東京アラートが解除され、ステップ3へ移行した事もあり、そろそろキャンプに出かけても良いのかなと思い始めている今日この頃。
キャンプ業界がソワソワし始めている中、チャムスも2020年春夏の新作が販売されていました。
その中で、僕の目を惹いたのがクラシカルなAフレームテントです。
Aフレームテントと言えば、最近ではテンマクデザインのペポという、レトロでめちゃくちゃオシャレなテントがありますよね。
テントの前後のフレームが、アルファベットのAの形で組まれて、どこか懐かしい古き良きアメリカをイメージさせます。
毎年何個もテントを買い換える事ができる経済力があれば、僕も買っていたと思います。
チャムスのAフレームテントは、そんなペポと同じようにフレームがAの形になっていて、これもヴィンデージっぽい雰囲気をどこかに残しつつ、チャムスっぽいポップな仕上がりになっているんです。
腰痛持ちの僕は、なるべく軽くて設営に手間がかからないテントを求めてしまいます。
Aフレームのテントは、フレームが太くてしっかりとしたイメージで、「軽くて設営に手間がかからない」とは逆にある気がして、今一歩踏み込み難いんです。
でもそんなイメージを打ち消すぐらい、見た目のデザインがオシャレなのが魅力的なんです。
今回は、チャムスの2020年春夏の新商品のT/Cテントシリーズの中で、僕が気になったAフレームテントを始め、同シリーズのテントとタープをを紹介したいと思います。
目次
チャムスの2020年春夏新商品 T/Cテントシリーズ
AフレームテントT/C4
出典:楽天
チャムスの2020年春夏新商品の中で、僕が惹かれたのはT/CテントシリーズのAフレームテントT/Cです。
1番の魅力は、Aフレームテントの形です。
クラシカルでどこか懐かしい雰囲気がするAフレームテント。
そこにチャムスのポップなフライシートのデザインが重なる事で、古臭さが一気になくなっているんです。
フレームは、スチール製でテントの前後に、アルファベットのAの形のように三角形に組まれています。
テントを吊り下げる事により、フレームは剥き出しになっていています。
ポールが天頂部分でクロスしているのが、見えるようになっています。
テント本体は、派手派手しい感じではなく、ホワイトとイエローを基調とした、落ち着いた雰囲気です。
そこにチャムスのロゴとブービーが、思いの外控えめに描かれています。
これなら、レトロな雰囲気を保ちつつ、それを壊さない程度にチャムスをアピールできていますよね。
素材
出典:楽天
AフレームテントT/C4は、デザインだけレトロなA型テントになっているのではなく、素材もTCを使っているので機能性も高いんです。
今回のT/Cテントシリーズでは、その名の通り、素材にT/C素材を使っています。
TC素材は、ポリエステルとコットンの混紡素材です。
チャムスのAフレームテントT/C4では、ポリエステル65%コットンの35%の比率になっています。
コットンは、遮光性や透湿性、そして火の粉に対して強い素材です。
ですが、コットンだけでは生地が厚く重たくなってしまうんです。
そこで、ポリエステルと混紡する事で、両方の素材の良いとこ取りをしつつ、重量も軽量化されているんです。
サイドパネル
出典:楽天
テンマクデザインのペポでは、出入口は前後の2ヶ所。
多分、ほとんどのAフレームテントは、そのような構造をしていると思います。
しかし、チャムスのAフレームテントT/C4は、右サイドのパネル何大きく開けられるようになっているんです。
逆に、後ろ側は開ける事ができなく、入口として使えません。
右サイドのパネルは、キャノピーとして跳ね上げて使う事もできます。
出典:楽天
前面と右サイドを大きく開ければ、開放感がありますよね。
右サイドパネルを跳ね上げた様子は、パップテントのようです。
テンマクデザインで言えば、炎幕に似た雰囲気で使う事ができます。
前後のベンチレーションと合わせて、夏でも換気がスムーズにでき、快適に過ごせそうです。
サイズ
出典:チャムス
チャムスのAフレームテントT/C4のサイズは、260×210×220(h)cmとなっています。
フロア面積は、ノルディスクのユドュン5.5と全く同じサイズですが、高さがAフレームテントの方があります。
使用人数は、4人用となっていますが、ユドュン5.5のフロア面積と同じと考えると、大人4人が寝る時は、結構キツキツな感じになるかも知れません。
子供2人を含めた家族で、ちょうど良さそうに思えます。
チャムスのAフレームテントT/C4は派手すぎず、レトロな雰囲気がとてもオシャレで良いと思いませんか?
チャムス AフレームテントT/C4 スペック
サイズ | 260×210×220(h)cm |
素材・本体 | ポリエステル65%、コットン35% |
素材・床 | 210D ナイロンオックスフォード( 耐水圧2000mm) |
素材・ポール | 330cm Steel (2 set), 180cm Steel (2 本) |
重量・収納時 | 22kg(本体13.5kg/ポール8.5kg) |
付属品 | ポール, ガイライン, ペグ, 収納袋 |
ブービーハウスT/C4
出典:チャムス
ブービーハウスと言えば、2019年の春夏新商品にあったベル型テントです。
ノルディスクのアスガルドに似たデザインでしたが、素材は68Dポリエステルリップストップを使用したものでした。
今回は、T/Cシリーズと言うことで、もちろん素材はT/C素材を使用したブービーハウスになっています。
T/C素材になり、よりアスガルドに近づいた感じがしますよね。
サイズ
出典:チャムス
しかし、通常のブービーハウスと素材が違うだけだと思っていたブービーハウスT/C4は、サイズにも違いがありました。
通常のブービーハウスでは、400×400×260(h)cmの6人用でしたが、ブービーハウスT/C4では338×338×240(h)cmの4人用と、少しコンパクトになっているようです。
通常モデルは、アウトドアデイジャパン2019東京で見たのですが、やはり大きくて存在感がありました。
ブービーハウスT/C4では、コンパクトになった分、取り扱いしやすくなっていそうです。
とは言え、通常モデルはその素材から、重量が約9.2kgと比較的軽量でした。
ブービーハウスT/C4では、T/C素材で少し重たくなり約14.2kgになっています。
持ち運ぶ時には、女性1人では大変かも知れません。
2019年のブービーハウスはこちら。
専用タープとの接続
出典:楽天
ブービーハウスT/C4には、別売りで専用のタープが用意されています。
ブービーハウスT/C4に連結する事ができ、大きなリビングスペースを作る事ができるんです。
連結は、テントのエントランスポールに引っ掛けて、反対側にポールを立てるだけと、専用だけあって簡単に設営でき、接続もしっくり来るようになっています。
もちろん素材は、T/C素材になっているので、遮光性に優れていて、日差しが強い日のキャンプでも快適に過ごす事ができます。
チャムス ブービーハウスT/C4 スペック
サイズ | 338×338×240(h)cm |
最大収容人数 | 4人 |
素材・本体 | ポリエステル65%、コットン35% |
素材・床 | 210Dナイロンオックスフォード (耐水圧2000mm) |
素材・ポール | 260cm Steel(1本),180cm Steel(1本) |
重量・収納時 | 14.2kg |
付属品 | ポール,ガイライン,ペグ,収納袋 |
チャムス タープフォーブービーハウスT/C4 スペック
サイズ | W:320cm(外側)440cm(テント側) L:350cm |
素材 | ポリエステル65%、コットン35% |
重量・収納時 | 5kg |
付属品 | アルミポール[1本], ガイライン, ペグ,収納袋 |
コヤテントT/C5
出典:チャムス
2018年にコヤテント4が発売され、その時はコールマンのビラデルマーリバイバルを大きくしたようなテントだと思いました。
大きさ的に言えば、小屋というより、ロッジっぽい感じがしました、
その時のコヤテント4のサイズは、300×500×185(h)cm。
4人用のテントでした。
コヤテント4はこんな感じでした。
出典:チャムス
今回のコヤテントT/C5では、素材はもちろんT/Cになっています。
サイズは、350×550×220(h)cmと、微妙に大きくなっているようです。
使用可能人数は、4〜5人。
出典:チャムス
吊り下げ式のインナーテントを取り付ければ、前室と寝室に分かれた2ルームテントとして使う事ができます。
写真を見る限り、普通の2ルームテントと違って、リビングスペースにはフロアがあるようです。
他ブランドの2ルームテントのリビングスペースには、床が無く地面がむき出しになっています。
コヤテントT/C5では、リビングスペースも小屋の中と同じ様に室内感覚で靴を脱いで過ごすことができそうです。
遊び心
出典:チャムス
そして何よりの特徴は、小屋のように窓が付いている事です。
遊び心からなのか機能性からなのか分かりませんが、この窓からはしっかりと光を取り込む事ができます。
しかも、本物のようにカーテンを取り付ける事もできるようなんです。
出典:チャムス
さらに、テント前方の天頂部分に旗を立てる事もできるんです。
チャムスのロゴが描かれた旗を掲げれば、気分もアゲアゲになっちゃいます。
確かに、おじさんの僕らでは、ちょっと恥ずかしくなっちゃいそうです。
コヤテントT/C5も、レトロな雰囲気がオシャレなテントになっています。
家族で過ごすなら、2ルームテントのコヤテントT/Cも良さそうです。
コヤテントT/C用のタープ(タープフォーコヤテントT/C5)
出典:楽天
コヤテントT/Cにも、専用のタープがあります。
しかしこのタープ、想像しているタープとは違うんです。
通常、2ルームテントのタープと言えば、カマボコテントのように、テント本体の前面に大きくリビングスペースを作る物を想像しますよね。
このタープフォーコヤテントT/C5タープは、スノーピークの2ルームテントにあるシールドルーフのように、テント本体の上に屋根を作るだけのもの。
リビングスペースを広げるような目的ではなく、結露防止に役立つ物です。
チャムス コヤテントT/C5 スペック
サイズ | 550×350×220(h)cm |
素材・本体 | ポリエステル65%、コットン35% |
素材・スカート | 210D ナイロンオックスフォード( 耐水圧2000mm) |
素材・内装床 | 210D ポリエステルオックスフォード( 耐水圧2000mm) |
素材・ポール | アルミニウム(3本) |
重量・収納時 | 33kg(本体/約25.5kg ポール/約7.5kg) |
付属品 | ポール, ガイライン, ペグ, 収納袋 |
チャムス タープフォーコヤテントT/C5 スペック
サイズ | H:650cm L:450cm |
素材 | 210D ポリエステルオックスフォード( 耐水圧2000mm) |
重量・収納時 | 約4.3kg |
付属品 | ガイライン, ペグ, 収納袋 |
レトロ感満載のテントは他のブランドにもあります。
ブービーT/Cタープウイング
出典:チャムス
T/Cテントシリーズのタープは、単独で使えるものが2種類あります。
1つはウイング型のタープです。
幅が片側が狭く、反対側が広くなっている変形型をしています。
サイズは幅の狭い方で320cm、反対側の広い方で420cm、奥行きが475cmで、4〜5人で使うのに適しています。
デザインは、T/Cテントシリーズらしく、ホワイトをとイエローを基調としています。
この色の組み合わせだと、どことなくレトロ感が漂って良いですよね。
チャムス ブービーT/Cタープ ウイング スペック
サイズ | W:420cm(370cm) L:475cm |
素材 | ポリエステル65%、コットン35% |
重量・収納時 | 4.2kg |
付属品 | 本体シート, ガイライン, ペグ, 収納袋 |
ブービーT/Cタープスクエア
出典:チャムス
T/Cテントシリーズのもう1つのタープは、スクエア型のタープです。
スクエア型のタープなら、多彩なアレンジができて、色々なシチュエーションで使う事ができます。
サイズは、400×400cm。
4〜6人ぐらいで快適に使える広さだと思います。
もちろん素材は、T/C素材。
強い日差しを遮り、快適に過ごせるようになっています。
チャムス ブービーT/Cタープスクエア スペック
su_spacer]
サイズ | H:400cm L:400cm |
素材 | ポリエステル65%、コットン35% |
重量・収納時 | 5.2kg |
付属品 | 本体シート, ガイライン, ペグ, 収納袋 |
まとめ
チャムスの2020年春夏のT/Cテントシリーズはどうでしたか?
僕は、その中でもAフレームテントT/C4が、レトロな感じが可愛らしくオシャレに感じました。
しかし、ブービーハウスT/C4にしろ、コヤテントT/C5にしろ、レトロでクラシカルな雰囲気はプンプンします。
しかも、通常のモデルの時よりも、素材がT/C素材になった事で、見た目も落ち着いて魅力的になりました。
通常モデルのブービーハウスは、柄が結構派手で、キャンプ場では目立ち過ぎてしまいそうでした。
このホワイトとイエローのカラーは、自然の景色を邪魔せず、良い感じに溶け込みそうです。
取り扱いは、チャムスの公式オンラインストアです。
楽天市場では、取り扱い始めているショップもチラホラ見かけます。
県をまたぐ移動をしても良くなる19日以降に、キャンプを計画しようと企んでいる僕のような方は、チャムスの2020年春夏新商品を今の内ちチェックしておきましょう!
2019年に発売になったチャムスの他のキャンプアイテムは?
2018年の秋冬モデルはこちら。
2018年の春夏に出たのはこれ!
ブービーハウスと似たデザインならノルディスクのアスガルドがおすすめ!
アイキャッチ画像 出典:チャムス