以前、ホールアースというブランドを取り上げたことがあるのですが、このブランドって高機能なのに、思ったよりお手頃な価格帯が特徴でもある日本のアウトドアブランドなんです。
僕が、イベントでホールアースを知ってから、もうだいぶ時間が経っていて、いつの間にか良い商品が増えていました。
これからやってくる長期休み、そしてお盆休みに。またこの夏1人で、はたまた家族や仲間でキャンプデビューを考えている皆さんにぜひチェックしてみて欲しいブランドの1つとして紹介したいと思います。
使いやすいだけでなくデザイン性にも優れ、しかも品数も豊富。
キャンプで話題になったあんな商品や流行中のこんな商品を、ホールアースでチェックしてみるのも結構面白かったりするんですよ。
しかも、ホールアースの製品は安いからといって、品質が悪いというわけではないし、ただただ安さに拘っているわけでもありません。
機能性や品質にこだわった上で、価格にも妥協していないという点でもホールアースは信頼できるブランドです。
また、キャンプ慣れしたベテランキャンパーさんにもおすすめできるブランドであると思います。
今回は、ホールアースというブランドについて詳しく掘り下げ、その魅力やおすすめ商品について詳しく紹介していきたいと思います。
目次
- 1 ホールアースとはどんなブランド?
- 2 ホールアースにはどんなアイテムがある?
- 3 ホールアースは特に初心者におすすめ
- 4 ホールアースの活動
- 5 ホールアースのおすすめアイテム
- 6 便利なアフターサービス
- 7 まとめ
ホールアースとはどんなブランド?
出典:Whole Earth
ホールアースとは1991年に「地球にやさしい、体にやさしい」をコンセプトに設立されたアウトドアブランドです。
1995年「Whole Earth collection」としてPOLARTEC®(1970年代後半にアメリカで開発された高機能フリース)などの新素材を採用したウェアやキャンプ用品の開発を中心に商品構成をスタートさせました。
以前は、日本のスポーツメーカー「デサント」が取り扱っていたアウトドアブランドでしたが、市場では販売されていなかったというアウトドアブランドとしてはあまりみない経歴を持ちます。
以降、2017年には「株式会社フラッグ」よりキャンプ・トレッキング・アウトドアカジュアルのカテゴリーで「ホールアース」として独立したブランドになったそうです。
性能にも価格にも妥協することのないホールアース。
キャンプ・アウトドアアクティビティを楽しむためのアイテムが、ホールアースのサイトを覗くだけで一通り揃うのも大きなメリットです。
しかもそれらのアイテムは、他のメーカーの同じくらいのスペックの製品よりも、ちょっぴりお手頃価格だったりするので購入者側としては助かりますよね。
また、キャンプだけではなく、自宅で使用するインテリアとしても、数年前から流行しているベランピングや庭でキャンプ気分を気軽に楽しむのにも、ホールアースのキャンプギアを活用しているユーザーも多いようなんです。
自然とエコロジーの調和。
自宅とキャンプ使いの両方を楽しむにも「ちょうど良い」アイテム展開。
初心者からベテラン、ソロからファミリー・グループまでと幅広いユーザー層に応えることができる懐の深さもホールアースの魅力といえるでしょう。
ホールアースにはどんなアイテムがある?
出典:Whole Earth
まずはテント、タープやシェード、シュラフ、マット、テーブルなど最低限揃えておきたいキャンプの必須アイテム。
それに加えて、調理器具やテーブルウェア、ワゴン、収納、焚き火台やバーベキューグリル、クーラーボックスやジャグなど、あると便利な細々としたキャンプグッズまでもがホールアースだけで揃っちゃいます。
サコッシュやバッグなどのファブリック製品、ロープやハンマー、ペグなどの取り扱いもあります。
「キャンプをしたいっ!」と思ったら、とりあえずホールアースのサイトを見てみるのも参考になりそうですね。
キャンプギアのカラーやデザインはナチュラルなイメージのものが多いので、後々他のブランドのギアを組み合わせても馴染みやすそうです。
ホールアースは特に初心者におすすめ
出典:Whole Earth
初心者の方にとって、キャンプギアといえば、とにかく高額で敷居が高いイメージがありませんか?
かと言って、あまり安すぎるキャンプギアを購入しても、すぐに壊れてしまいそうなので躊躇してしまいます。
さらに、機能性に物足りなさを感じてしまってすぐに買い直しをするような物では、無駄というかあまり意味がないですよね。
誰しも初めてチャレンジすることに不安を感じ、そのことに高額なお金がかかるとなると色々考えてしまうのは当然のこと。
その点ホールアースのキャンプギアは機能性の高さに対してお値段がお手頃、というのは最大のおすすめポイント。
ですが決して、低価格が売りというわけではありません。
初心者の方に、安心しておすすめできるスペックを備えたキャンプギアを取り揃えた、ブランドといえるでしょう。
もちろん、それだけの安定した品質なので、ベテランキャンパーさんにもおすすめ。
出典:Whole Earth
また、大きなテントでも設営しやすいように工夫されていたり、ソロキャンプからファミリーキャンプ・グループキャンプ向けと、サイズ展開や品数も豊富なところもホースアースのおすすめポイント。
そしてブランドコンセプトに合ったナチュラル志向なアースカラーや、優しい木製素材、素材を活かした金属製、白やベージュ系のナチュラルカラーを中心に、パッチワーク柄やビビットなカラーまで他のブランドにはない雰囲気のアイテムも取り揃えているところも、ホールアースのおすすめポイントです。
取り扱い店が多いところもホールアースのいいところで、その点も幅広い人におすすめできるポイントといえそうです。
公式のECサイトから楽天市場、Amazonなどでも取り扱いがあります。
ホールアースの活動
出典:Whole Earth
ホールアースは、ファミリーキャンプのイベントや、エコや自然に関するイベントへの参加も積極的なんです。
気になるアイテムやキャンプギアに直接触れて体験する機会も設けているようなので、実際に手に触れてみたい人はぜひ公式ホームページのイベント情報をチェックしてみましょう!
別のサイトになりますが、キャンプ用品のレンタルでホールアースのキャンプギアを使用もできることもあります。
こういったレンタルサービスで購入前に実際の使い心地を確かめられるのも、ユーザーとしては嬉しいサービスですよね。
他にも、ホールアースではキャンプをペットと楽しむためのグッズやコラボ商品開発、カレーの缶詰などちょっと変わった面白い商品も取り扱っています。
公式サイトを覗いてみるだけでも面白いので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。
ホールアースのおすすめアイテム
ホールアース(Whole Earth) アースドーム 240 WE2KDA09 SBEG
出典:楽天
ホールアースのテントとして、人気のある代表的なモデルといえば、アースドーム240です。
サイズはフライシートが(約)260×490×180cm 、インナーテントが(約)240×240×175cm。
手間のかからない簡単設営と、見た目より高い天井は、居心地の良さと快適さが魅力。
収容可能人数は約3〜4人までとなっているので、ソロから子供が小さい少人数のファミリーまでにぴったり。
耐水性もかなりしっかりしていて、フライシートは耐水圧3,000mmあります。
さらに撥水加工が施されているほか、防水シームシール加工も施されているんです。
その上、UPF50+あり紫外線カット効果も期待できます。
裏側はシルバーコーティングされ、フライシートにのみFR難燃加工もされています。
左右の出入り口をメッシュにすることで、内部の空気の流れを快適にできます。
また、インナーテントには上部に大型ベンチレーションパネルが2箇所配置、側面の大型メッシュパネルも使えば、さらに通気性をよくして結露を軽減してくれます。
このオールシーズン使えるような、快適設計が嬉しいですね。
ホールアース アースドーム 240 WE2KDA09 SBEG スペック
- サイズ・フライシート:(約)260×490×180cm
- サイズ・インナーテント:(約)240×240×175cm
- サイズ・収納時:(約)25×25×65cm
- 重量:約10.5kg
- 素材・フライシート、インナーテント、フロア:ポリエステル
- 耐水圧・フライシート:3,000mm
- 耐水圧・インナーテント:500mm
- 耐水圧・フロア:5,000mm
ホールアース(Whole Earth)アーストリッパー 2.0
出典:楽天
ファミリー向けサイズが多いホールアースのテントにも、ソロキャンプ向けテントがあります。
コンパクトさと快適さを追求し、大きな前室と快適なインナーテントで広々としたリビングスペースを確保ています。
前室の入り口全てにメッシュを搭載し、前室左右側面の上部にはベンチレーションを搭載して内部の通気性も重視しています。
最大2人での使用も可能ですが、やっぱりソロで広々使いたい。
1人でも簡単に組み立てられるように、ポール、スリーブ、ポールジョイント部分が同色に色分けされているという、カラーアシストシステムを採用しています。
クイックアップイージーピンで楽に組み立てることができますよ。
ピンをポールに差し込んでもすぐに抜けてしまわない構造なので、1人でもポール差し込みが簡単にできます。
フライシートは、撥水加工が施された耐水圧3,000mmのポリエステル製。
防水シームシール加工、裏側シルバーコーティング、UPF50+に加え、難燃加工も施されています。
ホールアース アーストリッパー 2.0 スペック
- サイズ・フライシート:(約)230×300×145cm
- サイズ・インナーテント:(約)215×140×120cm
- 収納時サイズ:(約)60×23×23cm
- 重量:(約)7.5kg
- 素材・フライシート、インナーテント:ポリエステル
- 耐水圧・フライシート:3,000mm
- 耐水圧・インナーテント:500mm
- 耐水圧・フロア:5,000mm
ホールアース(Whole Earth)マーメイドチェア
出典:楽天
ホールアースの折りたたみ式の大人気チェア、マーメイドチェアも可愛らしいデザインでおすすめ。
開いた時に、まるで貝殻のようになるシルエットがとってもおしゃれなので、お部屋の中で愛用している人もいるそうです。
中綿が入って気持ちがいい背面は、面積が大きめに取られているので座った時の安定感も抜群。
女性や力に自信がない人でも簡単に折りたたみがしやすい収束型で、収束ベルトやハンドルも付いているため持ち運びもしやすい設計になっています。
ホールアース マーメイドチェア スペック
- 使用時サイズ:(約)80×68×高さ82cm
- 収納時サイズ:(約)23×27×高さ88cm
- 座面高:約38cm
- 耐荷重:約80kg
- 材質・フレーム:スチールパイプ
- 材質・生地:ポリエステル
ホールアース(Whole Earth) マルチメッシュオーバーライドテーブル+
出典:楽天
おしゃれなキャンパーさんに人気があるフィールドラックは、ホールアースにもあります。
基本形態はメッシュラック。さらに天板をつけてたくさんのアレンジが楽しめるようになっています。
出典:楽天
この2つを並べて繋げるとロースタイルのメッシュテーブルに大変身。
同じマルチメッシュオーバーライドテーブル+をもう1つ購入して、焚き火台を囲むとロースタイルの囲炉裏スタイルが楽しめちゃいます。
連結時にがたつかないよう連結ロックがついて、安全面も対策バッチリ。
ただし、スチール製で総重量がちょっと重たい。
テーブル2枚分と天板まで含むと、約6.5kgとなってしまいます。
これだと、ソロキャンパーさんやミニマムキャンパーさんにとっては、少し気になってしまうポイントですよね。
ホールアース マルチメッシュオーバーライドテーブル+ スペック
- 使用時サイズ・テーブル1枚あたり:(約)W70×D30×H34.5cm
- 使用時サイズ・テーブル2枚あたり:(約)W70×D60×H34.5cm
- 収納時サイズ・テーブル1枚あたり:(約)W70×D30×H5.5cm
- 収納時サイズ・テーブル2枚あたり:(約)W70×D32×H6.5cm
- 耐荷重:約30kg
ホールアース(Whole Earth) ファイヤスタンド WE23DF77 BLK
出典:楽天
ホールアースの焚き火台は、便利な1台3役の3WAY仕様になっています。
スタンダードな焚き火台として1役、網をつけてロースタイルのBBQ用焚き火台として1役。
最後の1役は付属しているスチール製のロストルを設置して、ダッチオーブン調理台として使用できます。
デザインもシンプルで使い勝手が良く、付属の網で2段階の調整ができるのも便利なポイントです。
ホールアース ファイヤスタンド スペック
- サイズ・使用時:400×400×高さ302mm
- 網(焼き面)サイズ:380×380mm
- 重さ:2.97kg
- 耐荷重:30kg
便利なアフターサービス
ホールアースの製品は素材の選択、縫製、加工など製品の完成に至るまでの全ての工程において厳しい品質管理基準をクリアしています。
しかし、ごく普通に使用していたのに製品の機能が損なわれてしまう、破損してしまうこともあります。
そのような時は、製品の機能回復に対し最良の方法で交換またはホールアースの基準価格にて修理をお願いすることができます。
もちろん、生地や構造上の欠陥が原因となる場合は修理代金は不要とのこと。
修理や交換などの相談は、ホールアース正規取扱店または取り扱いショップにて引き受けてくれます。
不明点は株式会社 FDRにも問い合わせることができますが、まずは製品の取扱説明書や品質表示などにしっかり目を通してから使用するようにしましょう。
まとめ
ホールアースは、アメリカにて開発された高機能フリースなどの機能素材を使用したウェアやキャンプ用品を使用して商品開発を行い、スポーツメーカーが取り扱っていたアウトドアブランドでしたが、2017年からは独立したブランドになりました。
しかし元々は1991年に「地球にやさしい、体にやさしい」をコンセプトに設立した日本のアウトドアブランドなので、会社設立から実は30年以上にもなる歴史あるブランドでもあるんです。
ホールアースの魅力といえば、機能性の高さとコスパの良さ。
高い耐水圧など、高い機能性を持つのに、比較的価格が控えめだと言われています。
ブランドで取り扱われる製品の品数も多く、ホールアースだけでテントやタープ・テーブル・チェア・シェラフ・マット・焚き火台・バーベキューセット・クッカー・テーブルウェア・クーラーボックスといったキャンプに必要な基本的なキャンプギアが揃っちゃいます。
さらにあると便利なキャンプギアやアパレルまで、キャンプ関連のアイテムを揃えられます。
ホールアースがベテランキャンパーから初心者まで幅広くお勧めできるのは、これらが理由なのかもしれません。
また、テントなどのキャンプギアの設営のしやすさや、製品の取り扱い店の多さも大きな魅力。
自社のECサイトや直営店などの他、楽天市場やAmazonなどの大手通販でもホールアースの製品を購入することができます。
キャンプ用品のレンタルサイトでの取り扱いや、イベントなどの参加へも積極的なメーカーで、実際に製品に触れるチャンスもあります。
最近では、ペット連れのキャンプに便利なアイテムや、他メーカーとのコラボ商品も取り扱いをしていて、食品としてカレーの缶詰が登場しています。
商品数がとにかく多く、見ているだけでもとっても楽しいブランドです。
初心者さんもベテランさんも、ぜひ一度チェックしてみてください。
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