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テント・タープ関連

DODの新商品スパイダーベースってどうなの?見た目はアレだけどシェルターとしては優秀?!広い居住スペースと内部のレイアウトのしやすさはピカイチ!

スパイダーベース使用風景

新しいキャンプギアが発表され出すこの時期、心躍りますよね。

新しく出たからと言って、何か買わなきゃいけないというワケではありませんが、何か良い物がないかなと探してしまいます。

特に新しく発表されるテントには、必要以上に興味が湧いてしまいませんか。

やっぱりキャンプの顔と言ったらテントだからでしょ!

サイトを印象付けるのは、大きなテントやタープ。

テントやタープによって、何となくその人のセンスが分かりますよね。

だからテント選びはかなり大事

そんな中、DODから新しく発表されたスパイダーベースのデザインが、ちょっと独特で「これってどうなんなだろう?」って思ってしまいました。

クモの脚のように見えるポールとロープが、僕にはちょっと不気味に映るんです。

しかし、見た目とは裏腹に居住性は良く快適に使えそうなテント(シェルター)なんです。

今回は、DODの新商品「スパイダーベース」を紹介します。

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DOD スパイダーベース

スパイダーベースとは

スパイダーベースとは

出典:DOD

DODの新商品スパイダーベースは、内側にポールが無い構造のシェルターです。

元々は、

広いけどポールが邪魔だな。
逆に考えると、ポールが無ければこんなに広くなくても良いのでは? 引用:DOD

という経緯から開発されているシェルターなんです。

だから、内側にはポールがない構造。

そして内部のサイズは5×5m

いや、充分広いよ。

「こんなに広くなくても良いのでは?」と考えて開発されていますが、5×5mは結構広いですよね。

シェルターとしてはコンパクトということなんでしょうか?

でも大型シェルターのロクロクベースの6×6mよりも縦横が1m狭くなっているだけ。

カンガルーテントを入れても、リビング用のテーブルやチェアを入れても充分広く使えそうですよね。

内側にポールが無い構造

ポールのない構造

出典:DOD

シェルターによくあるのが、ツーポールやワンポールの進化系のシェルターですよね。

それだと、内側にポールが立っているので、どうしても使い難くなってしまう事があります。

カンガルースタイルで小さなテントを入れた時、テーブルを置く時、または中でプロジェクターを設置した時など、ポールが邪魔で置けなかったり、その周辺がデッドスペースになってしまったりと、シェルターを持っている方は誰もが1度は不便な思いを経験していると思います。

しかしDODが独自に開発したアウトポール構造のシェルターテントなら、不便に思うことはありません。

そりゃあそうだよ、ポールが無いんだもん。

室内スペースは、物を置くのに邪魔になるポールが無いので、広々と思い通りに使う事ができます。

そう考えると確かに、僕が今使っているサバティカルのスカイパイロットTCはテントの真ん中にポールがあり、そのセンターポールとウォールの間のスペースに入るようにサイズのカンガルーテントを配置したり、センターポールから左側にテーブルやチェアを並べたりと、常にセンターポールの事を考えていました

プロジェクターを設置した時にも、スクリーンとプロジェクター本体の間にどうしてもポールが入ってしまい邪魔になってしまうんです。

シェルターの内側にポールが無ければ、イチイチ苦労する事もないですもんね。

カンガルーテントをインストール

出典:DOD

シェルター内の何処にでもカンガルーテントを設置する事ができるし、テーブルだってどこにでも置く事ができちゃいます。

メインポールを内側に?

メインポール内側

出典:DOD

もしキャンプ場が設営スペースが狭いサイトなら、メインポールはシェルターの内側に立てることもできるようです。

ポールをシェルターの外側に立てると、スペースは約10✕8m必要になってしまいますが、メインポールをシェルター内に立てると8✕8mのスペースで設営ができるようです。

区画サイト等で、スペースが足りない時には便利ですよね。

高さもある

高さ

出典:DOD

スパイダーベースは、内側にポールがない事に加えて、天井の高さもあるようです。

サイズ的には、頂点部分で2.3m。

それって高いの?

他のシェルターで見てみると、例えばロクロクベースでは約2.5m、カマボコテントMで約1.95m、サバティカルのスカイパイロットTCで約2.7m、ゼインアーツのギギ2で約2.2mなので、比較してみるとメチャクチャ高さがあるという事ではないのですが、一般的な使い方なら天井に頭をぶつけるような事はなく、ストレスを感じない高さになっていると思います。

ドアの切り替え

メッシュ

出典:DOD

スパイダーベースはにある4面のドアは、ほぼ全てメッシュに切り替える事ができます

虫が多い夏の時期には、風通しと共に虫の侵入を防ぐ事ができます。

夏はフルオープンの時よりも暑くなってしまいますが、蜂やアブによりパニックになる事も防げて良いですよね。

フルオープン

出典:DOD

また、メッシュではなくフルオープンにする事もできます。

ドア部分だけではなく、ドアの横の壁面も巻き上げて固定する事ができるので、タープのようにして使う事もできます

キャノピー跳ね上げ

出典:DOD

また、キャノピーを跳ね上げる事もできるので、日陰のスペースを広げて使えます。

この時は別売りになってしまいますが、跳ね上げ用のポールを用意しておけば、タープスペースとして強い日差しを避ける事ができます。

折れキャノピー

出典:DOD

さらにキャノピーは途中で折って設営する事もできます。

雨が吹き込む時や、横からの日差しを防ぎたい時など、アレンジして使えるのが良いですよね。

スパイダーベースはスカート付き

スカート

出典:DOD

スパイダーベースにはスカートが付いています。

スカートが付いていれば、夏場の虫の侵入、秋冬の冷たい風の吹き込みを防ぐ事ができます。

僕の場合は、このスカートがあるか無いかが、秋冬キャンプに使えるかの重要なパーツだと思います。

以前、スカートが無いテントで秋キャンプをした時に、テントの下から吹き込む冷たい風が本当に辛かった事があります。

テント内でじっとしていると、体の同じ部分に冷たい風が当たり続けて、痛くなってくるんです。

それを防ぐためには、やっぱりスカート。

スパイダーベースには、スカートが付属しているので、気温が下がった時に防寒できて良いと思います。

ランタンフックは2ヶ所

ランタンフック

出典:DOD

スパイダーベースの内側の頂点部分に2ヶ所のランタンフックが付属しているようです。

2ヶ所だけ?

シェルター内で1番高さがある部分にランタンフックをかけておけるのは良いと思いますが、せっかく内部のレイアウトを自由にできるので、どうせならランタンフックの位置ももう少し自由が効けば良いなと思いました。

せめてシェルター内の中央部分に後1つあるだけで中心部が明るくなるので、その点だけは残念に感じます。

両端のランタンフックに、長めのデイジーチェーンが掛けることができたら、また少し使い勝手が違ってきそうです。

クモっぽい見た目はどうなの?

クモっぽいデザイン

出典:DOD

ここまで見てきて、DODのスパイダーベースの機能性という面では、なかなか優秀に思えました。

しかしデザインが名前の通り「クモ」っぽいので、好き嫌いは分かれるんじゃないかなと思います。

テントを支える6本のポールは、テントから出ている黄色い生地テープに接続します。

その接続点から地面に向かってロープをペグダウンしているので、その姿がクモの脚っぽく見えてしまうんです。

クモって脚8本だよね?

クモは昆虫じゃないので脚は6本ではなく8本あります。

スパイダーベースのポールの数は6本なので、ポールの数でスパイダーと言っているのではなさそうです。

ポールを固定するロープは、1本のポールを二又のロープで支えているようなので、合わせて12本になってしまうので、こちらも違うようです。

やはり見た目の、長く折れ曲がった脚のようなデザインが、クモっぽく見えてスパイダーベースと名付けられたんでしょうか。

幕をテープで引っ張ってポールと接続するのは、小川張りっぽい感じですが、それを6ヶ所でやっちゃう発想は凄いですよね。

ただ、そのちょっと不気味な見た目はどうなの?って、僕的に思ってしまいます。

これを書いている最中で何度も写真を見ても、未だに慣れません(笑)

設営は大変?

設営1ペグダウン

出典:DOD

公式ページには、設営の仕方も記載されています。

まずは幕を広げて4隅をペグダウンします。

この時には、ガイドベルトがあるので変に形が崩れてしまう事は無さそうです。

ペグダウンする位置

出典:DOD

その後、メインポールを生地の端に配置し、定位置にペグを打っておきます。(詳細は公式ページを参照)

テープとポールの接続

出典:DOD

テントから出ている黄色い生地テープの穴にメインポールの先端を差し込み、ロープも引っ掛けておきます。

メインポールを建てる

出典:DOD

ロープの両端を打ち込んであったペグに引っ掛けてポールを立ち上げます。

隅のポールを立ち上げ

出典:DOD

メインポール以外の4隅も同じようにロープを張る位置に予めペグを打っておきます。

黄色いテープとポールを接続してロープをペグに引っ掛けてポールを立ち上げます。

ループのペグダウン

出典:DOD

後はテント生地にあるループ全てにペグダウンして完成です。

と、簡単に流れをみてみたのですが、やっぱり6本分のポールを立てるのが手間になりそうな気がします。

スカイパイロットTCならサブポール立てるの簡単じゃん!

スカイパイロット

出典:サバティカル

サバティカルのスカイパイロットTCもポールがメインポールの他に前後左右に4本立てるのですが、初めに立てたメインポールが自立しているので、幕を引っ張りながらサブポールをロープでペグダウンするのには、余り手間がかかりません。

スパイダーベースも同じような感じなら、想像以上に設営が簡単かも知れません。

ただ実際に設営していないので、詳細は不明です。

ちなみに、スパイダーベースにはペグが付属しておらず、別途ロープ固定用で12〜14本、テント底部固定用で12本用意しておく必要があります。

DOD スパイダーベース スペック

サイズ

出典:DOD

サイズ(約)W500×D500×H230cm
収納サイズ(約)W70×D33×H33cm
重量(付属品込み)(約)16.5kg
材質・テント本体150D ポリエステル(PUコーティング,UVカット加工)
材質・ポールアルミ合金
最低耐水圧3000mm
UVカットUPF50+
カラーグレー
付属品ロープ10m×2本、ロープ6m×4本、キャリーバッグ

まとめ

DODの新商品スパイダーベースはいかがでしたか?

シェルター内の居住性を考えると、ポールが無い事でかなり使い勝手が良いと思います。

中に入れるカンガルースタイルの小型のテントやコットだったり、またはリビングスペースに置くテーブルやチェアなど、自分が思うように配置する事ができます

そして気候や環境にも、メッシュにしたりフルオープンにしたり、キャノピーを跳ね上げたりと色々と対応する事ができます。

ただ後は見た目なんですよね。

基本的にスパイダーマン以外のクモは好きじゃない僕にとっては、スパイダーベースのデザインはちょっと不気味に感じてしまいます

クモに対して苦手意識が多少なりあると、「オシャレ!」とは思えないんですよね。

ただそれは人それぞれなので、このデザインが良いと思う方もいらっしゃると思います。

そう思えれば、広い居住性スペースがある、快適なシェルターとして使えるハズです。

皆さんは、スパイダーベースのデザインはどう感じましたか?

購入はDOD公式オンラインストアのみとなっています(2020年12月22日現在)


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アイキャッチ画像 出典:DOD

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東京都在住、キャンプ歴30年のアウトドア愛好家です。妻と長男、小学生の娘と一緒に、家族キャンプやソロキャンプを楽しむ日々を送っています。 本格的にギア集めに熱中し始めたのは約10年前。以来、自分にとって本当に使いやすく、長く愛用できる道具を探して日々情報を集め、試し、そしてこのブログで発信しています。 現在は以下のようなメディア・企業ともご縁をいただき、情報発信やコラボ活動にも取り組んでいます。 WEBメディア「Picky’s」「マイベスト」 記事監修 キャンプクエスト公式ライター/CAMPOUT提携ライター Swany、スタークR、GreenSummit 公式アンバサダー Makuake公式アンバサダー また、Swany様とのコラボキャンプグローブや、静岡お茶の第三様とのアウトドアドリップティーも販売中です。 ■ ブログ運営歴 キャンプブログ:10年 ライフスタイルブログ:9年 ソロキャンプブログ:5年 初心者の方からベテランの方まで、誰かの「これ、助かる!」に繋がるブログを目指しています。気軽に楽しんでいってくださいね。

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