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キャンプ道具レビュー

XGIMI MOGO Proをレビュー!据え置き型のプロジェクターと画質と明るさを比較!キャンプで使うモバイルプロジェクターはコンパクトで高画質なものが良い!

2020年12月28日

キャンプを何回かやっていると、色んな作業を手早くこなせるようになってくるので、意外に空き時間が増えてしまいやる事がなくなってしまいませんか?

僕は、そんな時間に大画面で映画を見てのんびりと過ごしたいと、夢を見た事があるんです。

しかしキャンプ場で大きなスクリーンで映画を見るのには、結構ハードルが高い

iPadでいいじゃん!

テレビを持ち込む訳にはいかないし、タブレットじゃ画面が小さいです。

そうなるとプロジェクターを使ってスクリーンに投影するのが良さそうなんですが、そもそもプロジェクターを買うのはハードルが高いですよね。

たとえプロジェクターを買ったとしても、今度はキャンプ場で電源をどうするのか、さらにはスクリーンを買うのかシーツなどで代用するのか等、考える事がたくさんあります。

長い間色々と考えて、最近やっと納得出来る環境になったのでそれを紹介したいと思います。

僕が、キャンプでプロジェクターを使う為に買ったのが、XGIMIのMOGO Proというモバイルプロジェクターです。

今回は、XGIMIのMOGO Proを買い替え前の据え置きタイプのBenQ MH530と画質と明るさを比較しつつレビューしたいと思います。

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XGIMI MOGO Proをレビュー!

プロジェクターの選び方

白いスクリーンを見る男性

僕は以前、家庭用にプロジェクターを導入した事があり、電源にコンセントを使う据え置きタイプのプロジェクターを買いました。

特にキャンプ場に持ち出す事は考えてなく、その時は画質が良さそうな物を選んだんです。

しかしAmazonでプロジェクターを検索すると、中華製の安いプロジェクターが沢山ヒットします。

それらの安いプロジェクターは解像度が低く、画像が粗そうでした。

解像度の目安ってどんな感じ?

プロジェクターの基本的な解像度は

SD720×480pDVD
HD1280×720p動画配信サービス
フルHD1920×1080pブルーレイ
4K3840×2160pUltra HD ブルーレイ

となっていて、アスペクト比(縦横比)は16:9です。

5,000円前後のプロジェクターで800×480という解像度もあり、アスペクト比は15:9で画質的にはDVDに近いと思います。

ブルーレイぐらいの画質があれば充分だよね。

1万円前後になると1080p対応という機種も出てきますが、気をつけなければいけないのが入力に1920×1080pに対応していて、実際に出力できるのは1280×720pだったりする事もあります。

4Kが映せるプロジェクターになると値段が何十万円もしちゃうので、それ以外でなるべく解像度が高いものが良いですよね。

プロジェクターの光源

そして明るさも重要です。

プロジェクターの明るさは、ルーメンという単位で表される事が多いですが、コレがなかなか難しいんです。

一般的にはビジネス用で2000ルーメン以上、家庭用で100〜2000ルーメンぐらいのプロジェクターが多く、その明るさによって値段も変わってきます。

しかし安いプロジェクターでも4000ルーメンと記載されている機種もあったりします。

ルーメンは最大値ってこともあるみたい。

4000ルーメンもあれば、EPSONの指標では外光が差し込む大きな会場でもくっきり明るく映せるとありますし、RICOHでは30人程度までの中会議室で使えるとあります。

その安いプロジェクターのレビューを読んで見ると、「明るい」という意見の他に「部屋を暗くしても全然明るくない」という反対の意見もありました。

そんなレビューを読むと、その安いプロジェクターはとても4000ルーメンもないような気がするんです。

そもそもルーメンって光源の明るさの単位なので、照らされている場所の明るさはルーメンという単位ではないんです。

光の方向や収束具合によって明るさが変わってくるので、安いプロジェクターでルーメンの数値が高いのに暗いと言われるのは、計測の仕方や光の収束具合、または最大値を記載している場合があるのかも知れません。

さらにルーメン以外にANSIルーメンという単位で表記される機種もあります。

ANSIルーメンは、ルーメンの平均値を算出した値なので、また比較の仕方が変わってきてしまいます。

(大手メーカーでルーメンと記載していても、ANSIルーメンで測定した数値を記載している場合もあるようです)

有名ブランドなら良いけど、安いプロジェクターは判断が難しいね。

大手メーカーなら2000〜3000ルーメン以上あれば家庭では明るく使えるし、安いプロジェクターの明るさに関してはなるべくレビューやレビューにある写真を参考にした方が良さそうです。

なにせ暗いと、昼間の太陽の明かりでカーテンを閉めても、映像が薄く見え難くなってしまったりと影響を受けてしまうからです。

そんな事を考え、2〜3年前にBenQのMH530というプロジェクターを買いました。

BenQのMH530の解像度は1920×1080p、最大輝度は3200ルーメンでした。

BenQのMH530を壁に映して使っていたのですが、明るく発色も良く充分満足がいくものでした。

電源をコンセントからバッテリーに

モバイルプロジェクター

出典:Amazon

BenQのMH530を買ってから数年後、プロジェクターをキャンプに持って行きたいと思った時に、電源をコンセントから取るこの機種では難しいなと思い始めてしまいました。

なぜなら、キャンプ場でコンセントを使うとなると、電源付きのサイトに泊まるか別途電源を用意する必要があったからです。

なので、しばらくの間はコテージ等に泊まった時にだけプロジェクターを持って行くようにしていたのですが、自分が思い浮かべていたのとはちょっと違ったんです。

しかしそれもポータブル電源を入手してから変わりました。

ポータブル電源があれば、プロジェクターが使える事に気がついたんです。

それからは、ポータブル電源とMH530を持ってキャンプに何回か行ってプロジェクターを楽しみました。

スクリーンも80インチ映せる物を購入し、BluetoothスピーカーとAmazon FIRE TV STICK をプロジェクターと共に袋に詰めて持って行きました。

本体やコードで大きな袋を持ってたよね。

なんとかプロジェクターで映画を見る事は出来ましたが、少し荷物が多くて持ち運びが面倒でした。

そこで、もっと手軽に持ち運べるモバイルプロジェクターの購入を考え始めたんです。

モバイルプロジェクターなら、本体にバッテリーを内蔵しているのでコンセントは必要ないし、スピーカーも内蔵されています。

何よりプロジェクター本体のサイズがコンパクトになるのが、持ち運びに便利だと思いました。

そこで購入したのがXGIMI MOGO Proです。

AnkerのNebula Capsule Ⅱ

出典:Amazon (Anker Nebula Capsule Ⅱ)

モバイルプロジェクターでは、AnkerのNebula Capsule Ⅱも候補にあったのですが、解像度が1280×720のHD画質だった事と明るさが200ANSIルーメンだった事がネックでやめてしまいました。

XGIMI MOGO Proは、解像度が1920×1080のフルHD300ANSIルーメンあります。

何よりブルーレイ画質で映画が見れると言うのが、僕的には魅力でした。

元々の値段に差はありますが、Amazonのセール中には結構値段が下がるので、その機会に買っちゃいました。

購入を迷ったAnkerのNebula Capsule ⅡはXGIMI MOGO Proより少し価格が安いんです。

XGIMIというブランド

楽天公式

出典:楽天

Amazonのセール中に悩みに悩んで購入したモバイルプロジェクターXGIMIのMOGO Pro。

何に悩んだかというと、やっぱりブランドの知名度

元々欲しいと思っていたAnkerの方が、モバイルバッテリーを使っているという事もあり、安心感がありますよね。

一方、XGIMIというブランドは知りませんでした。

そもそもなんて読むの?

調べて見ると「エックスジミー」と書いている方もいるし「ジミー」と読んでる方もいました。

正確にはどっちが正しいか分かりませんが、「ジミー」の方が言いやすいので、僕の頭の中ではジミーで読んでしまっています(笑)

XGIMIは中国の成都市にある、小型プロジェクターなどを主に扱っているブランドのようです。

2013年に設立されていて、従業員が600人程の上場企業で、中国国内では家庭用プロジェクター市場でトップのシェアを持っている、有名なブランドです。

僕が知らなかっただけで、ちゃんとしているブランドでした。

何より二子玉川の蔦屋さんがXGIMIを取り扱っていて、公式サイトにも「XGIMI 「MOGO Pro」先行展示・販売スタート」なんて記事が掲載されているので、コレを見ると安心できるような気がします。

XGIMI MOGO Proとは

MOGO Proとは

出典:Amazon

XGIMIのMOGO Proは、世界初のフルハイビジョンの解像度で投影する事ができるモバイルプロジェクターです。

フルハイビジョンなので、投影する解像度は1920×1080p、入力は2Kや4Kにも対応しています。

Android TVを搭載していて、Google Play ストアから4,000以上のアプリが使えるようです。

しかしレビューを見ると、Netflixのアプリが使えないような事も記載されていたので、アプリにも相性的なものがあるのかも知れません。

そしてGoogleアシスタントに対応しているのも便利に使えそうです。

その他、僕が気になる機能は、オートフォーカスです。

プロジェクターの電源を入れると、自動的に焦点を合わせてくれるみたいなんです。

今まで使っていた据え置きタイプのBenQ MH530は、もちろん手動で焦点を合わせる必要がありました。

コレが常に同じ場所に置いてあるなら良いのですが、移動させて使うと、その度にダイヤルを回して調節する必要があるありました。

内蔵スピーカー

出典:Amazon

さらに内蔵されているスピーカーは、Harman-kardonの32mmデュアルスピーカー

据え置きタイプのMH530では、おまけ程度のスピーカーでしたが、コレなら別途Bluetoothスピーカーに接続しなくてもそこそこ良い音質で聞けそうです。

内蔵するバッテリーは、10,400mAhのリチウムバッテリーで、最大3.5時間使用可能(省エネモードで1時間の充電)のようです。

音楽は7時間聞くことができます。

しかしレビューを見ると、2時間ちょっとしか持たないという意見もあるので、省エネモードを使わずにだいたい映画1本分見れると考えておけば良さそうです。

もしもの事を考えておくなら、ポータブル電源があれば、予定外の時間にも対応出来ると思います。

電源はACコンセントでUSB-Cではないので、モバイルバッテリーは使えません。

開封

外箱

XGIMIのMOGO Proは、白い外箱に入って届きます。

専用ケースは別売りになっていて、それがそこそこ高いんです。

YouTubeでのレビュー動画では、専用ケースを使用しない場合はこの白い外箱に入れて持ち運ぶのが良いと言っていました。

僕も専用ケースが高くて購入しなかったので、外箱は潰さずに取っておきたいと思います。

箱の中

外箱を開けると、本体はスポンジのような物に上下を保護されています。

コレも捨てずに取っておかないと、衝撃に耐える事が出来なくなってしまいます。

付属品

付属品は、プロジェクター本体の他に、説明書類とリモコン、ACアダプターが同梱されていて、別に付属している箱にACコンセントが入っていました。

本体外観

外観正面

AnkerのNebula Capsule Ⅱが円柱形だったのですが、XGIMIのMOGO Proは四角柱に近い形をしています。

背面以外の前と左右はメッシュになっていて、ポツポツと穴が空いていて、前面上部には投射部があります。

背面

本体は背面は、電源ボタンやHDMIとUSBの入力端子、電源用のDCの入力端子が配置されています。

家庭で使う時は、コンセントを接続したままでも良いと思います。

Netflixのアプリが対応していないようなので、HDMI端子にAmazonのFire TV Stickを接続しても良いかもしれません。

(屋外で使う場合はFire TV Stickの電源も取る必要があります)

上部

本体上部は再生やボリュームのボタンが配置されていて、タッチパネルのように触れると操作する事ができます。

底部

本体底部には、三脚の取り付け用のネジ穴があります。

リモコン

リモコン

リモコンは、シンプルでボタンに記されているマークを見れば、何となく操作する事が出来そうです。

電源ボタンは1番上、Googleアシスタントのボタンや設定ボタン、ボリュームボタン等が付いています。

真ん中の丸いボタンは、早送り巻き戻し、再生一時停止等に使います。

リモコン底部

リモコンの底にはボリュームとフォーカスの切り替えがあり、ボリュームボタンで何を操作するか切り替える事ができます。

リモコン電池

背面側の電池を入れる場所の色はブラックに近いグレーになっていて特徴的です。(電池は単4電池2本使用します)

設定

リモコン接続

設定は、投射された通りに進めて行けば簡単に設定する事ができます。

まずは、リモコンを本体と接続します。

本体に10cmぐらい近づけて、リモコンのホームボタンと戻るボタンを同時押しします。

リモコンが繋がればそのまま設定に入っていくのですが、僕の場合は理由は分からないのですが、なかなか繋がらなくて少し苦労しました。

WiFi設定

その後、言語を決めてWi-Fiの設定をします。

あらかじめ、Wi-Fiのパスワードを準備しておくと、スムーズに進める事が出来ると思います。

グーグルのログイン

Google Play等を使う為にアカウントも用意しておくと良いと思います。

Googleアカウントを使いAndroid TVにログインし、そのまま位置情報の許可等の設定も済ませます。

おすすめアプリ

最後におすすめのアプリをインストールできるので、使いたいアプリを選びます。(使用したいアプリ画質無ければそのまま進めてください)

その後、Android TVの機能の説明を読んだら完了です。

ホーム画面

ホーム画面になり、アプリなどが並んだ画面になりました。

Amazon prime VideoやHuluなど使いたいアプリがあれば、Google Playストアからダウンロードします。(Netflixのアプリはありますがそのままでは使う事が出来ませんでした)

BenQのMH530と比較

MH530

今まで僕が使っていたのはBenQのMH530という据え置き型のプロジェクターです。

MH530は、解像度が1920×1080で最大輝度が3200ルーメンです。

一方、XGIMIのMOGO Proは解像度が1920×1080で同じで、輝度が300ANSIルーメンとなっていました。

この2機種で、どちらが明るいのか、数値を比べただけでは分かりませんでした。

なので並べてみて、明るさを比較してみました。

ホーム画面の比較

今回は、スクリーンを使わずに部屋の壁に投影してあります。

プロジェクター本体を置く位置を合わせるより、投影された映像の大きさをなるべく合わせるようにしてみました。

MH530とMOGO Proでは、本体の位置を合わせるとMOGO Proの映像が大きくなってしまうので、MOGO Proは少し手前に配置してあります。

Amazon Prime Videoのホーム画面で比較してみると、明らかに違いがわかりました。

写真では右側がMOGO Pro、左側がMH530です。

左側に方がクッキリ見える!

MH530の方が明るくはっきりと映っていますよね。

色の発色もMH530の方が綺麗に見えます。

白い色の場所を見てもMH530の方が綺麗で、MOGO Proでは少しグレーがかってくるのでくすんでいます。

画質比較

今度は、映画の一部分を抜き出してで比べてみます。

上半分にBenQのMH530、下半分にXGIMIのMOGO Proを投影してみました。

画面真ん中付近は映像が重なってしまっているので、その場所は省いて下さい。

今度もやはりMH530の方が明るく、色の発色が綺麗なのが分かると思います。

XGIMIのMOGO Proは、暗くて色も綺麗に出てませんよね。

特に肌の色が、MH530では陽が当たっているように見え、MOGO Proは日陰にいるように見えるというぐらい違いがでています。

赤色の比較

次の画像では赤色に注目してみてください。

全体的な明るさもありますが、上のMH530の方が赤色が綺麗に見えます。

写真を撮ろうとしたスマホの影で見えにくいですが、右側にあるリンゴの色もMH530の方が美味しそうに見えます。

MOGO Proは顔色が悪く見える。

青色の比較

次は青色。

この画像だと比較が難しいですが、全体的に暗く青味かかってしまっているのがMOGO Proの方だと思います。

画面の明るさで言えば、圧倒的にBenQのMH530の方が上で、色の発色も綺麗に見えました。

BenQのMH530は既に生産中止されているので、別の家庭で使うプロジェクターとしては据え置きタイプで3000ルーメン近い物なら、明るさに満足ができる画質ではないでしょうか。

しかしキャンプ場などに持ち運ぶ事を考えると、据え置きタイプではちょっと大変です。

コンパクトさや使いやすさを考慮するとモバイルプロジェクターのXGIMI MOGO Proの明るさでも充分な気もします。

XGIMIのMOGO Proをテント内で使ってみる(ノルディスク ユドゥン5.5)

ユドゥン内

ノルディスクのユドゥン5.5の中でXGIMI MOGO Proを使ってみました。

ユドゥン5.5の内部ではスクリーンは設置する事はできないので、屋根部分に投影してみました。

屋根とプロジェクター本体の距離によって、投影される映像の大きさが変わってきますが、ユドゥン5.5ではあまり大きく投影すると見難くくなってしまいました。

なので、ちょっと小さなテレビぐらいがちょうど良かったです。

思っていたよりキレイに色が出てるように見える!

ユドゥン内天井に投影

周囲が真っ暗なキャンプ場では、MOGO Proの少し暗い映像は全く気にならなず、発色も良いように感じました

スピーカーの音もキャンプ場では充分満足がいく物で、逆に低音が響き過ぎているような気もしちゃいます。(家ではより低音が響くJBLのBluetoothスピーカーに接続しています)

狭いテント内では、寝転がって見る事もできるのが良いと思いました。

テント内で使ってみる(サバティカル モーニンググローリーTC)

モーニンググローリー内

先日、友人のモーニンググローリーTC内にスクリーンを設置してXGIMI MOGO Proを使ってみました。

MOGO Pro用に三脚を買ってないので、スロウワーのスツールの上に置いています。

投影されている映像は、暗さを感じず良かったのですが、どうしても映像が傾いてしまいます

地面の傾斜が影響しているとは思いますが、これらは台形補正やオートフォーカスで直す事はできません。

その為、キャンプ場など屋外に持ち出した際は、三脚を取り付けて設置するのが良いと思います。

いくらスクリーンに対して正面にプロジェクターを設置しても、傾きは直すのは難しいです。

モーニンググローリー内設置

そしてテントによっても、見難い事があります。

それはワンポールテントやツーポールのシェルターなどでは、スクリーン(投影する場所)とプロジェクターの間にポールを挟む配置になってしまうと思います。

そうなると、どうしてもポールが邪魔になりスクリーンの映像にポールの影ができてしまうんです。

これは邪魔だね。

テント内にスクリーンを設置すると、大きなスクリーンでは設置場所が限られてしまいます。

モーニンググローリー内ポールが邪魔

限られた場所に設置したスクリーンに投影するとなると、ある程度距離をとった位置にプロジェクター本体を置くので、内部にポールが立っているワンポールテントなどでは影が必ずできてしまうハズです。

スカイパイロット内プロジェクター設置

※スカイパイロットTC

コレはXGIMI MOGO Proではなくても同じで、以前サバティカルのスカイパイロットTC内でBenQのMH530を使った時も同じでした。

ワンポールテントやツーポールシェルター等では、邪魔になるポールを我慢して使うか、二又ポールの導入の考慮、またはもうテント内を使わないで屋外でプロジェクターをするかのどれがになります。

カマボコテント内プロジェクター

※カマボコテント

内部にポールが立っていないカマボコテントでは大丈夫でした。

80インチのスクリーンを設置し、MOGO Proで投影しても邪魔になる物はなく動画に集中できます。

ちなみに今回使っていたスクリーンは自立式で、サイズは181.1×106.6cmで80インチのものです。

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使い勝手

本体斜めから

XGIMI MOGO Proの画質は、十分満足がいくものでした。

ただ明るさが少し物足りないと感じました。

白色で表現されるところが、少し暗くなっていて綺麗なホワイトに見えなかったんです。

それに伴い、他の色も少し薄暗い印象です。

ただ、比較するものがなければ、それなりに見えてくるのが不思議です。

ホーム画面の操作は、リモコンで操作するとキビキビと反応しストレスを感じることはありません。

ただ、逆にリモコンの反応が良すぎるためか、間違って少しボタンに触れてしまうとすぐに反応してしまい、一時停止やホーム画面に戻ってしまうことも多々ありました。

本体上部のタッチパネルの感度もよく、すぐに反応します。

レスポンス的には、かなり高い評価ができます。

本体背面電源

バッテリーは実際にどのくらい持つのか確認していませんが、映画1本は見ることができました。

家ではコンセントに接続しながら使っているので、もちろん切れることはありません。

スピーカーから出力される音声は、僕が使っていた据え置きタイプの物よりもかなり良い音質でした。

低音もしっかりと出るので、静かなキャンプ場で使うと周囲に迷惑なんじゃないかなと思ってしまうほどです。

とは言え、JBLのBluetoothスピーカーなどと比べたら、音質は落ちます

過度な期待は禁物ですが、内蔵されたスピーカーとしてみれば充分な性能だと思います。

ちなみに家では、Bluetoothスピーカーに接続して使うようにしています。

オートフォーカス

期待していたオートフォーカスは、電源をONにするたびに焦点を調節してくれるので便利です。

台形補正もあるのですが、横方向(水平)の補正はしてくれません。

スクリーン等に真正面から投影する分には良いのですが、少し斜めから投影してしまうと映像がちゃんとした長方形になりません。

プロジェクターを真正面に置くのも意外と難しく、調整に苦労します。

特にキャンプ場など地面に傾斜がある場所では、三脚がなければ画像が傾いてしまい、より調整するのが難しくなります。

台形補正も自動ですべて調節してくれたら、かなり評価は高くなると思います。

Netflix最適化されてない

Netflixのアプリは、他のアプリ同様に標準では使えません。

アプリを起動するとすぐに落ちてしまいます。

対応策としては、XTV managerというアプリを経由することで接続できるようになるようです。

僕はAmazonのFire TV Stickを、MOGO Proの背面のHDMI端子に繋いでいます。

それだとキャンプ場に持ち出す時には、ポータブル電源が必要になってしまうので、XTV managerのアプリを導入しようか検討中です。

(XTV managerをダウンロードしてNetflixを追加したのですが、上記の写真と同じエラーになって開けませんでした)

XGIMI MOGO Pro スペック

サイズ14.6×10.55×9.45cm
重量約900g
解像度1920x1080画素
対応解像度2K/4K
輝度300 ANSI ルーメン
ランプ寿命約30000時間
アスペクト比16:9
投影モード前面 / 背面 / 天井
フォーカス調整1秒オートフォーカス
台形補正オート(垂直 ±40度対応)  手動(水平 ±40度対応)
入力DC×1/HDMI×1/USB2.0 ×1
出力ヘッドホン×1

まとめ

キャンプ場でプロジェクターを使いたく、今まで使っていた据え置きタイプのBenQのMH530から、モバイルプロジェクターのXGIMI MOGO Proに買い替えたのでレビューしてみました。

キャンプにプロジェクターを導入しようとすると、そこそこお金がかかってしまいます

あまり画質を重視しなかったり、車で持ち運ぶからと大きさにも拘らなければ、Amazonなどで買える安いプロジェクターでも問題ないと思います。

その場合、電源サイトかポータブル電源が必要になります。

モバイルプロジェクターなら、バッテリーを搭載しているので映画1本分ぐらいなら見る事ができるし、別途スピーカーやコード類を接続しなくても大丈夫なんです。

荷物が少ないのが良いよね。

XGIMIのMOGO Proは、色々なYouTuberさんが紹介しているように使い勝手は良いと思います。

ただ今まで使っていた据え置きタイプと比べると、少し暗いのが気になりました。

今回は買い替えで、古いMH530は手放してしまいましたが、正直画質的にはそっちの方が良かったとちょっと後悔もあります。

ただキャンプ場で使う事を考慮すると、バッテリーを積んでいる方が、色々なシュチュエーションで使えるので良いと思います。

もちろん屋外に持ち出さず家庭で使うなら、MOGO Pro程お金をかけずとも、高画質のプロジェクターがあると思います。

とは言え、携帯のしやすさからMOGO Proには満足しています。

モバイルプロジェクターを導入して、よりキャンプを楽しんでみませんか?

ファミキャンはもちろん、ソロキャンプでも満足な時間を過ごす事ができると思います。

キャンプでプロジェクターを使いました。


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東京都在住、キャンプ歴30年のアウトドア愛好家です。妻と長男、小学生の娘と一緒に、家族キャンプやソロキャンプを楽しむ日々を送っています。 本格的にギア集めに熱中し始めたのは約10年前。以来、自分にとって本当に使いやすく、長く愛用できる道具を探して日々情報を集め、試し、そしてこのブログで発信しています。 現在は以下のようなメディア・企業ともご縁をいただき、情報発信やコラボ活動にも取り組んでいます。 WEBメディア「Picky’s」「マイベスト」 記事監修 キャンプクエスト公式ライター/CAMPOUT提携ライター Swany、スタークR、GreenSummit 公式アンバサダー Makuake公式アンバサダー また、Swany様とのコラボキャンプグローブや、静岡お茶の第三様とのアウトドアドリップティーも販売中です。 ■ ブログ運営歴 キャンプブログ:10年 ライフスタイルブログ:9年 ソロキャンプブログ:5年 初心者の方からベテランの方まで、誰かの「これ、助かる!」に繋がるブログを目指しています。気軽に楽しんでいってくださいね。

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