キャンプをやり始めて、憧れはするけどなかなか手を出せないスタイルと言えば、僕的にはヴィンデージテントを使ったスタイルです。
キャンプ場で見かければ、異彩を放つその佇まいはかなり目立ちますよね。
そうは言っても、まだキャンプ場で1回、キャンプイベントで数組と、見かけた事は余りないんです。
その度に少し見させてもらうのですが、テントを始めランタンやテーブル、そして小物に至るまで全ての物がヴィンデージ感溢れている物を使っているので、レトロな雰囲気が何とも言えなく良いんです。
そうなんですよね、テントもヴィンデージのテントを買えば数十万円はするし、小物だって安く買える物は少ないと思います。
今のキャンプスタイルからヴィンデージの物を使ったレトロなスタイルにガラッと変更すると、僕のお財布事情ではとてもじゃないけどする事はできません。
でもそうなると逆に憧れも強くなっちゃうんです。
もう少しお金と勇気があれば、もしかして。。。なんてね(笑)
ところで、テンマクデザインから発売される「ミグラテール」と言うロッジテントを知っていますか?
これがヴィンデージ感溢れる見た目で、しかも憧れのヴィンデージテントに比べたらかなり安いテントなんです。
これを買えば、ヴィンデージ(レトロ)スタイルへ大きな一歩を踏み出す事がきっとできそうな、魅力的なデザインをしてるテントです。
今回は、テンマクデザインとOUTINGのコラボロッジテント「ミグラテール」を紹介します。
目次
ミグラテール テンマクデザイン×OUTINGコラボロッジテント
ミグラテール デザインの特徴
出典:テンマクデザイン
ミグラテールは、テンマクデザインとOUTINGのコラボとして販売される、ヴィンデージ感溢れるロッジ型のテントです。
ヴィンデージテントや、ヴィンデージテイストのテントによく見られる、格子窓が、前面と両サイドの合わせて3面に付いています。
最近では、チャムスのコヤテントにも付いていましたよね。
これが付いていると、ヴィンデージのテントじゃなく新しいテントでもレトロ雰囲気がしてきますよね。
調べてみると、ヴィンデージって20〜30年経過した物の事を指し、レトロは時代とかの古さを指すとありました。
ヴィンデージより古い100年ぐらい経った物はアンティークと言います。
レトロとヴィンデージは、なんだか同じ意味を持つ気もしちゃいますが、ちょっと意味合いが違うんです。
出典:テンマクデザイン
ミグラテールが、レトロな雰囲気を持っているのは、デザインがヴィンデージっぽい感じだからだと思います。
ヴィンデージが20年経過した物もそうだとしたら、僕が学生の頃使っていた物は全てヴィンデージで、その時は今思うとレトロだったのかなとちょっと不思議な感じもします。
ただ僕がミグラテールに感じるヴィンデージ感は、20年前のテントではなく、30年前かさらにもう少し古い1970年〜1990年代だと思います。
ミグラテールは、その時代の鉄骨のコットンテントの雰囲気に近いデザインをしていると思います。
まるで小さな家みたいなデザインは、可愛らしくオシャレですよね。
またカラーリングは、ポップ過ぎず落ち着いた雰囲気もありつつ、アクセントとしてストライプを取り入れることにより、可愛さとレトロ感を演出しています。
ミグラテールにある格子窓は、室内からも外を見渡せる、開放感あふれる物です。
格子状にテープが貼られていて、レトロな感じが伝わってきます。
出典:テンマクデザイン
ストライプにカラーリングされたのは、格子窓の上にロールアップされている、カーテンのように目隠しに使える物。
これを降ろしてフルクローズにすれば、ストライプの部分が増えて、見た目の雰囲気も少し変わります。
出典:テンマクデザイン
また、室内から外が見渡せると言う事は、外からも中が丸見えって事ですよね。
窓部分をクローズする事によって、プライバシーも保護出来る様になるので、恥ずかしがり屋さんも安心して使えると思います。
大型キャノピー
出典:テンマクデザイン
ミグラテールには、大型のキャノピーとサイドフラップが付いています。
大型キャノピーを張れば、タープの代わりに日差しを遮る事ができるので、ミグラテール1張りで日中快適に過ごす事ができます。
また、その時に必要なキャノピーポールは付属しているので、余分な出費を抑える事もできるんです。
出典:テンマクデザイン
大型キャノピーには、サイドフラップと目隠しになる折り返しも付いています。
風が少し吹くような日でも、風除けががあるキャノピーなので、めちゃくちゃ不便という事にはならなそうです。
また目隠し的に使えるので、格子窓をクローズしなくても、外からの人目は遮れそうに思えます。
ミグラテールの大型キャノピーの下にテーブルやチェアを出す事によって、オシャレな雰囲気作りもできそうです。
僕的には、キャノピーポールを木製ポールに変更したら、もっと雰囲気が良くなると思いますが、それだとコストが高くなっちゃいますよね。。。
前後の入口はメッシュ付き
出典:テンマクデザイン
ミグラテールには、前後に入口が付いています。
正面側は、格子窓と入口が並んで配置されていて、背後は中央部分に配置されています。
正面と両サイドの格子窓は、多分実際に開ける事ができないので換気しにくいように思えますが、前後の入口をメッシュにする事で、風通しをよくする事ができます。
ミグラテールにはフロアが無い
出典:テンマクデザイン
ミグラテールには、フロアが付いていません。
インナーテントも付属していないので、シェルターのように使う必要があります。
フロアがなく直接地面になっている場合に使えるのがコットです。
コットを置く事でベッドを作る事ができるし、また野暮ったさも軽減すると思います。
ただ直接地面になっているので、結露も発生すると思います。
その時役に立つのが、天井に取り付けるライナーです。
出典:テンマクデザイン
標準でライナーが付属しているので、それを取り付ける事で、結露を軽減する事ができます。
また寒い季節になると、テント下の隙間からの冷気が侵入がとても厄介に感じると思います。
しかし、ミグラテールにはスカートが付いているので、冷たい空気の侵入も抑える事ができます。
出典:楽天
形が似ているテントにカーカムスがあるのですが、カーカムスはフロアが付いているんですよね。
どちらが使いやすいか分かりませんが、フロアにマットを敷いてゴロゴロできるカーカムスも僕的には良いなと思ったりします。
ミグラテールのサイズ
出典:テンマクデザイン
テンマクデザインとOUTINGのコラボのロッジテント「ミグラテール」は、設営時のサイズが3,530×2,320×2,100/1,780(コーナー部高)mmとなっています。
サイズ的には4〜5人で使えそう広さはありそうですが、そこにコットやテーブルなど、寝室とリビングを一体化した作りにするなら、2人ぐらいがちょうど良さそうな気がします。
出典:テンマクデザイン
ソロキャンプなら、広々と快適に過ごせるし、色々な小物を飾ったりとレイアウトも上手にできると思います。
ただ高さがコーナー部分で1,780mmなので、背の高い人はちょっと頭を下げて移動するようになりす。
TC素材は魅力
出典:テンマクデザイン
ミグラテールの素材は、ポリエステルとコットンの混紡生地のTC素材です。
TC素材で、いつも魅力だと僕が言っているのは、やっぱり焚き火の火の粉に強いという事です。
化繊生地だと、火の粉が付いた瞬間に穴が空いてしまいますが、TC素材ならすぐには穴が空きません。
穴を開く事を意識して、テントから大分離れたところで焚き火台を設置するような事も、しなくても良いんです。
離れた場所だと一体感が薄れてしまうと感じるのは僕だけでしょうか?
そしてヴィンデージ風のテントには、TC素材の織りムラや織りキズなどの風合いが、逆に雰囲気があって良いと思うんです。
結露も化繊素材よりも起き難いというのも良いと思います。
その代わり、撤収時にはよく乾かす必要もありますが、TC素材で魅力的です。
ミグラテール スペック
組み立てサイズ | (約)3,530×2,320×2,100/1,780(コーナー部高)mm |
収納サイズ | 本体 (約)680×360×200(高)mm ポールユニット (約)680×200×200(高)mm |
総重量 | (約)26kg |
素材・屋根部 | ポリエステル/コットン混紡生地(TC)(表面撥水加工・PUコーティング済み) |
素材・ウォール部 | ポリエステル/コットン混紡生地(TC)(表面撥水加工) |
素材・マッドスカート部 | ポリエステルリップストップ生地 |
素材・メッシュ部 | ポリエステル強化メッシュ |
素材・テープ部 | ポリウレタン |
まとめ
ロッジテントのミグラテールは、テンマクデザインとOUTINGのコラボで、2020年1月発売予定の新商品のテントです。
ヴィンデージ風のデザインのテントは本当にオシャレで、目立つと思います。
ヴィンデージ風のテントを使ってレトロな感じを演出するなら、別のアイテムやギアもそれっぽい物を揃える必要があるので、ちょっとハードルが高いですよね。
似たデザインのテントだと、カーカムスやゴディアックキャンパスなどもありますが、レトロな雰囲気ではミグラテールが1番あるんじゃないかなと個人的には思います。
ただ、カーカムスは値段が少し高いんです。
そう思うと、ミグラテールは比較的取っ付きやすい価格帯です。
カラーリングも可愛らしいのが良いですよね。
来年は、話題になりキャンプ場で見かける事もあるかも知れないミグラテール、今のうちにチェックしておきましょう。
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アイキャッチ画像 出典:テンマクデザイン