力的です。
そんなタイプ52Rにも、TC素材の別バージョンが登場します。
従来のタイプ52Rでは、素材に210Dのポリエステルを使用し、インナーテントにTC素材が使われていました。
タイプ52RのTCバージョンではテント側面がTC素材になり、屋根部分はポリエステル素材を残しています。
側面は通気性や保温性に優れた素材を使い、快適に過ごせるようになっています。
出典:ogawa (従来のタイプ52R)
カラーは、アポロンTCの時と同じで、従来のタイプではサンドベージュとダークブラウンでしたが、TCバージョンではオフホワイトとダークブラウンになり、より爽やかで可愛らしくなった感じがします。
TCバージョンでも格子窓のデザインは採用されているので、レトロな雰囲気は踏襲されていて良いですよね。
またそれらの窓やドアは、メッシュが完備されているので通気性も良く使えます。
出典:ogawa
さらに背面は跳ね上げて使えるので、タープスペースも確保する事ができて使いやすいと思います。
サイズは310×260×208(h)cmとなっています。
上記の2種類のテントと違い、タイプ52RTCにはインナーテントが付属していて、そのサイズは300×220cmです。
出典:ogawa
公式ページの図には、インナーテント内に大人5人が並んで寝ているように描かれていますが、それだと1人約60cm幅しかないので、余裕を持って定員は大人4人とした方が良いと思います。
レトロなデザインがオシャレなオーナーロッジ タイプ52R T/C、デザインと共にインナーテントが付属しているのが良いですよね。
オーナーロッジ タイプ52R T/C スペック
サイズ | 310×260×208(h)cm |
収納サイズ | 82x26x40cm |
素材・フライ | ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)、T/C(耐水圧350mm) |
素材・インナーテント | T/C |
素材・グランドシート | ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) |
素地・フレーム | スチールΦ22mm |
重量 | 総重量(付属品除く):約18.7kg 付属品重量:約2.5kg [内容]フライ:約4.8kg、インナーテント:約4.6kg、ポール約9.3kg |
カラー | オフホワイトxサンドベージュxダークブラウン |
タッソT/C
出典:ogawa
次も、ラインナップされている従来のテントが、TC素材になったバージョンです。
タッソは、メインポールの長さを調節し、高さや幅を自在に変えることができるモノポール(ワンポール)のテントです。
出典:ogawa (従来のタッソ)
従来のタッソは、75Dのポリエステルリップストップでダークブラウンの渋いデザインをしていました。
新しいタッソはTC素材になり、カラーはサンドベージュです。
見た目の印象が全く違って見えます。
全体が明るい色になった事で、軽やかでオシャレな感じがします。
従来のカラーでは無骨でカッコいい雰囲気がしたので、素材以外にも大分違いがあるように思えます。
多彩なアレンジが可能
出典:ogawa
タッソTCは、メインポールの高さを調整する事で、六角形や七角形、または八角形に形を変える事ができます。
キャンプスタイルなどに合わせて、テントの形を変えることができるのは良いですよね。
出典:ogawa (タッソTC7七角形張り出し)
それに加えて、張り出しができたりと多彩なアレンジが可能になっています。(張り出し用のポールは別売りです)
さらにスカートが付いているので、季節や気温に合わせてバリエーションを変えることができるのが、魅力の1つです。
インナーテントは付属していなく、専用の物も今のところ無いようです。
インナーテントが欲しい時は、ツインピルツフォークLのハーフインナーが利用可能となっています(六角形時)。
個人的には、ソロキャンプで使ってみたいテントですが、やっぱりいいお値段なので躊躇してしまいます。
でも張り出した姿がカッコいいんですよね〜。
タッソT/C スペック
収納サイズ | 74x24x24cm |
素材・フライ | T/C(耐水圧350mm) |
素材・ポール | 6061アルミ合金 Φ30mm |
重量 | 総重量(付属品除く)約7.4kg 付属品重量:約3.1kg [内容]フライ:約6.3kg、ポール:約1.0kg |
カラー | サンドベージュ |
まとめ
ogawaの2021年新商品のテントやシェルターは、従来のポリエステル素材がT/C素材バージョンになった物が多いのですが、それでも元になっているテントが魅力的なのでさらに良く見えてきます。
僕にとってはずっと憧れがあるアポロンTCや、あまり見かけなくてオシャレなシルエットのオーナーロッジ ヒュッテレーベンが凄く魅力的に映ります。
もちろんタイプ52R TCもタッソにも惹かれます。
可愛らしいロッジテントは、僕の顔には合わないとは思いますが、一生に一度だけでも使ってみたいです(笑)
ogawaの2021年新商品のテントには、どれか気になるテントはありましたか?
これらの新商品のテントは、2021年春の販売予定になっています。
2020年の新商品はこんな感じでした。
2019年の新作テントも、魅力的なものがたくさんありました。
入荷したら見に行きたいOgawaのショップ!
アイキャッチ画像 出典:ogawa