テンマクデザインとSOLUM(ソルム)のコラボレーションモデルのスパイスボックスを以前紹介してら、欲しくてたまりませんでした。
しかし、発売してからは完売になってしまい、前回の再入荷の時も購入する事ができませんでした。
今回の再入荷では、比較的数があるのか、余裕を持って購入する事が出来ました。
そうなんです。
欲しくてたまらなかったんですけど、我が家では、キャンプに持っていくスパイスや調味料ってあまりないんです。
塩やコショウなど、最低限の物は持っていくのですが、基本的には家で味付けなど下ごしらえをしていくので、キャンプ場では焼いたり煮たりするだけと、手間がかからない様にしています。
そんな我が家にスパイスボックスがやってきたのですが、正直何を入れていこうか迷ってしまいます(笑)
なんて厳しい言葉を聞き流して、このスパイスボックスに入る調味料を揃えてみたいと思っているんです。
でも基本的には、塩とコショウ。
それ以外は、インスタントのスティックコーヒーなんかを収納する予定ですが、これだけだとスペースがもったいないですよね。
このままじゃあ、さらに怒られてしまいます。
順番はさておき、購入したテンマクデザインとソルムのコラボモデルのスパイスボックスが早速届いたのでレビューしたいと思います。
目次
テンマクデザイン×SOLUM(ソルム)のコラボモデルのスパイスボックス
スパイスボックスが欲しかった理由
出典:楽天
どうして僕がこのスパイスボックスが欲しかったというと、以前に欲しかったテンマクデザインのワーカーズオカモチが買えなかったからです。
当時の人気もそうですが、値段が高いというのがネックになってしまい、どうしても手が出ませんでした。
しばらくして、ワーカーズオカモチの生産が止まり、次のモデルを待っていたのですが、やっぱり僕には手が出ない値段です。
そんな時に発表された、ワーカーズオカモチに何となく似ているスパイスボックスは、僕にはとても魅力的に写ったんです。
しかも、テンマクデザインとソルムのコラボモデルのスパイスボックスは、同じ調味料入れとしては、値段が比較的安かったというのもポイントでした。
僕がワーカーズオカモチに惹かれたのは、木製の温かみを感じつつオシャレだったというのと、そのギミックによってショーケースの様にスパイスを並べる事が出来るという点です。
ソルムとのコラボのスパイスボックスでは、憧れたギミックはありませんが、スパイスボックス本体を広げておけば、調味料を見渡す事ができます。
って、奥さんには何度も言われました。
だけど、欲しいと思ったら欲しいですよね(笑)
しかも、何度も完売で買えなかった時期があったので、その気持ちは増すばかりでした。
特に、どの調味料を収納するとかは、一切考えていません(笑)
とりあえず、買えた事が今回とても満足だったんです。
テンマクデザイン×SOLUM(ソルム)のコラボモデルのスパイスボックスをレビュー!
開封後のニオイ
テンマクデザインとSOLMU(ソルム)のコラボモデルのスパイスボックスの再入荷のお知らせを見てから、すぐにネット通販で購入しました。
というのは、前回の再入荷の時は、余裕をこいてたら完売になっていたという、辛い経験をしたからです。
しかし今回、急いで購入したのにかかわらず、未だに完売になっていないのをみると、再入荷の数が多かったのか、欲しい人に行き渡ったのか、まだ在庫があり購入することが出来ます。
届いたスパイスボックスを早速ダンボールから取り出してみると、鼻に付くニオイがします。
1メートルぐらい離れていても、ニオイが漂ってきて鼻で呼吸するのが辛いほどです。
テンマクデザインの商品ページを見てみると、どうやらハンドルの棕櫚(シュロ)材に施してある保湿剤がニオイの元のようです。
風通しの良い場所に1〜2日ぐらい日陰干しすればニオイが取れるという事なので、すぐに色々調味料を入れてみたいと思っていましたが、我慢して廊下の隅へ。。。
人が通る場所でしたが、なぜか家族からは苦情はありませんでした。
一晩置いた時には、10cmぐらいに近寄ってもニオイませんでした。
流石に鼻をハンドルに着けると、シンナーの様な薬剤のニオイがしするので、やはり2日以上余裕をもって日陰干ししておくのが良いと思います。
棕櫚(シュロ)材のハンドル
一晩置いて多少ニオイが取れたハンドルは、持って運んでみると手にニオイが写ります。
気になる方は、やっぱり時間をかけて日陰干しす必要があります。
そんなニオイがするハンドルは、ヤシ科の植物を原料とした棕櫚材を使用したものです。
麻のロープのような感じですが、それよりも少しザラ付く感じの手触りになっています。
ハンドルは、左右の扉の上にそれぞれ取り付けられています。
そしてハンドルの結び目は、内側にあるので、その場所は棚の高さピッタリの物を収納する事は出来ません。
かと言って、このハンドルがプラスティックなどの味気の無いものを使用すると、雰囲気が台無しになってしまうので、これはこれで良いと思います。
ただやっぱりニオイが少し気になります。
ニオイが取れるまで、数日日陰干しするのが、ちょっとマイナス点ですね。
カギ
このソルムとのコラボモデルのスパイスボックスは、左右の扉が観音開きになります。
収納時や持ち運び時には、扉を閉じでカギをすれば、オカモチっぽい形になります。
カギの部分は、とてもシンプルな作りで左のクサビのようなカギを右側のカギ穴に入れるだけです。
しかし、このカギ部分はちゃんとハマるので、振動があっても外れてしまうという事は無さそうです。
簡単に閉じたり開いたり出来るので、手間がかからず良いと思いました。
その他
扉の手前部分には、コラボモデルの証しとして、テンマクデザインとソルムのダブルネームのロゴが焼印されています。
上の写真では紺色っぽくなってしまっていますが、ちゃんと黒色の焼印です。
スパイスボックスを閉じた状態の両側面、開いた時の後ろ側になる面は、他の部分と同じ木製ですが、ちょっと質感が違っています。
ロゴが入っている部分やハンドルが付いている天井など、枠になっている部分は、比較的ツヤがある木材を使用しています。
とは言っても、ホームセンターで売っている木材に塗装をしてあるだけの感じですが、背面側に来る木材はザラザラの集成材を使用しています。
あまり目立たない部分ですが、ここの素材ももう少しツヤがある木材を使用してくれていれば、高級感を感じる事ができたと思います。
色々な調味料を収納してみる
このスパイスボックスをレビューと言っても、作りはとてもシンプルなんです。
観音開きになる左右の扉の内側に、スパイスを収納する棚や引き出しが付いている木製の収納ボックスで、特に大きなギミックがあるような作りではありません。
なのに何故か、このスパイスボックスに惹かれてしまうのは、今までスパイスを見せるという習慣がなかったからだと思うんです。
スパイスボックスを広げて、ショーケースのようにスパイスを並べれば、見た目にオシャレだし、取り出しやすいというメリットもあります。
ただ、その為には調味料などの種類やパッケージにも気を使う事になってしまうかも知れません。
左側の扉
向かって左側には、引き出しと縦長のビンを収納出来る棚があります。
引き出しの内側のサイズは、幅207×奥行き65×深さ62mmで、テンマクデザインの商品ページにあるようにティーパックなどを収納するのに良さそうです。
我が家では、キャンプで紅茶を飲むという習慣がないので、ここにはステックコーヒーを収納しておく事にします。
ブレンディのステックコーヒーを横にして収納すれば、約14本ほど入りました。(上の写真は12本分)
ステックコーヒーを使わない方は、ステックのシュガーも同じように収納でき、かなりの数を持っていけると思います。
ステックコーヒーだと、横幅が余ってしまうので、ここには新しい習慣として紅茶や緑茶のティーパックを入れても良さそうですよね(笑)
他に思いつくのは、インスタントのコーンスープなどですが、これだとちゃんと収納する事が出来ません。
引き出しは本体にピッタリサイズで収納されてないので、開けやすくなっていました。
左右に0.5mmずつ余裕がある感じです。
個体ごとに作りが違ってくるかもしれないので、もしかしたら引き出しがキツイということもあるかも知れません。
もしキツいようなら、それを改善する為に、引き出しの外側にロウを塗って滑りを良くしてもよさそうです。
引き出しの上は高さ245mmの棚になっています。
ここには、背の高いビンなどの調味料が収納出来そうです。
しかし、下側40mmの場所に、落下防止の為のバーがあります(なんていう名前か思い浮かびませんでした)
それがある為、高さピッタリの物だと、取り出す時に苦労してしまいそうです。
そしてハンドルの棕櫚材の結び目が天井部分にあるので、少し余裕があるサイズの物を収納した方が良さそうです。
棚の奥行きは手前から85mmですが、バーの厚さがあるのでそれを除けば、棚の奥行きは約73mmでした。
73mmピッタリの調味料(直径73mm)だと、これもまた収納するのも取り出すのも困難になってしまいます。
そうなると、奥行き(直径)が65mm程度の調味料なら、上手く収納する事が出来そうです。
例えば、家にあった調味料でなら、タカラの本みりん500mlが直径が役65mm、高さが約230mmで、上手く収まります。
棕櫚材の結び目には少し当たってしまうので、それを避けるようになら収納出来ます。
かどやの純正ごま油400gなら、底面の直径が約65mm高さが約210mmなので、これも収納する事が出来ます。
クッキングソルトの箱は奥行き約70mmですが、高さが150mmの為、ピッタリ入るし取り出しもしやすいです。
我が家では、これらの調味料をキャンプで使った事がありませんが、煮物などする人もいるかもしれません。
でも、お塩はこれだと、量が多すぎですよね(笑)
ちなみに、左側の上段の棚が1番高さがあるのですが、右側の下の2番目に高さがある棚には、みりんもごま油も入りませんでした。
クッキングソルトだけはピッタリ収納出来ました。
ブルドックのとんかつソース500mlやミツカンの味ぽん600ml、カルピスも収納出来ました。
まあ、とりあえずですから(笑)
右側の扉
右側の扉には、上と下に棚があります。
上と下では、下側の棚の方が高さがあります。
下側の棚の高さは200mmあり、約43mmの高さまでバーがあります。
奥行きは約73mmで、左側の棚と同じ奥行きです。
先ほどのクッキングソルトは収納出来ますが、取り出す時に少し上を擦ってしまいます。
奥行きがピッタリぐらいのサイズだと、高さが5cmぐらい余裕があっても取り出しにくいです。
それを踏まえて、奥行きが65mmで高さが150mm以内の物が収納しやすいと思います。
例えば、スイートチリソースやキューピーのドレッシング、85gのパルメザン粉チーズなどは、余裕を持って収納する事が出来ました。
しかし、それらの調味料の容器の奥行き(直径)が無さすぎて、隙間が出来てしまいます。
これだと、運ぶ時にコツコツと音が鳴りそうですが、実際持って運んでみたところ、意外と音は鳴りませんでした。
この写真のように4本が並んでいて、横幅に隙間が少ないからだと思い、ドレッシングの2本だけにしてみましたが、それでも意外に音は鳴りませんでした。
わざと揺さぶって歩いてみても大丈夫でした(車の揺れは試してないのでまだ分かりません)
右側上段の棚
右側の上段の棚の高さは、スパイスボックスの中で1番低くなっています。
高さは120mmあるのですが、バーの高さが約2.8mmあるので、高さが110mmとギリギリ入りそうな調味料でも斜めにして棚に収めたとしても真っ直ぐに立てる事は出来ません。
余裕を持って90mm以内の高さの調味料を収納しましょう。
ちなみに家にあったマジックソルトの高さは約115mm、ギャバンのコリアンダー75gは約110mmでしたが、上段には収納出来ませんでした。
下段の棚なら、その2つは余裕を持って収納出来ます。
上段の棚に収納出来そうなのは、味の素、ギャバンのブラックペッパーの65gの缶、S&Bのパプリカやコリアンダーの小瓶、ギャバンのホワイトペッパーやブラックペッパー19gの小瓶でした。
香辛料の小瓶は奥と手前で2列にして収納も出来ました。
しかし、この状態で持ち運びするとカタカタと音が鳴ってしまいました。
やっぱりこれは隙間がある為だと思ってので、小瓶をたくさん収納してみましたが、やっぱり音はカタカタと鳴ってしまいます。
これは隙間がある為か、ビンのせいなのか分かりませんが、気になる方は何か対策が必要かなと思います。
そもそも、ビンではなくプラスティック素材や紙パックだったら、音はしないと思います。
しかし、なかなか調味料のケースの素材を統一したり、ギュウギュウに詰めるだけの数を揃えるのも大変ですよね。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)×SOLMU(ソルム)のコラボモデルのスパイスボックスの詳細はこちらの記事で確認!
まとめ
テンマクデザインとソルムのコラボモデルのスパイスボックスをついに買ってしまいました。
しかし、やっぱり奥さんが言うように、そんなに沢山の調味料を収納するか不安になってしまいました。
しかも、調味料のパッケージによって、オシャレにもダサくもなるという、センスを問われる収納ボックスなんです。
ソースやドレッシングなどの調味料は、要冷蔵だし、みりんやごま油なども今の所キャンプで使う事はありません。
唯一、スパイスカレーを作るのに、多数のスパイスを収納出来そうですが、家で分量を計って持っていった方が簡単そうです。
という事で、スパイスボックスを買ったは良いが、中に入れる物を物色中です(笑)
今回のレビューで思ったのは、キャンプでたくさん美味しい料理を作る方には、パッとみて調味料を探せるスパイスボックスは重宝しそうだという事。
しかし僕のように、家で準備していっちゃう方は、あまり使わないかも知れないという事も分かりました。
いや、逆にスパイスボックスを使うために調味料を揃えるのが良いかも知れません(笑)
テンマクデザインとソルムのコラボモデルのスパイスボックス、欲しくなりました?
僕が欲しかった、テンマクデザインのワーカーズオカモチとソルムとのコラボスパイスボックスの比較はこちら。