つい最近、フィールドラックを買ったのですが、それに取り付ける収納ケースも欲しくなっちゃいました。
現在僕が所有しているのは、ヘリノックスのテーブルサイドストレージS。
これをロールトップテーブルの横に取り付けて、箸やスプーンなどのカトラリーを入れて使っています。
その取り付けた姿がめっちゃカッコよくて写真映えもするし、箸などをすぐに取り出せるから使い勝手も良いんです。
同じように収納ケースをフィールドラックにも取り付けて、見た目も使い勝手も良くしたいので、ヘリノックスのテーブルサイドストレージSを追加で購入しようと思ったのですが、今の時期は売ってないんですね。
そこで購入したのが、テーブルサイドストレージS用のインナーシェル。
インナーシェルなので、サイドストレージSとは見た目のデザインも素材も違っているんですが、サイズ感的には良い感じ。
そんな事で、ヘリノックスのサイドストレージSインナーシェルを購入してみたので、その使い方や使い勝手などをレビューしたいと思います。
目次
ヘリノックスのテーブルサイドストレージSインナーシェルをレビュー!
テーブルサイドストレージSが売ってない?
ヘリノックスのテーブルサイドストレージSが欲しくて、色々なショップを探してみたのですが、どこも在庫切れ。
人気があって在庫切れになっているのか、メーカーが生産していないのか分かりませんが、どこを探してもテーブルサイドストレージのSサイズは販売されていませんでした。
販売されているのはSサイズを除くサイズで、XS、M、Lサイズ。
フィールドラックに取り付けるとしたら、Mサイズじゃ大き過ぎるし、XSサイズじゃあ小さ過ぎる気がします。
そうなると、あと1つ販売されているのが、テーブルサイドストレージS用のインナーシェル。
保冷保温機能が付いたインナーシェルを、テーブルサイドストレージSの中に入れて使うのが本来の使い方なんですが、これを単体で使っても良いと記載されています。
これならサイズ的にはあまり大きく違いはないし、フィールドラックに取り付けても大丈夫そう。
値段もめちゃくちゃ高くはないし、失敗してもそれこそインナーシェルとして使えるので、買ってみる事にしました。
使い方
インナーシェルには、保冷保温機能があります。
その為、出来れば食料品などを入れておきたいですよね。
そこで僕が思ったのが、スパイスボックスとしてはどうかです。
今使っているスパイスボックスはテンマクデザインとSOLUMのコラボの木製スパイスボックスなんですが、最近ソロでキャンプに行く事が多い僕には、ちょっと大きくて嵩張ってしまうように思えるんです。
そこでもう少しコンパクトに持ち運べるように、テーブルサイドストレージSインナーシェルに詰め替えたらどうだろうと思ったんです。
その他の使い方で思いつくのは、保冷機能を活かしてドリンク類を入れておくこと。
楽してドリンクをお代わりするのなら、テーブルやチェアに取り付けたインナーシェルに入れておいても良いかも知れませんが、クーラーボックスがあるならそこから取り出す方が冷えているので1番良いですよね。
その他違う使い方として、箸やスプーンなどを入れておくカトラリーケースもあります。
既に持っているテーブルサイドストレージSでこの使い方をしているので、もしインナーシェルに調味料が入り切らなかったら、インナーシェルの方をカトラリーケースとしても良いかなと思っています。
お箸やスプーン、フォーク、ナイフなどはもちろん入る大きさだし、トングとかも収納する事が出来るサイズなので、この使い方もありだと思います。
インナーシェルのサイズ
インナーシェルは、テーブルサイドストレージSの中に収まるようにできています。
その為サイズは、テーブルサイドストレージSよりちょっと小さめ。
テーブルサイドストレージSが35×11×14(h)cmとなっていますが、インナーシェルは34×10×12.5(h)cmとなっています。
約1cmづつ小さく作られているようです。
インナーシェルは、ファスナーが付いているフタの部分が上部の周囲より一段高くなっています。
柔らかい生地なので正確に測ることが難しかったのですが、多分上部の部分の高さが12.5cmとなっていて、蓋の部分を上に引っ張りながら計測するとさらに約1.5cmぐらい高くなります。
なぜ上部全体がフタではなくて、中途半端な大きさのフタになっているかというと、テーブルサイドストレージSの中に入れた時に、ちょうどフタの部分の形が合うようになっているんです。
テーブルサイドストレージSは、上部が約半分くらいしか開きません。
そこからインナーシェルを使う為に、フタの形が中途半端になっています。
幅は34cmなので、例えばトングを収納するとしても、スノーピークのピッツが27cm、ユニフレームのユニセラトングが27.5cmなので、余裕で収納する事ができます。
その他、お箸もスプーンもトングよりも短いので、もちろん余裕で入ります。
350ml缶
缶ビールやお酒など350ml缶だと、どのくらい収納出来るか確認してみたいと思います。
350ml缶のサイズはφ666mm、高さ115mmです。
インナーシェルは高さ12.5cmなので、350ml缶の高さ的には立てて入れても大丈夫です。
※すいません家に3本しかありませんでした
350ml缶の直径が6.6cmなので、幅34cmのインナーシェルに約5本収納する事ができます。
充分過ぎる大きさがあるようです。
もちろん、インナーシェルを単体で使っても、テーブルサイドストレージSに入れても使っても大丈夫です。
上部のフタの隙間から引っかかったりする事なく、問題なく取り出す事ができました。
調味料入れとして
ヘリノックスのテーブルサイドストレージSインナーシェルを調味料入れとして使った場合はどうなるか試してみました。
僕の持っている調味料で一番多いのはスパイスです。
「ほりにし」をはじめ、同じサイズの容器が数本あります。
この「ほりにし」が入っている容器のサイズは約φ5cm、高さ13cmです。
インナーシェルの高さは12.5cmなので、これらのスパイスの方が高さがあります。
インナーシェルの素材が柔らかい事もあって、スパイスを中に入れる事はできるんですが、上部に当たっている部分が少し変形してしまいます。
しかしインナーシェルのフタの部分は、他より約1.5cm高くなっています。
そこに、これらのスパイスを立てて入れれば、ちょうど良い感じで収納する事ができました。
しかしフタの部分は元より少し潰れてぺちゃんこになっているので、ファスナーを閉めるとやっぱり変形しているように見えちゃいます。
その為、収納できる調味料のサイズは、約13cmぐらいだと思います。
頑張れば14cmぐらいの高さの調味料も入るかも知れませんが、見た目がかっこ悪くなりそうです。
フタがある部分に、同じサイズのスパイスを並べてみると、だいたい5本ぐらい入ります。
前にできた隙間に、背の低い調味料をいれるといい感じに収まりました。
スパイスの6本目を並べるとちょっとキツくなり、どれか1本を前にずらしたり、交互に並べたりする必要があるかもしれません。
写真では綺麗に収まっているように見えますが、ちょっとインナーシェルを動かすと、場所がずれてしまいます。
それならと交互に並べてみると、隙間のスペースが大きく取ることができました。
写真で見ると右側にスパイスがない場所があり、そこに背の低い調味料を収納しても良さそうです。
しかし交互に並べると、背の高いスパイスも前寄りになるので、出っ張りが目立ち不恰好になってしまうような気がします。
それでも収納することは出来たので、持っているスパイスの数によって並び替えをすれば、大丈夫そうです。
その他のスパイスで、カルディで買ったミル付きの岩塩やブラックペッパーがあります。
これらはサイズがφ4cm高さが約14cmなので、立てては収納する事が出来ません。
なので今回は、スパイス類の前のスペースに斜めにして持って行きたいと思います(笑)
ループ
テーブルサイドストレージS用インナーシェルの背面には上部から下部まであるループが左右に2つと、背面上部に小さなループが2つあります。
テーブルやフィールドラックに吊るす時は、このループにS字フッフを通して使う事になると思います。
フィールドラックはフレームがあるのでS字フックをかけられると思いますが、テーブルでは引っ掛ける場所が無い場合もあるので、どこかに吊るして使う事を考えているのなら、購入前にチェックしておいた方が良さそうです。
フィールドラックに吊り下げる
フィールドラックに吊り下げる為に、背面上部左右にある小さなループを使ってみました。
背面上部にある2つの小さなループは、長さが約4.5cmあるので、ここにS字フックを通すと、ちょっと長くなってしまいます。
例えばフィールドラックの上部にS字フックを掛けたとしたら、S字フック+ループの長さ4.5cm分、フィールドラック上部より吊り下がる感じになります。
しかも小さなS字フックを使うと、インナーシェルのフタを開け閉めしている時に、引っ掛けてあったループやフィールドラックのフレームから簡単に外れてしまいます。
開け閉めしている時に簡単に外れないようにする為に、大きめのS字フックを使うと外れ難くなるんですが、それだと今度は吊り下げる距離が長くなってしまいます。
インナーシェルが吊り下がる長さは気にしなければ良いのですが、なるべく早く上の方にくるようにするためには工夫が必要だと思います。
僕は背面の大きなループに大きなS字フックを使ってフィールドラックのフレームに巻きつけるよにして取り付けました。
するとインナーシェルが上の方に位置して、いい感じになりました。
ちょっと気になったことは、インナーシェルに調味料を多く収納しておくと、インナーシェルの重量が増してしまい、変形やシワなどができて見た目がちょっと悪くなることです。
インナーシェルの素材は柔らか目なので、重量によっては、大きなシワなどが出来てしまうかも知れません。
僕は、「ほりにし」サイズのスパイスを7本と、他の小さな容器にオリーブオイル、醤油、砂糖を入れた物を3本収納しましたが、ちょっとだけ細かいシワが寄っている感じです。
上部もフタ以外の場所にスパイスがあるので、変な凹凸ができてしまっていますが、収納する事はできました。
スパイスボックスとしての使い勝手
フィールドラックにインナーシェルを吊り下げて、スパイスボックスとして使ってみました。
スパイスを多く収納すると、インナーシェルの重さは増しますが、取り付けられない事はありませんでした。
柔らかい素材ですが、重さによる大きな変形もしていません。
ファスナーを閉じた状態では、それなりに使えそうな感じになりましたが、実用性はどうでしょう。
ファスナーを開けてスパイスを取り出そうとすると、綺麗に並べたつもりだったスパイスが、重量により前に倒れてきてちょっと乱雑な感じになってしまいました。
それでも全く使えない事はなく、使ったスパイスを戻しても、ファスナーを閉じる事ができたので、あまり気にしなければ大丈夫そう。
気になる方は、フィールドラックなどから取り外して、台の上に置いて使うのが良いと思います。
テーブルサイドストレージSインナーシェルは、僕的には調味料ケースとして使う事が出来ると思いました。
今後はフィールドラックに吊るして使っていく予定です。
ヘリノックス テーブルサイドストレージS用インナーシェル スペック
サイズ | 幅34×奥行き34×高さ12.5cm |
重量 | 約140g |
まとめ
ヘリノックスのテーブルサイドストレージS用のインナーシェルをレビューしました。
現在、テーブルサイドストレージSが品切れで購入する事が出来ないので、インナーシェルをその代わりに使ってみました。
当初は柔らかい素材なので、スパイスなどで重量が嵩んでしまって使えないと思いましたが、意外に大丈夫そうでした。
ちょっと多めにスパイスを収納しても、大きな型崩れがなかったので良かったです。
しかも保冷保温機能があり、内側の素材にアルミシートがあるので、食品の保管にも良さそうだし、スパイスが漏れてしまったり液体が溢れてしまっても、拭きとるだけで対処出来そうなのが良いと思います。
フィールドラックやテーブルなどに吊り下げるのには、ちょっと工夫が必要かも知れませんが、それが出来ればちょうどいいサイズ感で使えると思います。
もちろんテーブルサイドストレージS用のインナーシェルとしても使っても良いし、単体としても使ってもいいので、おすすめです。
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